【愛用キャンプ道具】ペグとハンマーは良い物を買うべし!エリステもソリステも楕円なのか?

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節分も終わり暦の上では春。気温も上がり花粉も飛び始めてムズムズする季節に入ってきました。コロナ禍ではありますが、だからこそなのか、今年はキャンプを始めてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

キャンプを始める時に買うものとして真っ先に思い浮かべるのは「テント」でしょう。次に寝袋?後は何でしょう。

騙されたと思ってペグとハンマーの良い物を買っておけ!と言う経験者の方も少なくないのではないでしょうか?私が10年ほど前にキャンプを再開した時、子どもの頃の経験からも必需品はペグとハンマーだと思い真っ先に購入しました。

理由も含めて【愛用キャンプ道具】ペグ・ハンマー編を書いてみようと思います。ちなみにシリーズ第二弾です(笑)。

こういうのをダラダラ書くの結構好きです。宜しければ最後までお付き合いを。

もう何年もキャンプやってるよという方は「エリステ、ソリステ」の部分のみ読んでいただければ結構です。

ペグとハンマーは良いものを

「良い物」と一言で言っても、実は難しい。ペグとハンマーはテントを買うと付属の物が付いてくる場合が多いです。その中には比較的使えるペグ・ハンマーもありますが、多くの場合はプラスチック製だったり細いアルミのピンペグと呼ばれる物だったり。もちろん使えますが、初回のテント設営や撤収で苦労することが多いと思います。

例えばこんなことが起こるでしょう。

「地面に刺さらない」
「叩いたら曲がってしまった」
「風が吹いたらすっぽ抜けてテントが倒壊」
「抜けなくなった」「地面の中で折れた」

などなど、他にもプラスチックのハンマーで叩いても叩いても刺さらないなんて場面も見かけます。すっぽ抜けたペグが子どもにでも当たったら・・・怖いですね。

設営の時にイライラするのってストレスですよね。折角楽しみにキャンプに来ているのだから、いらぬストレスを回避するためにペグとハンマーは初めから良い物を選ぶのがおススメです。

良い物=汎用性の高いものを

柔らかい地面、石まじりの硬い地面、砂地、雪・・・初回に雪というのはあまりないと思いますが、地面のコンディションはキャンプ場によってマチマチです。どんなコンデションにも対応する万能ペグはありませんが、取りあえずは汎用性の高いペグを選ぶこと、力が伝わりやすいハンマーを選ぶことがおススメです。

雪山で必須のイーストンの超長いペグについて書いています。今回の記事については主にオートキャンプがターゲットです。

汎用性の高い鍛造ペグとスノーピークのハンマー

ペグ選びで迷ったら、まずは鍛造ペグがおススメです。

【ペグ】ソリステとエリステ

ソリッドステーク(スノーピーク)

鍛造ペグの元祖と言ってもいいのが今や東証一部上場企業であるスノーピークのソリッドステーク(ソリステ)です。硬い(ソリッド)、杭(ステーク)から来た造語が商品名となっています。

私が初めて鍛造ペグを購入したのは2012年、ソリッドステーク(通称:ソリステ)です。当時も今も”最強ペグ”との異名を持つスチール製の「鍛造ペグ」。硬い地面も何のその、コンクリートにも打ち込むことが可能です。今やキャンプ場によっては「鍛造ペグ推奨」なんて場所も。

鉄を打ったり叩いたりして強い圧力をかける「鍛造」という技法でペグを商品化したのはスノーピークが最初ということ。ただ鍛造というのは非常に古くからある金属加工なので、まあ世界中見渡せば何とも言えませんが、少なくとも国内での商品化はスノーピークが最初とのこと。そのため鍛造ペグ=ソリステという方程式が成り立っていました。ずっしりと重く存在感のあるペグは地面への打ち込みも容易。独特のヘッドの形状のおかげでテコの原理で抜きやすく、設営・撤収作業の苦労がこんなにも軽減するのかと驚きます。

