上高地から眺める「あのオールスター」を見たくて〜残雪の蝶ヶ岳、常念岳
最終更新日 2021-12-19
上高地から見上げる穂高連峰
西穂、前穂、その奥には奥穂、北穂・・・そして槍ヶ岳などなど
誰が名付けたか「穂高オールスターズ」
上高地からは見えないけどね^ ^
2016年GWはその穂高オールスターズを見に、北アルプス蝶ヶ岳と常念岳をテント泊縦走してきましたよ^^
やっぱり蝶ヶ岳ヒュッテはいいな~
それはそれはもう、絶景の連続でした
嬉しい誤算も重なり、いい山歩きが出来ました
お願いm(_ _)m
当ブログの画像容量がピンチ!ですが・・・
このリンクから、当ブログを読んでいただいている方がナチュログへ会員登録(無料)していただけると、運営から300MB追加されるのでとても嬉しいです^^;
※早速3名の方が登録してくださり、900MB追加されました。本当にありがとうございます^^
この写真、今でもお気に入りの一枚何ですが、ちょうど2年ほど前に小梨平から撮った写真で、みぃ君はまだ0歳でした
美しい穂高の山々
やっぱり穂高は下からでなく、上から見たい・・・でも今年のGW前半は山はかなり荒れ狂い、残雪期の奥穂はまだちょっと無理^^;涸沢までならいいでしょうが
安全策を取り、2016年GWは「横から」見に行くことに^^
2016年5月7日~8日の山旅の記録です。
こう決まるまでは本当に毎日天気とニラメッコでした~本当に安定しない山の天気
蝶ヶ岳は去年の同時期にも行ってテントが破れるという強風に合った場所・・・今回も予報では20mを超える風
悩みましたが、危なそうなら山小屋へ逃げようというつもりで出発~^^
今回はオスプレーミュータント38にテント泊一泊装備をパッキング
必要ないかもしれないと思いつつ、夏山歩荷トレーニングも兼ねてヘルメットやピッケルも携行
アイゼンは12本爪、恐らく今年は軽アイゼンでも行けたと思いますが、安全策を取ります
ポコッと飛び出ているのは「山と道 Stuff Pack XL」で、今回初使用でしたが、山歩き中もテント内でもとても活躍してくれました~^^また書きます
重量は~12kgから14kgぐらいじゃないかなと思うのですが、ちょっと計量しませんでした^^;まあこのぐらいなら余裕です
今回はカミナドーム、ナンガUDD350DXが軽量化とコンパクト化を推し進めてくれました
金曜夜に仕事を終え、午前1時までは仮眠~深夜目が覚めると、机の上に2万円とお菓子やおにぎりが置いてありました(>_<)みーママありがとう
GWの最終盤、かなり混んでいるのか?と思いながら、いざ出発~2時頃でしたかね
中央道を北上し、まず向かうのは長野県安曇野にある三股登山口前の無料駐車場
トイレあり、紙あり(ただし持参も)、冬期は恐らく閉鎖
ナビには、登山口へ続く林道手前にある温泉施設「ほりでーゆ四季の郷」を入れるとスムーズでしょうね^^
そうそう、蝶ケ岳、常念岳へ登る際にはこちらが情報として役に立ちます
「堀金登山案内人組合」
地元の方によるガイド組合かと思いますが、直近のコース状況、注意点などが更新されています。
さてさて、岡谷から長野道に入ってくると、辺りもようやく明るくなってきましたよ~少し雲が多いですが、悪い感じはしません^^
この日の予報は朝早いうちまでは雨、次第に雲が抜けていくという予報でしたので、とにかくGWの予期せぬ渋滞を避けて早いうちに駐車場まで着き、そこでしばらく仮眠しようという作戦
安曇野インターで下道へ降りる頃、目指す山麓方面に綺麗な虹がかかっているじゃないですか~幸先いいかな^^
ほりでーゆを通り過ぎ、クネクネした林道を登りつめた先にポコッと開けた三股登山口~到着は5時過ぎだったと思います。
予報通りシトシト雨
驚いたのは車の少なさ~4台ぐらいしかありません~あれ??GWなのに~??
恐らく予報は決して良くなかったので敬遠されたのと、前半戦の遭難多発から今回はやめられた方が多かったのかもしれませんね~
一組の男女が既に出発直前でしたが、私は今日はテント泊~急ぐ必要はないので、しばし車中で仮眠です
仮眠している最中に雨が抜ければいいなと・・・・
目が覚めたのは7時過ぎでした~ちょっと寝すぎ^^;
いくらテント泊とはいえ、早出が大事
初日の行程は登山口から蝶ヶ岳までの道、コースタイムで5時間(休憩なし)
休憩なしで5時間も歩くのは事故のもとですから~+1時間と多めに見て、6時間~おおーやばい!蝶ケ岳の昼食締め切りは確か2時!ギリギリです
急いで準備、まだ雨がぱらついていたので、暑いけれども仕方がなくシェルを上下
finetrack(ファイントラック)エバーブレス アルマ ジャケットWomen’s/カラー:RP(レッドパプリカ)【送料無料】【smtb-ms】【ウィメンズ】【ストレッチ】【ジャケット】【登山】
|
登山口の気温は10℃近く~暑い!
