初めましての四徳温泉キャンプ場~森、川、温泉、人~お気に入りのキャンプ場になりました

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最終更新日 2023-12-05

長野県中川村にある「四徳温泉キャンプ場」へ初めて行ってきました。
とってもいい場所見つけたというちょっと嬉しい気分になりました。

 

「四徳温泉」、読み方は「しとく温泉」と読むそうです。
HPはこちらです。
こちらのHPはとても分かりやすく作られているため、当ブログで紹介するよりもHPを見た方がよりわかるかと思います(笑)
もともと私はキャンプ場の紹介あまり上手くないので。
でも、このキャンプ場については先日こんな記事を書きました。

四徳温泉キャンプ場
とてもいいキャンプ場だなと感じています。
2018年にも再訪し、こんな記事も書きました。

 

良いキャンプ場って何だろう?

ブログを書きはじめてしばらく経ってからのことですが、「〇〇キャンプ場のことは書かないで欲しい」と色々言われて困ったことがありました。

いいキャンプ場だからあまり人に知られたくないからという理由です。気持ちはとてもよくわかります。
しかし、いいキャンプ場は沢山の方に訪れてもらってこそという思いがあります。
ここ四徳温泉キャンプ場はまさにそういうキャンプ場だと思います。

いいキャンプ場って何かと言われると十人十色ですね。前にも書きましたが、私は何といっても人だと思います。

四徳温泉キャンプ場の夜、こんなエピソードがありました。
受付時、夜9時以降は明かりを最小限に落として欲しいと求められます。声も小さめにと。
多くのキャンプ場でも求められことが多いですね。
そして夜9時過ぎ、我が家もランタンの明かりを消し、タープの下で3人で寝る前の焚き火を楽しんでいました。
明かりは燃える炎の光だけ。

すると、暗闇から「おお~いいですね~^^」と静かに優しい声がかけられました。
管理人の久保田さんがサイト一つ一つに声をかけられていました。
少し風のあったその日、森の中から「ギーコギーコ」と音がしています。
久保田さんは「お化けが森でブランコしているのかな?」と(笑)

それを聞いたみぃ君は「おばけさん来る?寝ようかな」とイソイソとテントの中へ。
久保田さんにオヤスミナサイと言って寝ていきました。
私はこういう優しい心遣いがとても好きです。

南信州・四徳温泉キャンプ場到着

前置きを終えて四徳温泉キャンプ場本編です。

伺ったのは5月27日~28日。
午前中にみーのリハビリを終え、土日仕事だったみーママに留守番をしてもらって3人で出かけました。
ちなみに、今回初めて「なっぷ」を利用して予約してみました。
現地までは名古屋からは中央道を利用して約2時間ほどで到着します。


最も近いのは松川インターで降りて下道を走るルートだと思いますが、現在リニアの工事が始まっています。
大型車が通行するため、もう一つ先の駒ケ根インターで降りて向かうルートを選びました。
インターを降りてから約30分ほど、グーグルのナビでしっかり案内してくれます。
途中の道はクネクネしておりとても狭いです。
人里離れた山の中を進んでいくと、突然「四徳温泉 今、入れます」という看板が目に入ります。

ここが入り口です。

村が建てたという立派な建物が温泉兼キャンプ場受付兼カフェになっています。

「裏山の鹿肉のカレー」次回は食べたいな。
受付で丁寧な説明をしてもらえます。
この日は「マムシ」が出没していますということで、森に入る時は枝でパンパン叩きながら歩いてねと言われました。
了解です。
案内されたのは21番だったかな?

元々は棚田だったのでしょうか、サイトはそれぞれごとに自然な段差があって仕切られています。
作られ過ぎていなくていい感じですね。

みーに手伝ってもらって焚き火タープレクタとナロ3GTをパパッと設営です。
サイトは色々ですが、広さは十分です。

何だかご機嫌です。
設営が終わったら一緒に散歩に出かけましょう^^おやつの時間ですしね。

お兄ちゃんにベッタリなみぃ君。ちょっと不安な思いをしましたからね~以前にも増してみーにベッタリです。
優しく受け止めてくれるみーにも感謝。命があって良かった。

キャンプ場全体が自然な芝?が生えていてとても綺麗ですね~虫も沢山います。

ちょっと歩くと炊事棟があります。
とても綺麗ですよ。

我が家はほぼアルコールと紙で汚れを落とし、焚き火で燃やすという習慣になっており、洗い物がほとんど出ません。
四徳温泉キャンプ場では合成洗剤の使用が禁止されています。
村の水源地に近いからだそうで、注意が必要ですね。

