レビュー:オスプレー「Mutant38」

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最終更新日 2021-12-19山のザックにオスプレー「ミュータント38」を導入しました
「ファスト&ライトスタイルのクライミングやアイスクライミングのためのに開発された軽量トップローダー」
ん〜要するに山のザック〜一般登山にももちろん使えますよ^ ^

天狗岳で初投入し、先日の薬師岳でも使いました〜まだ回数は少ないのですが、使ってみた感想を書き残しておきますね^ ^

テントには沼があるとよく言いますが
ザックにも沼があると思います^^;(笑)
というかアウトドアは沼だらけですヽ(;▽;)ノ
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オスプレーのザックは登山ではよく見る定番の一つ
私も大型ザックのイーサー70、ケストレル38を使っていますがよく同じザックを使っている方とすれ違います^^
同じザックを使っていると何となく親近感を覚えるのは不思議ですね(笑)
ただ、このミュータントはオスプレーの中でも少しマイナーな部類になるのではないでしょうか~被ることは少なそうです^^
まず公式のスペックから
スペック S/M      M/L
容 量 35㍑      38㍑
重 量 1.11㎏     1.19㎏
ミニマム重量 0.73㎏  0.81㎏
外 寸 縦63㎝ x 横27㎝ x 奥25㎝

写真右がケストレル38、左がミュータント38です
注目したのは重量です
同じくオスプレーのケストレル38は同サイズですが重量1.44kg
これに対してミュータントは1.19kgと250g軽量
さらに、各種部品の着脱が可能となっており、最も軽量なスタイルにすると810gまでサイズダウンします
現在は超軽量ザックなどもあり、それに比べるとまだ重いことは間違いないのですが、背負いやすさや自分自身の登山スタイルなどもよく考えながらミュータントに決めました
サイズダウンの理由には生地の違いはもちろんですが、全体のシルエットがポケットなどを極力排してスリムなものになっていることがあると思います
このシンプルなスタイルは今のザックの流行りでもありますね~

スマートです^^

背中側~ステーが入っていますからしっかりしています
背中のステーは軽量化の一つとして取り外して使うことも可能となっています

取り外しは簡単です^ ^

側面から見ると青いストラップが特徴的です
このストラップは一本でつながっており、ザックの内容量によって締めたり緩めたり、または装備を外付けする際に使ったりすることができます

バックカントリーでの使用なども想定されているため、スキーなどを固定するスキーループと併用するという使用方法もあるようです
私はスキーしないので、その使い方は恐らくないですね~
スキーループは上の方の写真でもありますが、ボトルなどをぶら下げておくのにも便利ですよ^^
ヒップベルトにはよくあるポケットはありません


ショルダーベルト部分は肉抜きして軽量化されています
それでもしっかりした背負い心地が確保されていて、個人的にはケストレルよりも体に馴染む感じがしました

定番のハイドレーションにも対応しています
左右両側面からホースを引っ張り出すことが可能です
ハイドレーションサーバーの収納方法が若干違います。
ケストレルが背面と本体の隙間にサーバーを入れるようになっていましたがミュータントは本体の中に収納するようになっています

ミュータントは本体の容量をサーバーが圧迫する形となりますね~ただし背面の形状に影響を与えないので背負いやすさは犠牲になりにくかったです

ケストレルはサーバーの水の量が背面の形状にもろに影響してしまい、背負いやすさにかなり影響を与えていました~ただし、本体容量には影響が少ない
このあたりは好みがあるかと思います~私はミュータントの方が好みでした^ ^
ただし、パッキング容量を圧迫するので、注意が必要だなと思っています

アイスクライミングなどにも対応しているミュータント
ピッケルホルダーがシンプルながらとても使いやすかったです^^
ダブルアックスまで対応ですね…対応してますが、アイスクライミングは今の所予定なし…今の所…興味はあり(笑)


雨蓋がまた特徴的

通常の収納スペースとは別にヘルメットの装着用用具がセットされています


最近は北アルプスなどを中心にヘルメット着用が推奨されている山域が増えていている模様
実はこのあたりもミュータントを選んだ理由の一つです
さらに雨蓋は取り外して軽量化ができるのですが、その下にはスノーガードが付けられており、それも簡易の雨蓋の役割を果たします

先日はこの二つの雨蓋の間に泥だらけになったアイゼンを挟んで収納したのですが、ザック内部が汚れることもなく、安定して収納もでき一つの収納スタイルとしても便利だなと感じました
スノーガードの裏側には収納スペースも付いています

ちょっとしたことですが、この斜めジッパーは実用的
内容物が落ちにくく、ジッパーが水平に付けられているよりも引っ張りやすいです
細かな所までよく考えられているなと思いましたね^^
と、色々書いてきましたし、決定までには何度も何度もお店で重りも入れて背負ったりしたきました・・・しかし!
決定打は見た目のカッコヨさでした(笑)
なんじゃそれ~ですが、結構大事なポイントです^^
新ザックのオスプレーミュータント38
一泊程度のテント泊山行などではこれで十分行けると思っていますが、ケストレルと併用しながら楽しい山旅のお供となってくれたらと思います^^
ザックの目印に元々のロゴマークだったカエルを取り付けました^ ^

 

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