絶景キャンプ「高浪の池キャンプ場(ヒーリングガーデンたかなみ)」2021年GW4泊5日【その2】
最終更新日 2023-12-05新潟県糸魚川市の「高浪の池キャンプ場(ヒーリングガーデンたかなみ)」へ訪れた2021年GW。今回は3日目からの後半について書いてみたいと思います。
ここはユネスコ世界ジオパークにある絶景の穴場キャンプ場。まるで日本じゃないような景観に圧倒されること間違いなしです。
目次【お好きなところから】
癒しの庭「高浪の池キャンプ場」4泊5日【後半】
前半の続きは2日目の夜から始めましょう。外は激しい雨。風も強く吹いて焚き火が出来ません。すると突然始まったのがみぃ君によるポップコーン作り(笑)。GW明けにテストが待ち構えている高2の長男みーは勉強しつつも出来るのを虎視眈々と狙っていました。
テントに籠るキャンプも悪くない。4人が揃ってあーでもないこーでもないと言いながら何だかお喋りしていると楽しいものです。
12時頃まで勉強していたみーもランタンの明かりが消えるとともに就寝したようです。仕方なくという面はあるかもしれませんが、ついて来てくれること自体に感謝です。
待望の晴れ!
翌朝、まだ日の昇らないうちに外の静けさで目が覚めました。久しぶりに雨音がテントを打たない静かな朝。地面はしっとりと濡れ水たまりも出来ていたものの、雲はこれまでよりも高く、天気予報通りの好天になりそうです。
最近はカメラを触るのが好きなみぃ君。ソニーのコンデジと購入したばかりのミニ三脚を持って色々な所へ出かけていました。
半年間生えて来なかった前歯もようやく永久歯が生え始めました。年末に「歯が生えてないね!」と笑っていた電話ごしで笑っていたという義理の母。元気に大きくなっていく姿をまだまだ見せてあげたかったけれど・・・。
待望の青空!明るい光が差し込むと、これまでとは違った景色が見えてきますね。
高浪の池も翡翠色に輝きます。
4ⅿの巨大魚は釣れるか?釣り体験
初日からやりたがっていた高浪の池での釣り。4ⅿの巨大魚浪太郎がかかったらどうする?なんて話しながら、待ち望んでいた釣り体験に出発です。
竿と餌のレンタルはキャンプ場内の売店で。半日で300円。
2人ともあまりジッとしているのは得意ではないので続くのか・・・
釣れることを期待して私は池の周辺をブラブラ。
サイトから歩いて10分かからないあたりに展望台が整備されており、こんな景色を見る事が出来ます。糸魚川市は市内全域がユネスコの世界ジオパークに認定されているとか。地理でも習った糸魚川静岡構造線の面上にあるのでしょうね。大断層の周辺地となると思われますが、何でこんな大岩壁が出来上がったのかとても興味深いです。
この日はOLYMPUSの手持ちハイレゾショットを存分に試してみたりして。
一時は手放そうかと思っていたマイクロフォーサーズのお化けレンズ。今回改めてこのレンズの色味の良さに気が付かされました。やっぱり手放せない。それにしても写真で撮る以上に実際の景色は綺麗でしたよ。吹く風も春を感じて心地よく、池の周辺には山菜のコゴミやツクシがいっぱい。春爛漫です。
ちなみにコゴミはこちら。サッと茹ででわさび醤油でいただきました!絶品です。
テントに戻ってみるとすでに釣りは終了していました(笑)。2人がやらないため妻が続けていたところ、何とお魚ゲット!でも食べられるお魚ではないためリリースしたとか。魚影は沢山見る事が出来るので一日楽しめそうですが子ども達2人には合わないようです(笑)。
天気が回復したものの、この日はキャンプ場でノンビリユックリ。
高浪の池キャンプ場にある食堂では本格的なラーメンもいただけます!こちらは背脂コッテリのチャーシュー麺。本来ならスイーツなんかも食べられるので期待していたのですが、コロナにより行政から指導があったらしく・・・残念。次にはいただきたいと思います。
昼頃には観光客の方も大勢訪れていました。
早いけれども晩御飯の準備をしながらまたまたトランプ大会。大富豪で珍しく勝てたので歓喜のポーズです(笑)
スラックラインやお遊びのボルダリングが設置されていたりして何だかんだ子ども達は楽しめます。トンネルジムと名付けられた遊具は中が複雑に繋がっていて楽しそうでしたね。子ども達が大勢集まっていました。
