【ライトステンレスダッチオーブン】キャンプで美味しいご飯が炊きたくて・燕三条製
最終更新日 2023-12-05
「キャンプ」という言葉からは連想するのは人それぞれ、例えば「夏」「テント」「虫」「バーベキュー」などなど。
中にはアウトドア料理のイメージが強い「ダッチオーブン」を思い起こす人もいるんじゃないでしょうか?
丸鶏のローストチキンなどはまさにアウトドア料理っぽいですね。こんな料理をキャンプで作ってみたいから、ダッチオーブンを「買いたい!」という方も少なからずいるように思います。
ところが憧れて購入したはずのダッチオーブンなのに次第に使わなくなっていくという話も聞きます。我が家もそうでした。
ダッチオーブン買うべきか否か、「キャンプシーズン」開幕に向かうこの時期に考えてみたいと思います。
目次【お好きなところから】
あの「村の鍛冶屋」がプロデュースするダッチオーブンを購入した
結論から書きますが、新しいダッチオーブンを先日購入しました。
購入と書きましたが、正確にはモノはまだ届いていません。
クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」にて、鍛造ペグのエリッゼステークで有名な「村の鍛冶屋」のとあるプロジェクトを見つけ、考えた上で支援することにしました。
クラウドファンディングで目標の1494%の資金を集め人気(3月11日現在)
「マクアケ」プロジェクト名は「家でもアウトドアでも料理を美味しく!軽くて毎日使える3層鋼ダッチオーブン」。
現時点で目標額に対して1494%という超過達成、支援者300人超が集まる人気プロジェクトとなっています。
(詳しくはこちら)
この「ライトステンレス ダッチオーブン8」については後で詳しく触れてみたいと思います。
キャンプでダッチオーブン、最近「鍋」にしか使ってません??
我が家には2つのダッチオーブンが既にあります。1つはコールマンの鋳鉄製ダッチオーブン、もう一つはSOTOのステンレスダッチオーブンです。
メンテナンスが不可欠な鋳鉄製
キャンプを始めた当初にまず鋳鉄製のダッチを購入しました。憧れもあったと思います。
しかし、使用後毎回油を塗るというメンテナンスが必要だったり、ダッチに料理をそのまま置いておくと、酸化によって料理に鉄の臭いが移ってしまうことなどから、今はもっぱら家庭のキッチンに活躍の場を移しています。
ステンレス製はメンテナンスが楽な反面、熱伝導で課題あり
変わって購入したのがワゴンセールで半額となっていたSOTOのステンレスダッチオーブンハーフ。
こちらは現役で一年中車に積んであり、フルシーズンキャンプで活躍してくれています。といっても手の込んだ料理は殆どしていません(笑)ストーブの上にかけて鍋をしたり、牡蠣を蒸し焼きにする程度です。そうそう年末年越しキャンプではカレー作りました(笑)
ステンレスダッチの良さはメンテナンスの楽さ。使用前のシーズニングも必要ないですし、汚れをゴシゴシ洗い流すことも可能です。使用後に油を塗りこむ必要もありません。一方で鉄よりも熱伝導率が低く、ダッチ全体に熱が伝わりにくいことから、料理の味は鋳鉄が上という評価が多いようです。
見た目の通り、どちらも結構な重量
そしてどちらも重量が非常にある、要するに重いことは共通しています。コールマン10インチダッチで6㎏、SOTOステンレスハーフで5kgです。
ダッチオーブンではパン、ローストビーフ、はたまたケーキを焼くことなども可能です。毎回のキャンプでそんな夢のような料理を作れたら楽しいでしょうし、毎度気合を入れてオシャレな料理を完成させられる方もいるでしょう。
一方で次第に使わなくなるという声があるのも現実です。手間がかかるということと合わせて、次第に当初の物珍しさが薄れてしまうということもあるのかもしれません。かなりの重量があることもネックとなりますね。
燕三条の技術が詰まった「ライトステンレスダッチオーブン」の魅力
それなのになぜ新しいダッチオーブンを購入(支援)したのでしょうか?それには理由があります。
キャンプで美味しいご飯(白米)が食べたい
我が家は毎日の食卓のご飯を無水鍋で炊いています。ガスコンロにかけて「炊飯」ボタンを押すだけで、炊飯器よりも短時間でご飯が炊けるので、妻曰く「炊飯器より簡単」ということだそうです。数年前に炊飯器が壊れて以来ずっとです。
こちらがその無水鍋。アルミ製で直径24cmで「ハル無水鍋」というそうです。
肝心の味はと言うと文句なしに美味しい!炊飯器のご飯は食べられなくなります。
さらにアルミ製で大変軽く、洗う時もとても楽。こんなご飯をキャンプでも食べたい!そう思ったのですが、ハル無水鍋は6.5号炊き。普段キャンプではプリムスの鍋でその都度2号程度しか炊かないため、こちらの無水鍋だとちょっと大きすぎます。
