オイルランタン【FEUERHAND 175 SUPER BABY 】セルフ父の日プレゼントに癒される

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最終更新日 2023-12-05

6月第3日曜日は父の日、前の日曜日のことですね。

当日は何もなかったのですが、6月25日になってみぃ君から学校で書いた「父パパへ」というお手紙をもらいました。表紙にはタープ下で焚き火台を囲み焚き火をする2人。「キャンプにつれて行ってくれてありがとう」と書かれていてじんわりと嬉しかったです。初めて父の日らしい喜びを感じられた記念日となりましたが、もう一方では「セルフ父の日プレゼント」としてピンテージオイルランタンFEUERHAND 175 SUPER BABYを手に入れました。

忙しい日々にオイルランタンの癒し

父の日に限らず、何かしらの記念日には散財が発生しやすい傾向ってありませんか?誕生日はもちろんですが、結婚10周年にはスイートテンならぬ「スイートテント」と銘打ってヒルバーグアトラスを購入したはずです。もちろん了解は得ましたよ?確か(笑)。ちなみに今年のセルフ父の日プレゼントは第四弾まで続きます。気が向いたら紹介しようかとは思います。

さて、前回のアウトドア冷蔵庫の記事を書いてから随分間隔が空いてしまいました。

梅雨時期ということで、山にもキャンプにも行けていません。足を負傷していることからリハビリというか、地味な筋トレやストレッチなど体のメンテナンスに時間をかけているという事もあるのですが、最も大きな理由としては仕事が多忙を極めていてるということがあります。

このところ家に帰るとそのままバタンと寝てしまうことが続いています。知的障害のある方々の支援という仕事。不安察知能力の高い方達なので、極めて淡々と重度の知的障害のある利用者の方の支援に日々当たっています。これが結構疲れるのです。

「淡々と」というと何か語弊がありそうですね。とかく介護や福祉の仕事の現場では「やる気」「熱意」「元気さ」のようなものが大切だと言われがちですが私は懐疑的です。もちろんそれらのイメージを意図的に表出することでコミュニケーションを図る場合もありますが、決して声が大きくて元気な「歌のおにいさん」みたいな人だけが介護や障害支援の仕事に向いているわけではないと思っています。相手の方がどんな気分なのか、何を求めているのか、どんな手助けを必要としているのか専門的知識や経験などから見極めることが何よりも大切ですし、とりわけ障害支援の現場では、熱意や元気さを抑え、時には目立たぬ支援を静かに淡々と行った方が相手にとっても楽な場面があります。それでも答えのない仕事でもあり、毎日が手探りの連続で正直疲れます。

21時ごろには倒れるように寝てしまうのですが、暑さのせいもあるのか、深夜1時ごろに起きてしまうことが増えてきました。寝るということは体力がないと出来ないと聞いたことがありますし、歳をとると朝が早くなるとも言われていますが、自分もいよいよそんな時期に入ってきたのか、いやそれにしても1時では目が覚めるには早すぎるとは思っていますが、少しリズムが崩れているのかもしれません。実はこのブログも深夜の寝起きに書き綴っています。そんな時に側にそっと置いておきたいと思うのがオイルランタンです。やっと本題ですね(笑)前置きが長いことには定評がありますがもうしばらくお付き合いください。

いつかは「FEUERHAND 175 SUPER BABY」

オイルをタンクに注入し芯が十分にオイルを吸い上げるまでじっと待つ。加圧もマントルも必要としないそのシンプルな操作性、開発当初から変わらないフォルムを眺めながら、頃合いを見計らって芯に点火。フワッと揺れる炎が辺りをほのかに照らす。加圧ランタンやLEDランタンにはない独特な雰囲気がオイルランタンの魅力。

明るさではメインランタンとはならないかもしれないけれど、その雰囲気を一度味わうと引き付けられるオイルランタン。

オイルランタンは数あれど、ハリケーンランタンとも呼ばれその名の通り嵐でも吹き消えないと言われる強靭なオイルランタン。代表格はアメリカのDIETZ(デイツ)とドイツのフュアーハンド。これまでデイツ50を使っていましたが、今回手に入れたのはそれよりももう少しだけ小ぶりなFEUERHAND 175 SUPER BABY。

左の赤がデイツ50で高さは約22cm、右がFEUERHAND 175 SUPER BABYで高さは約20cm。

手乗りサイズ(笑)。この小型の175をずっと前から手に入れたかったのです。セルフ父の日に合わせてヤフオクで競り落としました。

デイツ50は日本国内では廃盤となっており現在では入手困難品となっているようですが、購入したのはまだ普通に流通していた頃。小ぶりのオイルランタンが欲しくて手に入れましたが、先日とあるキャンプ場で「なかなか手に入らないやつですよね?」と声をかけられるまでそうとは知りませんでした(笑)。調べるとかなり高騰していたので驚きました。

デイツ50はキャンプの普段使い、常夜灯としてとても重宝しています。何と言ってもオイルを入れて火を付ければ後は放っておける簡単さがいい。

ハリケーンランランで最も流通していると思われるのがFEUERHAND276は高さが約26cmでこれらよりも一回り大きくなります。現在フュアーハンド社が唯一製造しているモデルとか。

人気のための品薄が続いていましたが、ようやく落ち着いてきたようですがそれでもまだまだ高いですね。

タンクのバルブ部分にはFEUERHANDのロゴとなる手のひらの上の炎の刻印。その左に型番175が刻まれています。175は1985年を最後に製造が終了しているということですからどんなに新しくても36年以上前のものということでしょうか。

ビンテージ品ですから全体に錆びが出ていますがそれも味わい。

デイツ50とフュアーハンド175を点灯してみます。基本的な構造や形状に大きな違いはありませんが、デイツ50の方がホヤが大きくてボテっとした印象。175は全体的に細見でより小ささが際立ちます。

オイルは灯油でもいいのですが、ススが多く出ることなどを考えるとパラフィンオイル一択でしょう。

ちなみに過去に虫よけ用のパラフィンオイルを使ったことがありますが、効果のほどはよく分かりませんでしたね。ただ、虫対策をより厳重に行っているという心理的な安心感は得られるのかもしれません。

今年に入りビンテージのオイルランタンが増えています。

何はともあれ末永く大切に使っていこうと思います。

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