カラーは黒が一般的ですが、シルバーや限定のブロンズなども存在します。30cmの黒とシルバーを15本ほど使っています。

すでに何百回と打ち込んでいると思いますが、ヘッドも先端も変形はありません。ペグは消耗品というイメージを変えたのもソリステの功績かもしれませんね。

エリッゼステーク(村の鍛冶屋)

エリッゼステーク(エリステ)は山谷産業が「村の鍛冶屋」ブランドで2013年から販売する鍛造ペグとなります。山谷産業の所在地は金属加工が有名な新潟県の三条市。ソリステのスノーピークとは車で20分程度の距離という近さ、さらに母の実家の近く(笑)いらぬ情報です。

楕円(エリッゼ)、杭(ステーク)というからわかるように、楕円型の鍛造ペグを後発品として商品化した村の鍛冶屋。1本から自宅に郵送(確か当初は送料無料?)、ソリステにはないカラーペグ(粉体塗装)、ソリステよりもちょっとだけ短く(28cm)収納袋に入れやすい、ソリステよりも割安などの理由から発売当初に手に入れて、今ではペグの大半はエリステを使用しています。

最大の特徴は側面が打ち潰されたように平面となっていること。楕円というよりも平行四辺形とも言えるような特徴は、それまでソリステに感じていた「打ち込んだ地面の中でクルクル回転する」ということが無くなり、ペグとしての安定性を増した道具となっています。

ソリステとエリステどちらを選ぶと言われたら、迷わずエリステを選びますが、そこは個人の判断。スノーピークが好き、スノーピークで揃えたいという方はソリステでもいいと思います。選択肢があるのは大切です。

ソリステ20、エリステ18も便利

それぞれソリステ30cm、エリステ28cmを紹介してきましたが、20cm、18cmのものもとても便利です。ソロテントなど小型なものならば30cm級のペグでは大きすぎて不格好。各メーカーから発売されている短いペグは細くも出来ているので打ち込みやすいのも特徴です。

【ハンマー】スノーピーク ペグハンマー PRO.S

テントを買うよりも前に購入したはず。実はこれ以外使っていません。約10年使ってきて耐久性に全く問題ありません。

ヘッド部分は真鍮製ヘッドでなくスチール製のものにしました。真鍮製の方が高くて打撃感が良いそうなんですが、特にいらない(笑)。ペグを抜くための構造もとても使いやすいです。類似品との比較等は出来ませんが、最も大切な耐久性という意味で文句がないのでおススメです。

余談ですがハンマーは常に車に置きっぱなし。万が一の時に車の窓ガラスを割って外に逃げれるという安心感(笑)

 

さて、ここまで鍛造ペグについて、ソリステとエリステについて書いてきました。最近ではチタン製の非常に軽いペグであったりステンレス製など様々な形状のペグが発売されています。もう一度いいますが、各メーカーが試行錯誤しながら商品開発をし、その結果消費者に選択肢があることはいいことだと思います。

なんですが、昨年12月、スノーピークは村の鍛冶屋を提訴しました。そうこのとを少し。

ソリステも楕円なのか?スノーピークと村の鍛冶屋の裁判

「エリステ販売中止」を求めスノーピークが村の鍛冶屋を訴える

スノーピーク 株式会社山谷産業及びその関係者に対する訴訟提起のお知らせ

昨年12月9日にスノーピークが村の鍛冶屋に対して、エリステはソリステにとてもよく似ているから販売を中止、損害を賠償するようにと裁判に訴えたということです。実はなぜか過去に書いた当ブログの記事が急上昇していたので気が付きました。

2013年8月31日に書いた記事です。当時から続いていた2社のもめごとがとうとう裁判にまで発展したのですね。

私は裁判にも工業製品にも全くの素人ですから、ここからは素人なりに思ったことを書きます。単純に思ったことですし、裁判の結果がどうなって欲しいとかあまり今の時点で気になっていません。ただ思ったことを。

企業間の競争ということ

私競争あまり好きじゃないんです(笑)。なんですが、企業間の競争というか争いというのは激しいものだなと思います。資本主義の世の中では最終的にはどんなことをしてでも資本を増やしたもの勝ちですからね。その自己運動こそが資本主義なのだなと思います。

