今年最後の雪山になるかな・・・天狗岳(2)

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最終更新日 2021-12-19
2016年3月6日 長野県の八ヶ岳連峰「天狗岳」へ行ってきました

ルート詳細は一本目に
今回は(;´д`)トホホ編、そしてお礼編です
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天狗岳wikiより
八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)、北側を北八ヶ岳と呼ぶが、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰である。山頂部は300mほどの間隔を置いて東西に分かれ、西天狗岳と東天狗岳と称する。標高が高いのは西天狗岳で2,645.8mである。
北八ヶ岳はなだらかな山容と深い針葉樹林、点在する湖などに特徴があるが、天狗岳はその中にあって唯一、南八ヶ岳に近い険しい山容をしている。日本二百名山のひとつ。

誰とも会うことなく西天狗岳山頂までたどり着いた後はもう一つのピーク「東天狗岳」へ登ります
天狗岳はいくつかのルートがありますが、登山者が多く人気なのは本沢温泉や渋の湯から上がって東天狗岳へまず登るルートなのでしょうね
その分、今回歩いた西尾根ルートは静かでとってもいい
西天狗から東天狗を眺めても、真っ白で何も写りません^^;

100mもないと思いますが急な斜面を下ります

東天狗から登り返してくる登山者が数名
この天候ですから東天狗も少なめでしょうね

ちょうど二つのピークの鞍部へ
天候が良ければ蓼科方面が見えるのかな?

振り返ると西天狗

東天狗は真っ白け

今回、ゲイターを忘れました^^;
写真のように雪は少な目だし固く締まっていたので靴の中に入るような心配はあまりなかったのですが、アイゼンの前爪でパンツを破いてしまわないか慎重に歩きました~パンツの性能が良くなったから?ゲイターはいらないんじゃないかという意見もあるようですが、保護のためにも防寒のためにもあるとやっぱり違うなと今回改めて思いました

ゲイターは3シーズン対応の主に雨用のものと、冬季用のものがありますが、こちらは冬季用
実は夏用持ってません^^;使いまわしてますが、冬季用は分厚くて嵩張るので、夏用が欲しいな

はい、そうこうしている間に東天狗岳登頂~おめでとうございます^^
単独行者は一人でおめでとうと言うしかない(笑)
そして、またしても西天狗でカメラ交換をした方と撮り合い^^ありがとうございました

えー何とも寂しい感じの真っ白けの山頂となっていますが、これはこれでいいんです^^決して嫌いではありません
出来れば青空の方がいいですけどね・・・(笑)
こんな状況の中でも山頂でお湯を沸かして食事準備の方々がいましたが、若干風も出てきて寒いし展望もないので、すぐに下山します

次は中山峠に向かい、黒百合ヒュッテを目指します
ここまで大変ノンビリ歩いてきたので疲れは全くなし
汗もほとんどかかずでしたから下山はスピード下山です

しばらく下りて山頂部を振り返りますが、くどいようですが真っ白け
青空・・・(;_;)/~~~

天狗の奥庭と呼ばれる付近も真っ白け(笑)
このあたりは東天狗と西天狗が一望できるビュースポットのはずですが残念ですね~
次の機会を楽しみにします
東天狗~中山峠~黒百合までは特に危険個所はなし
あっという間に黒百合ヒュッテに到着です



テント泊準備の方がいました
いいな~と思いながら壁掛けの気温計を見ると・・・何と6℃!暖かいはずです^^;


中はストーブと暖炉でポカポカ
ストーブ回りは自炊の方でいっぱいでしたので、壁側で牛丼をいただきました^^1000円だったかな?
甘めの味付けで美味しいです

メニュー表

名物はビーフシチュー?まだ食べたことありません

みーと二人素泊まりでも8600円(3月時点)
ん~山小屋はやはり敷居が高いのです^^;快適でしょうけどね

みーが尊敬している植村直己さんのサイン色紙がありました
今度見に行く約束をしています^^

ちなみにトイレはとっても綺麗です 協力金は少し高めの200円
しばらく休憩して外に出ると気温は変わらず6℃のまま
渋の湯からは引っ切り無しに登山者が登ってきます
お昼前、時間的にもピークでしょうね~人気の山だと思います
私は残念ながら帰ります|д゚)
一度脱いだアイゼンを再度装着
山頂付近よりもここからの方がよっぽど凍結しています

最近は下山直後までアイゼンをつけることが多くなりました
特に樹林帯の中の下山道はツルツルのことが多いので
雪道を駆け降りるように降りていくと、先行者が二人
声をかけあって唐沢鉱泉方面へと進みます
コースタイムで1時間半ほどあるところを40分ほどで下山~無事唐沢鉱泉へ到着です^^
そしてここで・・・

トホホの神とやらが舞い降りたのです・・・
車にタッチしても鍵が開かない・・・あれ??あれ??前回鍵を落とした悪夢が蘇ります
でも鍵はある
カードキーの電池がないかなと思って物理的に鍵を開け、エンジンを始動しようとしても何も反応なし・・・
キュルキュルキュルー
バッテリー上がり???
ライトも何もつけっぱなしになっていない、2週間前に車検から帰ってきたばかり・・・
でも動きませんでした|д゚)
そこへ先ほど追い抜いた二人連れの登山者の方が下りてみえ「バッテリー?」と声をかけてくださいました
事情を説明するとブースターケーブルがあるから繋げましょうとのこと
ありがたい
繋げてもらって一発で始動!助かりました~
林道の途中で止まってしまうといけないからということで、私が先頭になり後ろからついてきてくださるとのこと
何とお礼を言っていいのやら
無事に林道を下りきり三井の森で再度お礼を言って別れました
この場をお借りして再度
ありがとうございました
違う方ではりますが、前回は鍵を拾っていただき、今回はバッテリー上がりをレスキュー
唐沢鉱泉とは相性が悪いのかと思いましたが、裏返せばいつも助けていただいている場所
登山者の方々のやさしさも改めて実感
何かあったら今度はお返しを出来るようにと心に誓い、いつものもみの湯で疲れを取って名古屋へ帰りました
ということで、もしかしたら今シーズン最後の雪山かなという思いがしている天狗岳
天候には恵まれませんでしたが、静かなルートをノンビリ歩き、登山者の方の優しさにも触れ
いい山旅となりました^^
そうそう最後に
唐沢鉱泉から三井の森までの林道の途中で目の前を突然大きな尾羽の鳥が横切りました
逃げずに車の前にいるので何だろうとよく見ると、恐らくヤマドリさん
日本の固有種なのですね~初めて見ましたが綺麗な鳥でした
さあ、相変わらず連休の予定が立ちません・・・どこへ行くか|д゚)ん~

 

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