【駒出池キャンプ場】まるで水彩画の世界、紅葉の始まった湖畔でキャンプ

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最終更新日 2023-12-05レポ渋滞していますね、いつものことですが、7月の戸隠イースタン、8月の四徳温泉キャンプ場、9月の五光牧場キャンプ場、昨年・今年の笠ヶ岳日帰り、昨年の蝶常念周回・・・もういつ書けるのか書けないのか。でも書いておきたい・・・時間がない。ブログ書いている人はいったいいつ書いているのでしょう?不思議です(笑)。

備忘録的な愚痴?のような前置きでしたが、今回は直近である10月初めに行ってきた「駒出池キャンプ場」での様子について簡単に書いておこうと思います。

書く前に一つ、駒出池キャンプ場は関東周辺からの来場者が多かったですね!同じく長野県でも「四徳温泉キャンプ場」のように南信州付近は名古屋方面からの来訪者がとても多いのですが、山梨県に隣接した地域性もあるのでしょうね。関東から、そして若い方がとっても多かったのが印象的なキャンプ場です。あっ!ただそれだけです(笑)。

では本編です。

水彩画のような美しさ駒出池キャンプ場

2012年にキャンプを開始してほどなくして誰からか聞いた「駒出池キャンプ場」の噂。場内の駒出池に映る景色がとっても美しいとのことで「いつか行きたい」と思いながら長い時間が経ってしまいました。今回初訪問でしたが噂に違わぬ美しい景色が広がっていました。一言でいうとまるで水彩画の世界が目の前に広がっているような雰囲気でした。

池面に映るテントの見事なリフレクションに見とれました。

料金体系が理解出来なかったけれど

1泊でキャンプに行く場合、チェックインが昼過ぎからとなっているキャンプ場にはなかなか足が向きません。だって、翌日の午前中にチェックアウトしないといけないと考えたらあまりにも慌ただしいですよね。

駒出池キャンプ場はフリーサイトに限って?9時チェックインが可能?なようです。ただし予約サイトを見るとフリーサイトのチェックイン時間も14時となっています。どっちが正しいのか分からなかったので、午前4時半に名古屋を出発し、キャンプ場には午前8時を少し過ぎた時間に到着しました。管理棟らしき建物の前には数台の車が停まっていましたが受付は開始しておらず、特に列を作って待つでもなくだったため周囲をブラブラ。8時40分頃になってから何となく数名の列が出来始めたので3番目に並びチェックインを待ちました。

駒出池キャンプ場フリーサイトのレギュラーシーズン料金は1泊3000円(ハイシーズンは3800円)。安めだなと思いますが、そこに入場料として4歳以上1人当たりに500円かかります。今回は父子だったのでこの時点で4000円。と思って受付を始めると、9時インの場合は2時間分の追加料金をいただくので+1000円の合計5000円ですとのこと・・・。2時間分というと11時が正式なチェックイン?それともホームページに記載のある14時?何だか説明不足を感じつつも取り合えず5000円を支払いました。5000円が高いとか安いとかいうのではなく、ホームページを読んでも料金がよく分からないという点に改善が必要なように思います。

なんだか愚痴っぽく書いてしまいましたが、とにかく入場です。フォローするようですが、受付には耳の聞こえがよくない青年が立たれていました。脇にはもし聞き取りにくかったら申し訳ありませんと説明札が置かれており、この点とても好感を持ちました。全く聞こえにくいことはなく、ちゃんと聞こえていましたよ、ありがとうございます。

フリーサイト場所選び

キャンプに求めることはそれぞれ違うと思いますが、ロケーションは重要な項目です。

駒出池キャンプ場であればやっぱり池側のフリーサイトが取れるかどうかでしょうか。

マップ中央部分の黒い建物が受付を行った管理事務所。そこから左手に向かって下っていくような傾斜地にあるのがこのキャンプ場の全体的な特徴。実は想像としてはもっと広大なのかと思いきや、そうでもありませんでした。