私は散歩しながら薪になりそうな枝を拾い集め、夜の焚き火に備えます。シーズンが始まったばかりだからかもしれませんが結構落ちていました。売店では薪も販売していますが、あまり数がないのと正直なところ質がそれ程良くありませんでした。ちょっと残念なポイントですね。
お魚モニュメント。何だか愛らしくて何枚も撮ってしまいます。夕暮れまで晴天が続きましたね。
ようやく焚き火の夜
久しぶりに雨の降らない夜。穏やかな夜が訪れてくれました。
アトラス入口をオープンしていても寒くない程度の気温。もちろんストーブがついていますが、気持ちのいい気温です。よく見るとコットでみぃ君が寝ています。昼間走り回って遊んでいたので遅めのお昼寝ですね。
暗闇に包まれる直前、空が青白く光る幻想的な時間。好きです。
2時間ほど遅い昼寝をして起きてきました。早速焚き火を開始。二日間出来なかったのでフラストレーションが溜まっていますね。拾ってきた小枝をポンポン投げ込みます。
/moose/ room worksの焚き火台「灯篭」は大き目の薪もどんどん入れられるので我が家の焚き火スタイルには合っているかな。
焚き火好きな妻も加わった焚き火はとっても気持ち良かったですよ。やっぱりキャンプは晴れてくれないとですね。
そのまま椅子寝してしまい、気が付いたら熾火になっていました。誰も起こしてくれないという・・・(笑)
晴れの4日目は再度新潟観光へ!
4日目の朝。この日も晴れです。
朝から焚き火で朝食にいただいたのはアジの干物。そして晩御飯用に仕込んだのは丸ごとのキャベツ。朝はパンが多いのですが、和全開のアジの開きは子ども達に以外にも好評でした。定番の1つになりそう。
勉強の息抜きですかね?久しぶりに独りで焚き火を楽しんでいました。そもそもキャンプでこんなに朝早い時間に起きる事が珍しいのですが。
シーサイドパーク名立で遊ぶ!
キャンプ場を出発して向かったのは新潟県上越市にあるシーサイドパーク名立。キャンプ場からは1時間弱かかるのですが、他の目的もあったのでついでに立ち寄りです。
地元では有名?な子どもの遊び場のようですが、至るまでの道がかなりクネクネ。駐車場も結構少ないのでGW真っただ中のこの日は激込みでした。それでも何とか第二駐車場をゲット。入口まで歩く途中に見えたのはこんな景色。新潟の景色は凄い・・・。
さて、このシーサイドパーク名立というのは上越市が運営している公営の場所なんでしょうかね?
目玉は「ビッグボブスレー」と「ローラースライダー」、そしてアスレチック。主にこの3つしかありませんが、全長500mほどある巨大滑り台と言ったところでしょうか。
日本海に滑り降りていくようなローラースライダー。見るまではやる気満々だったみぃ君はちょっと怖気づいています(笑)。こちら1回160円。
軍手とお尻に敷くパッドを受け取って滑り降ります!結構スピードが出て楽しい。
滑り降りたら上までアスレチックを登って戻る!ハードです(笑)。
妻も頑張っています(笑)。いい運動になりますよ。
そしてこちらがビッグボブスレー(1回310円)。ツルツルのコースの上をブレーキしか効かない乗り物で滑り降ります。長男みーはスピード出し過ぎて第一コーナーで大転倒してました(笑)。
身体が斜めに傾きながらかなりスピードが出ます!控え目に言って面白いです(笑)。
ひこ営業は土日祝のみ。昼12時から1時までは乗り物は全休。我が家は知らずに行ったので1時間何もせずに休憩(笑)。食べ物を売っている場所などもないので、持参するなど注意が必要です!ただ楽しいのは間違いない。
ヒスイ海岸
次に向かったのはヒスイ海岸。キャンプ地である高浪の池近くにヒスイの原石が露出しているヒスイ峡があり、そこから流れ下った先にあるのがヒスイ海岸なのかな?ヒスイ峡でヒスイを取るのはご厳禁ですが、流れ着いたヒスイ海岸では自由に拾っていいそう。実際に慣れた人だと普通に拾えるそうですよ。
ヒスイ拾いの人がいっぱい!近くの駐車場に停めて歩きます。無料駐車場として糸魚川海水浴場を目印にすると良さそう。
ヒスイ海岸に到着すると丸く削れた色とりどりの石が沢山落ちていました。激しい波に削られたからでしょうか。波が打ち付けるたびに「ガラガラガラガラ」と石が擦れ合うような他の海岸線では聞いたことがないような音がします。夢中で石を見つめていると突然強い波がやってきてみんなビショビショになってしまいました(笑)。
ヒスイが拾えたかどうかは秘密です。
また行きたい高浪の池キャンプ場
