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未知数な国産ブランド「FIELD RECORD」のトレッキングポールを購入~トレッキングポールについてあれこれ

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登山の「三種の神器」と言えば、登山靴・ザック・レインウェアだということです。これらはまず登山をしようと思うと、大概の人にとっての必須装備となるものかと思います。

加えて最近では「新三種の神器」なる言葉が使われるようになってきたそうです。

登山「新三種の神器」

・アミノ酸
・サポートタイツ
・トレッキングポール

登山をしていて、アミノ酸をどれだけの人が使っているかは正直わかりません。個人的にも効果を実感するまでには至っていません。

サポートタイツについては、登山において露出して歩いている方はよく見ます。かなり多くの方が使うようになっているんではないでしょうか。私も下半身には使っていますが、個人的にはウェアの内側に着用した方がいいように思います・・・安全のために。着用方法は別として、非常に効果が高いと思いますし納得です。

最後はトレッキングポール
恐らく意見が極端に分かれると思います。使う人はいつも使うし、使っていない人はどんな山でも使わないのではないでしょうか。
私はどんな山でもほぼ100%使っています。使わなかったのは家に忘れてしまったときぐらいです(笑)。
理由は簡単、使うことにより安全に登り下りできるからです。

ただ、登山は自由なスポーツです。
登山届を出さないというのは全く別ですが、トレッキングポールは絶対必要だ!とまでは言いません。それも含めてそれぞれの自由な選択だと思います。何となく「神器」なんて言われると、それを持っていなければいけない、持っていればいいみたいな風潮になるのは嫌なのです。

先日、これまで使ってきたトレッキングポールに不具合が出始め、新たに購入しました。今回は新しいトレッキングポールの紹介と、トレッキングポールについてのあれこれを書いてみたいと思います。

これまで使ってきたブラックダイヤモンド トレイルプロショック

とても使い勝手のいいストック=トレッキングポールでした。一度壊れた後も同じものを購入したほど。そんなトレイルショックプロ好きの私が新しく購入したものは。

新進気鋭の国産ブランド「FIELD RECORD」から発売された「FR-CDP」

新しいブランドなどの情報には疎い私ですが、たまたまスマホアプリ「ソトシル」「YAMA HACK」のメールか?忘れてしまいましたが、このブランドを知ることになりました。

HPを見てみると、2018年の2月から始動したばかりのブランド、プロジェクトということです。母体はインテリアなどの世界ですでに名の知れた「共栄デザイン」。それでも、個人的には安全登山への大事な道具となっているトレッキングポール。出来たばかりのブランドのファーストロットの商品を試すというのは、まず有り得ないと思っていたのですが、数日後何故かポチっていました。

注文した時期は予約期間中だったため、それから1か月経ち、先日ようやく到着しました。

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FIELDRECORD公式

こちらのブランド、トレッキングポールだけでなく、テント、チェアについても発表しています。テントというかシェルターですが、面白いコンセプトとなっているなと思います。

レビュー「FR-CDP」

カーボンとジュラルミンの良さを合わせ持つハイブリッド構造

3段伸び縮み式のオーソドックスな構造のFR‐CDPですが、上段・中段については軽量な100%カーボンファイバー3Kを使用し、最も細く、力の加わりやすく傷つきやすい下段には、7001ジュラルミンが使用されています。

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実は、軽量さと強度のバランスを考えたハイブリッド構造にしているということが、このトレッキングポールを試してみようと思った一番の理由です。

これまで使ってきたブラックダイヤモンドのトレイルショックプロはオールアルミ製です。非常に使い勝手が良かったのですが、長年の使用によって下段ポールが変形し、スライド収納が出来なくなっていました。岩場の登りなどで、ポールをザックに仕舞う際、長いままでは引っかける危険性が高まります。

