レビュー「Anker PowerPort Solar 21w」‖ ソーラーパネルとモバイルバッテリー1つで足りた、年越し5泊6日キャンプの電源事情
最終更新日 2023-12-05こんにちは。ようやく目の回るような1月の忙しさから脱出しかけて?います。
休みの日もずっと家にこもって仕事仕事仕事・・・合間にみぃ君と一緒に現実逃避のロールケーキ作りに取り組んだりするぐらいで欝々と過ごしました。
結局1月のアウトドア活動は年越しキャンプと西穂高岳のテント泊だけ。今年の雪の少なさを実感することも出来ないままでいます。
余談ですがハンドミキサー購入してから家でお菓子作りをしています。
仕事でも毎日ケーキを作っているのですが、家だとまた新鮮で楽しいものです。ハンドミキサーって随分安くなりましたね。
2月の三連休目前ですが、山に行きたい・・・天候はどうでしょうか。寒波が来るようですね、動向に注目です。
さて、今日は年末年始の年越しキャンプでの電源事情について書いてみようと思います。
目次【お好きなところから】
電源なしキャンプでの電気確保
数年前、久しぶりにキャンプを再開した時、キャンプ場の紹介に「電源サイト」と書かれていることに衝撃を受けました。キャンプで電源が使えるという意味を理解するまでにしばらく時間が必要だったことを覚えています。
今や多くのキャンプ場で存在する「電源サイト」ですが、もちろん電源がないキャンプ場も沢山ありますし、山のテン場では「電源テン場」なんて場所はまだ多分ありません、恐らくこれからも・・・。
山小屋ではお金を払って手持ちのスマホなどを充電させてくれる小屋もあり、スマホが鈴なりになっているような電源タップも見ます。山も思いのほか快適だったりします。
最後に我が家が電源サイトを使ったのはいつだったのか・・・記憶がないぐらい前になるのですが、今年の年越し5泊6日キャンプの地となった「田貫湖キャンプ場」も電源なしのフリーサイトでした。
結論から書きますが、電源なしキャンプの特に夜を救うのはマットとシュラフです。後から書くポータブルバッテリーの値段で高品質なシュラフが十分購入でき、真冬でも雪の上でもヌクヌクできますよ。
電化製品が増えるキャンプの最近
電源サイトを使うことはほぼありませんが、キャンプでの電化製品は徐々に増えているのは事実です。
我が家だとキャンプに直接関係のある電化製品はLEDランタンとヘッドライト。他にkindlewhitepaper、FireHD8、モバイルスピーカー、そして2台のスマホ。
ささやかな方だと思いますが、「ルーメナ―」など2つのLEDランタンがキャンプのメインランタンとなっています。ルーメナ―はコンパクトでバッテリー容量10,000mAh、連続点灯時間はLowの260㏐で100時間、Highの1300㏐で8時間。Lowではさすがにアトラス内では暗く、常時Highに近い明るさで使用しています。
ちなみに、現在クラウドファンディングサイト「Makuake」では「ルーメナ―プラス」のプロジェクトが立ち上げられています。
モバイルバッテリー5台60000mAh分を準備
今回の年越し5泊6日キャンプでは、ルーメナ―ともう一台のLEDランタンや他の電化製品の電源を確保するため、過去に購入してきた5台のモバイルバッテリー、容量にして合計60,000mAh分を持っていくことにしました。
モバイルバッテリーはいつの間にか増えていくというか・・・。もう古いものもあるので容量半分と考え、追加の「モバイルバッテリー」か、いっそのこと大容量の「ポータブルバッテリー」を購入しようかなど色々検討した結果、今回ソーラーパネルを追加することにしました。
ソーラーパネル「Anker PowerPort Solar 21w」
色々考えた結果購入したのは「Anker PowerPort Solar 21w」です。
購入に際、より安価で発電量も大きい「suaoki 25w」とかなり迷ったのですが、モバイルバッテリーの使用実績で信頼感の高かったAnker製のソーラーパネルを選ぶことにしました。信頼というだけでなく、もう一つには軽さも大きなポイントでした。
Anker PowerPort Solar 21W | suaoki 25w | |
---|---|---|
折り畳み時 | 28×16×2.8cm | 26x16x1.8cm |
展開時 | 67×28cm | 71.3 x 26cm |
重量 | 420g | 749g |
価格 | 6,999円 | 5,580円 |
充電ケーブルは2本伸ばすことが出来ます。
