【森の小さな秘密基地】1日4組限定の手作りキャンプ場(長野県大鹿村)
最終更新日 2023-12-052021年9月25日~26日に行ってきたのは長野県大鹿村に新しく生まれたキャンプ場「森の小さな秘密基地」。
1日4組限定という小さな小さなキャンプ場。当日訪れたのは私とみぃ君の2人だけ。このキャンプブーム真っただ中に自然の中で静かな時間を過ごす事が出来るとは思っていませんでした。
年も変わって真冬の1月に夏の終わりの事をという気もしてきますが、このキャンプ場の事は他のブログ記事でもあまり見当たらないので何とか書いておかないといけないなと思っていました。ええずっと・・・筆が遅い遅い。
長野県の大鹿村という場所にあるキャンプ場、現在は冬期閉鎖中ですが、2月からは営業再開という事も耳に入ってきていますから少しは役に立つかもしれません。静かなキャンプをしたい方は是非ご覧ください。
2月よりキャンプ場再開しようかなと思ってるんですが、凍結対策がまだできてないため、飲み水汲めるけど、洗い場使用不可。風呂は可能って感じになりそう。いや、それよりこんな寒いのにキャンプ来てくれる人いるんだろうか。
— 森の小さな秘密基地☆1日5組限定キャンプ場 (@morihimitsukiti) January 28, 2022
ではキャンプの様子と合わせてキャンプ場「森の小さな秘密基地」の紹介もしてみたいと思います。
目次【お好きなところから】
「秘密基地」魅惑の響きにひかれて訪問
このキャンプ場を知ったのはたまたま流れてきた「森の小さな秘密基地」の一本のtweet。
子どもの頃に誰しも秘密基地づくりをしたことってあるんじゃないでしょうか。私も東京の外れで生まれ育ちましたが、土手の小さなくぼみに段ボールで壁を作ってガラクタを持ち込んでは遊んでいたりしました。懐かしいです。
キャンプ場のTwitterプロフィールには「2021年4月に長野へ移住。古民家を改装しながら、ブルーベリーの栽培をスタート。畑の横のスペースで1日限定4組のこじんまりキャンプサイトもオープン!! 自然の中でゆっくりしませんか?」とのこと。
詳しい事は何も分からなかったけれど、どうやらオーナーは山が好きで大阪から長野へ移住してきたとのこと。移住先の大鹿村と言えば南アルプスのおひざ元。行きつけの四徳温泉キャンプ場からもそんなに遠くない。HPは存在しなけれど、記載のあった電話に直接連絡してすぐに訪問してみることにしました。
「秘密基地」に見事に釣られました!
森の小さな秘密基地へ
当日は四徳温泉に向かうのと同じように午前7時過ぎに名古屋を出発。中央道を通って松川インターで下車。9時開店の中川村「スーパーちゃお」で買い物をしてさあお隣の大鹿村へ。
そう長野県大鹿村は「日本で最も美しい村」連合に参加している村。四徳温泉のある中川村とはお隣となりますが、あまりこれまで馴染みはなかった村です。しいて言えば南アルプスの登山口があるなー程度の知識。
何だかもう美しい。
到着!管理棟というか管理人さんが住んでいる母屋は建てられてから200年だったかもっとだったかとにかく大変な年季の入りようです。
母屋から下った先にあるのがブルーベリーなどが育てられている畑。
畑の横にある栗の木と川に囲まれた場所にあるのが「森の小さな秘密基地」。
この日は他に利用者はおらず貸し切り!
早速本日の「秘密基地」完成です!
何はともあれまずは腹ごしらえ。
トンボとりには自信があるようで!森の中のキャンプ場には物凄い数のトンボが飛んでいて取り放題。
サイトの前には川。南アルプスの天然水ってやつですか?
川遊びにも持ってこいという感じです!