炊事棟の前はファイヤーサークルになっていて、花火はそこで出来るようです。
側にはちょっとしたアスレチック遊具もあり、子ども達はずっと遊んでいましたね~遊具の奥がトイレです。

四徳温泉キャンプ場の魅力の一つ、地元の日本酒・ビール

管理棟に戻ってきました。
実は、この日本酒が今回の一つの目的でした。
なかなか手に入らない中川村の米澤酒造の「おたまじゃくし」原酒です。

 

↑こちらは姉妹品 これも美味しいですけどね。

 



久保田さんと色々とお話をしながら、ビールと日本酒、山菜の天ぷらもいただきました。
美味しかった~。


2人も美味しいリンゴジュースをいただいて満足気^^


夜はこれをいただこうかな~なんて。

焚き火をすることで森の再生に参加する


一輪車で運ぶのって難しいね。
薪の販売もしています。写真のように切り出された薪はカゴ一杯1500円。
高いように思いますが、とても太いのでなかなか燃やしきれません。
もう一つが、500円を払って落ちている薪を自由に使っていいというシステム
。管理棟の前あたりに間伐されたりした木の枝が沢山置かれています。
どちらを選んでも、森の再生に参加できる仕組みになっているようですね。
そう話される久保田さんの姿はとても魅力的でしたし、キャンプの新しい価値を見つけたような気がしますね。


頑張れ頑張れ^^みぃ君はぴゅーッと1人で先に走って戻ってしまいました。


その後は走り回ったり小枝を拾ったり。ノンビリ過ごしました。

450年間守られた地元の温泉は泉質が最高

夕食の前に温泉に入りに行きました。
こちらのキャンプ場の温泉は強アルカリ性でヌルヌルします。
その日のうちなら何度入っても料金は一回分ということで、目標は2度入ること。


こじんまりしていますが、気持ちのいい温泉です。
実は、その後何度か温泉だけ入りに四徳温泉にお邪魔したりしています。

森の中のサイトは直火も可能、夜は真っ暗な森を体験できる


少し冷えてきたので焚き火が気持ちいいです。
焚き火は2人に任せて


1人カンパーイ^^しながら晩御飯の準備です。





焼肉屋さんで買ってきたお肉で焼肉~手抜きですね^^;
でも外で食べれば何を食べたって美味しいんです。
キャンプの原点ですかね?(笑)


食べながらも2人はずっと焚き火をしています。そんな姿を見ている時が一番幸せです。


食後はまたまた温泉へ。
そして楽しみにしていた飲み比べセット。
どれもとっても美味しかったですが、真ん中のが一番好みかな~
一番好きなのをもう一杯おかわりできますよ。

お酒をいただきながら、Uターンしてきた久保田さんの話を聞いたり、大鹿村の若者の話を聞かせてもらったり。
南アルプスの地下を貫くリニア工事に対しても考えも色々聞くことが出来ました。
とても楽しかったですね~。


サイトに戻るともうひと焚き火


この日はとても綺麗な星空が広がっていました。

朝の森を散策・美しい落葉松林が広がっている

翌朝、いつもは5時台に起きるのに、この日はよく眠れました。


みんな寝起き^^




いつもと変わらず朝の焚き火でパンを焼いたり、ソーセージを焼いたり。
キャンプが日常になるとあまり変わり映えはしないのですが、それでもいいのです^^
それでもその都度非日常の楽しみがあって。


食後は森を探検


みぃ君はマムシが出るんじゃないかと怖くて怖くて(笑)


みーが丁度いい枝を拾ってマムシ除けでパンパン地面を叩きながら歩きます。
時折枝がパキッと割れるとそれだけで面白いらしくてみぃ君が大笑い^^


こんな置物も発見したりして


この森は直火可能サイトとして手を入れている最中とのこと。
とてもいい美しい森でした。

村の水源地となる美しい川で遊べる


森の次は川ですね


走れー!


