【TIMEMORE C2】挽く楽しさを感じられるコーヒーミル!アウトドア×COFFEE

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最終更新日 2023-12-05最近新しいコーヒー道具を手に入れました。

TIMEMORE(タイムモア) C2

コーヒー豆をゴリゴリと挽く道具ですね。これまでも他のメーカーの物を使っていましたが少々不満も。そんな中、一目ぼれして購入したのがTIMEMORE C2。紹介してみたいと思います。

キャンプでも山でもコーヒーを淹れる時間が楽しい

登山ではテントを張ってようやく腰を下ろした後の一杯、キャンプの朝の静かな時間にいただくコーヒー。道具を揃え、豆を挽き、焚き火で沸いたお湯で淹れたコーヒーをいただく。山ではインスタントばかりですが(笑)。コーヒーを作るためのそのひと手間にはビールをプシュッとするのとはまた違った喜びがあると思っています。

もちろん家でもコーヒーは毎日の彩り

普段から一日何杯もコーヒーを飲みます。平日の朝は適当に買ってきた豆で済ませますが、土日家にいるような時はお気に入りのお店で買ってきた浅煎りのコーヒー豆をみなが起きてくる前に挽いてドリップするその時間がささやかな楽しみです。

好みなのは華やかなフルーティーな香りのするコーヒー。エチオピアのイルガチェフェコンガは手軽に手に入れることが出来ていいですね。



「TIMEMORE(タイムモア)C2」に一目ぼれ

これまで使っていたのはポーレックスのコーヒーミル。随分長いこと使っています。私の使っているものは旧製品ですが、ずっと鹿児島県で製造されてている国産メーカーです。

軽くてシンプルでアウトドアで使うには持ってこいなのですが、挽き具合の微妙な調整加減が難しかったり、ハンドル部分が取れやすかったりといくつかの点で気になっていました。先日YouTubeにアップした戸隠イースタンでもみぃ君が豆を挽いている際に持ち手がすっぽ抜けている場面が映っていました。

 

ポーレックスから新しくコーヒーミルⅡが出たということで検討していたのですが、コーヒー好きな方達にも評判が良かったTIMEMOREC2というコーヒーミルに目がとまりました。

一目ぼれでしたね。

TIMEMOREとは

TIMEMOREというのは2012年に中国で設立。まだ比較的新しいオリジナルコーヒー器具メーカーですが、上海のスターバックス旗艦店で中国ブランドとして唯一製品展示されているほど評価は高まっているそうです。そのHPを見るととても上質でこだわりのあるモノづくりをされていることが伝わってきます。

TIMEMORE

最近、カメラの周辺道具などでも「レオフォト」はじめ中国の新興メーカーのモノづくりはとても高く評価されるようになってきました。私もいくつかの中国メーカーのカメラ機材を持っていますが、安っぽさが無く非常に上品で高品質であることが触っただけで伝わるものが多くなってきました。中国製=安かろう悪かろうというイメージは一昔前のものですね。



セラミックで潰すかステンレス(金属)で切るか

コーヒーミルにとっての核心部分となるのは豆を挽くための刃です。刃は大きく分けてセラミックか金属かの二択。

ポーレックスが採用するセラミック刃は豆を押しつぶすように挽くのに対し、TIMEMORE C2の採用する金属刃(ステンレススチール研削)は豆を切るように挽く。より豆を均一な粒状に挽くことが出来るのは金属刃とされています。豆が綺麗に挽けると確かにコーヒーの味は劇的に変わります。これは一度経験すると驚くと思います。ただしこのあたりは好き好きもあるのかなと思います。どんな味と香りのコーヒーを好むのかによってその選択は違って当たり前です。結局は嗜好品ですからね。

左がポーレックスのセラミック刃、右がTIMEMORE C2のステンレススチールの刃。潰すと切るではそもそも考え方が違いますが、鋭さが全く違うことが一目瞭然です。

ここまで書くと刃は金属刃一択でいいじゃないかと思われますが、比較的安価で丸洗いが出来てしまうセラミック刃でも美味しいコーヒーは淹れられるし、洗えるという点で衛生面や前に挽いた豆の味が残らないなど利点を感じる人が多いのも事実です。ちなみに今回購入したTIMEMORE C2は水洗い厳禁。ステンレスの刃が錆びて使えなくなります。

ただ、やはり豆本来の味を丁寧に再現しようと思えば、豆の挽き具合が均一な方がより良いとされています。その点では金属刃が一枚リードしていると言えるのでしょうね。実は私もずっと金属刃のミルが欲しかったのです。

手頃な価格

もう一つ現実的には価格が決め手でした。これまで金属刃のミルはその成形の難しさなどから高価になりがちでした。

通常金属の削り出しで作られるステンレス刃のコーヒーミル、どんなにいいと言われても数万円の手動式コーヒーミルは私には手が出せない・・・。

ところがTIMEMOREのコーヒーミルは金属刃でありながら安価なラインナップを揃えています。特にこのC2は誰にでも使いやすいモデルとなっているのだろうと思います。いわゆるシリーズの中でも廉価版の扱いであるC2ですが、ミル刃自体は他のシリーズと同じもの。公式には過剰なスペックをそぎ落としているが品質に違いはないとうたっています。

高級コーヒーミル コマンダンテ・・・高い!

カチカチカチっと粒度調整が簡単

豆の挽き具合を粒度と言ったりしますが、その調整具合がとても分かりやすい。ミル刃を押さえているダイヤルを時計回りに回し切ったところから、左にカチカチカチと回した回数で粒度を調整します。おおよそ何回程度でエスプレッソなのかハンドドリップなのかなどが公式にもうたわれています。

力を入れずに簡単に回るハンドル

豆を入れ、粒度を調整したらいざハンドルを回して挽きます。一番楽しい時間ですね。しかし、TIMEMOREはその時間が物凄く短い!あっという間に弾き終わってしまいます。

ダブルベアリング方式というらしく、ヌルヌルとハンドルが動きます。勝手にと言ってもいいぐらい。力もほとんど必要なし。セラミック刃のそれとは全く違う感覚に驚きました。

高級感を感じるデザイン

手に取ってみても所有欲を満たすデザイン性の高さを感じます。ボディ全面にダイヤモンドパターン加工がされており、手に持った時にも馴染みやすい。本体はアルミ製ですがズッシリと重量感を感じます。

本体以外には掃除用の刷毛、収納の袋が付属します。家では電動のグラインダーを使っているのでもっぱら出番はキャンプなどアウトドア場面。袋に入れて大事にいつも出番を待っていてくれています。

個人的には見るのも挽くのも楽しくコーヒーミル「TIMEMORE C2」購入して本当に良かったと思っています。

TIMEMORE製品いろいろ

より挽く豆の量を多くしたければC3MAX 実はこれと購入を迷いました。

よりコンパクトなのNANO

値段も少し上がりますが、持ち手も含めて一体式なのはやっぱり便利。

他にもスケールやポットなど、コーヒーに関係するシンプル機能的でかつお洒落な道具が揃っています。

 

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