三重県志摩市で「牡蠣食べつくしキャンプ」届いたばかりのM.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROで撮る
最終更新日 2023-12-05我が家の恒例行事であり、毎年楽しみにしている冬の牡蠣食べつくしキャンプ。
今年も三重県志摩市の志摩オートキャンプ場へ行ってきました。
すでに巷は桜も満開、春爛漫と言ったところですが、1か月半ほど時間を遡り、記録を綴っておきたいと思います。
今回は牡蠣に加え、届いたばかりのレンズを使うことも楽しみにしていたキャンプ。心動かす瞬間を迷わず切り取れるほど、写真が上手いわけではありませんが、いつにもましてウキウキした気分で出かけたことが思い出されます。まるで子どもですね。
大きな口に大きな牡蠣(笑)今年も旬の味を堪能してきました。
目次【お好きなところから】
「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」
登山でもキャンプでもオリンパスのミラーレス一眼、OMD-EM1MarkⅡを使っています。防塵・防滴の仕様はアウトドアには持ってこいだし、重さを感じないコンパクトな設計もとても気に入っています。
もちろんいいカメラを使ったからといって写真が上手になるわけではありません。
自分にはセンスというものが今一つないなと漠然と思いながら、それでも写真を撮るようになってから、日常の風景にも「綺麗」と感じるようにもなってきました。
見るもの見えるものが変わってくることへの面白さというか、自分の見方が変わることへの興味からなのか、写真は長く続けてみたいなと思っています。
そんな私の手元に、発売されたばかりのミラーレス一眼用交換レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROが届いたのは、三重県志摩市の志摩オートキャンプ場へ向かう数日前のことでした。
今回はこの単焦点プロレンズで撮ってみたいと思います。
チェックイン時間まで伊勢神宮界隈をブラブラ
突然の赤福餅から始まりました。しかも食べかけとか(笑)
2月11日~12日、名古屋から三重県の志摩オートキャンプ場へ向かう途中、早朝まず立ち寄ったのは「伊勢神宮」。
近くは何度も通ってはいるのですが、参拝したのは初めてになりました。と言っても、伊勢神宮内は撮影をしようと思う場所はほぼなく・・・そのままグルっと回って出てきました。
さすがにこのままではいけない?ならば、ということで赤福餅です。全国的に有名?なのか、少なくとも東海地方では超有名な赤福餅の本店があるのがこの伊勢神宮界隈。
伊勢神宮界隈の要所要所に必ず赤福のお店があるというぐらい、存在の大きい赤福餅。心なしか現地で食べると少し違うように感じました(笑)。
赤福は過去に少々問題が起きたこともありましたが、現在は発送日の翌日に届く地域に限り、宅配も受け付けているようです。東海地方が誇る赤福を是非食べていただければと思います。
余談ですが、赤福のお店に立派な火鉢が置いてありました。これがとっても温かくて驚きました。火鉢欲しいな~。
早朝だったこともあり、観光客もまだまだ少なく、門前のお店で色々と買って食べながらブラブラ。
「おかげ横丁」で大好きな綿あめを発見したみぃ君。とにかく大好きで、見つけると食べたくなるそうで。
おかげ横丁三重県伊勢市の伊勢神宮皇大神宮(内宮)前にあるお蔭参り(お伊勢参り)で賑わった江戸時代末期から明治時代初期[2]の鳥居前町の町並みを再現した観光地である。運営は伊勢名物赤福餅を生産・販売する株式会社赤福の子会社である有限会社伊勢福が行う。 おはらい町の中ほどにあり、伊勢志摩を代表する観光地となっている。
新しいレンズのボケ味が面白くハマっていましたね。
伊勢神宮付近には様々な駐車場が存在します。行かれる際は、事前に伊勢志摩自動車道の交通規制情報(伊勢神宮直近の「伊勢西インター」での高速下車の規制がしょっちゅうやられています)、駐車場の位置についてなど事前に調べておくことがおススメです。
旬の味覚を現地で食す!冬の恒例牡蠣キャンプスタート
キャンプの醍醐味、産地で「海のミルク」牡蠣を堪能する
三重県志摩市付近は牡蠣の産地の一つです。全国の産地の中でも圧倒的なシェアは広島県。岡山県、兵庫県、北海道など産地は全国に広がっています。一般的に冬場が旬と思われる牡蠣ですが、夏にかけてが旬となる岩牡蠣もありますし、今は一年中食べる食べ物になっていますね。
