ルンルンの帰り道 硫黄岳 後編

Pocket

最終更新日 2021-12-19
帰りは一変

青空と白の世界の中をルンルンの帰り道^^(笑)

ブログランキング・にほんブログ村へ
八ヶ岳連峰 硫黄岳
2015年最後の山行は登りと下りで世界が一変^^
結果としては締めくくりのいい山行になりました

強風の稜線
一歩一歩進みます

大きな岩があると身を寄せて一息
岩には氷が張り付いています
綺麗なんですが、青空の下で見たい^^;
どうも硫黄岳の登りはいつもこんな感じです

登ってきた方を振り返っても何も見えない
まだ戻れるけど・・・
そんなことを考えながら、どうしても先に進んでしまうのは山の不思議

そんな時、白い世界から二つの影
上から降りてきた方達
すれ違いながら「上もずっとこんな感じですよ、気をつけて」とのこと
お礼をいいつつ、山頂はもう少しと再度気を引き締めます
見えないけれども強風の先、左手には爆裂火口が500m下まで切れ落ちているはず
飛ばされて落ちたらと思うと、広い稜線の道ながら慎重になります

いくつかの大きなケルンを抜けて
突然平坦になったかと思うと
目の前に飛び込んできた山頂標識
やったー
厳冬期硫黄岳登頂^^
雪山初心者ルートではあるのですが、天候によってはそんなルートも苦行の道です^^;
特に夏沢峠からの道は広いだけにホワイトアウトすると怖い
先行していたソロの男性に写真を撮ってもらいました~

まつ毛も鼻水も凍ってます(笑)
あまりの寒さからでしょうか、カメラの電源が10秒ともたない
何度か山頂の動画を撮ろうとしましたが、ダメでした
撮っても真っ白なんですけどね^^;
山頂標識の影に隠れ、羊羹を一切れ食べてホッと一息
体がジンジンしてくるので、すぐに下山です

下山も風とのたたかいですが、多少弱くなったかな?
昨日の動画はその時に撮ったものです
巨大エビの尻尾も発見(笑)

わずかにポッコリ浮かび上がったケルンだけを頼りにルートを確認しながら慎重に下山します

ある程度下りてきたところで前方に黒い塊が
夏沢峠です
急に視界が開けてきました

行く手左手から光が差し込んで、黒い森を照らしながら移動しています

とても幻想的
徐々に夏沢峠の小屋もしっかり見えるように

街が見えました^^
天候回復の予感です

特に誰も家に待っていないので、一瞬登り返そうかとも思いましたが
体が冷えているのですぐにまた下山
樹林帯の中に入るとそれまでの風は嘘のように消えて穏やかに

峠まで下りてきて、ようやくこの日初めて硫黄岳の全容が見えました


一気に青空が広がりました

青空に後ろ髪をひかれながらも
下山です

いつもはあまり好きではない樹林帯歩き

それでもこの日は違います

あの強風の中、硫黄岳の山頂を踏めた満足感で気分は爽快

妖精でも出てきそうな森の中を軽やかに歩きます


オーレン小屋に着く頃には太陽が燦燦と降り注いでいます^^
ああ、あと1時間登頂が遅ければ・・・
まあまたの機会ですね

硫黄岳もクッキリ

青空と樹氷はよく似合います
まるで白い血管が生きているかのように青空に伸びている感じ


ああ空が青い(笑)この日は何度空を見上げたことか
一年の最後にこんな空を見ながら山に入れたことに感謝
夏沢鉱泉を通り、無事に桜平へ下山

凍結した道を慎重に車を走らせ
冷えた体を温めようと温泉に向かう途中
すっかり晴れ渡った八ヶ岳の山々がとても美しかった

いつもなら「もみの湯」へ向かうところですが
今日は気分を変えて初めての「望岳の湯」へ
400円


露天などはないものの、運がよければ八ヶ岳の全貌を眺めながらお湯に入れるそう
運がよければというのは、週替わりで男湯、女湯が入れ替わり、そのどちらかは八ヶ岳方面、反対になると全く見えない・・・
さあ一年の運試し!
来年(2016年)にかけることにしました・・・(´・ω・`)
そんなこんなな年末最後の山行
ホワイトアウトの前半
ルンルンの後半でした^^
さあ、年越し田貫湖へ続きます

Instagram

新着のキャンプブログ、様々なスタイルのアウトドアの世界への入り口
キャンプブログ一覧はこちらからどうぞ

にほんブログ村 アウトドアブログ キャンプへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でみーパパをフォローしよう!

Pocket

こんな記事も書いています

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。