学校で安心して本を読めるようにしたいと思うのはおかしいことではないはずですが…
最終更新日 2021-12-19長男みー、この春から小学6年生になりました。
しかし、ここ数日学校の不満を口にしています。
原因は学校に本を持ってきてはいけないとされてしまったこと。
昨年度までは読書の時間などがあり、家から自分の読みたい本を持っていくことも自由でした。
みーは比較的よく本を読む方なので、その時間を楽しみにしていたようでしたが、禁止になってしまってガッカリしたようです。
学校側の理由はというと、図書室を改装したのでそこの本を読んでほしいとのこと。
仕方なく昨日は図書室に行ったらしいのですが、鍵がかかっていて入れなかったとのこと。
図書室は決まった時間しか入れないのですね…入れても読みたい本はあまりなかったそうです。
3月期末、図書アンケートの結果というプリントが配られ、読書をする児童が少ないとの結果が報告されていました。
ほぼ7割の子どもが本を全く読まないとの結果で、何とか読書の機会を広げていきたいと報告されていました。
しかし、学校がとった対策が「本を持ってくるのは禁止」とは・・・???です
学校図書室の充実はとても大事な課題だと思います。
教師の兼任ではなく、本との出会いを作ってくれる専任司書の配置などが本来は大切だと思います。
調べてみると名古屋市の学校図書予算は減っているようですね。
同時に読みたい本は多様なわけですから、家庭からの持参が許容されて当然だと思うのは私だけでしょうか…
この時期の本との出会いはかけがえのない時間を作ってくれると思います。
みーのがっかりした姿をほっておくわけにはいきません。
今朝、連絡ノートにこれまで通り本の持参をさせますと書いて学校に届けました。今回の変更、親向けには説明がなかったように思います。
納得のいく説明があれば理解もできるのですが・・
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先ほど帰宅して連絡ノートに書かれた担任の先生の返答を読みました。結論としては「本の紛失などがあるため」持参は禁止したということでした。
奇しくも?今年度は名古屋市が定めた子どもの第二次読書活動推進計画の最終年度。
そこには「名古屋の子どもたちがあらゆる機会とあらゆる場所におい て自主的に読書活動を行うことができるよう環境の整備を推進する」とうたわれています。
環境の整備とは、単に図書室を作ればいいということではないはずです。
仮に、本の紛失が問題であるのなら、そのこと自体を解決する取り組みも並行して行ってこそ、あらゆる機会、あらゆる場所で子ども達が安心して読書活動を行えるようになるのでは無いでしょうか。
単に禁止することは簡単です。ですが、本に触れる機会をあらゆる形で保障してあげたいと思うのです。
もう少し先生と会話をしてみようと思います。
ちなみに、新しくなった図書室が1日で開く時間は長くて20分間ほどだそうです。
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本を持って行くのを禁止というのは初めて聞きました。
マンガは分かりますが本まで禁止とは一体どういうことでしょうか?
中学受験で参考書とか持って行って勉強している子もいるんじゃないでしょうか?
うちの子にも聞いてみようと思います。
それにしても20分しか開けない図書館を作って読書を勧める学校の姿勢が良く分かりませんね。
先生方も本を読まない世代なんでしょうかね?
本の持ち込み禁止にしろ図書室の営業?時間にしてもなんだか自主性みたいなもの育もうという姿勢が見えないですね。
話し合いが上手くいく事を願います。
まろぱぱさん
学校側で今回の対応についてどのぐらい話し合われて結論を出されたのかはわかりませんが、もう少し思慮深くあっても良かったのではないかなと今は思いますね。
20分というのがなんともね・・・昔はあった「図書」の時間なども、今では年に1~2回だけなようですよ。
もったいないですね、図書室を改装したのに・・・
kuroazukiさん
そうなんです、私もまったく同感です。本を読むかどうかって自主的主体的なものだろうなと思いますよね。誰かに強制されるものでもない。
なので、本との出会いについては間口広くとっておいてもらいたいのですよね