悔いが残っていたのか・・・再挑戦の唐松岳(1)
最終更新日 2021-12-192016年2月28日 北アルプス後立山連峰の唐松岳を歩いてきました
金・土で父子キャンプの後の日曜日は気持ちのいい雪山歩きを楽しむことが出来ました^^
この一か月前、新雪の唐松岳で山頂までわずかの丸山という地点まで行きながらも敗退
次のチャンスは伺っていました
この日はいつものように日が登る前に中央道を一路北上していると八ヶ岳が雲一つない晴天
「これはいいんじゃないかな?」と思い、当初目的地としていた八ヶ岳方面へ行かずに長野道へ・・・何となく体が動いてしまった
・・・いつの間にかです^^;悔いが残っていたのでしょうねかなり
安曇野インターから下道を行く途中からはこんな光景
俄然やる気が起きてきました
途中の下道は一部凍結していたので慎重に慎重に
今回は無料駐車場ではなくゴンドラ始発駅の近くの有料Pへ車を入れます 600円でした
到着時間は午前7時過ぎ
自宅から約3時間で到着です
この日は忘れ物していませんでした!(笑)
風が強いことが予想されるのでオーバーパンツを着こみます
唐松岳の登山口となる八方池山荘まではゴンドラとリフトを乗り継いで行きます
周りは前回と同様にスキーヤーやボーダーの方達ばかり
その中にザックとピッケル背負ってというのはちょっと気おくれしがちですが、今回はチラホラと登山者もみえる^^ヨカッタ(笑)
登山者はゴンドラとリフトを1人で乗せられます
何でだろう?
ゴンドラチケット購入口では「今日は風が強いので上のリフトは止まるかもしれません」とのこと
いつものこととして出発
7時50分過ぎでした
次はリフト乗り継ぎ~これだけ混んでいても登山者は4人掛けリフトに何故か1人で乗せられます(笑)
そういうもの?
雲が多いものの天気はまあまあ~青空も出ています^^
逸る気持ちを抑えながら、もう一つリフトを乗り継いで
八方池山荘へ到着したのは8時30分
自動販売機も冬眠中
でも雪は少ないですよね~全部見えてるから
さあ行きますよ~
雪質は前回よりもずっと締っています
多少沈むものの、凍った雪面はアイゼンの歯が効いて歩きやすい
今回は結局ワカンは使いませんでした
白馬三山は少し雲に覆われているものの、こんな中を歩けるというのは楽しい
気温は氷点下5℃ほど
歩いていると暑い
振り返って八方池山荘~通年で営業してくれているのはありがたいですね^^
さあバックカントリーの方達の雪面を滑らせながら登る音を聞きながら、一歩一歩
前回は苦しんだ出発直後の新雪ラッセルも今回はなし
快調に進みます
午前中に唐松岳に着けるかな?
こんな絶景の中ならどれだけでも歩いていられる(笑)
しばらく歩くと八方山ケルン
ケルンの脇にはテントが
朝焼け綺麗だったでしょうね~
※唐松岳を含む中部山岳国立公園内はやむを得ない場合を除いてテント設営は禁止です
次の目印も見えています
おはようございます^^
どう見ても方向指示板が人の顔に見える
八方池~もちろん雪に覆われて真っ白です
ここまで50分~まずまず
真っ白な雪原
ホワイトアウトしたら方向が全くわからなくなるでしょう
その時はとにかく動かないのがいいかな・・・
単独で登ると誰とも会話しません
繰り返し歌を歌ったり、何故か違う山の記憶を辿ったり、日々のことを考えたり・・・目の前にことだけを考えればと思いながら、結構色々なことが次々頭に浮かびます
雑念というのかな?
そんな自分との対話をひたすら繰り返し
登ること2時間
前回敗退した丸山が右手奥に見えてきました
前回よりも1時間半早い
気が付くとBCの方々はほとんどいません
ここから先は登山者の世界なのかな
夏に登った五竜
恐ろしい壁
それでも美しい
さあ最後、ここを右から巻いて行くと、頂上山荘の上に出ます
もちろん山荘は閉まっています
ルート上で多少緊張感があるのはこの部分でしょうか
右手には唐松岳もハッキリ見えています
さあ、ナイフリッジ状になった細い尾根を慎重にアイゼンを効かせながら
こんなところで爪を引っかけて転倒でもしたら大変~^^;
岩を巻くように急斜面をトラバース
そこを過ぎると
目の前に唐松岳です
西側に出た途端に物凄い風
目が開けられない
風に雪が混じって顔にバシバシぶつかります
あまりに風が強く、ここで撤退される方も
小屋埋まってませんね~地面も一部露出しています
ここでストックからピッケルへ
では行きましょうか^^
時間は11時40分頃、登り始めて3時間10分ほどでした
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スキーやスノボの客と一緒にリフトに乗り冬山登山。
選ばれた人しか行ってはいけない場所ですね。
どの写真を見てもすばらしいの言葉しか出てきません。
それにしても、
> どう見ても方向指示板が人の顔に見える
私も同じことを考えましたよ。
たいちちさん
お返事遅れてすみませんf^_^;)
人の顔に見えるでしょ^ ^センスありますよね〜毎回これを見るたびに笑えます^_^そして、戻ってきた〜とホッとします^ ^まさにケルンの役割を果たしていますね
誰でもは行けませんが、比較的ハードルは低い方だと思います^ – ^気持ちよさは格別ですしね〜