川べりには動物の足跡が。多分鹿でしょうね。「イノシシだったらどうしよう」とドキドキ。
何もない小さな小さなキャンプ場かもしれませんが、時間が足りないぐらいです。
秘密基地の色々紹介
森の小さな秘密基地の利用料は1人1500円。大人も子どもも1500円なので4人でいくと6000円と若干割高。山のテン場の計算方式だなと感じますが、出来たら子ども料金は設定してもらえると嬉しいかなと。
母屋の横にある建物はとっても綺麗になっていて、トイレやお風呂も使えるようになっています。
これがまたとっても整っています!
忘れ物があっても調味料の小分け販売も含めて丁寧に対応してもらえます。薪は1本から販売、サイトに結構落ちてますけども。
遊び道具は自由に使えるようになっていて、キャッチボールを楽しみましたよ。
水場も綺麗にされています。屋根があるので雨が降っても大丈夫。我が家はいつものように使いませんでしたが。
暗闇の夜ポツンと贅沢に焚き火
栗も薪も拾ってきました。
今日はみぃ君のリクエストでちょっといいお肉を使ったすき焼きです!奮発しましたよ!
9月末、夕方になると流石に冷えてきて焚き火が気持ちがいい。焚き火の横でスキレットすき焼き最高でした。
ユニフレームの10インチスキレットの使い勝手のいいこと。
薪は拾った流木で。
ソロキャンプが流行る昨今。正直あまり興味が湧きません。ソロキャンプなら山に行くということもありますが、子どもがまだついて来てくれるから、「キャンプに行きたい」と言ってくれるからということと、限られた時間を可能な限り一緒に過ごしたい・・・そんな思いでいます。
一緒に食べたり、焚き火をしたり、シュラフを横に並べて眠ったり・・・ただそれだけの時間をもう少し一緒に。
遊び疲れて先に寝たみぃ君をシュラフに潜り込ませ、少しだけ大人の時間。焚き火を眺めながら自然とそんなことを考えてしまう静かな静かな夜でした。
成長を続けるであろうキャンプ場の雨の朝
翌朝、夜の内に少し空気が変わったようでした。雨の匂いが近づいてきています。日の出前から残しておいた流木に火をつけます。
焚き火でお湯を沸かして朝珈琲。格別。
焚き火好き(笑)。
秘密基地のサイトは元々畑だった場所。そのため水が上がってしまうということは課題の様子。ウッドチップを敷いてみたらどうかとお話したりしましたが、その後実際に敷かれた様子。改良を重ねながらより良くなっていくことでしょう。
この日も予報外で雨が今にも降りそうに。
最後は雨が降る中を撤収完了。
帰り際に管理人さんとお話。キャンプ場作りの苦労やこれからの構想についてもお聞きしました。南アルプス登山のベース基地や送迎なども行えたらとのこと。是非実現させて欲しいところです。採りたての野菜を購入してキャンプ場を後にしました。
名前の通り、森の中にたたずむ1日4組限定の小さなキャンプ場。始まったばかりのこの場所はこれからもっともっと大切に育てられていくのではないかと感じられる時間でした。このキャンプブームの中、静かにゆったりとキャンプを出来るのは魅力的な場所ではないでしょうか。また訪れてみたいと思います。
大鹿村と言えば「するぎ農園」のお蕎麦
するぎ農園は昨年何度行った事か。とっても美味しいお蕎麦にひかれて通いました。
森の小さな秘密基地からは車ですぐ。標高をさらにあげた山の中にあるするぎ農園。
子犬達が出迎えてくれました。少し見ぬ間にまた大きくなった。
みぃ君はお蕎麦も食べるけれどもお目当ては地元の山塩を使ったおにぎり。
お米も美味しいのだろうけれど、この山塩むすびがとっても美味し!大鹿村、森の小さな秘密基地に寄ったら立ち寄る価値がある「するぎ農園」さんでした。
以上、駆け足でしたが1泊2日「森の小さな秘密基地」の紹介でした。
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