マイナーランプの保護・運搬ケースにカメラのレンズポーチを採用/オイル抜き・燃料容器・ケースあれこれ

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最終更新日 2023-12-05マイナーランプが2つ。キャンプの夜を彩ってもらおうと思うのですが、さてどうやって運ぼうか考えていました。

真鍮製でとても頑丈な作りではあるのですが、ガラスも使われており、年代物ということもあり、もし破損してしまうと部品の交換も困難です。

流行りのフュアーハンドランタンのケースを使うことも考えましたが、本体が細見なのでそのままでは安定感に欠けそうです。

マイナーランプを使われている皆さんがどうやって運搬しているのか調べてみても、そのまま荷物の中に入れていたりとコレという情報に当たらなかったので、自分なりに考えた結論を書き記して紹介してみようかと思います。

マイナーランプの保護・運搬にはカメラのレンズポーチがピッタリ

結論から言うと、カメラのレンズを保護する容器レンズポーチが保護性も運搬にもちょうどピッタリハマった感じです。

マイナーランプ通常サイズ(約26cm)にハクバのソフトレンズポーチ120‐240

↑上のリンクはハクバのソフトレンズポーチ130‐310です。Amazonのリンクから各サイズが選べます。

元々精密機器であるカメラレンズを保護運搬するためのケースですから全面に厚いクッション処理が施されていて安心感があります。通常この手のケースは巾着型が多いのですが、こちらは出し入れのしやすいタテ開きタイプ。

小型マイナーランプにはAmazonベーシック耐水ネオプレンレンズポーチ

20cm前後のマイナーランプにはAmazonベーシックのレンズポーチのXLサイズがピッタリ。

4サイズが揃って1000円前後というのはコスパ抜群。

他にも色々調べたのですが、カメラレンズポーチは結構値が張るものもあるので選択としてはこのあたりが現実的なところかなと落ち着きました。実はキャンプの収納関係というのはテントなどと並んで物凄く深い沼があるんですよね・・・ハマり過ぎないように気を付けようと思います。

以上です!

しかしこのままではあまりにも情報が少ないので、デイツやフュアーハンドランタンも含めたオイルランタンのオイル抜き、燃料容器、ケースなどについて書いてみたいと思います。

オイルランタンの使用で悩むオイル抜き

オイルランタンは基本オイル使い切りがいいと思います。理由は2つ。

灯油の引火点は40~60℃ 万が一に備える

マイナーランプはメンテナンスの問題からパラフィンオイルの使用が推奨され、灯油を使うことはまずないのですが、デイツやフュアーハンドランタンの場合灯油を使ってもいいかなと思っています。ただし灯油はパラフィンオイルに比べて引火点が高めです。

引火点 発火点
灯油 40~60℃ 255℃
パラフィンオイル 95℃

上の表で灯油の引火点が40~60℃とみると、夏場の車内などはもう超えちゃうなと思う方もいるかと思います。引火点というのはこの温度帯になって火元があれば引火するということなので、単純に液温がこの温度を超えたら発火するわけではありませんが取り扱いは慎重にしておいていいと思います。また布などにしみ込んだ場合は引火しやすくなるようです。揮発するからでしょうか。

私はキャンプ関係の荷物は基本車に積みっぱなしなのですが、燃料系は毎回車から降ろすようにしています。

漏れると大変!匂いが取れない

オイルランタンを点灯するのは大体夕方から明け方にかけての時間帯だと思われます。燃料タンクの大きさや芯の出し方にもよりますが、注入する燃料の量は一晩で使い切る程度にします。

どうしても残ってしまった場合、フュアーハンドやデイツはタンクの気密性が高くないので燃料が漏れることがあります。そんな時はケミカルスポイトで吸い取るのがいいでしょう。

経験上車内に灯油が漏れてしまうと大変です。まずしばらくすると頭が痛くなってきて気持ち悪くなってきます。1か月ほどコーヒーの粉を撒いて脱臭したことがありますが本当に苦痛でした。

オイルランタンは一回使い切り程度のオイル量で使用する、極力オイル抜きが必要な状況を作らない。これが鉄則です。

燃料容器あれこれ

次は燃料となるパラフィンオイルや灯油の燃料容器について。私が使っているのは3つです。

トランギア フューエルボトル

名前そのまま燃料ボトルです。

重量:95g サイズ:Φ6.5×H11.9㎝
燃料容量:300mℓまで

サイズも大き過ぎず小さすぎずちょうどよく、セイフティーバルブになっていて蓋を外さずに燃料を注入できる仕組みです。注ぎ口も細口で燃料をこぼさずに入れることが出来ます。

ただし、ネジ式の蓋部分が物凄く硬くなってしまうことがあります。空気抜きが上手く行かないと燃料の出始めにドバドバと出がちなので使用には慣れが必要かもしれません。

色違いもあります。

VARGO バーゴ アルコールフューエルボトル 240ml

こちらは燃料用アルコールを入れることもあるのですが、トランギアよりも扱いは簡単です。密閉性が高く漏れたことは一度もありません。何と言っても安いのがいいですね。細見でコンパクトなので携帯性もとてもいいです。

灯油の給油にはポリカンポンプ

冬場のキャンプでストーブを使う場合には灯油タンクを携行し、そこからデイツなどにも給油します。灯油系の給油には何と言ってもタカギのポリカンポンプが抜群に便利です。

電池不要でガソリンスタンドの給油のように手元のレバーを調整すれば微妙な給油量も調整出来るという優れもの。カラーがイマイチという方もいますが、そんな方にはアラジンとのコラボ商品なんかも。

我が家はいま2代目を使っていますが、末永くお付き合いしたいと思っています(笑)。

ランタンケース色々

先にも書きましたが、キャンプ道具の収納というのは深い沼が待ち構えています。これがベスト!と思っても、暫くすると他にもいい収納方法があるなとか、荷物が増えたり減ったりして収納のためのケースや収納方法がガラッと変わったりします。いったいどれだけ収納ケースを作ったり買ったことか…。

今回のマイナーランプには上記のカメラレンズポーチを使いましたが、ニッチな分野ですがマイナーランプ用収納ケースを販売すればいいのに…。

さあここからは2000円前後のランタンケースをいくつか調べてみました。

秀岳荘 縫製工場オリジナル ランタンケース

デイツ78の収納にはこちらを使っています。サイズ的には少し大きめなのですが、雑に扱っても問題のない丈夫さが気に入っています。オイルランプのケースではこのような布製のものが数多く発売されていますから、自分の好みのものを選ぶのも楽しいですね。

MG TRAILランタンケース

ケースの外周と底面にクッション材が入っていて、側面2か所をコンプレッション出来るという実用性に富んだもの。布地は12号帆布と丈夫そうです。ランタンケースとしてだけでなくキャンプ関係の細々したものの収納ケースとしてもいいんじゃないでしょうか。

フュアーハンドランタン純正ケース

フュアーハンドランタン専用ケース。実際に見たことはありませんが、何となくドイツというかイタリアあたりの風を感じるカラーですね。

複数持ちにマルチランタンケース

今回一番興味を持ったのはこちらの複数収納に対応したマルチランタンケース。オイルランタンは趣味性が高いように思うので複数持っている場合もありますね。そんな場合にちょっと便利かもと思いましたね。コスパも良いですね。

こんなところでしょうか。今回はマイナーランプの収納について書いてみました。マイナーランプそのものが知られていない道具でもありますから、収納についてもほとんど情報がありませんが、誰かのお役に立てれば幸いです。

 

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