2021年夏山初めの西穂高岳

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コロナ禍2年目でも変わらず夏山はやってきます。2021年夏山初めとして向かったのは実に夏の登頂が5年ぶりとなった西穂高岳。コロナ禍で訛った体が今どれだけ動かせるのか試してきました。

新穂高ロープウェイでお手軽に標高2100mへ

5年前の7月に夏の西穂高岳に登った直後、長男が交通事故に遭ってしまったことがあったからか、何故か夏になると西穂を避けるようになっていました。その後厳冬期にテント泊で数度登っていますが、実に事故以来5年ぶりの夏山の西穂高岳を歩いてきました。まあ暑かったですね!

新穂高ロープウェイは新穂高温泉発の第一ロープウェイとしらかば平発の第二ロープウェイを乗り継いで終点で登山口ともなる西穂高口へ向かうことになりますが、この日は7時発の臨時便(当日の通常便は8時30分始発)が出る事を確認して6時に第二ロープウェイ始発駅の最寄りとなる鍋平高原駐車場へ。

夏山シーズンに入っているというのにガラガラ・・・コロナの影響でしょうか。

駐車場から10分ほど歩くとしらかば平駅。注意しないといけないのがこの間トイレ無し。鍋平高原駐車場の下の方にはトイレがあるのですが、今さら戻るのも面倒なのでロープウェイ駅がオープンするまで待ちます。

階段上部を先頭に2組が並んでいたのでその後にザックを置いて並びます。次第に階段の下まで列が伸びましたが実は始発のロープウェイ入口は階段の下の入口です・・・。数十人が係の人に促されて並び直し。それでも先に並んでいた私達を先頭にしてくれる優しい皆さん。

駅が開くと以前は無かった自動券売機でロープウェイ往復券を購入してさらに先で並びます。とっても綺麗に整備されましたね。株主優待券などの割引券を持っている場合は窓口で対応なんでしょうね。

新しくなった二階建てロープウェイに乗りこみます。窓ガラスが綺麗になって鮮明に外の景色が見えるのはいいですね。

10分も乗らない?動き始めるとすぐに西穂高口駅に到着です。少しは涼しいかなと思いましたが、7時過ぎですでに暑い!この日は標高3000m付近でも灼熱だったのです。展望台に行っても良かったのですが、ちょっと気がせいて7時15分に早速登山開始です。

灼熱の西穂高岳へ

登り初めは樹林帯。久しぶりの北アルプス、自然と気持ちが高まります。

西穂の樹林帯は明るくて気持ちよく歩けるのですが、風が通りにくくてとにかく暑い!ムシムシする中を汗を垂らしながら約40分で最初の目的地である西穂山荘へ到着。前泊の方達はすでに出発した後でしょう、閑散としながらも夏の山小屋の雰囲気が否が応でも登山気分を盛り上げます。

暑い暑い樹林帯を抜け西穂山荘へ到着。

夏も冬も行動食に大福を好んで持って行っていますが、この日もここで1つ食べましたね。5分ほど休憩してすぐに先へ。

山荘裏手から大きな石がゴロゴロする登山道を登ります。

振り返ると山荘の向こうに焼岳と乗鞍岳。ここからの景色とっても素敵です。

左手には笠ヶ岳。

山荘裏手の岩場を登り切ると「丸山」と呼ばれる中継点はすぐそこ。目の前に西穂高岳への雄大な稜線が現れます。

ただこの登りが長い・・・独標まで1時間はないものの炎天下のジグザグしたガレた登山道の辛いこと。

一番手前のピークが西穂独標になりますね。随分近づいてきました。このあたりでロープウェイを同時に下りたトレランの人にパスされました。

独標までは緊張するような個所はなし。ずっと岩場らしきルートではあるものの引っかけなければ特に問題なし。

独標直下。非常に整備されていてビビらなければ問題なし。

まずは西穂高岳独標到着です。結構混みあっていたのでサクサク先へ進みますね。山荘からここまではちょうど55分程度でした。

下山していくグループ。ここから先の西穂高岳までは登山者も減少。独標直下の登り下りは足場もしっかりしているので恐れず行けば問題なし。ここで怖いと思ったらこの先はやめときましょう。

一旦下ります~独標から先に行く時には一番初めの下りが一番緊張するかもしれませんが、コンクリで固めてあったりするのでしっかり三点支持で行けば問題なし。さあ西穂高岳まではまだ少し。

写真の下りの人はちょっと危なっかしいかも。

こんな感じの岩場の登降を繰り返しながら。それにしても暑かった!汗ぽたぽた。

ピラミッドピーク到着。主峰はもう目の前。

振り返るとまさに登ったり降りたりの凸凹道。

そして夏でも冬でも一番苦手なのが山頂直下の切り立った崖みたいな場所。冬場は写真右端のルンゼ状の場所をピッケル突き刺しながら這い上がっていきますが、雪がない時期はザレザレで危なっかしい。夏場は左側から巻いていく感じですね。

えっちらおっちら登っていきます。最初の取りつきから10mほど登ればもう大丈夫。

西穂高岳主峰到着。お疲れさまでした~。5年ぶりの夏の西穂、登り初めから2時間50分ほど。足底筋膜炎の痛みはまだ大丈夫で良かった!

西穂の先、ジャンダルム方面、右に行くと奥穂。

登ってきた道。

暑かったー!!

上部から見た西穂高岳山頂直下の箇所。ザレていて落石も多いので注意が必要。この日もこぶしぐらいの大きさの岩が左脇を走って落ちていきました・・・教えてよみたいな。ヘルメット被りましょう。

直下をもう一度下から。ルートが色々見えるんですよね。ちなみに赤いパンツの方は×印方面を登っています。登れますけどね。

さあサクサク下りましょう。山頂で50分近く休憩していたのでお腹が空きました!目指すは西穂ラーメン。

独標登り返し。最も安定している箇所です。ちょっと渋滞。

この日は靴の試し履きしました。モンチュラの「コネクト」。スニーカーみたいに履ける上にゴアで軽くて良かったんですが・・・この次の山行の時に悲劇が起きました。

モンチュラのヤルテクノという靴を試し履きしていたら何故かこちらを購入していたという靴です(笑)。

午後になってきて笠ヶ岳に雲が急激にかかってきました。ポツポツと雨も。

振り返るとさっきまで歩いていた稜線が雲の中。

無事西穂山荘へ到着です。思わずノンアルビールを購入!

西穂ラーメンにご飯もつけました!お腹ペコペコ。西穂ラーメンは細麺で少し硬め、標高高いから?よく分かりませんが登山後にはあっという間に食べれちゃいます。

食後はボチボチ歩いてロープウェイ口へ。13時30分の新穂高行へ乗って無事に2021年夏の西穂高岳登山を終えることが出来ました。5年ぶりの夏の西穂高岳。今年は昨年夏にあまり歩かなかった穂高界隈をウロウロしたいなと思っているので足慣らしを兼ねた登山でしたが、暑さならしの登山ともなったかもしれません。短時間で約3Lの水分を消費しました。

今年の夏山は遭難もとても多くなっているとのこと。コロナ禍で体力が落ちていることもあるので準備をしっかりして無理のない登山を楽しみたいと思います。

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