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【雪山登山】唐松岳・雪の北アルプス360度の大絶景を満喫する日帰り登山

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北アルプスの中でも大好きな山域である後立山連峰の一翼、唐松岳。

冬の唐松岳からの360度の大絶景を求め今年も行ってきました。雪の北アルプス登山の入門コースを紹介したいと思います。

唐松岳 登山ルート

「山プラ」より引用

今回のルートの標準コースタイム等

08:00八方池山荘 -1時間30分 -9:30第3ケルン -2時間30分 -12:00唐松岳頂上山荘 -20分 -12:20唐松岳 -15分 -12:35唐松岳頂上山荘 -2時間 -14:35第3ケルン -1時間 -15:35八方池山荘
合計コースタイム 7時間35分(※冬期はゴンドラ・リフトの始発終了時間に注意)

合計距離: 9.83km
最高点の標高: 2649m
最低点の標高: 1835m
累積標高(上り): 919m
累積標高(下り): 919m

登山日:2021年3月7日

ゴンドラ・リフトを乗り継いで標高1840mの世界へ

冬季オリンピックの開催地ともなった白馬村。白馬八方には何本ものゴンドラやリフトが走っていますが、唐松岳の登山にもこのゴンドラ・リフトを乗り継いで、標高1840mの八方池山荘までまず行くことから始まります。

しかし、当日風が強いとゴンドラ・リフトに乗車が出来ずに麓で足止めになることが過去に何度も。

ちなみに昨年もゴンドラ・リフト運休により八方池山荘までは自力で登るもその先は断念。

事前にゴンドラの運行状況を「白馬八方尾根」で確認することが必要です。といっても当日現地に行ってみるしかないのですが。

少し遅めの4時前に名古屋の自宅を出発し、中央道をひた走る事約3時間。この時期のゴンドラ始発8時よりも約1時間ほど前に八方尾根ゴンドラリフト「アダム」始発駅の目の「八方駐車場B」へ滑り込み。

 

無料駐車場もいくつかありますが、1日1000円のここをいつも使ってしまう自堕落(笑)。目の前がチケット売り場というのはやっぱりありがたいのです。

休止とならなければ午前8時が始発時間ですが、7時過ぎですでに数十人がチケット売り場前に並んでいます。ということでトイレへ行って登山準備を済ませてすぐに列に並びました。

太陽が顔を出してくれていなかったので寒い!スキーやボード客はオンラインチケットが利用出来るので並んでいる方は皆無ですが、登山者向けのチケットは当日買うしかありません。ただしチケットは購入日から3日間利用可なので、余裕があれば前日などに買っておけばいんですね。それでもゴンドラ待ちの列には並ばないといけませんが。

ちなみに登山者用チケットを購入する際には紙の登山届かネットなどで届け出済みの登山届の証明(スマホ画面)などを提出・提示が求められます。届け出用紙は売り場の横に置いてありますよ。まあネット提出が便利です。

ゴンドラ・リフト3本乗り継ぎ料金2980円

登山出発点となる八方池山荘まではゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッド、グラードクワッドの3本のゴンドラ・リフトを乗り継ぎます。往復で2980円(大人)、1820円(子ども)が料金です。

約1時間並んでようやく購入!次はゴンドラリフト「アダム」待ちの列に並びます・・・。

長蛇の列・・・。結局始発から30分経った8時30分過ぎに乗車することが出来ました。コロナ対応ということで私のような一人客は大きなゴンドラに一人で乗車。回転が悪いので時間もかかるはずです。

無事に「アダム」を下りても次はグラードクワッドの列に並びます。この時点で周りは殆どスキー客。登山者は肩身が狭いです。スキー板踏まないように慎重に(笑)。

さあ行きましょう!リフトに乗ると同時にガスが切れて青空も見えるように。たまたま乗り合わせたスキー客の若い女性から「今日は登山いいですね!」と声をかけられましたが、本当にその通りです!。

雲海の上に出たー!

3本目のグラードクワッドに乗り継ぐ頃には空は真っ青に。左手には圧巻の景色が広がり始めます。

これ見れただけでももう帰ってもいいんじゃないかと思うような景色。左から双耳峰の鹿島槍ヶ岳、右手手前は大好きな五竜岳。

終点の八方池山荘へ到着したのは午前9時頃。この日、八方池山荘から下に下りるためのリフトの最終は15時過ぎ。すでにコースタイム通りに歩くと全く間に合わない時間です。

雪の唐松岳登山スタート

八方池山荘では風はほぼ無風。ジワッと汗をかきそうな気温です。上に羽織っていたハードシェルは脱いでソフトシェルで登山開始。

それぞれ思い思いに準備を開始します。気温が高くなることを予想してワカンを持ってきましたが、案外雪がしっかり締まっているので出発からアイゼン装着です。数年前の唐松岳ではプチラッセルでとても大変な思いをしたのですが、やっぱり現地に行ってみないとわからないものです。

さて出発しましょう。山荘の横手から雪の丘を登り、そこから八方尾根を歩いて唐松岳頂上直下の唐松岳頂上山荘をまずは目指します。

ほぼ無風、真っ青な空と雪のコントラストにあちこちで登山者が足を止めて写真を撮ります。「今日は前に進まない!」との声が聞こえてきますが、その気持ち痛いほど分かります。

少し進んで山荘方面へ振り向くとこの景色。遠くに見えるのは北信五岳方面かな?

