【やすらぎの森オートキャンプ場】長野県信濃町、妙高山の麓でコロナ禍おこもり父子キャンプ!
最終更新日 2023-12-0511月21日(土)~23日(月)、何年か前から気になっていた長野県信濃町の「やすらぎの森オートキャンプ場」へ父子で行ってきました。
良さそうなロケーションなのに予約サイトを覗くといつも空いているのは何故なんだろう?そんな疑問を思っていた場所への初訪問。謎は解明できませんでしたが、今後人気は増していくだろうと感じたので紹介します。
目次【お好きなところから】
「やすらぎの森オートキャンプ場」閉鎖を乗り越え再生中
新潟県境は目の前という長野県の北部、信濃町。町が運営していたキャンプ場は2012年に経営不振から一旦閉鎖され、2016年に現在の運営会社が再生を試みている最中なのが「やすらぎの森キャンプ場」。数年前からその名前は知っていたものの、「いつも予約が空いている」ことが不思議でちょっと様子見となっていたキャンプ場でした。
信州のキャンプ場としては珍しい?かなり広大な平坦サイト。75組が同時に入場できるフリーサイトが整備されています。
戸隠イースタンキャンプ場の近くだったことにビックリ!
行ってみて気が付いたんですが、実はこれまでもこちらの横はちょくちょく通りかかっていたんですね。我が家がよく利用する戸隠イースタンキャンプ場に向かうために利用する上越自動車道信濃町インターチェンジからわずか10分という立地。ナウマンゾウの化石発掘で有名な野尻湖にほど近い場所にあります。
道路脇にこんな看板がありましたありました。この看板の示す方向へ100ⅿほど進むと上の写真のような広大な開放空間が現れます。見逃してましたね・・・。
試しに行くには手ごろな価格だった
日本百名山「妙高山」を望む平坦地の広がるフリーサイトだけでなく直火も可能なフォレストサイト、電源サイト、ロンリーサイトなどが準備されているようです。感じたのはフリーサイトの格安感。
フリーサイト価格大人 1泊 2,000円〜(繁忙期料金設定あり)
子供 1泊 1,000円(中学生まで)
未就学児は無料です
車乗入れ 1台 1,000円 / バイク乗入れ 1台 500円 / 自転車乗入れ 無料
※車・バイクは、1台ごと、1泊につき費用が発生します(例:車1台を乗り入れて2泊する場合、2,000円となります)
※連泊割引があります。2泊以上5泊未満 10%割引、6泊以上 15%割引
※ステッカー割引があります。NatureServiceのステッカーを車やバイクに貼って頂いている場合10%割引(1泊でもOK、他の割引との併用はできません)
※繁忙期は大人1泊 2,500円 となります。
我が家は車乗り入れはしなかったのでその部分は無料。設営と撤収の時には乗り入れ可能なので問題ありません。連泊割もあったのでみぃ君と2人で2泊しましたけど格安感がありました。
詳しくくはやすらぎの森オートキャンプ場公式HPをご覧ください。
やすらぎの森をGoProで撮影した
今回はいつもより多めに撮ってみました。GoProを購入して早一年ですが、あまり活用出来ていませんね。
初訪問やすらぎの森オートキャンプ場でおこもり父子キャンプ
訪問したのはコロナウイルス感染拡大にともない「我慢の3連休」が呼びかけられていた11月の3連休。今回は地元商店での買い出しなし、コンビニも寄らずというキャンプ場おこもり父子キャンプ。換気抜群の屋外で楽しく過ごしてきました。
妙高山の麓、信州のミニ「ふもとっぱら」
到着時には雨も降り、初日はかなりの強風、撤収日も雨というイマイチの天候でしたが、目の前に聳える妙高山や黒姫山を眺めながら解放感のあるキャンプを満喫。ロケーション的にはこじんまりした「信州のふもとっぱら」という印象です。
妙高山がモルゲンロートで燃える。
到着すると無人・・・受付なし、しかし
3連休初日、名古屋から約4時間近く走ってナビの通りやすらぎの森オートキャンプ場へ到着すると雨の中誰もいない広大な敷地が目の前に広がりました。トイレなどもありキャンプ場らしいことは間違いないのですが、いわゆる管理棟的な管理施設がありません。すると小型の電気自動車がスーッと近づいてきます。温和な男性から「予約されている方ですか?」と問いかけられたので「はい」と答えました。やすらぎの森オートキャプ場は基本的には完全事前予約制。どうやら予約がはいっていなければクローズにすることもありそうですね。
やすらぎの森オートキャンプ場ではすでに入っている人がゆっくり過ごせるようにアーリーチェックインは行っていません。ということで10時まで車でノンビリ待つことに。その間にキャンプ場の中をウロウロしてどこが張りやすいか目星をつけていました。9時45分頃になると軽トラがやってきて男性2人が簡易タープや机を広げ始めます。こういう感じ好きですね。
受付設営中です!コロナ対策もあり現金決済は出来ず全てネットで事前決済です。薪などは現地で必要に応じて購入出来ますが、それらも電子マネーなどでの支払いが原則です。今回は一切現金を使いませんでした。事前決済済みなので受付はスムーズで事前に届いていたバーコードを読み取ってもらっていよいよ入場です。
ヒルバーグアトラスでおこもり開始!