実は今回最初に張ったのはマップ上では管理事務所すぐ上に位置するフリーサイト。というのも駒出池沿いのフリーサイトは既に全て埋まっていたからです。

駒出池からは少し離れてしまいますが、まあまあ良さげな場所でした。全体的に池に向かって傾斜がありますが、たいした斜度ではありません。フリーサイトには車を入れることが出来ませんが、20mほどしか離れていない場所に張れたので設営は楽でした。ナロと焚き火タープなのであっという間に張り終えたのですが、何となくモヤモヤ。折角来たのに駒出池沿いではない・・・。

改めてみぃ君と2人で張れる場所探しに出かけました。管理棟側の池沿いはもう全く張れる余地がなかったので、反対側に回ってみます。すると、恐らく一等地のすぐ横にちょっとした平坦な場所が空いています。一等地に張られている方に声をかけ、すぐにナロを引っ越し。

30分後、焚き火タープを張る場所はなかったので、ナロのみで設営完了です!見事池側ゲットです。

一等地に立つベルガンスの隣にひっそりと(笑)。この後みぃ君はお隣ベルガンスの子どもさん2人と仲良く遊ぶことが出来ていました。とっても珍しい。

それにしても何というか雰囲気にあるキャンプ場です。

森と池が絵になりますね。ただ、本当にこの池沿いに張れるのは10張りちょっとぐらい?だろうと思います。熾烈な争いですね。

ヒッソリと父子キャンプ

場所を確保すれば後はノンビリ、そして焚き火です。ちなみに薪は一束800円と超高額。針葉樹と広葉樹の束があり値段はどちらも一緒です。今回は4束購入しました。当然ですが広葉樹の方が火持ちはいいですね。

小学校に入ってからぐんぐんと背が伸びているみぃ君。これはお隣のサイトの子どもさん達と仲良くなる前、興味深そうに見ているところ(笑)。

しばらくするとハンマーで一緒に石を割っては石のナイフ作りを楽しんでいましたよ。

出来た石のナイフでお肉を切って食べました。

非常にノンビリした時間。早く入れるからこそですね。

スライドショーには JavaScript が必要です。

駒出池キャンプ場は直火禁止です。今回焚き火ゴトクを新調してみました。

ちょっとした細工が施されたステンレス製のゴトク。鍋の安定性も良く、安いので満足。

ちなみに今回殆ど青空が出る事がなく、終始肌寒い。チェアにかけた羊毛がとっても暖かくて最高でした。季節は確実に秋、そして冬ですね。冬キャンプにはチェアの防寒対策は必須ですよ。

夕食は簡単に鍋でしょう。そんな季節です。焚き火でコトコト煮込んだので野菜が柔らかくなりました。

スライドショーには JavaScript が必要です。

夕暮れ時、対岸のサイトに灯が入ると幻想的な雰囲気が一層増します。

非常に美しい時間でした。

 

昼間お友達とたっぷり遊んだので6時過ぎにはイス寝です。

よっコラショと寝ているみぃ君をナロに運び入れ、その後は一人で焚き火時間。騒ぐサイトも全くなく穏やかな静かな時間を楽しみました。

気持ちいい朝、完璧なリフレクションに見とれる

夜間は10℃以下まで下がったでしょうね。空には分厚い雲。スッキリした青空であれば池に映ってそれこそ美しかっただろうことは想像に難くないですが、それはまたいつか。風もない穏やかな朝を迎えました。

朝ごはんはホットケーキやヨーグルト。簡単にいただいて早めの撤収です。みぃ君は昨日に続いてお友達と石割(笑)。子どもは何かしら遊びを見つけてくる天才です。

池のリフレクションが最高。まさに鏡面。何枚となく写真を撮って楽しんでいました。

みぃ君も写真を撮る事に凝っている模様。キャンプではソニーのRX100Ⅲを貸して自由に撮っては楽しんでいるようです。そのうち面白い写真が出来上がってくるかな?楽しみ。

一瞬雨が降ってきて乾燥撤収は無理かと思いましたが、何とか無事に乾燥。みぃ君はお友達とお別れし、12時前には撤収完了、帰路につきました。またどこかで再会して一緒に遊べるといいね。

駒出池キャンプ場ショートムービー

駒出池キャンプ場の基本情報

さて、初めて訪れた駒出池キャンプ場。駒出池を上手に利用して非常によく作りこまれた高規格キャンプ場という印象です。今回全てを見て回ることはできませんでしたが、少し紹介してみたいと思います。ここからはみぃ君が散歩しながら撮った写真がメインです。

どこにある?標高は?気温は?