「もう少し小さくて、ご飯が美味しく炊ける鍋が欲しい」「土鍋を使おうかな、でも割れるしな」なんてことを考えていたんです。
そこに飛び込んで来たのが村の鍛冶屋の「マクアケ」プロジェクト。「家でもアウトドアでも毎日使えるダッチオーブン」?いったいどんなダッチでしょう?興味を持ってプロジェクトの説明を読み進めてみました。
色々情報を得れば得る程、このダッチオーブンなら「キャンプで美味しいご飯が食べられるかも!」という結論に達したたという次第です。
いくつか支援に至ったポイントについてまとめてみます。
三層構造により軽くて手入れ不要
最大の魅力の1つはその軽さです。
重量は2.76kg。他社の同サイズダッチオーブンと比較すると「鋳鉄製より30%軽量化。他のオールステンレス製よりも20%軽くすることに成功」とされています。
軽量化の秘密はダッチオーブンの構造そのものにあるようです。鉄の3倍の熱伝導率を誇り、ステンレスに比べて圧倒的に軽量なアルミニウムが2種類のステンレスの間に挟まれています。これにより軽量化と熱伝導性を高めることに成功しているのですね。
ライトステンレスダッチオーブンは表面がステンレス製。ダッチオーブン特有のシーズニングや使用後に油を塗るなどのメンテナンスが不要です。普通の鍋と同じように洗剤で洗い、その後は放っておいても問題がないそうです。
直火、IHなど大半の熱源に対応
もちろんダッチオーブンなので直火や炭などを上火として乗せることも可能。さらにIH調理器やオーブンなどでも使うことが出来るとのことです。
8インチと小ぶり、4号までお米を炊くことが可能
まだ商品化されていない製品ですから、現物は市場のどこでも流通していないのですが、マクアケプロジェクトのページで「村の鍛冶屋」さんが炊飯実験をしてくださっています。
8インチという大きさでギリギリ4号まで炊くことが可能とのことです。実際にこのダッチで炊いたお米の写真を見ると、ツヤツヤピカピカ光っているように見えて美味しそう!。無理なくお米が炊けるのは3号程度まででしょう。サイズ的にも私のニーズにちょうど合致しそうです。
日本の誇る燕三条の金属加工技術
この「ライトステンレスダッチオーブン」は日本の燕三条製。燕三条というのは新潟県の地域の名前でトップクラスの金属加工技術を持つ職人が集まる地域として有名です。私の母が三条市出身ということもあり、以前から親近感を持っていた地名でした。
ライトステンレスダッチオーブンは、この地の町工場から作り出されています。
プレスした後に絞り加工を行うことでより深いダッチオーブンを形作っていくそうです。
一つ一つ職人さんが仕上げていくんですね。本体と蓋の接合部も寸分狂わぬ作りとなり、そのことから無水料理も可能になるとか。表面もピカピカの鏡面仕上げですね。
ライトステンレスダッチオーブン8インチのスペック
蓋含む高さ128mm 鍋高さ98.5
取手含む外径296mm 鍋直径205mm
重さ:約2.76kg (本体1.2kg / ふた1.4kg / ツル0.16kg)
容量:3.0L
本体材質:ステンレス3層鋼SUS304+アルミ+SUS430)
蓋材質:SUS430
ツル材質:SUS430
燕三条「村の鍛冶屋」キャンプではよくお世話になっています
新潟の小さなメーカー「村の鍛冶屋」こと山谷産業の「エリッゼステーク」というペグを知ったのは、販売が始まってすぐのころだったと思います。
それまでsnowpeakのソリッドステークが独占していた鍛造ペグという分野に新たに参入してきた新進気鋭の中小零細企業。従業員数10名の会社が作るカラーリングされた鍛造ペグ。奇抜さだけでなく、使ってみると利便性の高さがわかり、これは「ソリッドステークの上位互換品」だと感じました。それ以来我が家のペグケースの中は大量のエリステが陣取っています。
燕三条を盛り上げたいと地元の中小企業とコラボしながら様々な商品を生み出している「村の鍛冶屋」さん。
みぃ君の誕生プレゼントに鍛造ペグハンマーに名前を入れてプレゼントしようかしら(笑)
これからも応援したいと思っています。
まとめ~現在も支援受付中、到着はGW前あたり
ライトステンレスダッチオーブンは現在クラウドファンディングサイト「Makuake」にてプロジェクト進行中です。
今なら5%オフの支援金で8インチダッチオーブンを入手することが出来ます。ちなみに商品到着はGW前付近とのこと。楽しみに待ってみたいと思います。
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