おこもりキャンプにはヒルバーグアトラスですね。
朝からの雨も設営の際には止んでくれたので助かりました。この日は満サイトということですが隣とのスペースは十分。
フリーサイトは焚き火台使用がルール。キャンプ場の薪はナラとスギが選択出来て一束800円。ちょっと高かったので近場のあるところで調達してきました。
一束だけ試しに購入したキャンプ場のナラ薪。しっかり乾燥していて密度もあっていい薪でした。受付近くにはゴミ捨て場があり、燃やしきれなかった薪を置いていく人たちもいたので結局そちらから1束分以上いただきました(笑)
みぃ君の見た焚き火台。最近カメラを貸して欲しいと言われることが増え、クリスマスプレゼントにもカメラが欲しいと・・・。「サンタさんはお歳だからカメラは詳しくないと思うよ!」と言ってありますが・・・(笑)
スキレットでステーキを焼いたり、フジカに鍋を乗せて煮物を煮込んだり。
翌朝には温野菜も。
この時期になるとフジカで色々焼くことが出来て料理が楽(笑)我が家のおススメはフジカの上に和平フレイズの焼き網を乗せてトースト。表面カリカリ、中ふんわりと焼きあがってとってもおいしい。まあ本当にノンビリです。
フジカにはこちらの焼き網がベストマッチ。お餅も美味しく焼けますよ。
フジカは室内焼きマシュマロでも活躍してくれます(笑)
今回のキャンプはおこもりキャンプ。アトラスの中で料理をしたり、目の前で焚き火をしたり本当にノンビリした時間の使い方をしました。
風が強く拭きやすい地形なのかもしれませんが初日の夜にかけてはかなり強めの風が吹いていました。
「星降るキャンプ場」と言うだけはあるかも
初日のミッションはクリスマスのプレゼント希望をさりげなく聞き出すこと!
焚き火を眺めながらあーでもないこーでもないと話しながら希望を探ります。でも移動距離も長くて二人とも夜7時頃には眠くなってしまいました。最近夜がとっても早い。
みぃ君はいつの間にか焚き火にあたりながらスースーと寝息を立ていました。幸せな時間というのはこういうことを言うんでしょうね。寒くないようにウールのブランケットをかけて完全防寒。焚き火に薪をくべて暖かさを確保します。
こちらのキャンプ場のキャッチフレーズには「星降るキャンプ場」とあります。今回はほぼ満月の夜だったため星は残念でしたが、キャンプ場の上空が広く開けているため、妙高山と星空は素晴らしいだろうなと想像が出来ます。満月だからこそ明るい月がそれぞれのサイトを明るく照らし出します。季節もあるでしょうが騒ぐ人もおらずに静かな夜でした。
そのまま夜21時には就寝していきました。やすらぎの森オートキャンプ場の標高は約700ⅿ程度。11月後半の気温は氷点下に下がることはなかった?ようです。2日間とも暖かい夜でしたね。
隣接する「やすらぎの森」は散策に最高だけど甘く見ると遭難する
少し前に載せたキャンプ場マップにもあるように、フリーサイトに隣接する形で「やすらぎの森(長野セブンの森)」が広がっています。広さは約16ヘクタール、48000坪という広さ。セブンイレブンが森林保全に少し関わっているようですね。
写真奥が妙高山、左がフリーサイト、間に調整池があり右手の森が「やすらぎの森」です。
2日目の朝にみぃ君と散策に出かけてみましたが、美しい森が魅力的。地図では散策ルートがあるかのように見えますが、実際に踏み込んでみると無数に道が分かれており、子どもだけで入り込むと遭難する危険もあります。甘く見るといけませんが、やすらぎの森オートキャンプ場へ行ったなら是非足を運んでみることをお勧めします。
夏は葉が生い茂りまた違った雰囲気なんでしょうね。
ノンビリ過ごした3日間。3日目は雨が降る直前に奇跡的に乾燥撤収!やりました(笑)。
楽しい3日間を過ごすことが出来ました。
