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名品!【シナノ サキゴム】トレッキングポールの先端ゴムキャップすぐ無くす人は是非使って欲しい

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最終更新日 2023-12-05先日職場の後輩と次男みぃ君を連れて登った燕岳。ふと見ると後輩のストック(トレッキングポール)の先端ゴムが破れてストックの石突部分が露出していました。

後輩から「ゴムキャップは破れてしまうし、よく無くなるし、どうしたらいいですか?」と聞かれ、自分の使っているシナノ「サキゴム」を紹介しました。トレッキングポールのゴムキャップにこちらを使うようになってから、一度も外れたことがありませんから。

今回は登山の隠れた名品、アイデア商品でもあるシナノ「サキゴム」を簡単に紹介してみたいと思います。

いつの間にか落ちている先端ゴムキャップ!

Amazonで「トレッキングポール ゴムキャップ」などと検索すると以下の画面が表示されます。改めて見てビックリしたのは安価に先端ゴムキャップが売られていること。中には20個セットで今回紹介するシナノ「サキゴム」1個分の価格程度のものも。

Amazonより

どうりで登山道上の落下ゴムキャップは減らないはずだと変に納得しました。

要するに落下しても気にする必要のない「消耗品」の扱いになっているのが先端ゴムキャップ。

実際サキゴムを知るまでは私もよく紛失していましたし、時には登山道上に誰かが落としていったものを拾って使っていたこともありました。まるで先端ゴムわらしべ長者みたいです。いつまでたっても誰一人長者にはなれませんが。

シナノ「サキゴム」使用して約4年間、先端ゴムキャップ紛失なし!

トレッキングポールを使うか使わないかは色々な意見があると思いますが、私は積極的に使用するようにしています。特に下山時などには足の負担軽減に効果的です。そして使ったことがある方で先端ゴムキャップを無くしたことが無いという方は恐らくいないのではないでしょうか??

登山中ふと気が付くと無くなっています。泥に刺さって抜いた時に一緒に、木の枝に挟まってなどなど。登山道を歩いていると誰かが落としたゴムキャップはよく見かけます。

何とかならないか?と思っていた時に偶然知ったのがシナノ「サキゴム」。

こちらが約4年間使ったシナノ「サキゴム」です。一目見て差し込むだけの普通のゴムキャップと違うことが分かりるかと思います。

構造は単純です。シナノ「サキゴム」にある輪っか状のゴムをストックに装着し、次に一体となったゴムキャップをストックの先端に被せれば完了。歩いている最中に先端が取れそうになっても輪っか状の部分がストックに引っかかって外れないという仕組みです。まあ文字で書くよりも見た方が分かりやすいでしょう。

こんな感じです。実際には写真のようにブラブラ外れることはまずありません。

シナノさんによると

落ちにくい先ゴム(PP-20)は従来の先ゴムの上部に、フープ型形状の ストッパーを結合しました。このストッパーが引っ掛かり、トレッキングポールから先ゴムが落下することを完全に防止します。

完全に防止するとうたっていますから凄い自信です!

接着剤で付けたり、テープで固定したりする手間なし、外すの簡単

瞬間接着剤でストックとゴムキャップを接着してしまう方、テープで外れないように固定する方など色々いらっしゃいますが、冬場にスノーバスケットを付ける時などにどちらもとても苦労されると思います。外れない・・・

その点シナノ「サキゴム」は簡単に外すことが出来ます。積雪期になると車に外したシナノ「サキゴム」を保管しておき、春になると再度装着するのがいつもの恒例行事となっています。

デメリットは価格

落下、紛失のストレスを軽減出来るというのは大きな意味がありますが、唯一と言っていいデメリットは価格です。Amazonでは1つ660円。さらに配送料が300円かかります。気を付けないといけないのは2つセットではないということ。2本のストックにつけようと思うと1320円+配送料300円の合計1620円ということに。実店舗で見かけたら是非購入するべきだと思います!

そもそもトレッキングポール・ストックにゴムキャップを付けるか否か!?

これは正直言って色々な意見があり過ぎます。

山小屋などからも近年アナウンスが増えているように思うのは「登山道の保護」のためにキャップを付けるようにというもの。これに対して、人が入る方がよっぽど荒れると反論する登山者がいるのには驚きますし残念過ぎます。こういうのは屁理屈と言って議論ではありませんね。先端ゴムを付けずに土部分などにストックを刺せば土が掘られるのは至極当然です。人が入るよりも増しなどという程度の問題が問われているのではないと思います。

ゴムキャップを付けているとグリップ力が減って滑るという方がいるようですが、雪山のアプローチではゴムキャップは外せばいいと思いますが、無雪期の登山道でゴムキャップで滑るというのは恐らくストックの使い方が上手ではないという告白のようなものです。

私は積雪期はゴムキャップを外し、それ以外の季節では岩場だろうがどこだろうがゴムキャップを付けています。

それぞれ個人個人色々な意見があることは自由ですが、その山域で呼びかけられているルールにはまず耳を傾けておきたいところです。

以上、登山の名品だと個人的には思っているシナノ「サキゴム」のご紹介でした。

 

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