【八ヶ岳・天狗岳】2020年山始めはプチエクストリームな雪山登山となりました

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こんにちは、みーパパです。

2020年の山始めはお正月で訛った体に喝を入れるために、八ヶ岳の天狗岳をノンビリと周回してきました。

ササっと短時間の登山となりましたが、雪混じりの曇天の中、写真はモノクロか!みたいな白黒世界になっていますがそれはそれで楽しかったりするわけで。

試用した山道具なども紹介しますので飽きることなく見てください(笑)

では!

山初めにどの山を選ぶ

今回歩いたコースは八ヶ岳の中でも北八ヶ岳と言われる山域にある天狗岳(西天狗岳2646m)。

夏場はもちろんのこと、雪山の初級者コースとしても定番の山の1つです。

登山口となる唐沢鉱泉を起点として東西天狗岳の二つのピークを巡り、通年営業の山小屋「黒百合ヒュッテ」でお昼ご飯を食べて温泉入って山の空気を楽しもうというルートです。

歩き終わればご褒美が待っていると思えば登山はより楽しくなるものです。1年に1回ぐらいは歩きたいルートです。

年始の忙しさで訛った身体に喝を入れるのに丁度いいコース

実は年末年始とちょっと体調が思わしくなく。あまり身体を動かすことが出来なかったのです。この歳になってくると動いていないとあっという間に太る(笑)太るとさらに体調が悪くなる。恐ろしい循環です。

ということで、身体を動かして健康を取り戻そうということを考えていた時に思いつくのがこのコースです。

コースタイムや概要はこちら。

唐沢鉱泉 東西天狗岳反時計周り周回
08:00唐沢鉱泉 -1時間 -9:002147m地点 -50分 -9:50第1展望台 -1時間 -10:50西天狗 -20分 -11:10東天狗 -15分 -11:25 2572m地点 -50分 -12:15中山峠 -5分-12:20黒百合平 -45分 -13:05 2201m地点 -40分 -13:45唐沢鉱泉

合計コースタイムは5時間45分。体調を整えるためには短すぎず長すぎず丁度いい。

登山口となる唐沢鉱泉の標高は1,870m。標高差は約800mとこちらも丁度いい。ということでスタートです。

八ヶ岳・天狗岳を唐沢鉱泉起点で反時計回り周回

それでは出発です。

登山口の唐沢鉱泉はこちら。登山口無料駐車場のすぐ上で営業されている民宿。ちょうどこの日が最終営業日となり、春までは雪に閉ざされることになります。

名古屋からは約3時間。唐沢鉱泉につながる道路はツルツルと凍結していましたが、4駆スタッドレスで問題なし。

到着した時には雪がかすかに降っていたことと、眠くて眠くて仕方なかったので仮眠。出発したのは7時過ぎになりました。登山口の唐沢鉱泉は車で一杯になっていました。

ちなみに無料駐車場脇にはトイレはありますが、冬期は写真後の小さな仮設トイレです。

唐沢鉱泉を横に見ながらいざ出発。

唐沢鉱泉には2度ほど助けていただいているんですよね。

西尾根ルート

登山口の橋は雪に埋もれることもなく、薄っすら積もるのみ。今年は本当に暖冬です。

それでも雪の上をサクサクと音を立てながら歩くことの気持ちよさ。

先行者のアイゼンの爪痕がいくつかありましたが、ツボ足のまま行きます。

尾根に上がると雪山の冷たい風が心地いい。

樹林帯を抜けると強い風と真っ白な世界。そして・・・何も見えない。晴れていると南八ヶ岳の赤岳などを綺麗に望むことが出来る第一展望台付近。ここまでコースタイムで110分、この日は80分。訛っていても何とか身体は動いてくれているようです。

12本爪のアイゼンは樹林帯を抜ける直前に装着しました。この日は凍結してツルツルになった地面に雪が薄っすら着くような状態だったので、しっかり雪がある時よりも歩きにくかったですね。チェーンアイゼンがあると便利そうです。

巨大カリフラワー(笑)

第一展望台を過ぎてしばらく尾根沿いを歩くとスノーモンスターが出現。

このコースの中でも静かで好きな場所の1つ。

第二展望台付近でトップを歩いていた先行者の方に到着。この先は前日降った雪が吹き溜まりになっていてこの先はトレースなし。楽しくなってきました。それにしても展望は全くなし。

