finetrack「カミナドーム1」 早速試し張りしてみた、感じたことを詳しく書き残す~山岳テント

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最終更新日 2021-12-19
先日到着していた新山岳テント「カミナドーム1」
国産アウトドアメーカー「ファイントラック」が”初めてにして集大成”と銘打って3月1日から発売を開始したテントです
早速試し張りしてみましたよ^^
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カミナドーム1
まずは公式のスペックから確認
1人用のテントです
間口205×奥行90×高さ100cm
(収納時:本体8×15×25cm、ポール39cm)

重量 総重量1,270g
内訳1,120g(インナー、フライ、ポール)+150g(ガイライン、収納袋、ペグ8本)
素材 インナー&フライ:ナイロン100%(PUコーティング)、ポール:ジュラルミン
オールシーズン対応のモデルとなります
手に取ってまず始めに感じるのはその軽さと収納性・撤収性の高さでしょうか

上からの画像ではわかりにくいですが、収納袋が円形ではなくお弁当型をしているので、写真以上に薄く小さく感じます

小さな収納袋にはペグが入ってます


定評のあるDACのペグ 確か1本11g
実際のテント場ではペグは使わないことが多いかと思いますので約90gの軽量化が出来ると思います
もう一つの撤収性~張る前から撤収の話をしていてなんですが
カミナドームの軽量化の秘密である7デニールと15デニールという超薄の幕はかなりツルツルしていて畳んで仕舞うことは実際には困難かと思いました
しかし、その薄さ、嵩張りにくさという特徴からかと思いますが、収納袋にフライ、インナーを順次押し込むだけで撤収することが可能です
恐らく公式にもこういう撤収の仕方を推奨するだろうと思います

こんな感じ^^実は到着した当日に室内で試し張りを一度しているので、押し込みながら収納してあったもの
押し込むだけで到着時と同程度のパッキングが可能でした
この撤収方法のデメリットとしてはシワシワになりやすいこと^^;テントのシワは劣化を進める原因にもなりますが・・・
それでも実用的な考え方だと思いました
実際テント場の朝は早いですし、強風や雨の中の撤収ということもあります
どうせ結露などで濡れている状態のままその場は撤収。
登山終了後に自宅で干したりメンテナンス。
気になるならその時に落ち着いた状態で畳めばいいだろうと思います
この撤収の考え方、撤収性の高さはとても重要だなと思いました^^
ファイントラックのキーワードでもある「遊び手が創り手」という精神を体現していると感じるのは私だけでしょうか〜
このあたりはヒルバーグのテントと同じような感じがします
続いてポール



DACのジュラルミンポールです
少しわかりにくいかもしれませんが、中央部の2本のポールの色が違っています
ポールの径を変えることで、中央に行くほどしなりにくくなり居住性を高めることになっていると思います
ポールには修理用のポール部品も同梱されています
ではようやく設営です^^

設営は簡単ですよね~
2本のポールを組み立て(数秒)、インナーのスリーブにそれぞれ通します(数秒)
スリーブはどちらから通しても大丈夫です
ポールの末端をインナーのグロメットに差し込み(少し硬い?)、それぞれ立ち上げる
ポールとグロメットの結合部が硬め、遊びが若干少ないかなと思いましたが、一方を持って立ち上げる時に反対側のポールが抜けにくいとも感じました〜このあたりは一長一短かもしれませんね〜
ただし、多少力がいることは確かです


約1分ほどでしょうか^^インナー立ち上がりました
ガイラインは初めから付いています

プラ三角自在

石などで固定し、石の大きさなどに合わせてガイラインを調整しやすい仕様になっています
この点はエアライズのそれよりも優れていると思います


ガイラインはインナーにこのような感じで結合されています
ポールに直に力が加わらずに工夫されているのでしょうか〜極度に強い力が加わると、このオレンジの部分が切れて幕とポールを守るということかなと思います
インナーの吹き流しは2重になっています

内側はメッシュ素材なので虫などが入らないようにということでしょか
フライの部分も含めると吹き出しは三重となりますね〜

 


フライを被せます


インナーとポールを留めたのと同様にフライのグロメットをポールに差し込みます
テンションは写真のベルト部分を引いて締めます


しっかりテンションをかけるにはそれなりに力がいりそうです
このベルトのテンションシステムは4隅に取り付けられています


4隅それぞれテンションをかけ、全室部分をペグダウンで作りました
ペグダウン部分のループは短いので、石などで固定できるように別にガイラインを取り付けておくことが必要に感じました

 


カミナの売りの一つビスロンファスナー
凍結にも強いとか〜滑りはとても良く、生地をかんでしまうこともありませんでした
上下に色違いで付いているので、こんな使い方ができます


覗き見(笑)
インナーのファスナーも二つ


フルクローズにもメッシュにもすることが出来ます
前室は広めです

 

 


このサイズのテントでは十分な広さではないでしょうか〜シューズは幕に接触せずに置くことが可能でした


室内はこんな感じ〜薄い生地なのでどうかなと思っていましたが、しつかりとした感触です


随所に配置されたダイニーマテープによるのでしょうか^ ^
かなり壁が立っているのでとても広く感じます
普通に座っていて狭さを感じることはありませんでしたよ^ ^
ただ、ボトム部分はかなり薄いなと感じたので、フットプリントは必須だと思いますf^_^;)穴開きそう
山行の際には応急修理グッズが必須ですね〜常にザックに入れてあります
今回は試し張りでしたから、実際に使用してみてまた感じるところなどがあると思いますが、山岳軽量テントとしてとてもいいテントだと思います^ ^
とにかくその軽さは特筆です
今後手持ちのザックに他のシュラフや必要装備と合わせてパッキングしてみようかなと思っていますが、実際に使うのが楽しみです^_^まだ少し先かな〜f^_^;)(笑)
そうそう、実はオプションのギアロフトがおまけ?でついてました^ ^ラッキーです

今ならナチュラムでも取り扱ってますね^_^

 

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  • コメント ( 1 )

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  1. そうへ

    おはよーございます♪
    みーパパさん信者のそうへです(=・ω・)ノ
    山岳テントってダブルジッパーとかあるんですね!
    覗き見とか思わず吹き出しちゃいました!
    新しいテントは情報が少なく、みーパパさんのよーに詳細にレポして頂けると皆さん参考になって良いですよね(*´艸`)
    あ、事後報告ですが、、
    SLキャンプパクリました..・ヾ( ๑´д`๑)ツ
    すいませんすいませんすいません!だって行きたかったからー(^^;