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2019年GWも信州「戸隠イースタンキャンプ場」でキャンプしてきたので一気に見せます!

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最終更新日 2023-12-052019年GW前半は2017年、2018年に続いて戸隠イースタンキャンプ場へ家族4人で行ってきました。

戸隠イースタンは7年あまりの我が家のキャンプ歴の中で3本の指に入るお気に入りキャンプ場。当初予定していた3泊4日を悪天の予報からから1日早く切り上げ、GWとしては短めの2泊3日に。それでも充実した時間を過ごすことが出来ました。

ちなみに、昨年のGW後半の同キャンプ場での記事も大変好評をいただいておりありがたいです。

では本編です。

10連休、真冬のような冷え込みと積雪でスタート

名古屋から車で約3時間半。戸隠イースタンはなかなか遠いのです。

出発は午前3時、中央道から長野道に入るころにはすっかり明るくなり、不安定な予報だった天気予報に反し青空も見え始めました。長野道から上信越道をさらに北上し、信濃町インターチェンジから県道36号線で山道へ入っていきます。次第にdocomoの電波も微弱になります。

目的地「戸隠イースタンキャンプ場」は妙高戸隠連山国立公園の南側に位置します。標高が上がるにつれて車内の気温計の値はぐんぐん下がり始め、とうとう氷点下へ。午前7時前無事に到着しました。

到着時、まだ受付は締まっていました。基本は24時間入退場可能なキャンプ場です。もちろん周囲の迷惑となるような時間帯は避ける必要があると思います。

写真では分かりにくいと思いますが雪がチラついています。10連休の初日ということでどうなるかと思っていましたが、分散したのでしょうねガラガラでした。写真青空の奥に煙って見えるのは戸隠山。車の中でグッスリよく眠っていたみぃ君は早く遊びたくて一番に下りてきました。

場内には昨年よりも雪が多く残っていましたが、一昨年に比べるとまだ溶けている方。それでも平坦な場所は雪解けの水が浮き出してグチャグチャ状態。少しだけ高くなっている奥側の平坦地にアトラスとナロ3GTといういつもの組み合わせを設営しました。

ほぼ徹夜で走り続けていることもあり、何だか体はポカポカして氷点下の中半袖で作業していましたが、指先だけはかじかんで次第に感覚が無くなります。かなり冷え込んでいたようです。アトラスの後ろでチラッと見えるのはお久振りの「JIJI1202さんファミリー」。我が家がファミキャンを始めた当初からのお付き合いです。

実は10連休の前半は平湯キャンプ場の予約も確保しておいたのですが、どうも戸隠よりも天候が悪そう。結局前日に戸隠行きを決定し、合流することにしました。設営写真を見ながら今思うと、天候不安定な時には高い木の近くには張らない方が良かったかもしれませんね。今回も雷鳴が響く時間帯がありましたから。場内の残雪は例年程度とのことでした。

「この時期の雪は積もらない」はずが・・・戸隠蕎麦と春の雪

戸隠イースタンに来た一番のお目当ては「戸隠蕎麦」。初日のお昼ご飯は道を挟んで向かい側「戸隠キャンプ場」の中にある蕎麦屋「白樺食堂」へ向かいます。

到着と同時に雪が強まり始めました。地元の方がこの時期の雪は積もらないからと談笑しているそばから道路が真っ白になっていきます。

蕎麦を注文すると無料で天麩羅がついてくるのが白樺食堂。まずはお通しとして「こごみの胡麻和え」から。これがまた美味しい。

冷たい水でしまったお蕎麦はツルツルで美味しい。

そして春の天ぷらは採れたての山菜。夏場の夏野菜天麩羅も美味しいですが、春の山菜のほろ苦さはもう絶品。

みぃ君もペロッと一枚食べ切ってしまいます。

今回も初日、2日目、最終日と毎日食べに行ってしまいました。この蕎麦と天ぷらを食べに行くために戸隠に通っていると言っても過言ではありません。

雪降る中の戸隠蕎麦、美味しかった(笑)

春の雪、戸隠キャンプ場を真っ白に~雪の夜に広がる満天の星空

蕎麦を食べて戻ってくるとキャンプ場は真っ白に染まり始めていました。

今回のキャンプで初投入の村の鍛冶屋の「ライトステンレスダッチオーブン8インチ」。軽量でミラー仕上げの美しい本体。クラウドファンディングで手に入れたこのダッチオーブンでやってみたかったのは・・・。

炊飯です!。キャンプで美味しいご飯が食べたい!その期待に応え、いい仕事をしてくれました。3人にも大好評。そして、美味しいご飯とキャンプと言えば、キャンプ料理の原点カレーです。

