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リゾッタ

早いからおいしく、食べやすい!モンベルが新開発した山ごはん「リゾッタ」を、これまでのアルファ化米製品と比べてみた

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山での食事は行動を維持するための栄養補給という側面が強い一方、宿泊地となる小屋やテン場へ到着した時には、景色を眺めながらちょっと美味しい食事をとりたいと思うのは私だけではないと思います。

もちろん、食材を運び上げ、生米を炊き、肉を炒めなど、しっかりと調理を行えば越したことはないのですが、手間も重量はそれなりになります。
もう少し手軽に美味しくと思った時に役に立つのが「ドライフード」。そんな「ドライフード」の山ごはん分野に新風を巻き起こしているのがモンベルの「リゾッタ」だと思います。

リゾッタ

私自身、今年の夏山では必ず持ち込んでは夕食、翌朝の行動前の朝食として食べていました。今ではもう手放せなくなっています。今回は、リゾッタの魅力を考えてみたいと思います。

「リゾッタ」はどんな製品か?

まず始めにリゾッタはどんな製品なのかモンベルの公式HPから見てみたいと思います。

  • お湯で3分、水で5分という短時間で食べられる
  • そのままでも食べられる
  • 85gという軽さ、5年の長期保存が可能

特に目を引くのが「お湯で3分」で食べられるという点。
これまでの山でのフリーズドライご飯はお湯で15分、水で60分という時間がかかってしまうというのが常識でしたから、驚異的な速さです。
朝テントの中で起きてお湯を沸かし、すぐにご飯を食べられるというのは早出が必要な山では大きなメリットです。

お米をフリーズドライ

これらを実現したのが「フリーズドライ製法」とのこと。
これまでアウトドアでのご飯といえば「アルファ化米」が一般的。お米を高温で乾燥させて作るアルファ化米と違い、リゾッタは炊いたお米を一旦-30度から-40度で冷凍。その後真空状態にしてお米に含まれていた氷になった水分を飛ばしてしまうというもの。詳しくはこちらで。

そのため、お菓子のような感覚でそのまま食べることも出来ますし、85gという軽さが実現しているわけですね。

ちなみに、アルファ化米製法で行われるお米を熱により乾燥させて備蓄米にする方法は「糒(ほしい)」などと呼ばれ、かなり古くから日本に伝統的にあったようですね。

温度を測りながら実食~リゾッタとアルファ化米製品の食べ比べ

リゾッタを食べた時に「美味しい」と思ったことの一番に「温度」がありました。
当然です、それまで食べられるまでお湯を注いでから15分待たなければいけなかったアルファ化米と違い、わずか3分で食べられるのですから、口に入れた時の温かさが全く違います。
ということで、今回は「温度」と「時間経過」を見ながら、リゾッタとアルファ化米を食べてみることにしました。

食べ比べるのはこちらの二つ

リゾッタ
リゾッタのガーリック味とアルファ化米としては代表格とも言える「尾西」の「白米」です。
リゾッタ
リゾッタ
リゾッタには軽量化のため、尾西にはあるスプーンは内包されていません。室温20度。山での気温よりはかなり高いです。その分は考慮しなければいけません。同時に熱湯を注ぎタイマーで計測開始

乾燥状態での食べ比べは?

乾燥した状態を両方ともに一つまみずつ食べてみました。
リゾッタはまるでスナック菓子のように食べることが出来ました。一方の尾西の白米も食べられなくはありませんが、パリパリに乾燥していてとても硬かったです。

 

3分経過~リゾッタは完成

リゾッタ3分経過時点での温度は89.9℃。
アツアツです。
炊き立てのお米と遜色なく普通に美味しくいただけます。戻り残しなどもなく、お米の硬さなども感じません。ガーリックの香りが食欲をそそります。

 

では尾西の「白米」はどうでしょう?商品説明では熱湯でも15分かかるはずですが・・・。

温度は79.9℃とリゾッタよりも10℃程低めでした。リゾッタよりも必要なお湯の量が少なめだからかもしれません。
問題の触感は・・・。あれ?意外にも食べられる。少し硬いかなとも思いますが。

 

 

「リゾッタ」早いから美味しい! 意外、尾西「白米」の健闘

お米を食べた時に美味しく感じる温度というのは40℃から48℃ほどだということだそうです。
3分間ではどちらもその温度を大きく上回り、リゾッタは熱いお米をフウフウいいながら食べるという幸せな感覚を山で確実に味わうことが出来ることがわかりました。
短時間で完成するから温度が冷めないうちに食べられるというのがリゾッタの最大の魅力になっていると思われます。

一方で、「尾西」の白米もリゾッタには食感では確かに劣るものの、3分間で十分に食べられるというのは驚きの発見でした。

その後、尾西白米の完成時間となる15分、お湯を注いでザックに入れておいて途中で食べるということがあるので60分後、6時間後という時点での温度と食感についても計測してみました。

リゾッタvsアルファ化米 計測結果

リゾッタ(モンベル) アルファ化米(尾西「白米」)
3分後 89.9℃   
完成・アツアツ、硬さなし、美味しく食べられる
79.9℃
少し硬いが食べられる
15分後 74.5℃
美味しく食べられる
べた付きもなし
71℃   
完成・アルファ化米独特のべた付きはあるが美味しく食べられる
60分後 50.1℃
あまり変化なし
48.2℃
少しモサモサする
6時間後 常温
冷めたご飯
常温
冷めたご飯

このような結果となりました。

60分後についてもお米を美味しく食べられる温度を両製品とも上回っていますが、食感としては落ちていました。やはり熱いうちに食べるのに越したことはないようです。

6時間後についていうと、リゾッタにはべた付きなどの変化がほとんどありませんでした。山では疲れているような時にはサラッと食べられるものが好まれるように思います。その点でもリゾッタは食べやすい製品だと思っていましたが、フリーズドライだからなのか、他に独特の何か工夫があるのか、そのあたりにもモンベルのこだわりを感じました。

新しい挑戦でより美味しく食べられる山ごはんを期待

山でのご飯の時間がより楽しくなったモンベルの「リゾッタ」の登場。
味噌汁、パスタ、ラーメンなど山でのドライフードはどんどん美味しくなっていると思います。
より長く、早く、遠くまで歩くために、これからも進化が望まれるこの分野。期待です。

ちなみに、私は「リゾッタ」にコンビニなどに売っている小分けのパウチ食材をトッピングして食べています。おススメです。

でもでも、こんな美味しそうな山ごはんにもいつかは挑戦したい!

 

 

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