一日遊んで戻ってくると、夕暮れ間近でほんの少し黄金色に輝く高浪の池キャンプ場。
テントも増えてましたね。
朝仕込んでおいたキャベツ丸ごと煮はとっても柔らかいスープになっていました。
ライトステンレスダッチオーブン8インチ。このサイズのダッチは本当に使い勝手がいいです。
スペアリブも放っておけば美味しくなるので重宝します。
最終日の夜。疲れが出て焚き火をしながらまたまたいつの間にか寝てしまいました・・・。
翌朝、5時前から静かに撤収開始。8時頃からは強い雨が予想されていました。一番の難題はテントの結露。夜間に風が強く吹く傾向があったので、アトラスの両側出入口のフライを開放し、インナーだけで寝てみたところ見事に結露ゼロ。
温泉に寄ったりしながら昼過ぎには名古屋に無事にたどり着くことが出来て2021年GWキャンプは終了となりました。
初めて訪れた「高浪の池キャンプ場」。名古屋からは相当な距離があり1泊2日などではとても行けるとは思えませんが、長期で時間が取れる時などには是非また足を運んでみたいキャンプ場となりました。この景色があるのですから、これから人気が出てきても不思議ではありませんね。要注目です。
高浪の池キャンプ場の詳細
テントサイトの様子や配置
高浪の池キャンプ場の状況が少しでも伝わるようにテントサイトの様子を撮影しておきました。
高浪の池キャンプ場は予約制のキャンプ場です。予約は「なっぷ」から行えます。
全てフリーサイト、なっぷでは「第1キャンプ場」となっています。
下の写真の右端にあるのが炊事棟です。
毎日スタッフの方々が綺麗に清掃されていました。お湯などはもちろん出ません。炊事棟の裏に灰捨て場がありました。
写真右端にある炊事棟から受付側を見たところ。赤い我が家のテントが一番下、青いコールマンのテントが2段目、その上のコールマンのテントが3段目、撮影している地点が4段目となります。段を上がっていくごとにテントの数は減りますが、荷物を運ぶのは大変になります。
赤い屋根の炊事棟の右奥にもテントを10張り程度は張れるスペースがあり、その一番奥側は明星山を目の前に眺めることが出来る「以前は一番人気だった」(スタッフ談)スペースとなります。今は湖畔が人気になっているようですね。
受付、食堂の建物裏側にある駐車場からキャンプ場、高浪の池を見た写真。この写真を撮ったのは「ソロサイト」とされている場所です。
こちらは丘のように高くなった平坦な場所。ソロテントを張るスペースとのことでした。高浪の池が見下ろせていいのですが、荷物の搬入に少し距離がある場所です。
先ほどのソロサイトよりも少しだけ下がった場所、明星山を目の前に見る場所にあるのがこちら。元々はグランドゴルフのスペースではないかと思います。平坦な芝地になっています。写真奥に道路が通っており、その切れ目に2台分の駐車スペースがあります。荷物の搬出入はそこを利用できるようですね。明星山の景色はいいですが、日影がないので暑そうです。
広すぎず狭すぎずというキャンプ場。コロナ禍により30組に限定して営業を続けられているため全体的に広々と使える状態です。
料金など
高浪の池の料金は以下の通りです。
キャンプサイト利用料金
・2,000円 (税込) / テント1張り
・1,100円 (税込) / タープ1張り
施設使用料
100円 (税込) / 1人(1日)
チェックイン 13:00~16:00
チェックアウト ~11:00
少し前まではテント1張り1000円だったようですから値上がりしたようですが、それでも安いほうですね。
以上、高浪の池キャンプ場の記事でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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はじめまして。コメント失礼します。
みーパパさんが、毎日お昼にブログを更新していた頃から、
拝見し楽しませていただいております。
毎日、みーパパさんの更新を楽しみにしていた頃が懐かしいです。私も、キャンプや山登りをやっているので、
勝手ながらいつも参考にさせていただいてます。
今回、アウトドアではなくカメラのご質問です。
私も、パナですがマイクロフォーサーズを使用しています。
LEICA 10-25mmのレンズですが、一時手放そうとしたとの事ですが、実際の使い心地とかいかがですか?
