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キャンプを始めてはや10年!幸せな時間を共にした今さらながらの小物必需品10選!スタートは春でした

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最終更新日 2023-12-05春です。花粉が大量に飛んでいるということを痛感する毎日です。これまでは「決して花粉症ではない!」と自分に言い聞かせてきましたが、昨日かかりつけの耳鼻咽喉科に行ったところ「去年と同じ薬でいいですか?」と言われてしまいました・・・先生毎年ありがとうございますと思いながらいただいた薬を飲んでホッと一息ついています。

キャンプ始めて丸10年!幸せな時間でした

2012年春に始まった我が家のアウトドア生活も丸10年経ちました。紆余曲折しながら進んできたこの10年。多くの出会いにも恵まれ楽しかったしかけがえのない経験をさせていただいたというのが率直な感想です。

10年前、大学卒業後17年働いてきた仕事を辞め、40歳を目前にした私はそれまで土日が仕事だったためほとんど遊ぶ機会が持てずに来た当時小学1年生の長男みーとの時間をどう過ごしていいのか見つけられないままでいました。そんな時に「GWはキャンプするから!」と妻が突然宣言したのが我が家のアウトドア生活の始まりでした。食が細く体の小さかったみーを外に連れ出して刺激をと妻は話していましたが、今思うと子どもとの関係を変えるチャンスを私に与えてくれたのかもしれません。私も子どもと一緒に色々な事を一緒に経験出来ることはとても楽しくあっという間に時間が過ぎていったように思います。

その後次男みぃ君が生まれ、そして高校2年になった長男みーは少しずつ親から旅立とうとしています。当初は少し寂しさも感じましたが、それを機に妻がキャンプに復帰することが出来そうです。いつの日か子ども達が巣立っていく時に夫婦で長く続けている「何か」があることは大きいかなと最近感じています。10年前の妻のあの一言が無かったら今頃どうしていたのでしょう。人生はひょんなことから大きく動き始めるものです。出来ればキャンプだけでなく登山にも興味を持って欲しいと妻には願っているのですが・・・「あんな大変なこと何が楽しいのかわからない!」と一蹴されています(笑)。

これからも家族とキャンプや登山、森や山や川の中で遊びながら成長していけたらと思っています。そして、いつの間にか世間はキャンプブーム。超個人的な雑記ブログとして続けて来たこちらが少しでも新しくキャンプや登山を始めようと思われる方の参考や気づきになってくれれば、そしてその体験を通じて日本の豊かな自然をどう守り育てていけるのか目を向ける機会になることを願わずにいません。

スタートはやっぱり春!季節・場所・スタイルを問わないキャンプ必需品10選!

さて本題です。キャンプスタートは我が家も春でした。この時期になると色々な所でキャンプを始めるならこれ!というような記事や今で言うとYouTube動画なども登場すると思います。

テントはどうする?取り合えずバンガローでも??寝袋はどうするの?などなど色々とあるかと思いますが、そういう大物系の「必需品」はちょっと脇に置き、私が考えるキャンプでの必需品10選をちょっと紹介してみようかともいます。

紹介するものは全て季節や場所を問わず、ファミキャンやソロキャンなどスタイルが変わっても長く使い続けられるものばかりだと思います。何かの参考になればと思います。ちなみに順不同です。ちなみに災害時にも必ず便利セレクトになっています。

ちなみに私は1歳の誕生日を道志川沿いのキャンプ場で過ごしています。幼少期からキャンプや登山が大好きだった両親に育てられています。キャンプ場ではない場所での野営が当たり前だった当時のスタイルがそこはかとなく残っている面があります。

青いアイツ「固形燃料」は万能選手

まずは固形燃料です。旅館などで目の前で小さな鍋を温めてくれる青いアレです。一度は火をつけたことがある人も多いのではないでしょうか。ライターやマッチの火を近づけると簡単に着火して安定して一定の時間炎を出し続けてくれます。主な原料はメタノールなので気化を防いだりフィルムで包装されたり、燃焼容器を傷めないようにアルミ箔が底面に貼られていたりと気配りされた一品です。

キャンプで色々なものに火をつけて燃やすというのは簡単なようで案外苦労します。例えば炭に火をつけようとしてライターで直接炙っている人をこの時期になると必ず見ます。しかし着火するものではありません。そんな時に着火した固形燃料を炭で覆い放っておけば何もしなくても炭には火が移ります。焚き火で薪に火を着けるのにも便利です。

最近では「メスティン」でお米を炊く際に「自動炊飯」装置として固形燃料を使う方も珍しくありませんね。我が家は40個程度をまとめ買いして常備しています。安いのもありがたいですね。ちなみにメタノールは過剰に摂取・吸引することによる中毒症状が現れる場合があるため、直接食材を炙ったりすることは控えるべきだと思います。容器に入った食材を温めたり、何かに火を着けるための道具です。

使い捨てライターが「ポケトーチ(SOTO)」で大変身!

