【登山記録】錦秋の鈴鹿へ 釈迦が岳・御在所岳、入道が岳・鎌が岳を歩く

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最終更新日 2023-12-0511月の第1週は紅葉の山を歩こうと鈴鹿へ2度お邪魔しました。

紅葉の時期は色ももちろんですが、何となく落ち葉の香りもとっても良くて、山全体が匂い立つような華やかなイメージがあります。

見事な紅葉を楽しみながら歩いた2日間の様子を記録しておこうと思います。

朝明駐車場から釈迦ヶ岳‐御在所岳

11月3日の文化の日、週の半ば水曜日の祝日にまず向かったのは鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳と御在所岳。鈴鹿の紅葉というとこの時期は湯の山温泉からのロープウェイで気軽に楽しむことが出来る御在所岳に人が集まるかと思いますが、北側に少し離れた釈迦ヶ岳から歩いてみようと思って出発しました。

菰野インターを下りてから下道を走らせること15分ほど?登山口付近の朝明大駐車場へ到着したのは午前6時。何度か来ていますが大きな駐車場、トイレも完備していてありがたいです。すぐに車を回る係の方が来て500円を支払いました。

今日のルート距離は18km。少し長めですがこのぐらい歩いておかないとすぐに力が落ちてしまいます・・・歳ですね。出発です!

釈迦が岳へのルートにはいくつかあるようですが、今回は初めての庵座谷コース。途中に庵座の大滝を通過して山頂までコースタイムで2時間40分というちょっと歩くにはちょうどいいような時間のコースです。前半は写真のような枯れた谷?を歩いていきました。光は全く入ってこないので薄暗い中での登山。紅葉も全く見えない(笑)。モクモクと歩きますよ。

登り初めてから30分ほどで目の前に滝が現れました。これが庵座の大滝のようです。コースタイムで1時間となっていますがとても歩きやすい道なので半分ぐらいでこれました。水量は少なめ?でしたけれども大滝の名に相応しい大きな滝です。滝の周りの紅葉が綺麗。でもまだ光は入ってきません。

さらに先へ。小さな滝も見つけたのであんまり使ったことがないデジタルNDを試してみました。手前ボケてますけどね。

この後がこのコースの山場でしたね。かなりの急登、岩場、鎖、ロープが連続する箇所が出てきます。地図上でも危険マークが続きますが、なるほどという感じでした。写真は撮らずに楽しく登っていたのですが、登りながら何だかガス、そして雨もポツリポツリ・・・予報では晴れでしたが、外れたか?と思いましたね。

樹林帯の急登を抜けると周囲の視界が開けました。風も出てきてガスも濃くなったり少し切れたりして寒い!上の方にガスがかかっています。

山頂方面もガスガスです。前回の釈迦ヶ岳もこんな感じだったんですがめぐり合わせでしょうか。どうしても晴れない山ってあるんですよね・・・。今日は外れかなと正直思いながらしばらく登っていると周囲が急に明るくなってきました。

ガスの下から低い位置の太陽の光がスーッと入ってガスで濡れた山を照らしてくれました。濡れた後だけに紅葉もより鮮やかに見えて一発逆転です。

今回はマイクロフォーサーズのズームレンズ12‐100を持ってきました。久しぶりに使いましたけれどもやっぱり解像力も凄いレンズ。

7時27分 釈迦が岳到着。また真っ白です。ここからの景色いつかはちゃんと見てみたい。

ここまで誰にも会う事なく来ています。紅葉の時期なのに勿体ない!そう思いながら御在所岳への縦走ルートへ歩を進めます。

誰とも会わないまま紅葉を楽しみながら進みます。

山肌を彩る色とりどりの木々の紅葉の中でポツンと伸びる針葉樹。

一点だけ輝く。

本当に綺麗でしたね・・・。なかなか先に進めません。

紅葉の道と奥に御在所岳。まだまだあります。

濡れた落ち葉が輝いていていい香り(笑)

8時28分 ハト峰へ到着。花崗岩が露出した小高い丘の上から見ると石で作った色々なマークが見える場所。

ポカポカ暖かくなってきて栄養補給の少しの休憩。山の中で食べるオニギリが美味しい。

歩いてきた方向を振り返って。

日が徐々に昇ってきて葉を透かして歩いていて赤や黄色のトンネルを歩いているよう。

根の平峠までの急登をゼイゼイ言いながら登るとようやく御在所岳が近づいてきましたね。

11時13分 お疲れ様です!大混雑の御在所岳へ到着です。この日は人が多かった!山頂標識には近づかずに隅っこで昼食休憩。

帰りは来た道を戻って迷いましたが根の平峠から朝明駐車場へ。

13時15分 満車になった朝明駐車場に戻ってきてこの日の登山は終了。約7時間の気持ちがいい紅葉登山。庵座谷からの釈迦が岳ルートはかなりお気に入りとなりました。

椿大神社から入道が岳-鎌が岳

美しい紅葉登山が楽しかったのでその週の土曜日にも鈴鹿を歩くことにしました。今回は南側の入道が岳から鎌が岳まで。入道が岳も色々なルートがありますが、今回は初めての椿大神社から入って北へ一直線に鎌尾根を歩くルートとしました。

