ソロイスト

雪山にどんな手袋を持っていきますか?【Black Diamond ソロイスト】を去年買っていました-雪山装備必需品編

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最終更新日 2023-12-05変なタイトル付けましたね。

最近モンモンとしています。
それは、ひょんなことから突然車を買い替えることになり、そしてその車の納車遅れのためにすでに降り始めている雪を楽しみに行けないからです。八つ当たりですね^^;

いつもなら11月にはスタッドレスに履き替えるのですが、購入1年目のスタッドレスはすでに売却してしまいました。もちろん伊吹山や鈴鹿あたりでもいいのですが、何となく遠出したい気分で・・・。
そういえば、スタッドレス売却では5社ほど見積もりを依頼し、5000円から2万円までとかなりの開きがありました。ちょうど依頼した時期に日本列島に早めの強い寒気が流れ込んだ時期だったためか、何度も何度も「もう決まりました?」との電話があって、「もうどこでもいいか?」なんて揺れたのですが、2週間ほど時間をかけてじっくり見積もりを引き出した結果が4倍に買取価格がアップ・・・そういうものなのですね。すみません、余談です、本題に入ります。

私はどうやら汗かきではないかと思う

どうやら私は汗かきなんじゃないかと思うようになっています。というのも、四季にかかわらずですが、登山後にはザックのショルダーベルトあたりに真っ白く塩が浮きます。もしかしたらオーバーワークだったり、衣類の着方に問題があるのかもしれませんが、色々やってみてもあまり変化はなく塩が浮きます。
これは冬場でも同じなのですが、夏場以上に冬場の汗には神経質になります。何と言っても動きを止めた途端に冷えますからね。-20℃あたりだと軽く死を感じるような冷えが襲ってきますよね。

冬場の汗、その中でも特に感じるのは「手」です。
手汗によって濡れた手袋をしたまま吹雪く稜線を歩いていたりするとあっという間に凍えてきます。手袋がオーバースペック過ぎるかというと、そういうわけではないように思っています。汗をかきやすいように思います。というか、年齢とともにそう感じるようになりました。

結局2つの方法でしのいでいます。

1つは手袋を次々交換する。インナー・アウターの替えを1回の登山で4つほど持参します。
もう1つはウールのインナー手袋で「濡れ感」を軽減させる。ウールは保水しにくいので、濡れた感覚を感じにくいように思っています。

少し詳しく見てみます。

雪山で手が凍えるのはイヤ!冬山必需品「手袋」「globe」あれこれ

雪山で素手で行動する人っているんでしょうか。無風で太陽が出ているような時の停滞中に一瞬ならまあありえますが、他では見たことありません。というか、もしそういう人がいたらどんな手をしているのか見てみたいですね。

雪山手袋

インナー、2層目、オーバーグローブと3種類。大概こんな内容の手袋を持っていきます。手袋も単体で使うというよりもレイヤリングだろうと思います。ここでは一つ一つ見てみたいと思います。

インナー手袋

一番気を使うのは肌に近いインナーです。インナー手袋色々試しました。
過去には手袋のレイヤリングを推奨しているfinetrackの「パワーメッシュインナーグローブ」も試したのですが、耐久性に難があるように思いました。2回ほどで破れてしまったりと。しかしつけ心地はとても良く、汗を吸い上げているのか手が濡れる感覚は本当にありませんでしたね。

finetrack/ファイントラック】Powermesh Inner Globe Black / パワーメッシュ インナー グローブブラック【ヤマトDM便のみ/代引不可】

メリノウールインナー手袋

いま気に入って使っているのがORの「バイオセンサーライナーズ」。メリノウール95%でスマホ操作も可能といううたい文句の薄手のぴちぴちの手袋です。

OUTDOOR RESEARCHバイオセンサーライナーズ

この手袋、スマホ操作が売りの一つなのですが、この種の手袋は数回着用するとスマホ反応が鈍くなるのが定番ですね。そのかわり、ピチピチだからか両手ともに中指の先が破れました。飛び出した指先でスマホは操作できるのですが、手袋としての暖かさという点では(笑)

それでも、登り始めでまだそれほどキツイ寒さではないときにはこれ単体で登り始め、順次レイヤリングしていくという使い方をしています。ちなみにこの手袋は2着持っていくようにしていたりします。どれだけ濡れた感覚がわかりにくと言っても、やはり濡れます。やっぱり手汗のせいかな・・・。

フリースインナー手袋

モンベルのシャミースグローブは化繊なのですが、濡れた感じを感じにく手袋で重宝しています。ただ、いま探していたら見つかりませんでした。ちょっとどこかに紛れこんでしまったようです・・・。気が付いて良かった。

シャミースグローブのいいところは、フリース生地に特化していることかもしれません。他社の同様の手袋も使ったことがありますが、手の内側部分に合皮を貼り付けているようなものが多く、数回の山行で合皮が剥がれたりボロボロになってくることが多いのですね。そうなるとちょっと鬱陶しくなってしまいます。そういう心配がないのはシャミースのいいところです。後は抜群に安い!

