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レビュー【ミレー TYPHON50000 ウォームストレッチトレックパンツ】柔らかく、暖かく、ずっと着ていられる防水パンツ

伊吹山
MOUNTAIN GEAR
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一気に気温が上がり、日中は春本番を感じさせる陽気となってきました。名古屋でも先日は中学校の卒業式が行われました。別れと出会い、個人的には一年で一番好きな季節がやってきました。

さてそんな折ですが、山から雪が消えてしまう前に、今シーズンの雪山で最も活躍してくれたミレーの「ティフォン50000ウォーム」シリーズ、ストレッチトレックパンツのレビューを上げておきたいと思います。

初めに書きますが、このティフォン50000シリーズ、あまり売れていないのか??すでにセール価格になっています。しかし、個人的にはこの冬のBEST BUY GEARだと思っています。

ミレー「TYPHON50000 」とは

ティフォン50000ウォーム ストレッチトレックパンツ

なぜ選んだのか?

ティフォン50000をなぜ選んだのか?
昨シーズンまでの積雪期登山では、ファイントラックの「ソラノパンツ」を履いていました。保温・防風性能もあり、撥水力が高いためか、雪の伊吹山程度であればこれだけで十分でした。厳冬期の八ヶ岳や北アルプスでは、いよいよ稜線に上がるというあたりで、NORTHFACEのオーバーパンツを着込んで寒さ対策をしていました。しかし、昨シーズン後半から、ソラノパンツの撥水力が落ちて来たなと思い始めており、初めはソラノパンツを買い足そうと思っていました。そんな時、好日山荘をウロウロ歩いていて見つけたのがミレーの「ティフォン50000ウォーム」でした。

防水パンツでありながら非常に高い透湿性で蒸れない~晴れでもレインパンツを履き続けるという選択が提示されたことに驚き

耐水圧20,000mm

ティフォン50000というのはミレーが開発した独自素材、極薄のメンブレン「ドライエッジティフォン50000」を搭載した商品のことです。レインパンツとして利用が出来る防水性能があります。耐水圧は「20,000mm」、ゴアテックスの45,000mmなどからすると低く見えるものの、大嵐でも大丈夫という水準をクリアしていることを考えると、まあ問題なし。

思えば防水パンツはザックの底の方にお守りのように常に鎮座し、正直雨が降らずに使わなければOKと言ったところで、実は登山ウェアの中では必ず持ち歩きつつも、利用頻度の非常に低いギアであるように思います。やっぱり独特のガサガサした硬い感触があり、動きも制限され、どんなに高い透湿性があると言われてもやっぱり蒸れるのがレインウェアです。

透湿性 約50,000g/m2/24h

ところが、このミレーティフォン50000の透湿性は、先駆者であるゴアテックスの3.7倍の高さとなる「50,000g/m2/24h」とのこと。非常に高い数値が出ています。ハッキリとは覚えていませんが、商品のうたい文句には、登山中快適に着続けられる防水パンツであるということが書かれていたように思います。

防水で透湿性が高ければ、家からそのまま履き続けて雪山にも行けるかなと思い、「ティフォン50000ウォーム ストレッチトレックパンツ」をものは試しで購入してみたのです。

実際に「ティフォン50000ウォーム」をこんな感じで履いてみた

雪山のオーバーパンツとして家から履きっぱなし

今シーズンの雪山では、メインのパンツはNORTHFACEの春夏物だと思いますが、バーブパンツを履いてみました。昨夏に購入し、柔らかさとシルエットの美しさで気に入って履いているのですが、さすがにそのままでは雪山では寒いと思い、購入したティフォン50000ウォームストレッチトレックパンツをオーバーパンツ替わりに上から履いてみました。

伊吹山

ティフォン50000ウォームの下にはバーブパンツを履いています

実際の写真だとこんな感じです。シルエット的にもごく普通な感じです。
写真は伊吹山ですが、赤岳でも天狗岳でも、先日の唐松岳でも同じレイヤリングで登りました。パンツを二重にしているので寒さは全く感じることがなく、いつもだとパンツ横のベンチレーションを調節して蒸れを放出したりするのですが、今回はそのような必要も一切感じることなく、脱いでも汗蒸れによる衣類の濡れはほとんどありませんでした。

何と言っても着続けられるというのは楽です。
オーバーパンツはゴワゴワするので、稜線に出るなど出来るだけ必要な時だけ履くようにしたいのですが、このティフォン50000だと出発時から履き続け、そのまま下山が出来るため、着脱の時間などもカット出来て効率的でした。

7ミクロン極薄メンブレンで、防水ウェア独特のゴワゴワ感がなくしなやか

初めは「防水」と「透湿性」の高さに気がひかれていたのですが、実際に着てみると、まったく防水パンツという感覚を忘れてしまう快適さでした。独自素材のメンブレンの厚みは7ミクロンとのこと。ちょっと想像しにくいですが、非常に薄いためか、トレッキングパンツに不可欠な体への追従性、しなやかさが犠牲になっているようなことがなく、雪山でラッセルを強いられ、脚を激しく動かすような場面でもつっぱりなどは感じませんでした。

暖かさ

ティフォン50000ウォームの裏地は起毛トリコットになっています。春夏用の通常版とも比較しましたが、サラサラしていて気持ちがいいです。

デザイン

表面はマットな質感で濃い黒です。シルエットも細身で、いわゆるオーバーパンツの少しダボついた感じはありません。普段着ていても違和感はないかもしれません。ロゴも主張しすぎることなくとても好感が持てます。ただ、腰のベルト部分は紐になっていて、もう少ししっかりとしたものの方が良かったように思います。ジッパー部分にもドローコードは付属していないため、各自で取り付ける必要があります。取り付けないと、グローブでは開け閉めが出来ないと思います。
写真右はバーブパンツです。

この冬一番のBESTBUYGEARでした

試しに購入してみたティフォン50000ウォームでしたが、「防水パンツを登山の普段着に」というコンセプトはとても魅力があることに気づかされ、この冬一番のBESTBUYGEARであったと個人的には思っています。防水パンツでかつしなやかなストレッチトレックパンツは、濡れに対する安心感が絶大で、ストレッチの良さは雪山での大胆な動きを助けてくれました。高い透湿性から下半身の不快感も全く感じませんでした。
もちろん細かな改善点もあると思うので、さらなる改良がされるのかどうか期待してみたいと思っています。

ティフォン50000ウォームシリーズ

シルエットが違います。
こちらは所謂オーバーパンツ。

 

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