40ℓザックに詰め込んだ厳冬期雪山テント泊の装備やウェア、気になるお金事情を紹介【西穂高岳編】

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おはようございます。職場でインフルエンザが猛威を奮っています。昨日も職員2人が新たに発症し、自分にもいつ襲ってくるのかと戦々恐々としています。

今回は先週登ってきた西穂高岳テント泊装備とこの時期のウェアについてご紹介してみたいと思います。「雪山に行きたい」「雪山でテント泊したい」という方に少しでも参考になればと思います。最後には装備やウェアのトータル金額も出してみたいと思いますので、興味がある方は是非。

雪山テント泊装備を40ℓザックに詰め込んでみる

今回も夏山と同じく40ℓザックに雪山テント泊装備一式を詰め込んでみました。同じ山でも夏山と雪山では装備も当然変わってきます。ましてテント泊となるとスコップなども必要となります。しかし、1泊2日もしくは2泊3日分ぐらいならば十分に40ℓザックに収納することは可能です。

去年の夏山からのお気に入りマックパック「フィヨルド」(40ℓザック)

こんな感じになりました。

実際に背負うとこんな感じです。

かなりコンパクトに収まっていると思います。実際にはまだ余裕があります。

安全登山のためにも常に装備の見直しをしています

ポイントとしては、初めから70ℓなどの大型ザックにしないこと。結果余分な荷物を増やしてしまうことになりがちです。

今回総重量は10kg程度だっただろうと思います。夏山と同様、雪山でも軽いことは安全登山の上でも正義です。

40ℓザックならば西穂高岳往復用に「アタックザック」を準備せず、そのまま空荷のザックに最低限必要なものだけ詰め込んで歩けます。まずここで「アタックザック」分の荷物と重量が省けますね。

40ℓザックにこんなものを詰め込んでみました

今回ザックに詰め込んだのはこのようなモノ達となります。夏山との最大の違いは寒さ対策としてシュラフやマット関係が大型化していること。アイゼン、ピッケル、スコップなどの雪山装備が増えることでしょうか。

写真の中の半分ぐらいはウェアですね。実際にザックに収納したものは写真左上から半分ぐらいまででしょうか。後は着たり装着したりしました。

テント、シュラフなど雪山テント泊関係装備

まずはテントやシュラフなどのテント泊必須装備から紹介してみます。

  • テント周り~カミナドームを中心に

テントは夏でも活躍してくれていますファイントラックカミナドームです。最近山でも着実に増えてきていると感じるカミナドームのファーストロットです。

ダブルウォールとは言えインナーは極薄です。しかし、雪でスカートの隙間を埋めてしまえば案外暖かく使えます。重量は1120gと軽量な国産テントです。

整地のためのスコップ、雪用のペグも必需品です。スコップは水を作るための雪集めでも使います。柄の部分は取りはずせるので、ザックのサイドへ。すくう部分はザックの中に収納出来ます。ペグは長さ62cmのイーストン ゴールド24を使っています。

  • 寝床事情関係~エクスペドダウンマットウィンターライトM、山と道ミニマリストパッド、アライテント銀マット

ットは3層にしています。雪山テント泊の肝だと思います。ザックにサーマレストのロールマットなどを括り付けてしまえばさらに快適なのですが、あまり外付けしたくないということもあり、マットはエアマットを夏と冬で使い分けています。

シュラフはナンガのUDD810DX。撥水ダウンを使っているのが濡れに強いのですが、保温力のアップのためにもイスカのシュラフカバーを併用して使います。

実は銀マットが肝でして、これがあるとないで随分違うから不思議です。雪山では銀の面を雪に向けて敷きましょう。

  • 雪山登山用装備(ウェア以外)

アイゼン、ピッケル、ヘルメット、ストックなどを持って行っていきます。雪山ではストックが有効です。ピッケルだけでもいいですが、ラッセル気味になる時や、膝下ほどの雪の場合はストックがあると安定して歩けます。今回のストックはモニター使用中のイタリアブランド「FIZAN Compact」。非常に軽量でとても使い勝手が良かったです。

アイゼン、ピッケル、ヘルメットは偶然にもグリベルで統一されています。

基本、ウェア関係は着っぱなしです

次にウェア関係です。私はテント泊のウェアは基本は行動中から着っぱなしです。ダウンぐらいでしょうか行動中に着ないのは。

  • 上半身レイヤリング

上からですが、行動中はアウターシェルとしてファイントラックの「アクロ」を着ています。ハードシェルながら柔らかく伸縮性があるのがお気に入り。寝る時に唯一脱ぐのがこのシェルだけです。脱いだシェルはマットの下に敷いています。

2層目には同じくファイントラックのソフトシェル、フロウラップフーディー。こちらは寝るときも着っぱなし。

行動中はフロウラップとアクロを重ね着することで、脇付近のリンクベントで換気を効率的にしながら登れるのがお気に入りです。フロウラップは本当に一年中着ています。

3層目はミレーのベースレイヤーでウールとポリエステルのハイブリッド。今年購入したのですが、とても生地が体に馴染んで気持ちよく着ることが出来る上、細かい作りが良く出来ていて気に入っています。ただいまセール中です。