場内で採れた蕗の薹を添えてみました。みぃ君用に甘口のカレーとほろ苦い蕗の薹がマッチしてとっても美味しかったです。

ちなみに、カレーを作ったのはSOTOのステンレスダッチオーブンハーフです。

食後はじじ家の長女Aちゃんとトランプで遊ぶ4人。私は長旅の疲れが出たのか9時頃には楽しそうな声を聞きながら寝てしまいました・・・。

深夜、目が覚めて外に出てみると、雪はすっかりやみ、代わりに満天の星空が広がっていました。

戸隠イースタンは星空の美しいキャンプ場です。

季節外れの雪合戦、ランニング、温泉、カフェ、焚き火と満喫した一日

明け方近く、気温は氷点下10度まで下がっていました。毎年冷える戸隠ですが、GWでここまで冷え込むとは想定外でした。

真っ白な雪と青空の美しい2日目の朝。太陽が昇って来ると張りつめた空気はすぐに春の柔らかさを取り戻し始めました。このあたりはさすがに厳冬期とは違います。

さっそく起きだして焚き火を始めるみぃ君。

朝コーヒーをいただきながらしばしノンビリした朝の時間を堪能です。

焚き火の周りからどんどん雪が解けていきます。気温も上昇中。

溶けちゃう前に遊ばないと!と2人でいつの間にやら雪合戦。この後2人ともビチョビチョに(笑)。まあ真冬じゃないので許しますけど。

GW2日目ということで、朝からあちこちで設営が始まります。ただ、残雪と降り積もった雪が解けたことで地面はかなりグチャグチャに。それでも広大なスペースを誇る戸隠イースタンだけに余裕たっぷりではありましたが。

朝ごはんは前日のご飯の残りオニギリと、冷え込んだことで凍ってしまった豆腐と鶏ちゃんの炒め煮。適当ですね。

アクティビティはランニングと秘湯?巡り

昼食はまた白樺食堂です。

キャンプに行って何が楽しみかというと、現地の山を登ったり、その地域をランニングすることだったりします。みぃ君と2人だけで行くと、さすがに数時間も1人で置いておくわけにいかないので出来ませんが、4人で行けばそういう行動も許されます。

今回は戸隠のランニングを楽しむことにしました。目的地は「戸隠神社中社」。キャンプ場からの往復で約9.5km。標高差で200mほどありますが、冷たい空気の中1時間ほどで走ってきました。それもこれも、この後の温泉のためなんです。

食後向かったのはキャンプ場から約30分ほどの場所にある町の共同浴場「大湯」。共同浴場と言っても正真正銘の温泉、それも源泉かけ流しです。

料金は大人250円、子ども100円!安いのです。地元の方は大人60円、子ども30円ですから、家のお風呂沸かすのが嫌になりますよね。

露天も何もない、本当に内湯だけのシンプルな共同浴場ですが、ポカポカに温まって最高でした。戸隠に来た時の定番になりそうです。このように、戸隠付近は各種温泉が豊富にあります。無料から穴場、有名どころまで、温泉巡りも楽しみの1つに出来るキャンプ場ですね。

この「大湯」から歩いて数分のところにある「山の家カフェ」。偶然見つけて飛び込みで入ってみました。

レトロな佇まい。田舎の昔ながらの喫茶店かと思いきや。

中古の民家をリフォームしたオシャレなカフェでした。

窓からは妙高がバッチリ見えます。カフェはもちろんのこと、手作りのパンも売っています。翌日のあさごはんにと購入させていただきました。

聞くとオープンしてまだわずか。冬は隣の空き地を開放してテントも張れるようにするとか。スキー場も目の前、安い温泉もある・・・トイレも使っていいし、食事も提供するよとのこと。料金は?とお聞きすると、まだ決めていないけれど「食事食べてくれれば~」とのこと。これは・・・!(笑)こんな出会いがあるのも旅の楽しみですね。

ノンビリ料理を作りながら、焚き火の夜がいい時間

軽く買い出しをし、また山道を登りながらキャンプ場へ戻ってみると、キャンプ場を真っ白く染めていた雪はすっかり消えて無くなっていました。やっぱり春ですね。

近くにテントがいくつか増えていましたが、地面の状態があまり良くないのでどうしても密集してしまいましたね。

生春巻きの皮があったので、前日採った蕗の薹と生ハムや有り合わせの野菜を巻いてみました。

カマンベールチーズとバジルソーセージを燻製に。トローリチーズと信州ワインがバッチリでした。

様々な燻製器がありますが、キャンプで燻製をするとその過程の香がとてもいいんですよね。

子ども達用には焼き鳥。大将の片づけが劇的にカンタンになった、このシートについてはまた後日書きましょうかね。

この日は前日のような冷え込みはなく、まさに春の焚き火ベストシーズンといったところ。もちろん戸隠イースタンは直火可能なキャンプ場ですよ。

2日目の夜も静かに更けていくのでした。

雨を嫌って予定を早め2泊3日で撤収~最後は戸隠神社参り

ナンガのダウンシュラフリニューアル

テント内は何度ぐらいだったのでしょう?私とみーはアトラスの中でコット寝。私はナンガの「UDD380DX」。適温3度のシュラフですが寒さを感じることなくグッスリ眠れました。

ついでですが、ナンガのHPはまだ変更になっていませんが、今年のナンガのカタログからフラッグシップモデルである「ナンガオーロラライト」シリーズがリニューアルされています。

