• DIARY
  • 日々の出来事を徒然なるままに

男性職員の寿退社に思う

Pocket

この記事を読むのにかかる時間 < 1

介護現場ではままあること
男性の介護職員が結婚を機に退社すること
毎日の目の前の利用者の支援で疲弊、不規則な勤務、命にも関わる重い責任、キャリアのこと…いろいろな理由がありますが
大きな理由の1つに賃金の低さがあることは間違いありません
この理由で言うと男性も女性も共通します
「仕事は好きだけれど、暮らしていけないんです」
そうやって結婚を機に去っていく若い職員
ある調査では、介護労働者の平均賃金は、同世代の全国平均賃金よりも月額で10万円低いという結果が出ています
今年44歳を迎える私もその事は実感しています
この先何年働いても、恐らく月給で30万円には遠く届かないでしょう
月に100時間を超える残業をしても届かない
若い職員だと尚更です
子どもの成長に伴う支出、将来の年金額も連動して低い
不安に感じるのは当然です
一方社会では介護を必要とする高齢者や障害者は今後も増え続けます
介護を家族だけに任せるのではなく、それを社会が支えるあり方にしていかないといけない〜そう言われて久しい
少し話は飛びますが、先日の認知症男性が関わったJR事故への最高裁無罪判決もそういう社会の必要性を強く訴えているように感じています。
最高裁判決は警鐘を鳴らしたのではないでしょうか、現実は社会が支える仕組みからはほど遠いと
※一審、二審では事故を起こした認知症本人のご家族へJR東海への賠償責任が命じられた。最高裁で逆転無罪に。
多くの福祉、介護職員が、特に若い人達が、この分野に夢を持ち飛び込めるだけの生活できる賃金を保障しなければ、慢性的な人手不足は解消できないと思います
しかし、今年度初め国はその賃金にも連動する介護報酬を大きく引き下げました
経営そのものの窮地に立たされる事業所も出ています
現場では労働者の非正規化が進んでいます。
高い専門性を必要とする現場での非正規化は、高齢者や障害者への虐待を生む温床が広がっているようにも感じ不安を感じています
そんな中、野党5党が今国会に介護労働者の処遇改善法案を提出し、昨日より審議に入りました。
今でもある処遇改善策をさらに前に進め、慢性的な人手不足を解消し賃金の引き上げを実現させるための施策が組み込まれています
いま国会の多数は自民や公明など
与野党対決が続いていますが、自民、公明はこの法案にどのような態度をとるのでしょうか。
もし仮に反対するならば、一体この国の将来の福祉を介護をどう考えるのか?
福祉と介護に無縁で一生を過ごす人はほぼいません
国民全体で考えていかないといけない課題だと思います
介護現場は待った無しの状態です
注目して見守りたいと思います

2016/02/18

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でみーパパをフォローしよう!

Pocket

こんな記事も書いています

  • コメント ( 4 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. harapeko0623

    こんばんは。
    深い話ですよね。
    私の働いている系列の施設でも、正規雇用より、非正規の方の方が多いのが現状です。
    今回の診療報酬の改定は、働いているものにとっても、利用者さんにとっても辛いものです。
    これからの医療と福祉をしっかり考えていただきたいものですよね。

  2. と☆の

    こんにちは。
    ケアマネをやっているのでとても良くわかります。
    自分も結婚を気に仕事を変わろうと思いましたが嫁さんや親から反対があり業界を離れずに今でも頑張っています。
    慢性的な人で不足で入ってこられる方も少なく入っても数か月で止めてしまいます。
    こんな状況なのに国では新たな施設を増やしていくなんてことを言っていますが箱を増やしても職員の確保がなくては意味がないですよね。
    処遇改善費もありますが現場の介護職員しか貰う事ができずあまり給料も変わらないケアマネや相談員などはもらえないんですよね・・・
    なんか愚痴みたいになってすみません(-人-)
    お互いに頑張って行きましょうね。

  3. みーパパ

    harapeko0623さん
    なかなか難しい話ですが、医療、福祉と関わりなく暮らしていくことはありえませんからね〜そこで働く人達の現状を知ってほしいなと思いますね(u_u)
    医療はこれから心配ですね

  4. みーパパ

    と☆のさん
    ケアマネをされているのですかか〜ご苦労様です^_^
    慢性的な人手不足ですねf^_^;)人が支える仕事ですからね、そのことを考えてほしいなと思いますね
    実は今度の法案には、現状は専ら介護に従事する人しか対象にならなかった処遇改善費を、ケアマネや相談員、施設長などにも施設の負担なく支給できるようにする案が盛り込まれているんですよ^_^そういう意味でも積極的で現実的な案だと感じますね