ただ、どんなことをしてでもを野放しにしてしまえば、環境破壊やフードロスなんて問題は解決できないし、最後には資本自体も生き残れない。矛盾をかかえた面白い仕組みだなと思ったりしています。話それそうですね(笑)

今回のスノーピークと村の鍛冶屋の裁判を見て、頭に浮かんだのは携帯料金のことです。

私はいま楽天モバイルとdocomoを使っているのですが、楽天モバイルは月々2980円ですが契約から1年間は使い放題無料。とにかく無料というサービスが魅力で試しに使っています。docomoは山で電波を安定的に確保するために高いけど仕方なく使っています。

ところが、この春から大手三社も月額2980円のサービスを導入すると。利用者としてはありがたいことですが、楽天モバイル潰しだなと率直に思いましたね。ところがこれを受けて楽天モバイルはもっと驚きの0円込みのプランを出してきた。0円って!と思いましたが、まあ私の利用状況からすると月3Gまでで980円あたり。大手3社の20Gまで使っても楽天モバイルでは1980円。大手と月1000円の違い、エリステ28cmが5本で1815円ですから2か月分の差額で買えます(笑)。格安SIM会社困りましたね・・・。

まさに激しい企業間競争です。裁判起きないんですかね。工業製品と携帯サービスは違うんですよ。でも裁判起きないんですかね。起こされたら消費者としては困りますけどね。

ソリステも楕円?という情報について

7年半前の記事でエリステは楕円、ソリステは円形というように書きました。しかし、最近他のブログなどで「ソリステも楕円」という記事が散見されます。しょっちゅう使っているものの形が違う?私の目はそこまで衰えたか?と思って、改めて確かめてみましたよ。

電子ノギスなどがあればいいのかもしれませんが、100均で買ってきました(笑)。

ソリステ30の地面に打ち込まれる部分はどの向きから測っても4.5ミリ~5ミリ未満程度。

確かに純粋な円形ではありませんが、これを楕円と呼ぶには無理がある円形です。

 

ではエリステは楕円なのか?

エリステを測ってみると長辺6ミリ、短編4ミリの角のない平行四辺形に近い形だと思われます。なぜかというと楕円には定義があるから。

楕円の数学的定義
「楕円とは二つの定点からの距離の和が一定の点の集合である」

数学的な知識がある人は読んだだけで分かりますが、参考に図を(笑)

上の図は楕円。青い点AとBが定点。任意の場所に置かれたDやEまでの直線を測った時、青い線の長さの和と赤い線の長さの和は等しいよ。ということですね。

これは困った(笑)。イタリア語で楕円を意味するエリッゼですが、平行四辺形とすれば「parallelogramma」パラレログラッマ?

エリッゼステークあらため「パラレログラッマステーク」(通称:パラステ

悪くないかもしれない(笑)

どちらにせよ、エリッゼステークの形状には利用者目線の使いやすさ、後発品としての工夫があることは間違いないと思います。

追記:もし楕円なソリステと円形のソリステがあるのだとしたら、企業の工業製品として不均一なものを発売していることになるのでどちらにせよアウトです。

仮に名前が変わっても(元エリステの〇〇ペグ)みたいな

名前を変えることでソリステと誤って消費者がエリステを買ってしまうような事態を防ぐ!という結論になったら、エリステはお店で(元エリステの〇〇ペグ)みたいに売られるんでしょうかね。知名度がさらに上がってしまいそうです。

名前や肩書をどれだけ変えたところで、中身が変わらなければ世の中の評価って変わるものではありません。個人的には名前を変えるというのは何か隠したいものがあると感じてしまいます。逆に中身を変える必要がないと堂々と判断できるのであれば、名前を変える必要はないのだと私は思います。

まあそんなことを徒然に思いましたよ。どちらにせよ裁判の結果はアウトドア業界ではニュースですね。でも最後は消費者の判断と選択にかかっていると思います。

 

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