【登山】八峰キレットを越えて五竜岳へ~1泊2日テント泊縦走(2)

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2019年夏の終わり、扇沢から爺が岳、鹿島槍ヶ岳、八峰キレットを越えて五竜岳へ至るルートを歩いてきました。

前編では扇沢から冷池山荘テン泊、鹿島槍ヶ岳での朝日までを書きました。

それでは後編、八峰キレットを越えて五竜岳まで歩きます。

 

前編はこちら。記録として残しておくものが何かの役に立つように。

八峰キレットを越える

鹿島槍ヶ岳南峰で日の出を迎え、いざ八峰キレットへ向かいます。

2日目のコースタイムはこちら

普通に歩くと鹿島槍南峰から五竜岳までだけで約7時間。下山まで考えると約14時間という長丁場。頑張りましょう!

04:10冷池山荘 -(1時間20分)-5:30布引山 -(50分)-6:20南峰 -(40分)-7:00北峰 -(2時間)-9:00キレット小屋 -(1時間)-10:00口ノ沢のコル -(30分)-10:30北尾根ノ頭 -(2時間30分)-13:00 2798m地点 -(3分)-13:03五竜岳 -(2分)-13:05 2798m地点 -(40分)-13:45五竜山荘 -(1時間30分)-15:15大遠見山 -(1時間20分)-16:35小遠見山 -(1時間)-17:35地蔵ノ頭 -(15分)-17:50アルプス平駅

コースタイム合計 13時間40分 /総距離 14.6km

南峰からキレット小屋まで

この日、鹿島槍南峰に居合わせたのは7人ほど。そのうち八峰キレットへ向かったのは私を含めて2人かな?。天候が下り坂ということで引き返した人もいたのでしょうね。

午前5時45分

予報では雨は10時頃から。何とか降り出すまでに難所を抜けたいところです。では気を付けて行きましょう。

南峰からはいったん下ります。結構激しい下りで、実は今回一番嫌だったかも(笑)

上の写真右手に見えるのが鹿島槍ヶ岳北峰。

南峰から北峰まではコースタイムで40分。目の前なんですが結構かかりますね。

北峰は登頂済みのため今回はパスします。登頂しても+10分ほどだと思います。

北峰の取りつき点から先は少し平坦。決して気を抜けませんが、慎重に進めば問題なし。左手にはバランス崩したくないですね。快適に進めます。

北峰からから先に「八峰キレット」があります。地図上の危険マークのある地点。さあ楽しみ。そしてその先がとりあえずの目的地キレット小屋です。

上の写真は北峰から少し進んだ地点で撮影。一番深く切れ落ちた部分にかすかに小屋の屋根が見えます。その先は五竜岳まで続く稜線。

この切れ落ちた全体がキレットですね。

振り返って。

鞍部に向けてどんどん進みます。ここまで危険個所は特になし。空にも青空が広がってきて何とか持つか??

よく見る鉄梯子。特に怖さは感じません。この先は少し下り岩の間をすり抜けるように進みます。所々に梯子がありますが、しっかりしているので安心感がありますね。

こんな感じ?

足場に注意しながら。鎖も使いますが、案外幅があって大丈夫。でも油断は大敵です。

足元こんな感じですね。

さあ八峰キレットはどこだどこだ?そろそろか?何て思いながら進んでいたら、キレット小屋が目の前に現れました。んん?

