【キャンプ】秋葉神社前キャンプ場 ー コロナウイルス自粛前、最後のキャンプは静かな雨キャンプ
最終更新日 2023-12-05
目次【お好きなところから】
「3密」を避けようがない福祉分野
コロナウイルス感染拡大にともない全国に拡大された緊急事態宣言。私の働く障害者福祉分野は「継続が必要な事業」として休業要請の対象とはならず、業務上何ともしがたい「3密」(密集、密室、密接)環境で今日も仕事でした。
高齢、障害、保育などのいわゆる福祉3分野は、「ご本人」はもちろんですが、その家族の生活や労働を支える社会的な役割を担っている仕事です。学校休業にともなう影響も大きいですが、福祉3分野も一斉に休業することになったら同じぐらい、もしかしたらそれ以上の社会的な影響が出ると思います。しかし、昨日職場から文書が配布され、感染したら自己責任ともいわんばかりの傷病手当対応で給与補償6割との発表。「継続が必要な業務」として3密覚悟で働いてそれはない・・・。施設内感染もありうるので、せめて労災補償対応ではないのかと疑問を抱かざる得ません。
不必要な仕事なんてこの世の中に恐らくないんですよね。休業要請で仕事を失い、給与補償がなく苦しんでいる方がどれだけ多いことか。一刻も早くコロナウイルスが終息して安心して働き暮らしたいと願ってやみません。そして山もキャンプも・・・。
GWはベランダキャンプを決行予定
もうすぐGW。コロナウイルスにかからなければ、どこにも出かけずに家に籠ることになるでしょう。折角だから狭いベランダにテントを張って、「ベラキャン」をしようと思っています。そのための道具も準備中。外出自粛中ながらも出来ることで楽しみたい。
さて、タイミングを逸してしまいましたが、コロナウイルスの急速な感染拡大がまだ本格化する前、3月3連休の前に行ったキャンプについて記録しておこうと思います。外出自粛要請前の最後のキャンプとなりました。
名古屋から近くて便利な秋葉神社前キャンプ場
3年前、2017年の春先に訪問して以来の静岡県「秋葉神社前キャンプ場」。
大人1人300円、予約不要、入退場時間フリー、直火可能、目の前には清流「気田川」というキャンプ場。前回訪問した時の様子を記録した記事はよく読んでいただいていて感謝です。前年に事故に遭った長男みーが少しずつ回復しているときに行ったキャンプ場として私も記憶に残っている場所です。
キャンプ場基本情報
住所 | 〒437-0626 静岡県浜松市天竜区春野町領家345 |
料金 | 大人1人 300円・小学生未満 無料 |
事前予約・キャンセル料 | 必要なし・キャンセル料なし |
入退場時間 | 制限なし |
薪・焚き火 | 薪400円・直火OK |
トイレ | 水洗トイレ完備 |
何と言っても利用料の安さ。無料キャンプ場ではありませんが300円を払うことで何となく安心感が生まれるのは何故でしょう?受付なども特になく、夕方頃になるとキャンプ場入口にある「門前屋」さんが各テントを回って料金を徴収していかれます。
名古屋から1時間30分ほどと好立地
名古屋と言っても広いのですが、名古屋の中心部に近い我が家からは高速道路経由で1時間30分ほどで到着します。 東名高速「浜松北インターチェンジ」を降りてから30分ほどで到着します。
初の動画撮影に挑戦
稚拙ではありますが、初の動画撮影に挑戦してみました。
直前に購入したGoProで撮影。この夏は登山でもと思っていましたが残念です。冬山ではバッテリーが死んでしまいそうなので、使えるのは来年かな??
河川敷の雨キャンプスタート
この日は夕方前まで強めの雨が降り続く予報。ということで、出発はゆっくり。大体こういう時は他の方もスロースタートなので大丈夫でしょう。途中「道の駅 いっぷく処横川」で途中休憩。採れたてのシイタケを購入しました。
写真は翌日撮ったものですが、シイタケの原木も格安で売っていて、買ってくれば良かったと後悔しています。
降りしきる雨の中、今シーズン初のオープンタープ
入口と言っても特にゲートなどはなく、河原に降りていくだけ。結構な雨が降っており、案の定テントは疎らでした。適当な場所を見つけてタープをパッと設営。今シーズン初のオープンタープです。
話は変わりますが、タープを張る際、1人がポールを持ってもう1人がガイロープのペグを打つ姿をよく見かけます。もちろんそれでも張れるのですが、まずメインポールを支える4本のガイロープを地面に打ち、それからメインポールを立ち上げるのが基本です。こうすればタープは1人で簡単に張れます。
まだ少し肌寒い季節でしたが、翌日の天候も微妙だったのでこの時期定番のアトラスはやめて、雨でも焚き火を楽しめるようにオープンタープに。テンマクの焚火タープならばタープ下で焚き火が出来ますからね。
写真だと分かりづらいですが結構降ってます。風もあったので半分を地面に直打ちして風除けと目隠しに。
シンプルに設営完了です。
道の駅で買ってきたシイタケをフジカで炙って食べました。ジューシーで香りも強くて美味しかった!みぃ君はシイタケではなくチョコパイ食べてます(笑)。
雨のキャンプだとなかなかやることはないのですが、2人でストーブにあたりながらお喋りしたり、イカを炙って食べたり。火器を組み立てもらったりとノンビリとその時間をただただ楽しみました。