左には五竜岳が迫る。かっこよすぎ。

手前に見えるのが八方ケルン。実はですね、まだ出だしのこのころから何だか身体の異変を感じて・・・。重くて重くて足が前に出ません。熱とかはもちろんありませんでしたが、前日も食欲が出なかったのです。ちょっと無理したかな・・・少し眩暈もします。普段では考えられないほど歩いては止まって歩いては止まっての繰り返し。

夏場には観光客も足を延ばす八方池。テントが2張りありました。朝な夕なの景色は最高でしょうね。

白馬三山方面?だと思われる(笑)

熊と出くわした山ですね。

穏やかなたおやかな尾根歩きに見えますが、地味にアップダウンが辛い。体が動かなくてこんなに辛い登山は久しぶりです。何だ?

振り返るとまだまだ尾根沿いに登山者が大勢見えます。

もうお腹いっぱいです(笑)。それにしても足が動かない。

時折現れる直登で息が切れる切れる。不調というのはこういうことを言うのでしょうね。それでも天候と景色の良さに背中を押されて前へ前へ。

丸山ケルン。過去には暴風雪でここまでで撤退したこともありました。

ようやく目指す唐松岳が目の前に大きく見えてきた。

左手の尾根を詰めると頂上山荘に到着します。もちろん冬期休業中ですが。右手が唐松岳ですね。

アリの行列のようです。

カッコいい雪壁です。

五竜。

ようやく頂上山荘手前。10m~20mほどですが、ナイフリッジを通過します。雪の唐松岳で少し緊張するのはここでしょうか。風が強くなければ大丈夫ですが。

山荘手前。ここも数年前に滑落を目撃した地点ですが、巻道が作られていて安全に通過できるようになってました。

通過後に上側から見てみると。そう危なくない。

何とか歩いてきましたよ(笑)疲れた。

唐松岳山頂へのビクトリーロードへ。

目の前に飛び込んでくるのは雪に覆われた剱岳と立山三山。

頑張って歩いてきて良かったと思える瞬間。もう唐松岳登らなくていいか(笑)

頂上山荘に飛び出すと強風。ハードシェルを着込んで行きますよ唐松岳。ここまで来たらね頂上踏んでおかないと。頂上までのルートは夏道に少し雪がたまっているという感じでしょうか。締まっている部分もあるしモフモフして足が取られる場所も。谷側に倒れてしまうと一気に行ってしまいそうな場所もあるので注意しながら。

振り返る。半分雪に埋まる頂上山荘。雪庇の美しさといったら・・・。

さあ頂上手前です。

2695m、唐松岳登頂です。お疲れさまでした。

圧巻です。

近くに居た方に撮っていただきました。

残雪期の北アルプスの山は密でしたね(笑)。

不帰キレット方面ですね。今年は歩きたいと思っていますよ。

遠くに槍ヶ岳も。

剱岳アップ。

さあボチボチ帰りましょう。帰りはちょっと体調も戻ってきましたよ。

八方ケルンの目?の部分がちょっと破損してますか?

14時オーダーストップの八方池山荘。無事に昼ごはんにありつけました!分厚いカツの乗ったカツカレー!最高の一日に最高の締めご飯でした。

雪山登山・唐松岳まとめ

北アルプス雪山登山の入門コース唐松岳。入門といいつつ、天候や雪質によってはとてもパワーのいるルートです。技術的な難しさはほぼないと言えると思いますが、とにかくずっと真っすぐに登っていくようなルートを乗り越えるパワーが必要だなと今回改めて感じました。

子どもの姿は今回無し。天候さえ良ければ問題ないと思いますが、とにかく風が強い山域だけに体が小さくて軽い子どもさんは飛ばされちゃう・・・かも。

今回も滑落を一見目撃しました。急斜面をスキーを履いて登って行った2人組の1人がズルズルと後ろに滑り始め、北側斜面に滑り込んで。何とか自力で谷に落ち込む前にストップ。ホッとした直後に背負っていたザックともう一人の方のスキー板は谷に滑り落ちて行ってしまい・・・。あっという間のことでした。

改めて登山届、今や登山の常識となりつつある?ココヘリ装備などが大事だなと感じましたね。

今回の主な装備・カメラ

スポルティバ ガッシャブルム5。軽くて暖かくてとても使いやすい冬靴。夏靴より1サイズ大き目のものを使っています。

フィザン コンパクトTrekkingポール 一本158gと超軽量で見た目がシュッとして素敵。

末端が冷えやすいので山頂直下ではテムレスだと寒い・・・。テムレスも使います。

ドライレイヤーウォームは汗濡れを感じにくく、暖かくて安心感抜群です。

カメラはOLYMPUSのOM-D EM1markⅢ

OLYMPUS独特の青色をOLYMPUSブルーと言うそうです。カメラはそんなに詳しくありませんが、防塵防滴で安心感があるマイクロフォーサーズの最高傑作は山に最適だと思っています。

 

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