4層目はまたもファイントラックの雪山用ドライレイヤー。水を吸収しない生地で作られ、肌は濡れた感じがせずに常に快適です。そしてこれ一枚でかなり温かい。

  • 下半身レイヤリング

下半身は肌の側からまずはサポートタイツ。これは夏場でも同じです。その上にモンベルのメリノウールタイツ。これがあるないでは全く違います。その上にファイントラックのカミナパンツ、最後にミレーの防水パンツ「ティフォンウォーム50000」シリーズ。防水パンツだけに気軽に雪の上に座ったりできることが出来るのは便利です。

足元は靴下を二枚履きにし、ゲイターとスポルティバの冬靴です。昨年から導入したスポルティバの登山靴G5。非常に軽くてゲイター付きの冬靴とは思えない履き心地。とにかく温かいです。

  • 手袋は4種類を使い分け

手袋は4種類を使い分けます。稜線行動中のオーバーグローブから、テント設営時のテムレスなど。どうしても蒸れて濡れてしまうので、時折交換して使っています。テムレスは確かに使いやすいです。特にテント設営時に細かい作業もしやすく、濡れても心配ないという点は助かります。

 

 

 

雪山テント泊のお金事情

さて当日の実際の装備品、ウェア類、カメラ機材なども含めたトータルはいくらだったのでしょうか。

装備品関係

2019年1月 西穂高岳装備リスト

分類商品名価格Amazon楽天
小計370,952円
ザックフィヨルド4023,328円Amazon楽天
テントカミナドーム159,400円Amazon楽天
フットプリントカミナフットプリント7,344円Amazon楽天
テントマットテントマット1,728円Amazon楽天
スコップトランスファー36,696円Amazon楽天
ペグゴールド24900円×6本
マット①ミニマリストパッド3,200円+税
マット②ダウンマットHⅬウィンターM28,000円海外取り寄せ
エアピロー1,199円Amazon
シュラフUDD810DX59,400円Amazon楽天
コンプレッションサック防水コンプレッションバック11,480円楽天
シュラフカバーゴアテックスULワイド19,391円Amazon楽天
水筒プラティパス2リットルボトル1,474円Amazon楽天
バーナー・コッヘル類プリムス・スノーピークなど約12,000円
ゴーグルアンチフォグゴーグル18,360円Amazon楽天
ストックFIZAN COMPACT BLACK18513,980円(モニター品)Amazon
アイゼンニーマチック12本爪17,982円Amazon楽天
ピッケルエアテックエボリューション20,898円Amazon楽天
ヘルメットグリベルステルス10,692円Amazon楽天
サングラスジール ファントム(タレックス)20,000円楽天
食品・行動食約6,000円
サコッシュ等asobitogearオアシス約10,000円
モバイルバッテリーアンカー10,000アンペア3,000円Amazon楽天
ヘッドライト等小物リボルト(BD)約10,000円Amazon楽天

ウェア関係

2019年1月 西穂高岳 ウェア関係

分類商品名価格Amazon楽天
小計297,967円
ハードシェル(上)エバーブレスアクロ45,360円楽天
ソフトシェル(上)フロウラップフーディー28,944円Amazon楽天
ベースレイヤー(上)キャスターウールジップ(ミレー)9,504円Amazon楽天
ドライレイヤーアクティブスキン5,400円Amazon楽天
サポートタイツ(下)cwxスタビライクス16,200円Amazon楽天
保温タイツスーパーメリノウール EXP. タイツ(下)7,000円
パンツ(下)カミノパンツ15,600円Amazon楽天
オーバーパンツ(下)ティフォンウォームトレッキングパンツ17,999円Amazon楽天
ゲイタークロコダイルゲイター9,500円Amazon楽天
オーバーグローブソロイスト(BD)11,800円Amazon楽天
手袋フリース手袋(BD)2,484円Amazon楽天
インナー手袋メリノウール手袋(NTF)3,000円
手袋テムレス1,100円Amazon楽天
帽子メリノビーニー4,212円Amazon楽天
バラクラバモンチュラライトキャップ7,776円楽天
保温着スーパーライトダウンジャケット(ナンガ)26,460円Amazon楽天
靴下2種ヤマップ、ダーンタフ7,000円Amazon楽天
登山靴スポルティバG574,628円Amazon楽天
インソールヤマップ4,000円

カメラ関連は本体とレンズで約30万円程度。もろもろの分も含めると、合計約100万円ぐらい・・・高すぎる。

まあこれもいっぺんに揃えたわけではありませんし、定価で購入したものばかりではありません。いただいた物もいくつか入っていますから実際にはこれほどかかっているわけではありません。

さらにテント泊でなく小屋泊にすればもっと装備は省けます。さらに、天候の良い伊吹山など日帰りの雪山のみとすればぐっと敷居は下がると思います。

それでも、雪山テント泊には最低限必要なものだけで20万円~50万円は下回らないのかもしれません。登山というのは・・・登山、特に雪山登山はお金がかかる世界であることは間違いありません。少しでも参考になればと思います。

ちなみに、今回改めてAmazonと楽天で価格を調べてみましたが、それぞれ随分違うものだなと思いました。

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テント泊で見る朝の雪山は美しいです。

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