Anker独自技術のPowerIQテクノロジーにより、1ポート最大2.4A、2ポート合計最大3Aの高出力が可能です。
エネルギー変換効率は21.5%-23.5%ということで、高い変換効率に期待して購入しました。
実は以前ゴールゼロのソーラーパネルを購入したことがあるのですが、Anker PowerPort Solar 21wの持った時の軽さだけでも随分と進化したんだなと驚きました。
「ソーラーパネル」はキャンプの電源として有効か「年越しキャンプ」でテスト
さて、ソーラーパネルはスペックだけでは分からないので、実際に年越しキャンプで使ってみました。
年末年始、太陽がパネルに当たるのは7~8時間ほど。曇天となれば発電は期待出来ないのでどうなることかと思っていましたが、結論から言うと予想以上の能力を発揮してくれました。
5泊6日、使ったのは「モバイルバッテリー」1つだけ
昼間2本のケーブルを繋いだのは前日使った「ルーメナ―」とアンカーのモバイルバッテリー「PowerCore 20100」。スマホなどの充電は夜のうちにPowerCore 20100に繋いで充電していました。
充電前、ルーメナ―は容量を示すランプが4つの内1つ消えている状態から充電を始めましたが、今年の年越しキャンプは天気に恵まれたこともあり、夕方にはルーメナーはフル充電状態と回復してくれました。「PowerCore 20100」は少しずつ容量を減らしながらも、6日間空になることなくソーラーパネルで充電をしながら使い続けることが出来ました。
タイトル通りではありませんが、5泊6日、PowerCore 20100とAnker PowerPort Solar 21wでkindleやモバイルスピーカー、LEDランタン、スマホなどの電気を賄うことが出来ました。他に持って行った4台のモバイルバッテリーは使うことなく持ち帰ることに。
ラジコン用の単4充電池の充電に
その他では、あまり考えていなかったことですが、キャンプで子どもが遊びに使うラジコンの単4電池の充電にソーラーパネルが案外役に立ちました。ラジコンの電池はすぐに無くなってしまうのでこれはありがたかったです。
【結論】ソーラーパネルは長期連泊キャンプでなら有効
モバイル型ソーラーパネルの発電効率の進歩に驚いた年越しキャンプでのテストでしたが、実際には1泊か2泊のキャンプであればモバイルバッテリーによる充電で代替、もしくはその方が使い勝手がいいと思いました。
ソーラーパネルは3泊、4泊などの連泊となるような場合にはあくまでモバイルバッテリーの保管として力を発揮してくれる。それが率直な結論です。
まだまだ大きなソーラーパネルを常にスマホにつけて持ち歩くわけにはいかず、かと言ってその日帰るのに前夜消費したランタンなどのバッテリー補給をするために、ソーラー充電を屋外でする必要性もない…。
災害緊急時などには必要不可欠なものとなる可能性がある
自然災害の多い日本。そもそもキャンプもそんなことを想定しながら装備を増やし、充実させているところがありますが、このソーラーパネルはそのような緊急の場合に一台あると役立つであろう道具だと思います。もちろん使わずに済むに越したことはありませんが。
最近注目の大容量ポータブルバッテリーは?
最近のキャンプで一つの話題となっているのはこの大容量ポータブルバッテリーでしょうか。
モバイルバッテリーよりも遥かに大容量で家庭用電源と同じく100v機器などが使えるということなどが魅力のポイントでしょう。
私自身も年越しキャンプの際に購入を一度検討しましたが、今回は見送りました。そして現時点では我が家にはオーバースペックだと感じています。というのも、よく使用目的となっている電気毛布やPC、ルーターなどを使う予定がないからです。現在のモバイルバッテリーは非常に安価で性能も高いものとなっているため、コスパを考えればモバイルバッテリーで十分かなと。また、本数揃えるなら別ですが、ポータブルバッテリーの価格で、電気毛布を必要としないような高品質なシュラフが購入出来たりもします。
このあたりは思い描くキャンプの姿によるものかもしれませんので、これがいいあれが悪いということではないのだろうと思います。そして、ポータブルバッテリーもまた災害緊急時のバックアップ電源としては一時的に役割を発揮してくれるものであることは間違いなさそうです。
そんなことを思いながら、楽しかった年越しキャンプを振り返り、現時点での我が家の長期連泊キャンプ電源事情をまとめてみました。
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