ここまで新しく導入したアクティブインサレーションをアウター替わりに登っていましたが、樹林帯を抜けるのでハードシェルを上から着込みました。

着込んでいた間に先行者の方は先に進んでいかれましたが、西天狗岳取り付き点で追いつきました。

天候が良ければ雪面の上部に青空が映えて美しいポイントなんですが・・・相変わらず真っ白。新雪が積もっているのでルートも全く消えています。

楽しいプチラッセル。雪山らしくて気分が高揚します。やっぱりこうじゃないと楽しくありません。しばらく僅かなアップダウンだけの尾根歩きだったので、山頂直下の急登に俄然やる気が出ます。

西天狗岳・東天狗岳

しばらくするとトップに。3人で山頂を目指します。

見えました。ほぼホワイトアウト状態。初めての場合はこの先は止めておいた方がいいような白さでしたね。

無事、西天狗岳登頂。標高2,646mです。登山口から140分。

山頂は真っ白で風も吹き寒い・・・ところが、インサーレーションのお陰で今回は寒さ知らず!初投入のアクティブインサレーションなかなかいいです。

西天狗から東天狗にかけての眺めは最高なのですが、勿論この日は全く。東天狗へは直登せずに、左手にトラバースしながら中山峠との合流点方面へ。

お疲れ様です東天狗岳山頂です。山頂付近は強い風ですが、それにしても地面が見えていますから雪の少なさは極端ですね。

登山道脇のロープは氷の棒のようになっていました。

何も見えないのでさっさと黒百合ヒュッテへ向かいます。

東天狗から黒百合ヒュッテまでは雪の上を滑るように進みます。

黒百合ヒュッテのビーフシチューをいただく

登り始めてから3時間30分で黒百合ヒュッテに到着。アイゼン、ピッケル、ハードシェルを外して休憩です。

八ヶ岳は通年営業の小屋が多くて本当にありがたい。

ちなみに周囲の雪の様子。雪壁はありません。

ヒュッテの中に入るとストーブの周りに登山者が一杯。ちょうど空いたストーブ前に座り、この日のお楽しみ「ビーフシチュー」を注文しました。雪山では夏山以上にソロ登山者は少ない?のか、グループで登っている皆さんの会話を何気なく聞いてボーっとします。あの山が良かった、ここはどうだという会話を聞いていると自分も次はどこへ登ろうかなと自然と考えてしまいます。

しばらく待つとビーフシチューが到着。こちらはサラダとパンが付いたセット。1600円です。パンはご飯にもしてもらえます。

皆さん同じくビーフシチューを注文される方が多く、まずは撮影会(笑)

肝心の味ですが、登った後のご飯は何でも美味しいのですが、このビーフシチューは絶品でした。お肉も野菜もトロトロ柔らかく、口に入れるととろけるよう。御替わりしたかったです。

食べ終わるって外へ出ると少し空が明るくなってきています。入り口の気温計は氷点下8度。まあ暖かいですね。

最後の唐沢鉱泉までは急斜面等はありませんから、アイゼンは仕舞って歩きました。

鉱泉の少し手前で青空が顔を出してくれました。

登山口へ到着したのはちょうど12時。休憩込みで4時間50分というコンパクトながらもエクストリームな場面も楽しめた山初めとなりました。

今回の装備など

今シーズンの雪山初めとなった天狗岳。主な装備をまとめておこうと思います。

・ザックは山と道の「MINIカスタムエディション」

サイズ感は雪山日帰り装備にもピッタリ。自作のアイゼン風呂敷(ザック上部に備え付け)とも相性が良かったです。

・登山靴はスポルティバの「ガッシャブルム5」

いわゆる冬靴となるので暖かいという点はもちろんですが、この靴の最大の特徴は再度にあるダイヤルを回すことでブーツを締め上げることが出来るBOA Closureシステムにあります。脱ぎ履きで手袋を外すことなく行えるのは本当に楽。

・アクティブインサレーション初テスト マウンテンハードウェア「コアストラータジャケット」

今回登り始めから下山まで着っぱなしでした。登り始めの樹林帯では少し暑いかなと思うこともあったので、前を開けて歩いていましたが、森林限界を超えてからは上からハードシェルを着込んでちょうどいい感じ。もちろん蒸れはあるのですが、それが寒さにつながるような感覚がなかったのが不思議でした。こちらはもう少し着込んでからちゃんとレビューします。

・手袋 モンベル「トレイルアクショングローブ」

インナー手袋に使ったのはモンベルのトレイルアクショングローブ。いわゆるスマホ対応のグローブを色々試しているんですが、これまで使った中でも最も良かったです。

森林限界を超えてからはこちらを上から装着。今回はそれだけで十分でした。

それ以外にもブラックダイヤモンドのソロイストなどのオーバーグローブ、バラクラバ、ゴーグルなども持って行っていました。

以上、2020年山初め天狗岳の記録でした。

 

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