GRIVEL 「エアーテック ニューマチック」~雪山の必需品12本爪アイゼン2代目を購入した
最終更新日 2021-12-19那須岳での訓練中に雪崩に遭い、高校生や教員の方が犠牲になった事故。
アイゼンの記事を書いている最中に起き、沈痛な思いでいます。
テレビ画面で話される親御さんの無念は心に刺さります。まさか、との思いだと思います。
子どもが突然いなくなるというのは本当に堪えるだろうと…。
この事故を通じ、高校生(以下も含め)の雪山登山全面禁止なども報道されているようですが…はたして。
さて、以下は事故前に書いていたものです。
「雪山」と言うと決まって「あの、とがったやつ」「刺さるの、えっと」「ケンザンみたいな・・・」と聞かれます。
そのぐらい、雪山=「これ」
というイメージが強いのかもしれません。
冬山登山必需品の「アイゼン」
新たな相棒にグリベルの12本爪アイゼン「エアーテック ニューマチック」を導入しました。
12本の爪が斜面の雪と氷をしっかり掴みます。
靴はスポルティバのトランゴアルプエボ。
正直、アルプエボはソールが若干上むきに反っており、完全にアイゼンとフィットさせるには困難かもしれませんが、先日伊吹山を登った時には特に外れそうなどの不安は感じませんでした。
先日の伊吹山で試し履き。
これまで使って来たのはカジタックス「LXB-12 アイゼン」。今後、みーに譲っていければと思いますが、今年はまだ無理かな。
グリベルの方ですが、まだ使い慣れていないからか若干滑る感じがありました。このあたりは慣れもあるかなと。
しかし、グリベル独自のアンチスノープレートのおかげで足裏に雪玉が出来ることもなく、終始歩きやすさを感じました。
足裏の黄色いボコッと飛び出た部分が雪が付くのを防ぎます。
カジタックスのスノープレートは平面のプラスチックでしたがらグリベルのスノープレートの方は柔らかなゴム。どのくらい差が出るのかはこれから検証です。
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携行にはブラックダイヤモンドのクランポンバック。
余談ですが、オートキャンプ時の小物ケースとして使うのにも便利。
上面はメッシュで、全体は防水加工になっているので、洗って濡れたシェラとかを入れておいてもいい。
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さて、今回のモノ写真。先日のカメラに新しいレンズを装着して撮影してみました。
非常に簡単にボケてくれ、とてもいい^^
オークションで格安で落とすことが出来ました~
そちらのレポはまた書いてみようかと思います。
それでもまた行くのかな…
那須岳での雪崩事故。
報道では、「絶対に」安全だと思い行ったとのことでしたが、自然を前にして絶対などということは思ってはいけないのでしょうね。
雪山に限らず、登山には危険があるものだということを常に忘れないようにしないといけないと改めて思いました。そして撤退する勇気も。
ただ、山の危険はどんなに防ごうと思っても、防げないときもあるのかなと思います。
今回のことを通じ、高校生の雪山登山は原則禁止とされていることを初めて知りました。
八ヶ岳などではよく高校生の団体とすれ違いますが…。
報道の範囲でしかわかりませんが、今回のことは高校生だから犠牲になったということではないのではないかと思います。そして危険だから禁止となってしまうのはどうなのかなと…。
山を歩くのは辛いときもあるのだけれど、素晴らしい経験と、見て見たい景色が待っていると思うと、やはりまた行ってしまう。
やつぱりまた歩きに行くかな。
犠牲になった皆さんに心から哀悼の意を捧げます。
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わたしも同じのを使っています。
固い雪面や岩稜帯が多かったり、階段や梯子、強風で雪が薄い尾根を歩くときには歩き易いし
割と日本の山向きなアイゼンだと思います。
サラっサラの新雪や春先のグズグズ雪はG12とか、より爪が深いアイゼンの方が
分があるような気がします。状況や山に応じて使い分けるのが一番ですね(^^)
こんにちは。初めてコメントをします。ここ1カ月、当ブログの存在を知り、楽しく、感慨深く読ませてもらっています。
雪崩のニュースを何気なく見ていて、高校生の冬山登山禁止、という話にに首をかしげていたところ、みーパパさんが我が意を得たり!なコメントをしてくださっていたので思わずコメントしてみました。
確かに痛ましい事故だったとは思いますが、同じような失敗をくり返さない為にその反省と経験をひとりでも多くの高校生に受け取ってもらうことこそ、亡くなられた若き登山家たちへの真の鎮魂となるのではないかと思います。
冬山登山禁止、は臭いものにフタをするような話で、何も問題は解決しませんし、冬山登山を真に理解する行為とはほど遠い…と勝手ながら思っていた次第です。
自分もまだ冬山登山を理解していないからこそ、この悲劇をしっかり受け止めて、登山ライフを楽しみたいと思います。
自分にも二人の男の子がいましてみーパパさんと同い年です。
お互い、これからも登山ライフを満喫しましょうね。