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パナソニック「LUMIX GX7 Mark II」|カメラ業界でフルサイズミラーレスの嵐が吹き荒れる中、マイクロフォーサーズのサブ機を購入

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最終更新日 2023-12-05オリンパスのマイクロフォーサーズミラーレス一眼、「OM-D E-M1markⅡ」を使い始め約1年程。一向にカメラは上達いたしません(笑)。自虐でも何でもなく、カメラは感性とともに、勉強しなければ上手にならないと痛感する今日この頃です。

それなのにまた性懲りもなく新しいカメラを購入してしまいました。

パナソニックの「「LUMIX GX7 Mark II」。
現在は最新のMarkⅢが発売され一世代前のモデルとなりますが、そのコンパクトな機体は日常使いのミラーレス一眼として気軽に撮影を楽しめます。そして、センサーサイズはマイクロフォーサーズです。

怒涛のフルサイズ嵐の中、マイクロフォーサーズもいいよね!

吹き荒れる「フルサイズ」ミラーレス一眼の嵐

カメラの世界には大きな変革の波が押し寄せて来ているようですよ。
今夏、世界のカメラシェアを奪い合うキヤノンとニコンが相次いでフルサイズミラーレス一眼市場への参入を発表・初号機となる機体を発売しました。

先行するソニーの「フルサイズ」ミラーレスαシリーズに挑もうという攻勢に出ていますね。さらに先日パナソニックもフルサイズミラーレス市場に参入するというニュースが飛び込みました。

一眼レフからミラーレスへのカメラシステムの移り変わり、そしてよりセンサーサイズの大きなフルサイズに各社が雪崩をうって参入。「時代はフルサイズ」という流れが作られてしまいました。一般社会では???ですが、少しカメラをかじったことがある人だと、何となく「フルサイズ > マイクロフォーサーズ」という式をイメージすると思います。そもそも「フル」と「マイクロ」だと、何だかフルの方が凄そう!?(笑)(個人的見解です)。マイクロも小さくて凄いはずなんですけどね・・・。でもカメラの世界ではいま間違いなくフルサイズミラーレスの嵐が吹き荒れています。

そんな中、今回購入したのは「マイクロフォーサーズ」のLUMIX GX7 mark II。これで過去に購入した一眼カメラは4台。全てミラーレス、そしてマイクロフォーサーズとなりました。

初めにパナソニックのルミックスGF3、その後オリンパスE-M5markⅡ、現在メインで使っているE-M1markⅡ。そして今回で4台目のミラーレス一眼。全てレンズは共用できます。でも正直に言うと全くの偶然です(笑)そこまでカメラの種類や最新の動向に詳しくはありません。

ただ、結果を見ると自分がカメラに求めるものは感覚的にはブレていないんでしょうね。

コンパクトさと軽さは登山カメラ・普段使いカメラにおいては正義

そんな私でも「フルサイズ」という言葉に根拠のない憧れを抱いたりします。

少し前に名古屋のソニーショップへαシリーズを見に行く機会がありました。好日山荘名古屋栄店の目の前にあるんですよね。フルサイズ=画質に優れているという思いと、フルサイズの嵐にほんの少しだけ心動かされたんですね、「見るだけ」と。

ソニーショップで実際に手に取ってみて思ったのは、カメラボディでこそE‐M1markⅡとさほど大きさ重さは変わらない、これなら許容範囲かも…ということでした。正直乗り換える?とチラッと思いましたね。

でも写真はボディーだけでは撮れません。ボディーが置かれた隣のショーケースにズラリと並んだレンズ達を見て思ったのは、「デカッ!高!」でした。マイクロフォーサーズレンズ群と比べ巨大さと価格が桁違。

詳しくは詳しい方々に譲りますが、とても素人がおいそれと手を出す、出せる世界ではないなと直感しました。というか、今の自分には全く不釣り合い過ぎるシステムでした。イイものを追求すればどの世界でもキリがないと思います。カメラもそう。分相応というのでしょうかね(笑)早々にソニーショップを後にしました。