駒出池キャンプ場にはなぜなかなか足が向かなかったのでしょうかね?自分でもよくわかりませんが、実は今回初めて正確に場所を検索しました。

名古屋からだと中央道を走り、諏訪インターで下道へ。メルヘン街道をクネクネと走り、約3時間30分ほどでキャンプ場へ到着します。八ヶ岳の山麓であり、長野県と言っても山梨県にもほど近いという場所なんですね。

標高は約1300m。

今回訪れた10月初めでは夜間10℃は下回ったと思います。口コミを見てみると8月でも夜間は寒かったとありますから防寒対策は必須です。今年は営業期間を延長して11月末近くまで開けるようですが天候次第では積雪もあるのかな?

水場、トイレはとても綺麗に管理

水場は場内の各所に設けられており、それぞれ屋根があって雨でも使いやすそうでした。もちろん出るのは水だけ。とても冷たい水でしたしそのまま飲めるようです。八ヶ岳天然水と言ったところでしょうか。

トイレは場内に4つ。池沿いのサイトからだとトイレはとても近く便利でした。和式・洋式ともに作られています。ユニークなのが、コロナ対策としてトイレには紙が置かれておらず、受付とともに各サイト1ロールずつトイレットペーパーを渡されます。

ゴミは基本的に何でも捨てられる

分別がありますが、ゴミは基本的に何でも捨てられるようです。生ごみは透明・半透明のビニール袋に入れてさえいれば捨てられました。

フリーサイトと駐車場の距離は?

先に出した場内マップで駒出池の上側に位置するフリーサイトから駐車場は少し距離がありました。カートが必須。

フリーサイトはいくつかのエリア毎に分かれています。張りたい場所から一番近い場所に駐車位置を確保できれば少しは楽になりそうです。当たり前ですね。

オートサイトは池からさらに下がった位置に点在していました。今回はちゃんと見ていませんが口コミはいいようですね。若い学生さんぐらいのグループがレンタル品を借りてキャンプをしていたのが印象的でした。キャンプ=ファミリーという図式は完全に過去のものですね。

管理事務所

管理事務所で薪や炭なども売っています。他にも氷やお菓子類などもありそうでしたが、中はちゃんと見ていません。レンタル品が結構そろっている印象でした。

周辺・温泉

今回周辺観光はしませんでした。場所から言えば北八ヶ岳の白駒池がすぐ近くですから登山・ハイキングの準備をしていけば白駒池の景観を探索に行くことは出来ますね。また周辺は日本一の白樺の群生地だとか。

ハイキングコースも設けられていてなかなか良さそうでしたよ。

温泉は入場時に「八峰の湯」「平尾温泉 みはらしの湯」の入場割引券をいただけます。ただし、八峰の湯はコロナにより入場制限をしており、今回も30分以上待たないと入場出来ない状況。しかたなく近くの「星空の湯 りえっくす」へ行ってきましたがが、こじんまりしながらもとても清潔でなかなか良かったです。温泉に入ると一人ずつシャトレーゼの無料アイスが食べられるというのもいいですね。

とまあこんか感じでしょうか。また機会があれば再訪出来たらと思いますが、池沿いを取ろうと思うと正直土日では無理かもしれません。金曜日など平日から入れる時に狙ってみる価値がありそうですね。

 

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  1. doneko

    駒出池、経営者変わるまではよく行っていたんですが・・・
    経営が変わってからは、金額が高くなって出来ないことが増えたんで足が遠のきました。

    池の周りのロケーションの良いところは相変わらず競争率高いですね。(笑)

    • みーパパみーパパ

      やっぱりそうなんですね〜決して悪くはないんですが、何かもう一つという感じがしました…。
      でもロケーションはとっても良かったですね〜競争率は何とも