長らく使用されていると存じますので、ご感想をお聞きしたいです。
特に、山登りに持って行った時に、どうかなー。と思ってます。
持ち運びとか、特に問題ないでしょうか?
私は購入に一年以上悩んで、なかなか踏み切れません。
よろしければ、使い心地(特に持ち運び)のご感想をおしえていただけると嬉しいです。
色味は、みーパパさんのご感想の通り、素晴しいんだろうな。と想像していますが、やはり大きいので。。。
よろしければ、お教えください。
これからも益々のご活躍を楽しみにしております。
コロナ禍で不自由な日々が続きますが、ご家族の皆さまを含めましてご自愛ください。
突然のコメントを失礼致しました。
ナック様
お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。色々あったこともあるのですが、実は結構難しい質問でして(笑)。
私にとってカメラや写真は楽しみの一つではあるものの、そこまでのめり込むほど自分にセンスがあるとは思えていません。何を撮りたいかと言われると、時々の家族の表情ややはり山の景色。ひと様に見せることが出来るようなものではないかもしれませんが、自分の感じたり見たものを出来るだけそのまま残せておけたらと思い、これまでの機材も購入をしています。
その中で、10‐25について私があれこれ言えるかというと、それほどの経験も知識も持ち合わせていないというのが率直な所です。ただし、このレンズは撮っていて楽しいレンズだということは感じています。出てくる映像も、ファインダーを覗いたその時の感情が蘇ってくるようなものが多いなと感じています。守備範囲としては12-100の方が広いですし、便利ではあるのですが、撮っていて楽しいのは10-25です。
携行についてですが、確かに重いのかもしれませんが、重さを感じたことは正直ありません。ピークデザインのキャプチャーに装着していますが安定感は他のレンズと同じように問題ありません。高価なレンズなので、岩場などでは気を遣うことがありますが、ブラブラ揺れるようなこともないのはキャプチャーの優秀さからでしょうか。山行スタイルや携行方法によっても変わると思いますがご参考までに。
焚き火台、カッコいいけど
低すぎませんか?
焚き火シートだけでは断熱できないので草地にインパクトが大きいと思うんで
レンガかなにか敷いた方が良いのではないでしょうか?
ご指摘ありがとうございます。
焚き火台は見た目低そうですが、底上げされています。
シートは2枚重ねて敷いています。もちろん断熱シートではありませんが。
最後に地面を確認しましたが、見た目では変化はありませんでした。
みーパパさん、ご返信有難うございました!
ご返信に気付くのが遅くなってしまいました。申し訳ございません。
みーパパさんの率直な感想がお聞き出来て嬉しいです。
細かにご返信頂きまして、みーパパさんが感じる感覚の様なものが、良く理解出来ました。
私も、山登りにはいつもマイクロフォーサーズを持ち出していたのですが、先日、試しにiPhoneのみにしてみたら、意外と写りが良くて、これからも楽な方を選んじゃいそうでした。
流石に、10-25の方が写りも良いと思いますし、
前向きに購入を検討しようと思います。
ピークデザインのキャプチャーも持っているので、
そのセットで行ってみようかな。と思います。
(実はキャプチャーも、みーパパさんのレビューを参考にさせていただき購入しています)
最近では、アソビトギアのサコッシュも注文しちゃいました!
これからも、陰ながら応援しております。
また、投稿を参考にさせていただきたいと思います。
コロナ禍で、なかなかツライ日々ですが、
みーパパさんとご家族の皆さまが少しでも笑って過ごせるよう、
心より祈念しております。
ずっと投稿を拝見しているので、親戚のオジさんみたいな気持ちです(笑)
この度は、有難うございました!