傷が下段に集中しています。時には岩の間に挟まり、無理な力が加わることもありましたから、仕方ないかなとも思いますが、最も傷つきやすく、力の加わりやすい部分にジュラルミンを使用するという、実用性を考慮したデザインのセンスに期待をしてみたいと思いました。

効果の高さを実感しているアンチショック機構を内包

アンチショック機構とは、トレッキングポールを地面に突いた際、衝撃を受け流し、体への負担を軽減させるために、ポールの一部にショックを和らげる何らかの構造を持たせたものです。FR‐CDPでは、下段ポールの締め付け方により、アンチショック機構のオン・オフを選択できるようになっています。

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これまで使ってきたものにもアンチショックは付いており、特に下山時に効果を感じていました。軽量化という点ではマイナスになる機構だとは思いますが、私にとっては重要な内容だったので、この点でも高評価でした。

実際に届いたFR‐CDPを試してみると、ブラックダイヤモンドのそれよりも、明らかにショック機能が強く働いているように感じます。このあたりは実際の使用の中で確かめてみたいと思います。

ストラップの長さ調節が非常に容易

FR‐CDPはストラップを非常に簡単に長くも短くも出来ます。これは非常に嬉しい!
雪山では歩き始めは薄手の手袋、稜線に出るとオーバーグローブ着用など、その都度必要なストラップの長さが変わってきます。これまでのものはこの調整に手間取っていました。というよりも、劣化してほぼ調整が出来なくなっていました・・・。

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実は、トレッキングポールにとって、ストラップの使い方と調整こそが核心ではないかと思います(後述)。商品紹介にはこの点のアピールがありませんが、付け加えてもいいレベルです。

これまで使用していたものに比べ軽量・サイズは同じ

・FR‐CDP 2本 416ℊ
・ブラックダイヤモンド トレイルプロショック 2本 615ℊ

約200ℊ軽量化となっています。軽量トレッキングポールは世の中に山のようにありますが、まあ400ℊ前後であれば十分かなと思いますし、ある程度の重さがある方が、振り子のように使えるかなとも思っています。

ちなみに、長さは68㎝~140㎝と同サイズとなっています。

多分山で被らない

案外重要です。さすがに、私のポールはかなり古くなっており、間違いにくいのですが、ブラックダイヤモンドは山での使用率もかなり高いポールです。山荘前に荷物とともに置いておき、何かの拍子に混ざってしまったらわからなくなるなと思います。

その点、こちらはまず被らないと思います(笑)

その他基本スペック

色 : matt black
ロック方式 : レバーロック
衝撃吸収システム : スプリングアンチショック
グリップ : EVA ABS エクステンショングリップ
ストラップ : アジャスタブル ナイロンストラップ
付属パーツ : バスケット ラバーキャップ

不満点も少し

不満①長さのマーキング

トレッキングポールには、その人それぞれに使いやすさに合わせ、サイズ調整しやすいように、5cm刻みなどにポールにサイズ表記がされています。FR‐CDPでは、この表記が140‐110間しかありません。

私は、普段登りでも下りでも長さは変えず、100cmで使っています。ブラックダイヤモンドには100cm表記があっただけに、残念でなりません。

不満②説明

到着した商品には、説明書も何もついていませんでした。

そのため、アンチショック機構のオン・オフの仕方が当初全くわからず、1時間ほど悩みました。最終的には過去の様々な商品を触ってきた経験から理解できたのですが(公式HPを見ると説明はありますが)、紙一枚でいいので説明書きがあっても良かったかなと思います。

その他~部品の共通仕様

トレッキングポールではメーカーを超えて部品に互換性があることがあります。その一つがスノーバスケット。
FR‐CDPにはスノーバスケットが付属されていませんし、追加品としても用意されていません。しかし手持ちのブラックダイヤモンドのスノーバスケットがそのまま使えました。

トレッキングポールを上手に使うと登山がより安全で楽になる

トレッキングポールが神器かどうかは別として、山では多くの方が使っています。これから山登りを始めようという方もいると思いますので、少しだけあれこれ書いてみようと思います。