午前6時前に椿大神社の登山者用駐車場(何と無料!)に到着。トイレはありませんが、大きな神社なので歩いていればあるかと思って早速出発。案の定歩いてすぐのところに立派なトイレがありました。

6時からなのでしょうか?何だか祈祷?お祈り?している音が聞こえてくる参道を登っていくと立派な建物。初めて来ましたが立派な神社ですね。。

登山道は神社の脇を抜けていくと3つのルートに分かれていました。おススメなのは尾根道を行くコースかと思いますが、この日は出発が遅れ気味で紅葉と光を意識して撮影してみたかったので井戸谷コースという比較的短めのコースで。しかしこのコース結構な急登でしたね!まあそうですよね短時間で登れるわけですから。

さて登り始めて約50分で樹林帯を抜けて眺望のいい地点へ。

振り返ると登り始めた町と紅葉。

鈴鹿の山は多くの山が町の近く。古くから人々の生活の中にあった山なんでしょうね。

7時22分 登り始めてほぼ1時間ほどで山頂到着!お疲れさまでした。すでに日は昇ってきてしまっていますが、ちょうど鳥居と重なってくれたので一枚。

秋ですね。日の光を浴びてポカポカです。

休憩もせずにそのままイワクラ尾根で鎌が岳方面へ進みます。

一旦下って日が当たらない草地に来ると一面が白くなっています。近づいてみると霜が薄っすら下りていました。

鈴鹿の山も徐々に冬が近づいてきます。

前回と違ってカサカサ乾いた登山道。痩せた尾根道が続くこのコースは細かいアップダウンが続いていて結構ハード。

山の中におにぎり見つけました(笑)。

奥に見えるのが目的地である鎌が岳。

鈴鹿の山の紅葉の良い所は色とりどりの紅葉が楽しめることでしょうか。黄・赤・橙に緑が混じっていると本当に綺麗。

たった数日だけですが前回来た時よりも落葉が進んでいることを感じます。落葉した木々が光に当たって白っぽく光るのも綺麗。

鈴鹿ならではのするどい岩峰と紅葉は見事。

鎌が岳がぐっと近づいてきましたよ。

鎌が岳に向かう尾根は鎌尾根と名付けられて鎖やロープのある個所も。ただ安全にルートが設定されているので不安はなし。楽しく山歩きが出来る良コースです。奥に御在所岳も見えています。

前回の釈迦が岳付近の紅葉に負けず劣らず見事な紅葉。

10時12分 鎌が岳山頂到着です。お疲れさまでした!

しかし紅葉写真しか載せていないので登山情報に何も役立っていないという。でもこのルートを歩くとこんな感じの紅葉が見れましたよということで!(笑)

山頂でおにぎりを食べてすぐに下山。武平峠へ下山します。実は初めに自転車をデポしていました。今回のコースだと周回は難しいので武平峠から自転車で約20km自転車で移動します。

奥に見えるのは雨乞岳かな?

11時過ぎに武平峠に下山!自転車を無事回収。この後椿大神社まで移動するのですが、まあ大変でした。自転車は趣味に出来ないなと改めて実感(笑)

三休の湯でお風呂とカレーランチをいただきます!

鈴鹿に来ると最近楽しみにしているのが朝明にある「三休の湯」さんでのお風呂とご飯。

お洒落な店内に清潔なお風呂。大人700円で登山後の汗をさっぱり洗いながらして庭先のベンチで食事をいただきました。

スライドショーには JavaScript が必要です。

初日はキーマカレープレート、二日目はチキンカレープレート。スパイスがとっても効いていて美味しいのです。

美味しい食事が出来るお店が見つかると、その山域に頻繁に行きたくなりますね~登山もキャンプも同じだなと思いながらボーっと秋のポカポカした日を浴びながら登山後の疲れた体を癒してきました。

今年の鈴鹿の紅葉もそろそろ後半から終盤。次は来年でしょうか。

今回の登山の装備についてあれこれ

ここからは超個人的な書き込みです。

私はハイドレーションが大好きなんですね。水分補給では真冬以外はハイドレーションをほぼ必ず使っています。何と言っても歩きながら水分補給が出来ることが利点。ただ冬にはホース内が凍ってしまうので使えないんですよね・・・。ハイドレーションを3種類ぐらい使ってきましたが、今はプラティパスを使っています。

ただもう何年も使っていることもあって若干カビが・・・そろそろ買い替え時期かな・・・今回の登山中にハイドレーションを使っている人は一人も見ませんでしたが少数派なのかな??

 

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