帰りながら、私のカメラの使用用途に合い、いじる楽しさも与えてくれるのは、現状ではマイクロフォーサーズ規格だなと改めて思いました。

「画質もよく、取り回しも良いこと」私の望むカメラの姿

マイクロフォーサーズ機はフルサイズ機よりもコンパクト・軽量なことが多い。それでも、私の使うOM-D E-M1markⅡなどは2000万画素、強力な手振れ補正、防塵防滴耐低温などの高性能な機能を誇っています。カメラを登山で使う身にとってみると、より高精細であるであろうフルサイズには憧れますが、あの巨大・重厚な機体を持って登ることは自分には想像が出来ませんでした(コンパクトになれば別ですよ)。

成長する子どもの写真を撮ることを主にしている私からすると、画質もそこそ良く、日常使いまわしも良い、そんなバランスこそが必要なんだと、フルサイズの嵐が吹き荒れる中改めて思わされたりしました。そして、バランスという言葉が最もピッタリするカメラがマイクロフォーサーズだと思います。

もちろんフルサイズ機を否定するわけでなく、新しい流れにとてもワクワクしていますし、まだまだ進化の途上なのだろうなと思っています。いつか自分もと思わなくもありません、高過ぎですけどね(笑)

スマホ?高級コンデジ?日常使いミラーレス一眼「LUMIX GX7 Mark II」

コンパクト、軽い、バランスが良いマイクロフォーサーズと散々言ったにもかかわらず、オリンパスのフラッグシップ機であるOM-D E-M1markⅡを毎日持ち歩けるかというと、流石に嵩張ります。日増しに高まるカメラを日常的にもっと使ってみたいという欲求。そこで浮上したのが、普段使いできるカメラの購入でした。

結論として「LUMIX GX7 Mark II」の中古備品を3万円台で購入しました。

結論に至るまで約一か月。「iPhoneで良くない?」とか、ソニーなどの高級コンデジでもいいかな~?など、店舗で実際に実機を触りながら1か月考えました。

iPhoneXSのカメラ|瞬発的な記録のカメラ

色々あり、iPhoneは最新の「iPhoneXS」へ乗り換えました。

カメラがグレードアップしたということですが殆ど使っていません。ボケ表現も出来るように進化していると言われていますが、被写体によってはとても不自然です。

曼殊沙華-輪郭が複雑な被写体は処理がおかしなことに iPhoneXSで撮影 f4.0

 

おたふく風邪で首筋がパンパン iPhoneXSで撮影  10月10日

 

本人の名誉のために。おたふく風邪前 iPhoneXSで撮影 f1.4

iPhoneXSのポートレートモードで撮影するとボケ調整がとても簡単に出来ます。しかし輪郭のデジタル処理による違和感や低照度でのノイズがどうしても目立ちます。

メモの記録や瞬間的な出来事をパシャパシャ切り取る分には全然構いませんが。スマホは写真撮影をとても身近なものに変えたと思いますが、まだまだカメラの敵ではないのかなと個人的には思ってしまっています。

高級コンデジのコンパクトさは魅力だが価格の高騰が凄い

では高級コンデジはどうか。

検討したのはソニーのRX100M3とキヤノン G7XMark IIでした。スマホよりも色々な写真が撮れてコンパクト。高級コンデジの進化は目覚ましいなと思います。特にカメラをいじる楽しみがありながらコンパクトな点は魅力です。

つい最近ではパナソニック LX100M2(10月18日発売予定)も登場しましたが、価格は11万円オーバー。上の二機種も発売から数年経っていますが、それでも6万円前後とかなりの高値歩留まり状況。予算的に折り合いませんでした。

中古市場豊富・価格も安定、比較的コンパクトなマイクロフォーサーズミラーレス一眼はどうだろう?