落ちている石を温めだす人。少しでも空間を温めようと一生懸命考えた結果です。私自身も子どもの頃にやっていたことなので血は争えません。
ゆるキャン△ファンのみぃ君ですから、四尾連湖キャンプ場編で食べていた焼き鳥をいただくことに。遅ればせながらスキレット購入しましたが、とても便利です。
そうこうしているうちに雨もようやく上がってくれました。
夕闇迫る
夕ご飯は「キャンプ」と言えばのカレーです。クッカー類の片付けに少し手こずるのであまり作ることがなかったのですが、GSIのスクレーパーを使うようになってから片付けのストレスが激減したこともあって、よく作ります。簡単だしよく食べてくれますしね。
外で食べるカレーは何倍も美味しい。
あっという間に日は暮れて。
昼の疲れが出たんでしょうね。19時過ぎには椅子寝でグッスリ。この春から小学校1年生となったみぃ君。この時はまだ保育園卒園式前でしたが、まだ小学校に通ったのは入学式の1日だけ。最近は「がっこういきたいなー」とよく言っています。友達出来るかな~と不安と楽しみで揺れていたと思いますが、これだけ待つと、とにかく早くスタート切りたいでしょうね。
今はキャンプに連れて行って気分転換も出来ない時だけに、休みのたびに家の近所でキャッチボールやら自転車三。おかげで自転車には乗れるようになりました(笑)。オヤスミなさい。
その後はストーブとランプの明かりに照らされながらしばし読書タイム。霧が発生して星は期待出来そうにないので私も早々にシュラフに潜り込みました。
霧の朝、待望の青空
3年前も目を覚まして外に出ると真っ白でした。
ここは地形的に霧が出やすいのでしょうか?キャンプや登山の楽しさって、同じ所に同じように行っても季節によっても景色が違いったりするところだと思っているのですが、今回はデジャブみたいでした。
おはよう、寝起きの焚き火。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、クーラーボックスに入れていたお茶が凍りました。災害時対応用にも想定して購入したポータブル冷蔵庫をキャンプのクーラーボックスとして使っていますが、夏場でもビールがキンキン!春先ぐらいまでは入れているものが簡単に凍ります。CB缶1本で約20時間動きます。よくそこまで冷えないという声を聞きますが、必ず水平を維持することがコツです。
しかし、この夏は使えるか・・・どうか終息して欲しいですね。
朝食は手を抜いて前夜のカレーの残りにうどんを投入してカレーうどんです。
待望の青空。予想外の好天で無事に乾燥撤収も出来そうです。光がとっても綺麗な時間でした。
どこに張っても大丈夫というフリーサイト。一段下がった河原にも張れますが、大きな石が多めでちょっと苦労しそう。雨も怖いですしね。張ろうと思えば物凄い広大な敷地だとは思います。
ちなみに地面は下の方まで石混じりで超硬いですから、アルミペグなどではご覧のとおり。鍛造ペグ一択です。
早くまた一緒に焚き火がしたい。
気田川。清流として名高い川ですが、前回来たときは豪雨の後だったのでかなり濁っていました。今回も雨の後だったのですが、それでもこれだけの青さ。川の流れは速く、深さもありそうなので子どもの水遊びというわけにはいかないのかもしれませんが、とても綺麗な川でした。みぃ君は対岸まで石を飛ばしたくて一生懸命投げ続けていました。
ということで帰りの車に乗った瞬間に爆睡。
コロナウイルス外出自粛要請前の最後のキャンプ。今は1週間先がどうなっているか分からない時だけに、この先がどうなるのか何とも見通せない不安はありますが、いつか必ず山にもキャンプにも家族みんなで出かけられたらとそう願っています。各地の山やキャンプに関係する方々の生活がとても心配ですが、何とか持ちこたえて欲しい・・・。
最新情報をお届けします
Twitter でみーパパをフォローしよう!
Follow @msn614
はじめまして。アウトドアが好きで子どもの年齢も近いので以前からよくブログ拝見しています。私は弁護士としての仕事において障害ある方やその周囲の方々に接することもあり、貴殿のお仕事がらみのブログの内容にも関心をもっており、とても好感を持っております。
冒頭のコロナ関連の部分について、本当に大変な毎日なのだろうと思います。
ところで、職場でのコロナ感染は労災給付の対象です。職場での感染かどうか、はっきりしない場合も柔軟に労災認めるようにという動きもあります。万が一のことがあった場合には、事業所がどういう指示をしていても、労災を申請する権利があります。
感染がないことを祈っておりますが、何かの時のために、また周囲の同じような立場の方のために、頭の片隅においていただければと思います。
コメントをいただきながらお返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
ブログを見ていただいているということ、ありがとうございます。
職場での感染防止、出来る限り取り組みながらも、実際には限界があり難しく感じています。パートさんの中には心労から休みに入らざる得なくなる方も。
一旦休息という雰囲気ではありますが、現場ではあれもダメこれもダメと活動作りがとても困難な状況になっています。
アドバイスありがとうございます。職員も利用者も守るために努力を続けながら、何かの時には必ず参考にさせていただきます。