ガスがどんどん上がっていきます~さあ出発~駐車場を出たのは7時半頃
約15キロ、15時間のコースタイム
駐車場から15分ほど林道を歩いていくと、三股の登山指導所に到着
左手の車には指導員さん?が待機されていました~ここにはいつも登山届が置いてありますから、ここで記入です
指導員さんと少しお話ししたところ、とにかくGWなのに人が少ないとのこと
「GWの北アルプスはまだ冬山」と言われますが、春山気分で出かけると危ないことになる・・・
指導員さんから全身くまなく見られます(笑)コイツは大丈夫かと?^^;一応通過していざ登山開始
橋を渡ると
すぐに常念と蝶ケ岳の分岐です
三股から常念岳のコースはかなり過酷^^;私は絶対に登りには使いたくない・・・ですが、実は蝶ケ岳までの登りも地味にシンドイ・・・まずほとんどの区間で眺望が効かない・・・傾斜も結構急で、この時期は道が分かりづらくなるポイントが何か所かある・・・苦手コースの一つ(笑)
とにかく、山頂での絶景を期待してモクモクと行くコースです^^;
前半のコースはとても明瞭
足元にはお花がチラホラ
30分ほどユックリ登ると水場
力水のポイントだと思いますが、だいぶ崩れています
ここはパスして先へ
このあたりから綺麗な階段が現れました
昨年来た時にちょうど整備している最中でしたね~
それにしてもジメジメ・・・風もなくて暑い!
そんな思いを察してか、突然登場「ゴジラみたいな木」
気持ちを和ませてくれますね^^
いや~それにしてもここで一つ心配事が・・・実は熊鈴忘れて来ていました^^;
人が多いだろうな~という思いもあったのですが、まさかこれだけ人がいないとは・・・今にも熊に遭遇しそうな怖さが^^;
会う時には着けていても会うのでしょうが、やはりお守りとしてもう忘れてはいけない時期ですね
眺望の効かない登山道ですが、人の少なさも手伝って、それはそれでなかなかいい雰囲気です^^
一瞬パッと開ける場所からは雲に隠れた常念岳
明日はあの頂へ^^山歩きの楽しさ
はいお疲れ様でした~休憩ポイントとなる標高1900m「まめうち平」到着です~蝶ケ岳までの中間地点よりは少し手前ですが、少し開けた場所になるので、ホッと一息
ベンチに腰かけて食料袋に詰めてきたパンをかじります
ちょっと疲れていましたね^^;ここまでは全く危険個所等ないのですが、雨が降っていたので小まめな栄養補給を怠りました^^;危ない
15分ほど大休憩~さて出発です
雪が出てきます
まだアイゼンはいりませんが、着けた方が多分早いでしょう
でも重くなるのが嫌なので、まだ着けません
このルートはピンクテープがまばらなので、先の先を見ながら進みます
一つ目の雪渓トラバース区間
そして、前回も道迷いした二つ目の雪渓トラバース地点
道が不明瞭
とにかく渡り切り、その先の道を探すこと10分ほど
雪とやぶに足をとられながら全身で登ってようやく夏道発見
振り返ると常念岳の雲が取れてクッキリ^^
さあ最後の雪の雪渓登り
地道シンドイ(笑)雪はグサグサで腐っているのでアイゼンが効きにくい・・・滑ると結構下まで行っちゃう場所・・・慎重に大胆に
ザッ足上げて、ザッ足上げて、ザッ足上げて~(笑)決まったリズムで一歩ずつ
分厚い雲がかかっていた安曇野方面もスッキリとよく見えます
予報は当たっている^^
雪渓を直登で登っていくと、目の前に雪の斜面と青空が
冷たい風が火照った体を冷やして気持ちいい!来て良かった、今日は当たりだ
さあこの雪の斜面を右手に巻いていくと、目の前に蝶ヶ岳ヒュッテが見えるはず
到着
久しぶりの蝶ヶ岳ヒュッテ〜赤い屋根がステキ^_^
山ネタですが、絶景続き~続きますよ^^
お願いm(_ _)m
当ブログの画像容量がピンチ!ですが・・・
このリンクから、当ブログを読んでいただいている方がナチュログへ会員登録(無料)していただけると、運営から300MB追加されるのでとても嬉しいです^^;
最新情報をお届けします
Twitter でみーパパをフォローしよう!
Follow @msn614コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。