2層目、稜線前まではこれでいきます~単体でもオールシーズン利用する手袋

こちらはオールシーズン単体でも活躍してくれている手袋、アウトドアリサーチのストームトラッカーグローブです。
夏の高山でも手袋は2着持っていくのですが、必ず予備として持っていきます。冬場には樹林帯などで強風は吹き付けないものの、標高が上がってきている時やウールのインナーだけでは雪に触れて濡れてしまう時などにインナーの上に装着しています。だから熱いのかな??でもオーバー手袋まで必要ないような時に重宝します。

ウインドストッパーなので、そこそこの防水性はあります。風にも強いのだろうと思いますが、何よりも気に入っているのがフォルムと丈夫さです。ただ、保温性は高いわけではなく、稜線に出てしまうとこれだけだと凍えてしまいますが。

余談ですが、冬以外ではこのストームトラッカーとブラックダイヤモンドのクラッググローブです。というかほぼクラッググローブを使っています。安いし丈夫で言うことなしですね。雪山にも予備の予備として持っていくことがあります。すぐ濡れますが・・・好きすぎて離せません(笑)デザインも好きです。

BlackDiamondソロイスト購入、去年使えなかったリベンジはこの冬に

最後はオーバーグローブです。
吹雪く稜線に出るとオーバーグローブなしでは指先がちぎれそうになってしまいますので雪山の必需品ですね。

昨年は入院し、ドクターストップも出ていたのでほとんど雪山らしい冬山には行けませんでした。それなのに?それだから?オーバーグローブはこっそり買っていたのです。BlackDiamondのソロイスト。それまでもBlackDiamondの他のオーバーグローブを使っていたのですが、汗?濡れ?低温?とにかく少し寒さを感じていたのです。

インナーの工夫、手袋の付け替えなどもしてきましたが、-26度対応のソロイストならどうだ!ということで、今シーズンはこちらを試してみたいと思っています。

ソロイスト

インナー着脱式

左がインナーになっています。モコモコのフリース生地のような内部で保温を行います。右側はペラペラなので、これだけでは全く冷気を遮断することはできません。洗う時とかはいいですね。インナーとアウターはベルクロで合体するようになっていて、インナーを装着したままアウターに手を入れると、自然に合体します。とてもスムーズ。

ソロイスト

BlackDiamondのサイズ感は若干大きめに作られている?日本人にとってはということだと思います。そのため、今回はSサイズを選びました。実は2年ぐらい前からずっと悩んでおり、実際に試したりもしていたので、「買うならS」と決めていました。

もこもこだけれども操作性は良好

実際にはこの下に上記のインナー手袋をつけて3重にすることもあります。試してみましたが、インナー手袋をピチピチサイズにしていることもあり、違和感はありませんでした。

ソロイスト

ソロイスト

指先が余ることもなくピッケルもしっかり握れますし動きも快適です。それに何と言ってもカッコイイです(笑)
カメラの操作についても電源、シャッター、モード切替などは十分できそうです。これまでのものは指先が余っていて操作しずらかったのです。

「ソロイストフィンガー」はより厳しい環境でも指先を守ってくれます。こちらも欲しい・・・。

スマホ操作はもちろん出来ないので

雪山でスマホを使うこともあります。写真を撮ることはあまりないのですが、GPSとして利用している時に位置確認の助けにすることがあります。もちろんオーバーグローブの上からでは操作が出来ませんから、一度脱着してから薄いインナー手袋だけで操作していたのですが、寒さで数分で指が動かなくなります。スマホも寒さで死ぬことも多いですが。
今年は試しにこんなものを購入してみました。

スマホ用のタッチペンですね。iPhoneの感圧式ボタンでもちゃんと反応します。

来年早々からになるかわかりませんが、雪山シーズンは残雪期も含めれば半年以上続きます。去年から今年にかけてあまり歩けなかっただけに、今シーズンはリベンジをと思っています。そこで、また色々と試して検証してみようと思います。

ということで、田貫湖連休キャンプレポの途中でしたが脱線記事でした。

 

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