みーと私の共通点〜「不思議の国のアリス症候群」〜この症状に悩んでいるあなたに

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長い間わからなかったある発作

私には物心ついた頃から時折あらわれる「発作」のような症状があります。
それは突然、時間の進み方が速くなったように感じ、自分の声が頭の中で反響しながら何だかゆっくりと自分が動いている感覚。
神経が異常に過敏になっているのか、あらゆる物音が耳に突き刺さり、自分の身のすぐそばで起きているかのような感覚。
数分から半日ぐらいの長さで続き、その間は不快感と倦怠感が強く、殆ど何も手につきません。
小学校の入学前頃からその「発作」は始まり、当初は何だか自分は恐ろしい病気にかかっているのではないかと不安で仕方ありませんでしたが、いつも自然に症状は落ち着いていくことから、今では「また来た」という感じで付き合って来ました。
40代になった今でもたまに起こります。
その奇妙な症状は説明しても理解されず、説明自体がとても難しく、親以外には打ち明けることなくこれまで来ました。
それがつい先日、ここのコメント欄のやり取りの中から「不思議の国のアリス症候群」という病ではないかとアドバイスをいただき、調べてみると説明されている症状とピッタリ当てはまることがわかりました。
長年わからずにいた自分の身体の謎について理解できたことは大きな喜びでした。
そして昨日、夕食時にその話を家族にすると、みーが急に「僕も音が急に大きくなったり、時間が速くなったりすることがある」と話して来ました。
聞くと、保育園の頃から私と同じような症状があったけれど、どう話していいかわからず黙っていたとのこと。どうやら親子で「不思議の国のアリス症候群」であろうことがわかりました。
そして、ネットではこの不思議な症状がなぜ起きるのかわからず、子どもであれば恐怖を感じパニックに陥ったり、強い不快感を伴うことから辛さを感じつつも、誰にも相談できずにいる方が少なからずいることも知りました。
ここでは、同じような症状で苦しんでいたり、何だかわからずモヤモヤしている方に「あれはそういうことだったのか」と、少しでも参考になるように情報をあげておこうかと思います。

不思議の国のアリス症候群とは

知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を引き起こす症候群である。
この症候群の名前は、ルイス・キャロルの児童文学『不思議の国のアリス』で薬を飲んだアリスが大きくなったり小さくなったりするエピソードに因んで、1955年にイギリスの精神科医トッド(英語: John Todd)により名付けられた。
実はルイス・キャロル自身が偏頭痛持ちであったことは知られており、この不思議な感覚に陥る症状に罹っていたことがこの物語のヒントになったのではないかと考えられているそうです。

視覚、距離感、色覚、時間感覚、空間把握に変容をきたす各種の症状

症状例
・目に見えるのの一部だけが極端に大きく見えたり、逆に小さく見えたりする。
・見えるのの距離が極端に遠く感じたり、近く感じたりする。
中には自分の頭だけがとても巨大になってしまったと感じたり、腕が棒のように細くブラブラぶら下がっているだけに感じたりします。これは私にもある症状で、これが出た時は身体がとても重くだるくなります。
・色の感覚の狂い。あるものが単色に見えたり虹のように見える。
・時間の進み方が速くなったり遅くなったりしたように感じる。
・空中を浮遊するような感覚も特徴とし、現実感の喪失や離人症状も現れることがある。
私は離人症状は小学生の頃まではよくありましたが、最近は出ていません。
症状は数分から数十分で自然と治まることが多いのですが、まれに半日から数日続くこともある。
私は十数分で治まることが多いのですが、出た時はただただジッとしています。
一度だけ半日近く続いたことがありましたが、自転車に乗ろうとすると、上手に乗れなかったことを覚えています。
大人になり、車の運転時に発症した方は、対向車との距離感がわからずに非常に危険だったということを訴えている方もいるようです。

原因の一つとして考えられるウイルス感染

原因の一つとしてヘルペスウイルス科の一種のエプスタイン・バール (EB) ウイルスの初期感染で引き起こされた中枢神経系の炎症での報告が多い。
EBウイルスは、日本では子供のころにほとんどの人が感染するもので、おそらくこのために、子供のころ一過性のこの症状を体験した人は比較的多い。
大人になっても不思議の国のアリス症候群を定常的にもつ人の多くは偏頭痛をもっている。
また、他のウイルスによる脳炎、てんかん、統合失調症の患者からも報告されることがある。さらにある種の向精神薬によってもこの症状が現れることがある。またまれにうつ病の前触れとなったという報告もある。

病院は?治療法は?

現在でも原因が特定されておらず、治療法も定まっていない「不思議の国のアリス症候群」。
多くの場合は幼少期の間に症状は自然と消えていくようですが、たまに大人になっても続くことがあるとのこと。
大人の場合は偏頭痛があることがほぼ共通するらしく、まさに私にも当てはまります。
場合によっては重篤な病気の前兆である可能性もあるとのこと。
診療科は神経内科か脳神経外科であり、いわゆる心療内科などの心の病気ではないそうです。
一度親子で診てもらおうかなと考えています。
不思議なのは、これは遺伝性のものなのか、それともたまたま親子でそういう症状が共通していたのか・・・もともとあまり認識されていない病気だけに、このあたりはまだ謎です。

 

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  • コメント ( 3 )

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  1. mihinato

    こんにちは、以前から読まさせていただいていますがコメントははじめてかもしれません(^_^;)
    これ、まさに!我が家も私と娘が同じ症状です。主に物が大きくなったり小さくなったりすることが多いです。
    それ以外にはあまり症状が無いんですが、やっぱり脳神経系の病院行った方がいいんですね(>_<)

  2. まんぐー

    こんにちは。
    まさにぴったり当てはまるのでドキッとしました。
    子供の頃のあの感覚はコレだったんですね!!
    あのなんとも言えない感覚は時間の差こそあれ、みんななるんだと思ってました。
    そして私も大人になった今も片頭痛に悩まされています。
    うちの息子ももしかしたら同じ感覚かも。なんとなく心当たりがあるので。
    情報ありがとうございます!!

  3. 牡蠣子

    うわー、スッキリしました!
    私も子供の頃から本当にたまに同じような感覚に包まれることがあって、最初の頃は頭がおかしくなったのかな?なんて思ってました。まさにこれです!