子どもの頃は独特の香りと食感が苦手で、出されるカキフライなどには一切手を付けなかったことをよく覚えています。学生の頃、先輩が作ってくれた牡蠣料理を無理槍食べてみたら、ビックリするほど美味しかった事から食べられるようになったのですが、牡蠣は好き嫌いがハッキリわかれる食べ物の一つだろうと思いますね。
我が家の子どもたち二人はここで食べる牡蠣だけは食べます。しかし、スーパーで売られているパックの牡蠣はダメらしいです。産地で食べる旬の食べ物というのはやっぱり一味も二味も違いますからね。そんなことを楽しめるのもキャンプの魅力の一つでしょう。
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結構なお値段です・・・。
地元の鮮魚店に寄ると、季節によってマチマチですが、大きなセル牡蠣が1つ100円前後で購入できます。これ名古屋で食べたらいくらするんだろう?と思いながら、40個だったかを買い物カゴにどんどん詰めて購入しました。ちなみに、重さや形を手で持って判断することが大切です。
志摩オートキャンプ場へ到着
伊勢神宮から買い物などで寄り道をしながらさらに1時間ほど。志摩半島の海岸沿いの少し高台になった場所に存在する志摩オートキャンプ場。顔見知りの管理人さんやスタッフの方にご挨拶をして設営です。
このキャンプ場は超高規格。
三連休の中日ということもあり、一杯でした。指定されていた場所が今一つだったので、「風は強いけど」ということでしたが、初めての高台のサイトに張らせてもらいました。
この時は個別サイト一泊6000円(連泊割引あり)電源を使う時はさらに1000円。かなり高額です。
しかし、通年で営業し、レンタルのテントなども豊富に揃えていますし、ノンビリできるキャンプ場として年に一度は通っています。
この日は1サイトに牡蠣10個のプレゼント付き。計50個を食べきらないといけません。
さっそく牡蠣を食す
実力テスト前のみーはキャンプ場でも勉強していました。先日久しぶりに名古屋医療センターにて検査を行ってきました。結果は判断速度などにまだ落ち込みが見られるとのこと。しかし、全般的にはよく回復してくれたのかなと、親としてはホッとしています。恐らく本人は色々思っていると思いますが、それでも頑張って生きていくしかありません。ドラムや塾にも自ら行くと言い出し、色々なことに挑戦していっているのは見ていて凄いなと思います。
3人がノンビリしているので、私はせっせと火起こしです。と言っても、固形燃料をぶち込むだけですが(笑)火を起こしたら牡蠣です!
ふと思い、固形燃料で牡蠣を焼いてみました。
インスタ映え風写真(笑)牡蠣が開いていた方が良かったかな?ただ、固形燃料ではやはり火力が弱く、結局断念しました。
焚き火の上で牡蠣の直火焼きです。色々やりましたが、これが一番手っ取り早いです。牡蠣料理にも様々ありますが、私はこの直火焼が一番好きですね。
徐々にジュウジュウと音をたてる牡蠣。磯の香が立ち込めます。
出来上がりです!乳白色のプリプリした身がこぼれ落ちそうに入っています。美味しそう。写真を見ているだけで食べたくなってきました。手袋は防寒テムレス、必需品です。
最初の一つだけは食べましたが、その後はテントの中から「僕もー」と声がかかり、自分が食べる暇なく焼き続けます。今年の牡蠣はとっても大きくて美味しかったです。いわゆる当たり年だったのでしょうね。結局20個ほどがあっという間に無くなってしまい、もっと買っておけば良かったとすでに後悔していました。
ちなみに、志摩オートキャンプ場ではこの時期、牡蠣の販売も行われます。確か、100個3000円とかだったような・・・。
まだ肌寒い「あずり浜」で浜あそび
一しきり牡蠣を食べた後は日の傾きかけた「あづり浜」へ。
キャンプ場から歩いて数分にとても綺麗な浜が広がっています。
砂がとっても細かくて水も綺麗。夏場になると海水浴で賑わうのでしょうね。我が家は夏場は標高を上げた場所でしかキャンプはしないので、ここで泳いだことはないんですよね。気持ちいいだろうと思います。
水はまだまだ冷たいですが・・・子ども達はこの浜で遊ぶのが大好き。
入らないようにと言われれば、入りますよね(笑)まあ泳がなければ良しとします。
夕暮れが近づいて来る頃まできゃあきゃあ言いながら遊びました。
秘密結社ブランケット参上!