やすり式の100円使い捨てライターとSOTOのポケトーチはセットで必需品です。過去に色々なライターは使って来ましたが、最も故障せず長く使えているのがこちらです。

フリント式(やすり)100円ライターは昔ながらの使い捨てライターですが、炎は風に弱く温度は400度程度です。そのライターをSOTOのポケトーチという商品にセットすると1300度の強力なバーナーに変身します。燃料が切れたり着火装置が故障すれば100円ライターを交換すればいいのですが、この100円ライターというのは本当に故障しない!キャンプで火が着かないとなると死活問題ですがその不安が解消します。

アウトドアライターには色々ありますが、私はこれが一押しです。

ライターも20個まとめ買いして常備しています。

「ヘッドライト」で生焼けの肉とはサヨナラ出来る

工事現場などで使われるイメージが高いヘッドライトですが、登山では絶対必需品の一つですし、キャンプでも他の物に置き換えることが出来ない必需品だと思います。キャンプの灯りというと「ランタン」という言葉を思い浮かべる人もありますが、ランタンは自分が照らしたい場所を的確に明るくすることには向きません。一方のヘッドライトは目線の先、見たい場所をピンポイントで照らしてくれる、さらに頭に装着するので基本的には両手が空いているというのはとても大切です。

私は登山もキャンプをペツルのアクティックコアという充電式ヘッドライトを愛用していますが、最大照度である450㏐を使うことは滅多にありません。最低照度の6㏐でも十分登山道を歩けますし、中にあたる100㏐をあればまず不便を感じません。キャンプで使う場合は100㏐のヘッドライトを1つの基準にすればいいと思います。

こちらのブラックダイヤモンドだと160㏐、IPX8と防水性能も安心で3000円以下です。ヘッドライト1つあると暗闇の中で肉が焼けたのか焼けていないのか分からないという事は無くなります。

枕・ピローはキャンプ良眠の秘訣!

キャンプというとシュラフやマットという寝具関係の大物の話題が盛り上がるものですが、私は夜の良眠を得るためには枕にも拘るべきと思います。ちなみにテント泊登山でもパッキングに余裕がある時には必ず持参するようにしています。枕があるかないかで眠りの質が大きく変わります。

設営し食事を作り、そして翌日には撤収して長距離の車の運転が待っている・・・しっかり眠ることは大事ですね!わずか1000円で眠れます。

私はオートキャンプの場合はサーマレストの枕を愛用しています。スエード調の生地が肌触りがとても良くておススメです。

「シングルバーナー」の機能美を手に取って確かめて欲しい

「キャンプ=ツーバーナー」というイメージがあるようです。

火口が二つ並んでいるツーバーナーは便利ですが場所も取ります。私はシングルバーナーをいくつか組み合わせて使っています。安価で場所をとらず移動させやすいという利点があります。

キャンプでは五徳の大き目のもの、登山では軽量でコンパクトなものを使い分けています。シングルバーナーにはその小さなボディーに工夫が凝らされていて見ていて飽きないという道具としての魅力があります。各種出ていますが火を使うので信頼出来るメーカーの物を選ばれるのが得策かと思います。

ガス缶と直結するシングルバーナーには安定性に欠けるというイメージがある場合もありますが、SOTOのレギュレーターストーブなどは高さも低く大きな鍋も乗せることが出来る安定感があります。

鍋・コッヘルは長く使えるものを選ぶ

キャンプの料理と言えばバーベキューというイメージありますが、やはり鍋類はあるとアウトドア料理の幅が広がります。カレーも定番ですしね。あまり作りませんが。

長く使っているのは当時非常に安価にAmazonで購入したクッカーセット。

もう8年以上使っています。実は知り合いの方にプロ仕様のフッ素加工を施していただいたことで焦げ付き等無縁で使えています。

登山ではチタン製の軽量な1人用コッヘルを使っていますが、ファミリーであれば少し大き目な鍋は欲しい所。取り合えずはホームセンターなどでも買える安価なものでも十分だと思いますが、その内焚き火に鍋を突っ込んで使いたくなるのでダッチオーブンなどが進化系として選択肢に上がってくるはずです。ダッチならステンレスがお手入れは簡単でおススメです。

「ブランケット」で温度調整!寒ければシュラフの中にイン!