生地がより薄く変更になり、新たに「チタンスパッタリング材」を首回りと下半身部分に採用することで、チタンの蓄熱・保温効果で「今までにない暖かさを実現」とのこと。スタッフの方の実感では「全然違う!」ということでした。お値段も若干上がっていますが、興味ありますね。ちなみにチタン封入はオーロラライト600DX以上のモデルが対象です。

nanga ナンガ UDD BAG380DX レギュラー 3色からカラーは選べます 00380 スポーツエキップメントアウトドア山登りグッズ ユニセックス男女兼用大人用

UDD380DXはナンガのダウンシュラフの中でもとてもバランスの良い使い勝手の良い一品かと思います。

雨撤収を嫌って1泊繰り上げ

気持ちのいい朝になりました。青空が広がっていますまだこの時は。予定ではもう一泊する予定でしたが、どうやら翌日は雨模様。雨の撤収は嫌だなと思い、予定を繰り上げて2泊3日で撤収することにしました。

と言ってもアウト時間も決まっていない戸隠イースタン。ノンビリ朝から読書なんかも楽しんで。最終日もノンビリです。

今回も焚き火の番はみぃ君でした。火吹きがどんどん上手になって頼もしくなってきました。

「ファイヤーブラスター」あるとないとでは焚き火の楽しさが数倍違います。

そして撤収前まで雪で遊び続け、またしてもビショビショになる人。

みーはブーツを持ってきていなかったので、みーママのソレルを借りていましたが、もうすでに足のサイズはみーの方が上。今年に入って急に背が伸びてきています。まだもう少し付き合って欲しいんですけどね。

カラマツ林に素朴な施設~必要最低限の戸隠イースタンキャンプ場がいい

戸隠イースタンキャンプ場の水場です。

掘っ立て小屋ですね(笑)十分です。水はそのままでは飲めません。煮沸が推奨されています。

トイレは3か所?点在していますが、1か所を除いては汲み取り式の簡易トイレです。私は全然気になりませんが、気になる方は水洗トイレまで歩いて行けば問題ないと思います。本当に必要最小限の施設のみのキャンプ場。私が子どもの頃に連れて行ってもらっていた林道わきのキャンプ場の面影を感じる懐かしい気持ちとなる場所です。

それでいい、それがいいと思います。キャンプブームの中、こういうキャンプ場がこれからも良さを残したまま続いて行って欲しいと願います。

戸隠神社奥社へ参拝

戸隠神社奥社へ2年ぶりに参拝です。みーママが行きたいということでリクエストに応えました。参道は山道を緩やかに登りながらの約2キロの道のり。

巨大な杉と朱色の随神門は異世界という雰囲気です。

無事に最後まで行けたんですけどね、御朱印集めの大行列ですごい人混み。まあ来たということだけ確認して早々戻ってきました(笑)帰り道はツルツルの雪道を転げながら下りてましたね。

みぃ君は体力がついて、みーと一緒に走りながら登っていました。途中おんぶされるのも疲れたからというようりもお兄ちゃんに甘えたくて。これからも仲良い2人でいてください。

最後に・・・受験生のGWキャンプとあれこれ

中学3年生、受験生みー初めてのキャンプ

もちろん受験生になって初めてのキャンプということですよ(笑)

長男みーもこの春からいよいよ中学三年生、晴れて受験生となりました。

塾からは、GWも遊んでなんていられない、勉強勉強とまくしたてられていましたが、そんなことは塾から言われる筋合いはありません(笑)。キャンプ場でも寸暇を惜しんでなんていうようなことはありませんが、自分なりに時間を作って勉強していたようです。

この夏で事故から3年。すっかり元気な様子に見えるみーですが、「それでも生きて行かないといけない」という主治医の先生の言葉を力に頑張って受験に挑戦してもらえたらと思います。

ヒルバーグというテントについて

今回も設営したアトラスとナロ3GT。もう100泊はゆうに越している「ヒルバーグ」の組み合わせですが非常に快適です。設営撤収の容易さや軽さ、機能性、扱い易さなど全てが本当に優れていて、他のテントにしようという気が起きません。ヒルバーグは確かに非常に高いテントですが、それだけの価値はあると思います。おススメです。

海外幕ですアフターフォローも迅速で非常に素晴らしいのです。国内取り扱いの「エイアンドエフ」で修理も行っていただけませう。実はこの10連休前にナロの入り口ジッパーの交換をしてもらったのですが、届いた日のうちに修理完了連絡が届きました。費用も約2000円と非常に安価でした。

このテントを選んだお陰で、設営撤収の負担が大幅に減り、キャンプへ行く敷居がグッと下がったことは間違いありません。ちなみに、ヒルバーグからは何ももらっていませんのであしからず(笑)

ということで、2019年GW前半2泊3日の戸隠イースタンキャンプ場記録でした。後半は同じく信州の四徳温泉キャンプ場へ。これまた濃厚な時間となりました。そちらはまた後日。

 
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