上高地史上初?空前の大渋滞!~SWその4 苦闘編
最終更新日 2021-12-19
美しい青空でした
2015.9.21
晴天の涸沢カール~奥穂登頂のために準備したヘルメットの出番はありませんでした
次は体調のいい時にまた来ようねと記念に撮影^^
午前6時、すでにかなりのテントからそれぞれの峰に出発しています
みーは一度は起きたものの、再度横になり、寝入っています~少し微熱気味
夜中寝付けなかった分を取り戻して起き上れるか・・・
心配ですが、とにかく下山の準備をすることにしました
子どもとの登山、それもテント泊となると、こういうことが起きた時に背負ってでも戻ることが出来る体力が必要だなと
真剣に考えました^^:
もう一泊も考えましたが、喉が痛そうなので、熱が上がってしまうとより降りにくくなるかと思い、この日に降りようと
とにかく急いで撤収です
撤収しつつあたりを撮影
歩こうと思っていたザイテングラートもクッキリ
その先に穂高山荘と奥穂の頂もよく見えます
撤収も終わり、暫く待っているとみーが起きだしました^^少し戻って来た様子
ちょっと自信を失っている様子だけれど、また今度来たらいいよ^^と話し
涸沢での最後の一枚
午前8時40分に下山を開始です
とにかく横尾まで降りてしまえば何とかなる!2時間頑張ろうと話し合って出発
荷物はほぼ私のザックに移し替え、みーのザックはほぼ空荷状態に
小まめに小まめに休憩を取りながら、少しずつ下ります~
降りると決めたら奥穂への未練は感じさせず、楽しい気持ちで降りられるようにしなければなとみーの好きな話を色々したり聞きながら
15分歩いたら体調確認も兼ねて休憩~そして栄養補給
この日の下山ルートはSWということもありかなりの渋滞~必然的にユックリペースで、それも良かったかもしれません
1時間半かけて本谷橋まで下山~後は比較艇平坦な道なので少し安心^^;
そして、ちょうど3時間で横尾に到着!本人もホッとしたのか表情が明るく、元気が出て来た様子~笑顔も^^
ここからはみーのザックは私が持って、みーは空身で歩いてもらいます
1時間半で徳沢に到着~二人でカレーを食べました
食欲も少し出てきている
明神に到着~ザック二つ分はさすがに結構堪えましたが、何とか持てるものだなと自分でも再発見
本人ももう大丈夫そう~とこの笑顔^^
オニギリを食べる
このルートはほぼ1時間毎に休憩スポットがあるので、こんな時には本当に助かりますね
そして、みーも頑張って最後はザックを背負い、午後4時過ぎに無事に河童橋まで下りてきました~
お疲れ様でした~合計で7時間30分~渋滞もありましたから結構時間かけてきました
とにかく体調悪い中、弱音を一度も口にすることなくよく頑張ってくれました(__)
ありがとう
しかし、困難は続けて起きるものです^^;
河童橋で名物のソフトクリームを食べていると、何やらバスセンターの方へ続く人の列が出来ています
それも綺麗に2列に並んでいる
嫌な予感・・・
確認するために、人をかき分けてとにかくバスセンターへ
すると
バス乗り場まで続く長蛇の列
その長さは約1キロ^^;
ツアーガイドの人がツアー客に話しているところを聞くと、何か沢渡からのバスがなかなか上がってこれないとのこと
長いガイド歴でもこれほど混雑した上高地は初めてとのこと
私も初めて見ました、河童橋までの列^^;
2列の意味は岐阜側の平湯方面と長野側の沢渡方面のバスの列
どちらも約4時間待ちらしい
タクシーも長蛇の列
この時4時半
上高地から降りるための釜トンネルは7時にゲートが閉まって通行止めになるのですが、それまであと3時間しかない^^;
さらに上高地の宿はどこも空き無し
これは大変^^;
みーママには徳沢で電話がつながっており、とにかく無事に戻ってきて~と
どこにでも車で迎えに行くからということでしたが、
まさか釜トンネルまでさらに歩くわけにもいかず^^;冬には歩きましたが、バスタクシーが走る細い林道を歩くのは危険すぎます
とにかくみーをタクシー待ちの列に並ばせて色々情報収集
すると、長野県の「新島々」行きのバス停だけバス待ちの列がないことを発見
窓口に聞くと、整理券はいるけれども今なら次のバスに乗れるとのこと
5時25分発松本行き~約50分後のバスながら乗車券を購入~後から気づきましたが、このチケット松本行き
窓口の人が外国人の人で、なかなか言葉が通じないな~と思っていましたが、とにかくチケットを手に入れないといけなかったので、それでいいよと購入してしまいました^^;(笑)
まあとにかくチケットゲット
このチケットでバスに乗り沢渡で降りてしまえばいいのです
沢渡行きバスは大渋滞4時間待ちなのに、こちらは列にならばなくても乗れる新島々行きバス
新島々行きバスは上高地を出て、釜トンネルを通り、沢渡までは沢渡行バスと同じルートを通る・・・もちろん途中下車も出来る
沢渡で降りれるのです
知っている人にとってみると当たり前のことですが、知らなければ大行列に並ばないといけなくなる^^;
とにかく助かりました~
タクシー待ちのみーを呼び戻し、ちょうど空いたベンチに座ってバスを待つことに
他のバス待ちの列は全く動く気配なし
独りで来た人などはトイレとか行きたくなったらどうするんだろう・・・そのあたりのコントロールを上高地では誰かが出来るシステムはないだろうなと思いながら眺めていましたが、かなり怒っている人もいましたね^^;そりゃそうでしょう~
その後、予定の時間にバスに無事乗車
乗った途端にみーは気持ち良さそうに寝ていきました~疲れたね^^お疲れ様
このバスもバス渋滞に巻き込まれ、結構な時間がかかって釜トンネルを通過
結局、みーママに車で拾ってもらい、高ソメキャンプ場に戻って来たのは夜の7時を回ったころでした
そう、名古屋出発時には2泊しか空きがなかったバンガローですが、棟は移動するものの、さらにキャンセルが出て無事にこの日も泊まれることに^^;
まさに突然キャンプ推進・・・ブログタイトル通りになりました(__)
高ソメ最終日に続きます
新着のキャンプブログ、様々なスタイルのアウトドアの世界への入り口
キャンプブログ一覧はこちらからどうぞ
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
最新情報をお届けします
Twitter でみーパパをフォローしよう!
Follow @msn614コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
おはようございます。
お子さんへの気配り、そしてそれにこたえようとするみーくん。
経験したことのない世界の話でしたが、シビアな判断が必要な世界ですね。
バスが来ないとなると、もうどうしようもないですからねー。
諦めて酒盛りしそう・・・(汗)。
渋滞オツカレ様でした。
別のエリアにいましたが、あの涸沢だとどーなってるんだろう・・と思ってましたがまさかこんな・・。
いやーご無事で何よりです(´∀`)