トレッキングポールにはこんな効果がある

バランスが取りやすい

登山では常に不整地を歩きますから、普段よりも転倒やバランスを崩すリズムが高まります。山によっては、非常に危険なことにもなりかねません。そんな時、トレッキングポールがあると転倒を防いだり、バランスを整えやすいように思います。

歩くリズムを全身でとらえやすい

足だけで登っているように見える登山ですが、実は全身運動だと思います。トレッキングポールを使うことで、腕の力で登るということはありませんし、そんなことをしているとすぐに腕が動かなくなってしまうとは思います。

あくまで補助的に、出そうと思う足の位置の横あたりに先にトレッキングポールを突き、続いて足を運ぶというリズムを覚えると、登山で必要な体の体重移動による歩き方において、振り子の役割をトレッキングポールが果たし、スムーズな体重移動をサポートしてくれると思います。言葉では言い表しにくいのですが、全身をリズミカルに動かそうと思ったとき、ポールの役割は大きいと思います。

身体への負担の軽減~特に下山時

最も大きな役割は、身体への負担軽減でしょうか。特に下山時には、体重の何倍もの力が足や腰にかかると言われています。トレッキングポールはその負担を分散させ、20%~30%軽減すると言われているようです。特に膝や腰が痛くなる人はポールがあるとないとでは随分違うと思います。

人によって使い方は色々あるけれど

使いながら自分に合った長さへ修正を

よくポールの長さは、平坦地に立った場合、肘を90℃に曲げて持つことが出来る長さと言われます。実際にそうやって使っている方が多いように思います。
私はこの考え方だと115cmの長さが最適になりますが、実際には100cmで使っています。この方が取り回しにも邪魔になりません。
初めの頃は教科書通りに使っていましたが、腕をずっと90℃近くで曲げながら歩くという不自然な状態は非常に疲れました

100cm程度だと、腕をブランと伸ばした感じで楽です。登りではリズムを刻むことを優先し、ほとんどポールに力は入れません。下りでも長さは滅多に変えず、軽く次の足の置く先を押さえながら、転倒につながらないようにバランスを取ることを第一にしています。

これが正解ということはないかもしれませんので、使いながら自分にあった長さへ調整していくのがいいと思います。

案外間違っていることが多いトレッキングポールの持ち方

ポールには大概ストラップが付いています。このストラップの使い方は見ていると案外間違っていることが多いように思います。

正しくは
①ストラップの下側から手首を通す

②ストラップとポールを一緒に握る

こうすることで、ポールが手から離れにくくなります。しっかり固定されることで、バランスを取る時に力を入れやすくなります。案外多いのは、ストラップの上から手を入れているケースですが、ストラップを通じて手首に負担がかかり、怪我につながりかねないと思います。

使用上のマナー

ポールには、先端に石突と石突のカバーが付けられています。積雪期を除き、石突で登山道を痛めないように、カバーを付けることがマナーとなります。

一方で、このカバーがよく外れます。登山道での紛失は、意図していなくともゴミを山に捨てることにつながってしまいます。

昨シーズンより取り入れた、̪シナノの石突カバーには工夫がされており、石突に落下防止ストッパーが付いています。これのおかげで昨シーズンは一度もカバーが落ちることはありませんでした。

若干値段はしますが、結局はコスパのいいアイデア商品だと思います。

おススメトレッキングポール

そんなに使っていないのでわかりませんが、重さ、長さ、収納方法、強度などなど、様々な条件から、最終的には自分の気に入るものを見つけるのがいいと思います。

価格・使いやすさなどバランスのいい、ブラックダイヤモンド「トレイル」
収納がコンパクトな、ブラックダイヤモンド「ディスタンス」
収納時58㎝~実用サイズに絞ったコンパクトさ、シナノ「ロングトレイル125」

 

 

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