キャンプ道具の収納はスノーピーク「シェルコン25」、アノバ「マルチギアボックスⅯ」にようやく落ち着いた
最終更新日 2023-12-05キャンプ道具の収納・運搬にはスノーピークのシェルフコンテナ25(通称:シェルコン25)とアノバのマルチギアボックスⅯというソフトケースを使っています。
キャンプ道具の収納には悩まされてきましたが、10年経ってようやくこの2つに落ち着いた感があります。過去の変遷も振り返りながら、シェルコンやマルチギアボックスにはどんなものが入るのか紹介してみようと思います。梅雨が明ければ夏キャンプも本番。冬キャンプがキャンプのベストシーズンと気づかれつつあるものの、やっぱり夏の到来はワクワクするものです。梅雨で出かけられない分、道具の収納などを考えて気分転換しましょう(笑)。
目次【お好きなところから】
キャンプ道具収納の変遷(右往左往とも言う)
シェルコン、マルチギアボックスにどんなものがどれだけ入るのかを見る前に、過去の道具収納の変遷をざっくりと振り返ってみようと思います。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型収納 トートバッグ
キャンプを始めてまず感じたのが道具をどう運び、積み込んだらいいかという疑問でした。特にシュラフや衣類は悩みの種でした。そこで見つけて以来10年使い続けているのがキャプテンスタッグの大型トートバッグ。
サイズはⅯとLがありますが、Lサイズ2つにほとんどの荷物が詰め込めていました。今でもシュラフ類をまとめて入れておくのに重宝しています。10年使っても大丈夫なトートバッグが1500円しないのだからキャンプテンスタッグ凄いですね。
ピクニックバスケット
ピクニックバスケットをキャンプの収納に使うのは一時期流行り?ました。トートバックでは納めにくいキッチンツールや調味料などを入れるには重宝しましたが、壊れやすいというか、籐がポロポロ落ちてくることもあってあまり長くは続きませんでしたね。今は家でパンなどのストックボックスとして活躍してくれています。
何とこれもキャプテンスタッグ!
ワイヤーバスケット
次に使ったのはワイヤーバスケット。籐に比べて当然丈夫です。このころ車も大きくなったので収納も余裕が出てきていましたね。安くて色々なサイズが豊富なのは魅力でした。残念なことにフタがないこと、中身が丸見えでセンスが問われる(笑)ということで、今は部屋でガス缶を入れたりと小物収納として第二の人生を歩んでいます。
リンゴ木箱
リンゴの木箱も流行りました。使い古された感じもちょうどよく、車の荷室にもピッタリ入って良かったのですが、大きい分かなりの荷物が入って結果重くなる・・・。現在は押し入れ収納で活躍してくれています。今は色々なサイズや素材のリンゴ木箱も出ていますね。
頑丈ボックス
続いて手を出したのが頑丈ボックス。定番ですね。当初は無印の白が人気だったように思いますが、今ではアースカラーが流行りでしょうか。蓋もついていて何と言っても丈夫なのですが、独特の形状がデッドスペースを生みやすいのが弱点。今では部屋でザックの収納箱になっています。
自作側面開閉収納ボックス
続いては自作。荷物を運びつつ、フタを開けることなく側面から出し入れが出来るようにするというもの。特に不満はなかったのですが、今は部屋で荷物の置き場として使われています。なぜだろう?
アルミコンテナ
アルミコンテナにも手を出しましたね。そのまま運んで置いておいてもいいので重宝しましたが、中身を取り出そうと思うと蓋を開けることになり、フタの上に物を置きにくいことから短期間で売却しました。金属製のため車内で積載の際に融通が利かないところも使ってみて少し不満が残ったりしました。
振り返ってみると定番どころを大体経験した感じだと思います。この後に選択したのが今回紹介するシェルコンとソフトケースとなります。2つは先日訪問した陣馬形山キャンプ場でも1つずつ利用しました。
どのくらいのものが入るのか紹介してみようと思います。
スノーピーク「シェルコン25」に入っている道具
スノーピークの「シェルフコンテナ25(通称:シェルコン25)」。シェルフ(棚)とコンテナ(収納)の両方の機能を備え、発売から10年近く経ちながらも依然人気の商品。
25リットルと50リットルの2サイズが展開されていますが、50リットルは余りにも大きくパス。
普段は2段重ねて車に載せ、キャンプ場でもそのまま使っています。1つには必需品類、もう1つには消耗品類を入れています。写真は必需品類の方。
中身はこんな感じ。グッチャグチャですね(笑)。
気が付くのは、収納であるシェルコンの中にも「収納」が一杯ということ。キャンプは収納の勝負なんですよね。
asobitoツールボックス XS
asobitoのツールボックスXSサイズには調味料を入れています。大して凝った料理を作ることもないので塩や醤油、コンソメやスパイス、油などを入れています。これの良い所はフタが簡単に開閉出来るのでいちいちジッパーを開け閉めとかベルクロをつけたり取ったりしなくていいのが魅力。調味料関係は出し入れが多いですからね。見た目も質感もとても気に入っています。シェルコンのサイズにもピッタリです。
ペツル ファキール V01
