
厳冬期「赤岳」へ登ろう【前編】
最終更新日 2021-12-19険しくもあり

だからこそ美しい

日本百名山 八ヶ岳連峰の主峰 赤岳
昨年残雪期に登り、次は厳冬期と決めていました
2016年1月9日、3連休の初日は山へ行かせてもらいました(__)

赤岳はとても好きな山の一つ
登山口から長い樹林帯歩きを経て、一望できる南八ヶ岳の山々の美しさはまさに絶景^^
この夏は足を運ぶことが出来なかったのですが、厳冬期に行っておきたいと思い1月の3連休初日に単独で向かいました
まだ暗い中を名古屋の自宅を出発
中央道を北上し諏訪南インターからは下道で八ヶ岳山荘へ
ここで車を置いて歩き始めようと思っていたら、先に進める林道に全く雪がなさそう
ということで、さらに先の赤岳山荘まで車で楽々^^
一日分の駐車料金1000円を支払い駐車場に向かうとすでに8割がた埋まっています
時刻は6時30分頃でした
中にはテント代を払って駐車場で野営している人も^^
八ヶ岳は冬でも賑わっていますね~
皆さん黙々と準備をされています
私も早速準備
今回は初のサコッシュ(登山用の肩掛けバッグ)を使用してみました
地図や行動食などを入れておきます
写真撮り忘れ(笑)
6時40分頃赤岳山荘を出発
ほどなくして写真左手の美濃戸山荘に到着~雪少ない^^;

今年は暖冬だからでしょうね~それでも後でここで悲劇が起きます(-_-;)
さあ、6時50分~北沢と南沢の分岐へ
今回も南沢から行きます
まずは行者小屋まで
コースタイムは2時間30分 ゆっくりと時間をかけながら標高をあげていきます

このあたりはまだ沢も凍っていません
ただ、ところどころ凍った路面があるので気を付けながら進みます

太陽こそ出ていないものの、風もなし
歩き続けているのでジワッと汗が噴き出してきます
歩きはじめて1時間弱で沢も完全に凍ってきました

時折凍った沢を渡りますが、ツルツル

自然が作り出したとても綺麗な模様です

空は真っ白、まさに白と黒の世界
青空は来てくれるのかなということばかりを考えて歩く

河原と合流地点
この先に横岳がドーンと見えているはずですが、今日は真っ白
ただ、左手の空が少し青く期待がもてる??
時計は8時20分 歩きはじめて1時間30分
もう少しで行者小屋です、頑張れ頑張れ


そして、8時50分 行者小屋に到着

到着した途端にそれまで穏やかだった天候が急変
風と雪が強まってきました
動いてないとビリビリと体が痛む
サコッシュから自家製のラムネを取り出して食べるとサーっと口の中で溶けて我ながら「美味しい!」(笑)

元々は砂糖の塊なので即効性ありなのかな^^元気が出るような気がしますね
こうやって自分で作る安心のものを食べられるって大事だなと感じてみたりして

グローブも厚手のものへ
アイゼン装着
ストックからピッケルへ
バラクラバをつけてヘルメット装着^^
変身ですね(笑)
こう書いていますが、現地では寒くて寒くて手がガチガチです^^;

そうこうしていると若干青空が
これから天気は回復していくはずだねと居合わせた皆さんで
不思議な一体感?(笑)

さあ赤岳へ向けて文三郎尾根から

枝には樹氷がビッシリ

すると突然視界が明るく
来ました!青空
これを待っていまいた~気分も盛り上がります

右手の阿弥陀岳
カッコいい・・・(笑)

ちょうど一年ほど前に関東の大学登山部の2人が遭難されましたね・・・ご冥福をお祈りします

左手に赤岳
まだまだ先~ハァハァいいながら尾根に取りつきます

まだ所々階段が露出していましたが、逆にアイゼンの歯を引っかけそうで怖い

赤岳


横岳方面は見えたり見なかったり

中岳と奥に雲に隠れる阿弥陀岳
風がとても強い

振り返ると奥に行者小屋
登ってきました~

険しい
もう少しで文三郎尾根と稜線の合流点というところで

中岳と阿弥陀岳がスッキリ
すごい青空・・・

横岳も

もう少し

10時20分 文三郎尾根と稜線の合流点へ到着

ここからの阿弥陀岳はやっぱりカッコいいです

さああの岩峰の上に山頂が
続きます

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初コメ失礼します。
幻想的ですごいですね!
僕もスキルが上がったら行ってみたいです。
ファイントラックの記事も見させていただきましたが僕も愛用している為、アイロンがけに挑戦したいと思います。
ためになる記事ありがとうございました。