寒くなってきた頃に、ようやくキャンプ場へ戻ってくれました。促さなければ夜まで遊んでいるんじゃないでしょうか。
最近ブログの検索で「秘密結社ブランケット」で訪問していただく方がちょこちょこ。「ゆるキャン△」と登場した秘密結社ですが、我が家でもブランケットは本当にオールシーズン必須アイテム。1人に1枚ブランケットですよ。
焚き火が暖かくて、海で冷えた体がジンジンと温まります。
焚き火のこの暖かさにひかれ、寒い時期こそキャンプに行きたくなるんですよね。極寒ですが、山の白い雪にひきつけられるのと同じです。
地元の食材をいただきます。
フジカストーブに付属の天板を初めて使いました。汚れますが、普段は使わないので、牡蠣焼き専用にするといいかも。
おかげ横丁で購入した地酒を牡蠣にかけて飲んだりして。本当に美味しい。
しばらく寝ていた二人でしたが、牡蠣の香につられて起きてきましたよ(笑)
志摩にしては寒い夜、やっぱり焚き火
この日は若干風がありました。ありましたが、焚き火が出来ない程の強風ではありません。もちろん風の向きを考えてテントを張っていますし、焚き火台もセットしていますからね。
先日とあるキャンプ場で風に煽られた焚き火の炎がテントに燃え移り、全焼してしまったそうです。乾燥している時期ですし、気を付けないといけませんね。
テントに穴が空くから焚き火はしないという方もいます。
キャンプの楽しみ方は本当に人それぞれ、またそれで構わないと思います。
ただ、過去に一度だけですが、焚き火をしていたら、テントが汚れ臭いがつくからやめて欲しいと言われたことがあります。直火可能なキャンプ場でのことです。テントはどんな高級品で丁寧に扱っていても、外で使う以上汚れますし、穴も空きます。まして、禁止されているわけでもない焚き火をしていて苦情を言われ、驚くとともに正直首をかしげてしまいました。
色々な方々が思い思いに楽しんでいるキャンプや登山。反社会的な行為でない限り、一つの価値観が絶対であり、それ以外は認められないといわんばかりの風潮にはなってほしくないなと思っていたりします。
脱線しました。
自然の中で火を使う以上、しっかり管理をしながら焚き火をしましょう。
火は暖かいけれど、怖い物だということも覚えていってくれたらと思っています。
気が付くと満天の星空が広がっていました。
手持ちでもなかなか撮れます。さすがの手振れ補正、F値1.2のプロレンズです。
3人が寝静まった後、三脚をかかえ、昼間遊んだあづり浜へ下りて行きました。肉眼でもハッキリわかるほどの満天の星。美しい夜空を堪能しました。
そうそう、志摩オートには五右衛門家族風呂があります。45分間で1200円程だったと思いますが、なかなか楽しいのです。この日もみんなで入りましたよ。
この日の夜、ブログをいつも読んでいただいているという方とお会いしました。たまたまアトラスを見つけられて声をかけていただきました。ありがとうございました。散らかっている中を見て頂いたのですが、普通に生活感が出ていましたよね。
早朝半島キャンプラン
翌朝、まだ薄暗い中を起き出して志摩半島の先端を目指してグルっとランニングをしてきました。
いつも走るコースではなう、アップダウンの多い海沿いの道を走るのはとても新鮮でした。久しぶりだったのでわずか6キロ弱で戻ってきましたが、いい汗をかいてサッパリしました。使いませんでしたが、キャンプ場にはとても綺麗なコインシャワーも備えられています。
エムケトルと牡蠣カレーラーメン
風のない穏やかな静かな朝になりました。かなり使い古されたA-4君の隣にあるのはエムケトルです。
下のカップ部分に細かい枝などを投入して燃やすことで、円筒状の周囲に入れた水が短時間で沸騰するという仕組みのアウトドアケトル。
見ていてとっても面白いのです。あっという間にちょうどいいぐらいの量のお湯が沸きます。
この日のコーヒーはスペシャリティーコーヒー「ロス ルチャドレス パカマラ エルサルバドル」です。登山好きな近所の豆屋さんから一週間毎に色々なコーヒーを仕入れてきては飲んでいます。フルーティーないい香り。
お隣のサイトの方が薪が余ったからと一束いただいてしまいました。ありがとうございました。
しっかり火を起こし、朝から牡蠣です。早朝ランニングで少しお腹が空いていましたから、今朝はモーニングカレーラーメンの牡蠣トッピング。
これがまた美味しい!カレーの辛さに牡蠣のほろ苦さが混じり合い、絶品でした。
まだ眠そうな顔をしながら大きな牡蠣を食べる人。パパだけずるいーと怒られました(笑)私が小さい頃は牡蠣なんて見るのも嫌だったのに。やはり旬のものを地場で食べるからこそでしょうね。
前夜訪問していただいたYさん。グルキャンだったようですね。ピルツは色々と進化していますが、やはりいい幕だなと思っています。
そんなこんなな我が家恒例行事の牡蠣キャンプ。
今年は一泊二日の短くなってしまいましたが、とても楽しく、美味しく終始牡蠣を堪能することが出来ました。志摩オートキャンプ場の皆さんありがとうございました。また来年と思っています。志摩での牡蠣キャンプ、おススメですよ。
志摩オートキャンプ場基礎情報
志摩オートキャンプ場
公式HPこちら
所在地: 〒517-0704 三重県志摩市志摩町越賀2279
電話: 0599-85-6500
公式HPよりネット予約が可能です。
4月よりキャンセル料が大幅に軽減されます。
サイトは芝、4月よりフリーサイトは無くなり、個別サイトのみに。その他にバンガローなども。バンガロー前も広い芝生なので、キャンプ初心者の方でもチャレンジしやすいキャンプ場です。
料金は季節により変動があり、割引制度もあるためHP参照です。
色々なイベントが盛りだくさんです
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