バーナーを収納しているのは登山時に使うアイゼンを入れるためのケース。非常に丈夫、ダブルファスナーで開け閉めがしやすく、表がメッシュになっているので中身も見えやすいということで利用しています。シングルバーナー2つ、オピネルナイフ、ライターや火打石など細々としたものを詰めています。偶然ですがシェルコンの短い面と長さがピッタリというのも素敵です。
現地で器具が壊れた際などに簡単な修理を行うための工具類なども他のアイゼンケースに入れ、もう一つのシェルコンに収納しています。
秀岳荘ランタンケース
デイツのオイルランタンを収納しているのは秀岳荘のオリジナルランタンケース。横にして仕舞うために注入するオイルは使い切る量を入れるように注意しています。
C&C.P.H マルチケース
キャンプで洗い物をしないための必需品であるペーパー布巾やキッチンペーパーを入れるケース。多分こんな名称だったと思います(笑)。随分前に購入したので忘れてしまいました。このケースとアルコールスプレーはセットで使い、我が家のキャンプの必需品です。
オリジナル帆布ボックス
オリジナルで作っていただいた帆布製の収納ボックスにはコーヒーフィルターやバネット、シェラカップのリッド、シングルバーナーの五徳を安定させるためのバーナーパットや小型の焼き網、砂時計など細々したものを入れています。
その他にはコーヒー抽出用小型ポット、まな板、鍋敷き、アルコールスプレー(食器を拭く際に使用)、OD缶500サイズ、ユニフレームのクッキングトングなどが入っています。
余談ですが、ユニフレームのクッキングトングはサイズ感や耐熱温度などとても使い勝手が良く、これ一本で色々な調理をこなせてしまう優れものだと思っています。トングが開いてしまわないような操作を片手で簡単に行えるところも優れものです。おススメです!
キャンプ場に着くとシェルコンを展開して荷物を両サイドから取り出せるようにします。結構詰め込めるというのが使ってみての実感。自作の蓋をすることでゴチャゴチャした状態は隠せるのもシェルコンの利点ですね。
サイズ:520×325×210(h)mm
重量:3.6kg
機能:最大積載量:20kg/1個
材質:スチール(ガルバニウム鋼板)、ステンレス、竹集成材
アノバ「マルチギアボックスⅯ(コヨーテ)」に入っている道具
シェルコンは金属で出来たハードケースでしたが、こちらはソフトケースの一つ、アノバ「マルチギアボックスM」。
ダブルジッパーで大きくフタが開くようになっています。4面に持ち手が付いているのでどの方向からでも掴めます。
主に調理器具関係を詰め込んでいる
調理器具、食器関係を全て詰め込んでいます。これらのものはハードケースだとタイト過ぎて入りきらなかったりするのですが、形を若干変形させることが出来るソフトケースであれば少し押し込んで収納することが出来るので便利。
主なものとして、各種シェラカップが15個ほど。スノーピークのプレート2種が4枚。このプレートは汚れがとても落ちやすく、アルコールを拭いてペーパーでサッとふき取ればほとんどの汚れが落ちてしまいます。ゴミを減らすのにも有効なプレートです。スノーピークの割には比較的安価に感じてしまう価格設定も魅力。
コーヒーミル、STANLEYの保冷マグなど各種マグが4つ、赤い袋に入っているのは我が家のメイン火器であるALOCS コッへル・クッカーセット。
焚き火調理以外はこのクッカーを使うことが殆ど。風防付きのバーナーセットなので陣馬形山などの風が強いキャンプ場でも安心して使えました。
帆布のケースはasobitoのメスティンケース。メスティン入れではなく箸やライター、調理器具入れとして使っています。ダブルジッパーの蓋がバカっと大開出来るので中身が取り出しやすく、卓上に置いていても型崩れしないので重宝しています。
使い勝手のいいソフトケース
マルチギアボックスを少し詳しく見てみます。
内側は汚れにくい加工がしてある模様。厚みもあって多少の衝撃は吸収しそうです。
蓋部分はメッシュポケットがあります。子どもの着替え入れなどにすればメッシュ部分に靴下などを入れて分かりやすく管理できるかも。可変式の仕切り板が2枚付いているのもとても便利です。
底の部分は汚れにくく防水性も高いターポリン。地面にそのまま置いてもいいなと思える作りになっています。
サイズは紹介したM以外にもLサイズも展開。オリーブカラーも揃っています。
材質: ポリエステル PP ターポリン
使用サイズ: 24x35xh22cm
重量: 約880g
キャンプ道具収納まとめ
以上、キャンプ道具収納としてシェルコン25とマルチギアボックスⅯにどんなものが入るのかを紹介してみました。
我が家は2人から4人とキャンプに行く人数がその都度変わりますが、常時4人用の道具を車に積みっぱなしにしています。その都度入れ替えたり積み直したりするのが億劫だからというズボラさからですが、人数変わっても変わらない必須の道具を紹介した2つの収納に詰めています。毎回道具を入れ直せばより軽量キャンプは出来るのですが、それは登山の際に行うのでいいかな(笑)なんて思っています。
どんな道具をどうやって詰め込んで運び込むか色々と試行錯誤するのもキャンプの楽しみの一つだなと思います。キャンプブームの中で収納道具も新しい物が次々登場していますから、これからも注目ですね。
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