あれ??
一旦キャンプ場を出て、「サニーサイト」方面へ少し歩きます。


こちらサニーサイト。1日7組限定とか。
そのサニーサイト前が川になっています。



5月の水はまだまだ冷たかったようですが、深さもなくて子どもの川遊びにはいいですね。


とても綺麗。

この川も、2018年には木のブランコが設置されるなど、益々進化し続けているようです。

 

沢山遊んで満足気なみぃ君^^マムシは怖かったみたいですけどね~
豊かな森と綺麗な川、地元の美味しいお酒と料理
気持ちのいい温泉
地元が好きな魅力的な若者達が運営を任され、その魅力を改めて発信し始めた「四徳温泉キャンプ場」
これからも通ってみたいなと思いました。
って、すぐ2週間後にまた行ったんですけどね。

おまけ


薪二本、これ何でしょう?
答えは


クーラーボックススタンドです。
四徳温泉キャンプ場でもよく見ましたが、クーラーボックスを地面に直に置いている方が多いなと思います。
地面に置くと、地面からの熱でクーラーボックスの保冷力が落ちてしまいます。
これからの季節は少しでも地面からの離して置いたり
タープの下や太陽の動きに合わせて日陰や風通しのいい場所に移動するよう心掛けることが必要ですね
薪を使ったクーラーボックススタンドは現地調達、現地で燃やすことも可能なのでお手軽です^^

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こんな記事も書いています

  • コメント ( 6 )

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  1. あにゃパパ

    おはようございます!
    我が家もゴールデンウィークに利用させて頂きました。
    とても我が家として好きなキャンプ場です。
    私は高規格のキャンプ場が好きでないのとやはり山奥ならでは雰囲気がありますからね。
    薪は我が家はもちろん拾い放題500円を選択しましたが(^^;
    道中高崎から遠いのとあの山道が無ければ頻繁に行けるのですけれどまた温泉に入りに再訪したいです。
    みーくんもお元気になられて私も嬉しいです(^-^)

  2. みっけ

    こんにちはー。
    自然の雰囲気がたくさん残っていて、とても素敵な場所ですね。
    温泉と飲み比べセットにとっても惹かれます!(笑
    洗い物を拭き取って焚き火で燃やす、という形もあるんですね。
    焚き火で薪以外のモノを燃やしてはいけない、となんとなく思い込んでいたので勉強になりました。
    みーくんとみぃくんがほんとうに仲良く楽しそうでうらやましいです!

  3. るるほ

    こんにちはー。
    いつものぞかせてもらっています。
    四徳温泉キャンプ場、とても雰囲気のいいところですね。ぜひ行ってみたくなりました。
    昨年キャンプを始め、最初の頃は不安だったので人気のある高規格な所を中心にキャンプをしていましたが、最近は物足りなさを感じることも増えてきました。
    こういう自然の中でする焚き火と、朝の静かな時間が最高に贅沢ですよね。
    素敵なキャンプ場を紹介してくださってありがとうございます。
    兄弟お二人の微笑ましい姿にほっこりさせてもらいました。
    これからもブログ楽しみにしています。

  4. みーパパ

    あにゃパパさん
    いいところですよね〜四徳温泉キャンプ場。周辺も自然が豊富で虫も沢山いましたね(^^)私も高規格よりこういう自然な場所が好きです。
    高崎からですか〜遠いですね^^;あの山道があるからこそ自然が保たれているのかもしれませんね〜幸い我が家からは近いので、四季折々の風景を楽しんでみたいと思います。

  5. みーパパ

    みっけさん
    温泉とっても気持ちよくて、飲み比べも全て美味しいんですよ〜(^^)一本買って行ってしまいました〜
    焚き火で燃やすことは、キャンプ場からも推奨されていました〜私の小さい頃はそうしていましましたよ〜水が貴重だったので(^^)焚き火はそのためにも絶やさないようにしていむしたね〜

  6. みーパパ

    るるほさん
    こんにちは〜コメントありがとうございます
    自然豊富なんですが、しっかり管理されてもいるので、安心だと思いますよ〜夜なんかは真っ暗闇になりますが、またそれも最近のキャンプ場の中では珍しく楽しいです。
    是非一度訪問してみて下さいね〜温泉もとてもいいです(^^)
    キャンプをしていると、やはり少しずつ趣向が変わってきますね〜それが自然な流れだと思います。
    でも書かれているような妹背のさとなんかは私は好きでもありますよ〜下の子どもは楽しめそうですしね(^^)
    こちらからも訪問させていただきますね。