やすらぎの森オートキャンプ場設備紹介
最後にやすらぎの森オートキャンプ場の施設・設備を少しだけ紹介します。
トイレは場内3か所
トイレは場内に2か所、隣接するノマドワークセンターに1か所の計3か所。ノマドワークセンター内のトイレは24時間使えるわけではありませんが、建物内にあるため非常に清潔。掃除が完璧に行き届いています。ただしサイトからは遠い。上の写真はフリーサイトに隣接するトイレ。男性側に個室は一つですが、中にはエアコンも設置されていてとても綺麗でしたね。
水場は少なめかも
水場もトイレと同じく3か所。1か所のみ屋根がありましたが、他は屋外に雨ざらし。我が家は水場で洗い物はしませんから問題ありませんが、その都度食器を水洗いする方などだと悪天候や並んだりすると大変そうですね。もちろんお湯などは出ません。
ゴミはほとんど捨てられるようです
ゴミはほとんどの物を捨てられるようです。
RVパークは電源サイト?
写真はRVパーク、いわゆる電源サイト。フリーサイトから見ると高台となっており、左手下にフリーサイトが広がっています。料金はフリーサイトと同じ入場料+2000円ということのようですが、電柱の存在などが率直に言って景観をそこねていますね。
フリーサイトの水はけは懸念材料
こちらは3日目の朝だと思います。1日目の到着前に雨が降っており、フリーサイト中央付近はぬかるんでいる場所が広がっていました。2日目は晴天、3日目は夜中雨が降っていたようです。キャンプ場の公式HPでも書かれていますがフリーサイトは雨の後の車の轍が問題となってきている様子。
水はけは良いとは言えなさそうです。ただフリーサイトの端の方は問題ありませんでしたから場所取りによりコンデションは大きく違うと思います。
ノマドワークセンター
別途使用料が必要なのだろうと思いますが、キャンプ場に隣接する高台にはノマドワークセンターが建っており、キャンプをしながら仕事を出来る環境が準備されています。高速Wi-Fiも飛んでいるということですよ。私のような介護労働には全く無縁ですけれども一度は使ってみたいですね。
やすらぎの森オートキャンプ場について
何故予約サイトでいつも空きが出ているんだろう?その理由はハッキリとは分かりませんでしたが、訪問してみて思ったことは今後今以上に人気が出てくるのは必至ということでした。2日目と3日目の朝、キャンプ場の運営に携わる男性とそのご家族がフリーサイト内のごみを拾いながら、キャンプをする私達に「困ったことはありませんでしたか?」と声をかけながらにこやかに回っていらっしゃいました。
立派な管理棟も受付もありません、水場も高規格キャンプ場のような設備はありません、トイレも満サイトになった時には若干少ないくなるかもしれません。それでも、抜群のロケーションと運営者のこのような姿があれば人気は増していくだろうなと思います。
キャンプ場のキャッチフレーズに「長野の自然を楽しもう」という言葉がありました。すでに始まっているようですが、妙高山の圧倒的な存在感という利点とともに、隣接する「やすらぎの森」の美しさや豊かさの魅力をより広め、長期滞在型のキャンプ地として認知されていけば面白い場所になるのではないかなと感じました。これからに期待したいキャンプ場をまた一つ見つけたように思います。
以上、長野県信濃町 やすらぎの森オートキャンプ場の紹介でした。
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3連休やすらぎに居たのですね
22日、管理人と遊びにノマドセンターに居ました。
言ってくれれば差し入れしたのに (笑)
そうなんです!初めて伺いました良いところですね〜早く着いて待っている間も優しく管理人さんに声をかけていたまきました!