いつの間にか越えていたのですね。そういものです。

五竜岳への美しい稜線

五竜岳へ

午前6時48分、無事にキレット小屋到着。北峰取りつき点から40分で到着しました。かなり甘目のコースタイムかもしれません。

キレット小屋は掃除中だったようでガランとしていてシーンと静まり返っていました。コーラだけ注文(500円だったような)して一息つきました。

ここでこの後ほとんど一緒に歩くことになる単独の方と合流。特に言葉を交わすわけではないのですが一人よりも二人のほうが心強いです。

15分ほど大休止して再出発。実はこのあたりで少しポツポツと・・・。もう少し待って。

それにしてもよくこんなところに小屋を作ったものだなと思います。

ここテン場があれば物凄くありがたいんですけどね。無理ですね。

さあ次は五竜岳まで。

キレット小屋からはコースタイムで4時間。直下にはG5、G4という危険個所もあります。前日?滑落事故があったようで、冷池山荘でも話題になっていました。

こんな感じの鉄梯子があったり。

綺麗なルートです。どこも絵になる。

五竜岳に光が・・・光の射すほうへ向かいますよ。こういうの見るとやる気が出てきます。呼んでくれているみたいに感じるのです。

結構長めな鎖が出てきたりします。濡れていると嫌な感じですね。

五竜岳がかなり近づきました。どっしりとしていて男前な山ですね。

アップダウンを繰り返しながら近づきます。

午前7時50分に口の沢のコル通過、午前8時10分に北尾根の頭到着。

振り返ると鹿島槍の双耳峰がよくわかりました。

途中ポツポツしたようにも思いますが、何とか天気は持ってくれています。

下りありますが、足場も鎖もしっかりしています。

巨大な岩の間を次々抜けいきます。

G5??ちょっと場所が特定できませんでしたが、このあたりが危険個所とされている場所でしょう。

ここは下ってから目の前の岩をよじ登りました。ちょっとわかりにくかったです。

午前9時6分、もう少し。

直下の急な岩場を登り切れば五竜岳山頂。

しかし、ここが案外辛かった。ここまでばて気味でしたね。鹿島槍から3時間20分。雨から逃れるようにコースタイムの半分程度で来ているのでさすがに疲れました。

ヒイヒイ言いながら岩場を登ります。

お花さんありがとう(笑)

そしてもう目の前!

暑い!気力を振り絞って登頂

午前9時41分、五竜岳登頂。お疲れさまでした。

八峰キレットとても楽しかったです。でも疲れた~。

歩いてきた道を振り返って。

鹿島槍アップ。美しい山です。

直下には赤い屋根の五竜山荘。その先の稜線は唐松岳へ続き、その先の不帰キレットへ。唐松岳まではつないで歩いたことがありますが、その先は2020年の宿題です。

山頂で30分以上?昼食をとったりしながら大休止。微風がちょうど気持ちよくて最高でしたね。

五竜岳からの下りも結構気を付けないといけない場所がありましたが無事通過。

キレット小屋ではコーラだったので、何となく炭酸飲料つながりでスプライトにしてみました。疲れた体に染みわたりました。

しばらく休憩したのち、遠見尾根を下って下山口へ。物凄い猛暑でここが一番つらかったですね(笑)

エスカルプラザから扇沢までバスで移動

灼熱の遠見尾根を駆け下りてロープウェイ駅であるアルプス平駅に到着したのは1時30分。山荘からは2時間10分。暑かった・・・。

ロープウェイでエスカルプラザに到着すると、何やらイベント開催中。ここからはバス(予約不要)に乗って扇沢まで戻るのですが、しばらく時間があったのでカレーやら焼きそばやらおなか一杯いただきました。本当はビール飲みたかった。

バスに揺られること45分。無事に全ての行程を終え、扇沢へ到着したのは3時30分でした。

バスによる移動を選択した場合にはバス発着時間を頭に入れて下山を調節しないといけませんね。

バスについてはアルピコ交通のHPで必ず確認が必要です

お疲れさまでした。

鹿島槍ヶ岳~八峰キレット~五竜岳 まとめ

テント泊装備を詰めた軽量ザックで歩いた夏の終わりの八峰キレット縦走ルート。2019年の一つの目標でした。

岩場、鎖、美しい稜線と楽しく美しく距離もそれなりにあるとても歩きごたえのあるとてもルートでした。

一昨年は針の木方面をつないで歩いたので、いつか全てをつなげて歩けたら・・・長期連休が欲しい(笑)

このルートを安全に歩くためには岩場歩きに少しの慣れが必要かと思いますが、それ以上に基本的な体力が求められそう。今回は曇り気味だったのでまだいいですが、炎天下から逃れる場所はなく、キレット部分はエスケープルートもなく長いですからね。キレット小屋がありがたい!

こんないいルートなのに歩く人も多くなく、静かな山歩きが楽しめる八峰キレット。

毎年歩きたい!そんな風に思ったことを思い出しながら2020年にようやく書くことができました。

 

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