LUMIX GX7 Mark II

色々考えてみると、タイトルの通りです。ただし、交換レンズも含めればそれなりの価格ですし、コンパクトさはiPhoneや高級コンデジが圧勝で、「比較的コンパクト」という条件付きなことも飲み込むことが求められます。それでも、レンズ交換式のカメラの楽しさを感じることが出来、なおかつ画質も期待できる。そして中古市場も比較的豊富で安価であることが魅力です。
個人的にはマイクロフォーサーズを応援する気持ちも後押しし、購入に至りました。

同モデルには現在markⅢという最新機が発売されていますが、スペックは十分です。

基本仕様・タイプ ミラーレス レンズマウント マイクロフォーサーズマウント
・画素数 1684万画素(総画素) 1600万画素(有効画素)
・撮像素子 フォーサーズ 4/3型 LiveMOS
・ローパスフィルターレス
・撮影感度 標準:ISO200~25600 拡張:ISO100
・記録フォーマット JPEG/RAW 連写撮影/秒 40 コマ
・シャッタースピード 1/16000~60 秒 液晶モニター 3インチ 104万ドット
・ファインダー形式 LVF ファインダー倍率 1.39 倍
・ファインダー視野率(上下/左右) 100/100 電池タイプ 専用電池
・記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード
他に、手振れ補正、USB充電など

 

毎日持ち歩くカバンに忍ばせてみたいと思っています。

レンズはPanasonic 単焦点レンズ ルミックス G 20mm/F1.7 II ASPH. ブラック

手持ちのパンケーキレンズを付けっぱなしにしています。もちろんオリンパスのプロレンズも装着できます。バランス悪いですけどね。このレンズ、「神レンズ」などとも呼ばれていますが、その良し悪しについては詳しい方に任せます。

LUMIX GX7 Mark IIで撮ってみた

早速色々撮っています。これまでのブログ記事の中でも使っていますが、先日マキノ高原キャンプ場へ行ったときに登った赤坂山での様子など。

赤坂山山頂付近より。日の出前、奥に琵琶湖

 

同じく赤坂山山頂付近の鉄塔

 

赤坂山登山道脇の沢。暗い場所でしたが手振れ補正効いてます

 

レンズのAFが遅いです、子どもも撮れる


郡上八幡へはこのカメラをサコッシュに入れて連れて行きました。

購入して満足していますが、まだまだ使い切れていません。そのコンパクトさを生かし、もっと色々な場面で使っていってみたいと思います。

カメラとネット・自立して生きるため、上手に寄りかかり先を増やしていく私たち

新垣結衣主演「獣になれない私たち」にちょっとかけてみました(笑)

私が子供の頃、カメラはまだまだフイルムの時代。常に本棚の上の方に置いてあり、子どもが触るなんてもってのほかでした。その頃は写真を撮るのがこんなに普通の事になるとも思ってもいませんでした。そして撮った写真を世界中の人に簡単に見てもらえる環境が生まれるとは考えてもいませんでした。

InstagramなどのSNSに投稿し、「いいね」を沢山もらうことは小学生でも知っているのでしょう。「承認要求」などという言葉をどちらかというと否定的な意味合いで聞くこともありますが、私は人間は誰かに認められ、支えてもらうことで初めて生きていけるものなのだろうと思っています。

現実のこの世の中で、人は決して一人では自立し生きていけないことを考えると、SNSなどを通じた人と人とのつながりや、ある意味での依存というのは当たり前の事なのかなと思ったりします。写真を通じて誰もが気軽に自己を表現出来るようになったことは、自立のための適切な依存先を作り広げる条件が以前よりずっと大きくなったというプラスのこととして捉えてもいいのかなと思ったりします。

最後にゴチャゴチャ書きましたが、カメラを発明した人は今の世の中をどんな風に見ているのでしょうね。カメラは人類の大発明だと思います。

 

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  1. ペロティ

    こんばんは

    奇遇ですねー
    私もこの間このカメラ買ったばかりなんですよ。
    同じく中古のものを3万円台でw
    違うのは、私はこれがメイン機だってことぐらいでしょうかw
    サイズ感がいいですよね、これ。

    ちなみに私も歴代マイクロフォーサーズ規格ばかりですね。
    パナソニックばかりですけどねー

    私も少しは写真の腕を上げたいです。。。