はやく会いたいな

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最終更新日 2021-12-19



早く会いたいな〜安心させてあげたい
6時
起床
多分いい天気なような気がするが、ボヤーツとしていて窓の外の様子はよくわからない。それでも、何となく朝焼けしたビル群が見える。
名大病院はポケモンGOがリリースされた当時、聖地?と言われた鶴舞公園を見下ろす場所に立っている。その当時はすごい沢山の人が来ていたと、朝回って来た看護師さんが教えてくれた。
確かその頃はみーの入院中でそれどころではなかったことを思い出す。
6時45分
眼圧検査に呼ばれる。今日はいつもより少し早め。
目を開き、風を当てる検査。初めは反射的に瞼を閉じてしまっていたが、毎日やっていると慣れて来た。両目とも一発で計測OKで、数値はどちらも15。良好。
8時
朝食



食後には本日1回目の点眼。
4種類を両目に。瞳孔を開く目薬が入るため、夕方頃までは字が殆ど見えなくなる。
とにかく安静にしておくしかないので、ベッドの上で無言で目を閉じて過ごす時間が始まる。
9時
毎日順番にシャワーの時間が回ってくる。
今日はたまたま一番目!やった(笑)
水が目に入るといけないということで、術後2週間は洗顔禁止。
シャワーも首から下までのみ。それでも入院生活の中で最もサッパリする気持ちのいい時間。
ちなみに頭は看護師さんが週に2回洗ってくれる。多分今日はなし。そろそろベタベタしてきた^^;
同じく、洗髪呼び出し^ ^
待ってました!
週に2回の洗髪の日。
ナースステーションの一角で、看護師さんに洗ってもらう。まだ自分では禁止。
退院後は防水テープを両目に貼って洗うことになるらしい^^;大変だ。
それにしても4日ぶりでサッパリした!
10時過ぎ
診察に呼ばれる。
この診察の次第で「安静度」が軽くなっていく。
私の安静度は2補正。3までなればほぼ自立なのだが、全く3に移行できない。他の患者さんは次々に3になり喜んでいる。
結果、目の状態は依然安静度を要する状態らしく、2のまま…。
基本的にはトイレとベッドの往復のみ許される。一応同じ階のフロアー移動は許可されているが、特に何もないので移動しようがない^^;
3になれば院内の売店などにも行けるだけど…。両目だし、仕方ないな。
12時前にお茶が配られ、部屋に昼食が運ばれる。



今日はうどんとつくね、杏仁豆腐。
久しぶりの麺類美味しい^ ^
13時
本日2度目の点眼。
ヒリヒリしみる。
1時45分からレーザー治療が決まり、瞳を開く目薬を入れる。
車椅子で一階の眼科外来へ。
人によってはかなり痛みを感じる人もいると言われるレーザー治療。
網膜が薄くなっている可能性のある場所が発見され、その周りをレーザーで焼いて火傷をさせて固着させるということらしい。
再度散瞳させる目薬を入れる。
次に鎮痛効果のある目薬を入れる。これは顕微鏡の先端ほどの大きなレンズを、眼球にくっつけてレーザーを当てるため。
これが痛かった^^;
瞼を開き、グリッと入れる。かなり怖い。
まずは右目から。黄色い光がパシャパシャっと光るごとに、目の奥に鈍痛が走る。大半は大丈夫だが、たまに指すような痛みが走る。レーザーの出力もあるが、場所によって感じ方が違うらしく、端の方にレーザーを照射すると痛い。
右目は5分ほどで終了。
続いて範囲が広いらしい左目へ。痛かった…
車椅子で病室へ戻ると2時40分とのこと。瞳が開いた状態だからか、殆ど何も見えない。
何だか頭が痛くて、そのまま寝る。
起きたのは5時過ぎ。
本日3回目の点眼。3種類。あまりにも頭が痛いので、鎮痛薬をもらう。
まだ瞳が開いているのか、スマホの字をかなり大きくしても殆ど読めない。
横になる。
また元のように見えるようになるのか…とても不安。
今日はみーママは東京出張。「レーザー終わったよ」とだけ何とかメールする。
家にいるはずのみーは大丈夫かな…。
18時からは夕食。



今日はエビチリ。ボヤッとしていて口に入れてみないと正確にはよくわからない^^;こんな経験は初めて。目が見えないって本当に大変なことなんだなと感じる。
美味しかった^ ^
夕方、引っ越し会社より電話が入る。
会社としての謝罪があり、再発防止が検討されたと聞かされた。
元々謝罪があればそれでよいと思っていたため、和解することにした。
新しい土地への移動で不安を感じながら引っ越し当日を迎える方もいる。これからの繁忙シーズンに、同じようなことが起きないようにお願いしますと伝えた。
今回こんなことがあったものの、引っ越し業界の競争の激しさが背景にあるのだろうかと感じた。
見積もりの段階で正確な荷物量の算定を行い、必要なトラックの大きさを確定しておけば、今回のようなことは起きなかったように思う。
今回の会社よりも安く見積もる中小の会社もあったし、3倍以上の30万円を大きく超える見積もりを出して来ながら、他の会社の見積もりを伝えると、相手から断ってきた超大手もあった。
引っ越しの金額には会社により差がありすぎる。
上手に選択しないといけないけれど、今回のようなトラブルが御免。
とにかく解決が見えてきて良かった。改めて当日助けていただいた方々に感謝の気持ちです。
8時過ぎには本日4回目の点眼。
これで最後。
安静度が上がらないので、依然として自分では点眼すら出来ない^^;
消灯は22時。
食後は部屋も若干薄暗くなり、より文字が見にくい。というか殆ど見えなくなり、テレビを見ようにもピントが合わなくて疲れてしまうので、とにかく上を向いて寝ているしかない。
本が読めればいいのだけれど…早く治したい。
やることがないと、どうしても事故の時のみーの写真をスマホで見返してしまう。
先日、夜にお見舞いに来てくれた2人。



真っ赤に充血した目を見て怖がるみぃ君。ゴメンね〜。
早く一緒にお風呂に入ったり寝かせてあげたりしたい。安心させてあげたい。
消灯。
目を閉じて横になる。
朝起きたら目の前の靄が晴れていることを願いながら
オヤスミナサイ…。

 

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