先日キャンプをしていた時にも「GWぐらいまでは氷点下になる」という話で盛り上がりました。都会の春と山の中の春では気温が全く違います。過去にはGWのとあるキャンプ場で氷点下15度になり雪が一面積もった事も・・・

そんな時にも羽織ったり、シュラフの中に入れる事で体を冷えから守ってくれるのがブランケットです。

我が家はペンドルトンのタオルブランケットを一人ずつ用意してあります。少し値段は張りますが、キャンプ以外でも自宅でもソファーのひざ掛けなどに使えるので便利です。

これは少しノウハウですが、夏用のシュラフに入れた体の上にブランケットを羽織って(シュラフの中にブランケット)寝ると体の冷えを防ぎながら寝ることが出来ます。寝る時はブランケットはシュラフの上にかけるのではなくシュラフの中に入れることがコツです。

広げれば寝床完成!パンク知らずの「クローズドセルマット」

災害時に最も重宝しそうなのがマットです。その中でも最も使い勝手がいいのはクローズドセルマット(フォールディングマット)というウレタン製のマットです。各社から出ていますが、いわゆる本家と言われるサーマレスト社のZライトソルがおススメです。

アルミ蒸着した面とされていない面を使い分けることでこれ一枚で雪の上から真夏の暑い中でも眠るための土台を作ることが出来ます。今さらですが、寝袋も大切ですがそれ以上に大切なのはしっかりしたマット、季節や場所に応じたマットの選択です。

登山ではエアマット派ですが、それでも極薄のウレタンマットを必ず携行します。エアマットは必ずパンクしますが、クローズドセルマットにはその心配がありません。広げれば寝床が出来上がるというのも利点ですね。

家族分4本準備してますが、過去にキャンプに行く道中に全て落としてしまったことがありました・・・未だに悔やんでいます(笑)

「プラティパス」は水問題の切り札だと思っています

キャンプで絶対に必要なのは水です。場合によっては家から汲んで行かないと現地で調達出来ない場合もあります。まあ突然そういう所に行くことは無いと思いますが、水の確保、保管方法はキャンプでどうしても考えないといけないことです。

よく見るのはこういうポリタンク式。丈夫ですが嵩張ります。そして水が入ると超重いです。

そこでこういうフォールディング式にも目がいきますが、どうしても耐久性に難があります。

我が家はプラティパスボトルというものに水を汲み、運び、保管。必要な時に鍋やケトルに水を移し替えて使っています。2Lのボトルを3本、1Lを3本使っています。

クルクルと丸めてしまう事も出来るので軽量、コンパクト。山でも使っていますがテント内に置いていたプラティパス内の水が凍ってしまった時に登山靴で踏みつけましたが無傷でした(推奨しません)。

1Lタイプにはデザインも各種あってついつい揃えてしまいます。

「キッチンペーパー」ふき取ることで環境負荷を下げる

最後はキッチンペーパーです。無い場合は新聞紙でも。料理のふき取り用の紙ということです。キャンプの料理は何かと油っぽくなる傾向があります。食べた後の食器や調理器具を水場でそのまま洗剤を付けて流してしまうどうなるのでしょう。浄化槽や上下水道の整備された場所ばかりではありません。場合によっては薄めて近くの川に流さざる得ない場所もあります。

「キャンプで極力洗い物をしない」と決めるとキッチンペーパーがとても頼りになります。料理の残りをふき取ってしまう。最後にアルコールスプレーを吹きかけてもう一度ペーパーでふき取ってもいい。殆どの場合これで綺麗になります。

「洗い物をしないキャンプ」というのは時間も有意義に使えていいですよ。キッチンペーパーが助けになります。キッチンペーパーはボックスタイプがキャンプでは便利です。ロールだとコロコロしてしまいますからね。

お気に入りのテッシュケース入れを見つけるといいですよね。

CAMP HACK「このアイテム最高なんです」に取り上げていただいて

どうでしたでしょうか?独断と偏見のキャンプ必需品10選!テントもタープも寝袋も入ってません(笑)。でもどんな季節でもどんな場所でもスタイルでもきっと便利なものばかりだと思います。もちろん色々な趣向があるので合う合わないは個々それぞれ、大事な事は必ずこれでないといけないとはしないこと、1人1人が自分で経験しながら選べることが大事だしキャンプの楽しい所かと思います。

今回こういう記事を書いたのは少し前に「CAMP HACK」さんに「先輩キャンパーが教えてくれた このアイテム最高なんです ベスト5」というWeb記事で特集を載せていただいたから。そこではどうしてもテントやチェアなどの大物が取り上げられがち。今回私が選んだ10選はどれも入っていません。そこは仕方がないのですが、CAMPHACKさんの記事中にも私のもう一つの一押しアイテムを載せていただくことは出来ました。

それはGSIのコンパクトスクレーパー。

シェラなどの使った直後の汚れはキッチンペーパーでふき取れば落とせますが、ダッチや鍋にこびり付いた汚れはしつこい。しかしこのスクレーパーと少量の水さえあればまず綺麗に落とせます。洗いものをしないキャンプのスタイルも取り上げていただいたのではないかなと思って感謝しています。

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