八ヶ岳天狗岳

春、新雪積もる八ヶ岳連峰「天狗岳」を歩く

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最終更新日 2021-12-19

2017年4月、長野県の八ヶ岳連峰にある天狗岳へ行ってきました。
天狗岳はこれまでも何度か歩いた山域。
雪が残っていることは期待していましたが、季節外れに30㎝の新雪に埋もれた山歩きになりました。

最後にホンのチョットだけ青空が~^^

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リハビリ登山第二弾は新雪の八ヶ岳連峰へ

「まさかここまで降るとは」
中央道を北進し、諏訪南インターを降りると下道はすでに雪に覆われ、早朝の道路には轍の後もありません。
名古屋ではもちろん不要となったスタッドレスタイヤを履いてはいるものの、慣れない雪道に手こずりながらノロノロと目的地へと進みます。
4月1日、この日は今シーズン2度目のリハビリ登山へ。
一度目は伊吹山へ

「渋御殿湯」
〒391-0212 長野県茅野市北山 長野県茅野市奥蓼科温泉

秘湯として名高い「渋の湯」は、天狗岳への登山者の起点ともなっています。

何度かスリップをしながらも、7時前に到着すると、まだ駐車場は除雪中。
終わらないととても受付をしてくれないだろうと思い、20分ほど車内で待機していると、女将がコッチヘ来なさいと宿の前の一時停車場へ誘導してくれました。

なかなか有名な女将さんですが、「7時前には来ないで」と言いつつも、日帰り駐車代1000円をお支払いして除雪されたばかりの一番遠くの駐車場へ誘導してくれました。

駐車場は二台だけ。どうやら前夜から30㎝以上の降雪があった模様。サッラサラのパウダースノーです。
出発したのは7時半過ぎ。旅館の前を横切って、川沿いの奥手にある登山口へ。


橋から先が登山道となっています。登山届も提出出来るようになっています。

さあ出発、空は真っ白、雪は降り続く

天候がよくなる気配は全くありませんでした。
もうこうなったら歩きの練習です。体重移動、足の運び、目下の目的地である「黒百合ヒュッテ」まで、どれだけ体力を使わずに歩くことが出来るか・・・。そんなことしか楽しみを感じられない^^;
途中、先行する3人をパスし、踏み後の無い雪道を黙々と一人歩く・・・。

とにかく無心で歩くこと3時間弱。かなりユックリしたペースで黒百合ヒュッテに到着です。

相変わらず、天気が好転する気配はありません・・・。
ユックリ来たので全く疲れもなし。
それでも、もう今日はここで帰ってもいいかな^^;なんて思い、まずはヒュッテでお茶をいただき休憩することに。


休憩前、7割方帰る気マンマンでした。が、しかし・・・この「かりんと」の美味しいこと!(笑)
力が出ました!!
景色も何もないけれど、歩くだけ歩いておこうという気持ちになり、天狗岳へ歩を進めることにしました。

黒百合ヒュッテを振り返り見て、行ってきます~^^雪降ってます、風も強い

真っ白ですね・・・目の前には東天狗岳が聳えているはずなのですが^^;
左側は断崖ですので、足をとられないよう注意しながらすすみます。

風も強く、雪が降りしきるため、トレースはどんどん消えていきます。
普段のルートよりも巻き気味に斜面をトラバースしながら進みました。

分岐の標識発見。すりばち池方面から上がってきました。
この後、ちょっと苦手としている斜面の登りを一つ片付けると、山頂標識が徐々に見えてくるはず
それにしても誰一人として会いません^^;

しばらく進むと、突如真っ白の中から動きのある二つの塊が。
初めて山頂方面から2人組のパーティーが。一人じゃなかった~(笑)

山頂付近、岩の上に新雪が降り積もっているので、ズルズルと滑って危ない。
岩にもアイゼンを効かせながら、しっかりすすみます~
雪と強い風で視界がない中でしたがようやく。

2640m「東天狗岳」登頂~^^お疲れ様でした。

あー疲れた(笑)

山頂からの景色は全くなし。元来たルートも、西天狗も真っ白で吹雪いていたので、早々に引き返すことにしました。
下りはサラサラの雪に足を取られ、滑らないように慎重に降りつつも、風と雪でトレースがどんどん消えていくのでともかく急ぎます。
もう大丈夫というところまで降りて来て振り返ると、西天狗岳の全容が。

下山すると晴れてくるという八ヶ岳アルアル・・・

はい、無事に黒百合ヒュッテに到着。雪はやみ、風も収まってきました。
いつものことです^^;

八ヶ岳連峰、天狗岳。
毎回毎回違う顔を見せてくれる山。
お疲れ様でした~今度はみーと、そしていつかはみぃ君とも一緒に行きたいと思います^^
出来れば青空の時に。

 

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