焚き火の火つけ「麻の火口」「牛乳パック着火剤」を子どもと作る/次のキャンプがもっと楽しみになるといいね
最終更新日 2023-12-05
予定のない週末、ふと思い立ち、焚き火の火つけ用に「麻の火口(ほくち)」と「牛乳パック着火剤」を作りました。
あっという間に出来てしまうけれど、子どもと一緒に取り組めば、きっと次のキャンプが待ち遠しくなる!かな?(笑)
目次【お好きなところから】
100均麻紐で「麻の火口」を簡単に大量に作る
麻の火口とはこんなものですね。
麻を繊維まで細かくほどいたものと言えばいいでしょうか。フワフワな綿のような麻は焚き火の火つけにとても役立ちます。Amazonでは40gで660円という価格になっていますが、材料を揃えて簡単に大量に作ってみたいと思います。
準備するもの
準備するのはこれだけです。
・100均麻紐
・ペットボトル
・ハサミ
・水
・リンス(あれば)
簡単に揃うものばかり。実は週末はあるイベントへ行こうと思って楽しみにしていたのです。ところが、愛知県に緊急事態宣言が出ているという事で参加を見送らないといけないことに・・・残念ですが仕方ありませんね。悲しんでいても仕方ないので、一緒に参加しようと楽しみにしていたみぃ君と一緒にキャンプの楽しみ作りをすることにしました。
麻の火口作ってみよう!
では早速始めます。麻の火口にはいくつかの作り方があるようですが、手で麻紐をほどいていくなんていうのも手ではあります。しかし何せ時間がかかるし若干面倒臭い。
ということで、今回は子どもと取り組んでも簡単に楽しく出来るやり方で作ってみます。名付けて「ペットボトル攪拌法?」です。
手順は以下の通りです。
①麻紐を5cmほどの長さに切り揃え、ペットボトルの3分の1程度の高さまで入れていく(それより少なくてももちろんOK)
②ペットボトルに水と少量のリンスを投入
③蓋をしてペットボトルをシェイク!攪拌します
④ペットボトルから解けた麻紐を取り出す
⑤屋外で十分乾かす
写真で説明していきます。
100均麻紐を手にクルクル巻きつけます。10回ぐらい。巻きつけ終わったら1か所を切断。
15cm程度のひも状になった麻紐をペットボトルの中へ切り落としていきます。約5cm程度。これを長めにすると失敗します。
ペットボトルの半分程度まで水を入れ、適当量のリンスを投入。
シャカシャカ振ってもらいます!長時間振る必要はありません。ものの1分ほどでペットボトル一杯にほどけた麻紐が広がります!あらビックリ。
さっきまで紐だったのに細い繊維に分解?されています。
ベランダなどで1日しっかり乾燥させます。この時注意が必要なのは乾燥場所。屋外推奨です。というのも麻紐を水につけるととても臭いから。出来ればザルなどに出して天日で干すのがいいと思います。
はい約10分で完成です!
翌日早速着火練習。無事に火つけ出来ましたよ。
牛乳パックと麻紐で着火剤を作る
続いて牛乳パック着火剤を作ってみましょう。某アウトドア系webメディアでちょうど取り上げられていたので、ついでに作ってみようと思いました。
ここで着火剤についてですが、焚き火の着火には松ぼっくりや太さ数ミリほどの小枝が有効。先ほど作った麻の火口から火を育てることになります。もし落ちていて、それが景観に影響がないようであれば拾って燃やす事でキャンプ場も綺麗に保たれますから一番。しかし、キャンプ場によっては落ちていないところもままあります。流行りのフェザースティックを作るという手もありますが、リサイクル着火剤というのも一つの選択肢としてあってもいいかなと思います。好きな方でいいでしょう。
ひこ牛乳パックは紙とポリエチレンの層からなっており、ポリエチレンは水素と炭素だけから成り立っています。燃やしても有害物質は出ないとされています。
では作っていきましょう!まずは材料です。
牛乳パック!(笑)です。
展開した後、短辺を2センチ幅ほどで切っていきます。まあ適当で大丈夫。それをクルクルと丸めます。
丸めた牛乳パックを麻紐で結びます。
みぃ君はギュッと詰めて丸めた方が火持ちがいいんじゃないかと推論を立てたようです。そこで緩く巻いたものと2種類作りました。次のキャンプで実験です!
こちらも製作時間は10分ほど。1つの牛乳パックから7~8個は出来そうです。焚き火の火つけに力を発揮してくれるか楽しみです。
牛乳パックはまな板の代わりや残った食材の保存容器などにも活用出来ますが、これを作りながら他の使用方法として使えないか考えていました。それはまた後日。
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