キャンパーの聖地で開催される「ふもとっぱらでそとあそび2018」は、今年も親子で楽しめるゆるキャンイベントでした
最終更新日 2023-12-05毎年楽しみにしているキャンプのイベントがあります。
今年で数えること13回目、キャンプの聖地とも言われる富士山の麓「ふもとっぱらキャンプ場」で開催される、その名も
「ふもとっぱらでそとあそび」。このネーミングの妙が実に素晴らしい。
昨年も参加したけれど、今年も楽しみにしていたので、他に予定を入れないように調整。
2018年11月17日~18日、名古屋から1泊2日で1年ぶりの「ふもとっぱら」へ行ってきました。
巨大キャンプイベントである「GO OUT」開催地であったり、今回の「ふもとっぱらでそとあそび」が13回を数えていること、人気の「ゆるキャン△」にも登場したなどなど理由は様々あると思われます。
何故なんでしょうね? ただ、確かになるほどという気持ちは自分でもわかります。
目次【お好きなところから】
「ふもとっぱら」予約システムを初めて利用、当日のスムーズさに驚き
2018年春、「ふもとっぱらキャンプ場」に予約システムが導入されたことは風の噂で知っていました。
ただ、それはGWとかお盆休みだけのものだろうと思っていたんですね、「ふもとっぱらでそとあそび」の直前まで。
ところが、ふと直前に確認してみると、空きを示すマークが「△」になっています。確かに昨年も「この時期なのに人多いなー」と思っていたのですが、今年は異常なんだと改めて認識し、すぐに事前予約完了。システムは大変分かりやすく、スムーズに予約をすることが出来ました。ちなみに、今年の12月31日分はすでに「受付終了」満サイトということなのでしょうね・・・。キャンプブーム恐るべしです。
ただ、分かる気がします。実は昨日12月2日はみぃ君の通う保育園のバザーだったのですが、そこでは「キャンプ行ってる?」「また誘ってよ」「一緒にキャンプ行こう」という会話があちこちから聞こえてくるのです。ブームというのはこういうものなんだなと実感しました。
「ふもとっぱら」入場システムがドライブスルーになっていた
今回は期末テスト直前の長男みーは欠席、妻は「そとあそび」に行きたそうにしていましたが、さすがにみーを残しておくわけには行かずに断念。みぃ君と2人でゆっくりと名古屋を出発、ふもとっぱらへは8時前に到着しました。
いつものように「ふもとっぱら」への直線道路へ入り走っていると、目の前に係り員の方。左手の森を切り開いて新たに作った砂利道へ誘導されました。結構なダートをガンガン走っていくと、しばらくして受付順番待ちらしい渋滞が始まりました。
よく寝ていたみぃ君も起きだして「どうなってんのー!(笑)」と驚いていました。新システムになって初めてということもあり、どこまで渋滞が続くのか不安がありましたが、少しずつ進んでいます。確実に受付が済んで入場している証だとは思いますが、それにしてはペースが早く、どうやってるの?と正直???でした。
そのまましばらく進むと、スタッフの方が一台一台車に近づいてきて「予約番号」の確認に回ってきました。
走っているのは赤い線の「林道入場レーン」。スタッフに「テント1つ」と伝えると、手早く金額を計算して札に書き込み渡されました。
同時にゴミ袋も受け取り、そのまま引き続き車の流れにそって進んでいくと、地図の「チェックイン」ポイント付近にある小屋に車を横づけ。窓越しに渡された「車両証」に書かれた金額を支払い、入場手続き終了。
まるでマックのドライブスルーのようなキャンプ場入場システム。正直驚きました。しかし、これならば広い「ふもとっぱら」に入って来るこれまた桁違いに多くの入場者の手続きは効率的だなと思いました。よく考えたものです。
テントの墓場「ふもとっぱら」では「アトラス」が安心、ささっと設営
冒頭に「ふもとっぱらはキャンプの聖地」と書きましたが、もう一つの別名として「テントの墓場」と言われているのも有名な話ではないでしょうか。
詳しくは昨年の「ふもとっぱらでそとあそび」レポを。
突如突風が吹き荒れ、長時間吹き続けることもある「ふもとっぱら」。テントが飛んだり、ポールが割けたりというのを毎回のように見ています。
それにしても、いつの間にかテントの流行りはアースカラー??真っ赤なアトラスは珍しくなってきて、迷子にならずにいいんですけども・・・。
大型のダブルウォールシェルター「ヒルバーグ アトラス」。風速30ⅿにも耐えるといううたい文句となっていますが、昨年の風でも問題なし。それだけ強靭ながら設営は一人でも20分ほどと簡単です。ということで、今回もアトラス一択。というか、我が家に他に大型テントはありませんが・・・。劣化も少なく、高いけれども先々考えると悪くない買い物だろうと思います。
アトラスサンドが欲しい!(笑)アースカラー??
そういえばしばらく新しいテント買っていません。特に欲しいテントがあるわけでもないのですが、買うならヒルバーグの超軽量テントかまたまたアトラスですね。
ポカポカ陽気となったこの日、みぃ君は薄着でも大丈夫。せっせと「A4君」を組み立ててくれていました。助かります。
入場無料のキャンプイベント「ふもとっぱらでそとあそび」へ
設営も済ませ、10時から開始の「ふもとっぱらでそとあそび」へ向かうべく、入り口付近のイベント会場へ。
私は他のキャンプイベント等には参加したことがないと思うのですが、「そとあそび」はどちらかというとこじんまりしたイベント。人でごった返すこともなく、ユックリノンビリ会場をブラブラしながら歩けます。
開始と同時に子ども達が駆け回って各ブースを回るのは、名物「スタンプラリー」。入場時に受け取った用紙に書くブースに置かれた全てのスタンプを押すと、二日目の豪華景品が当たる「大抽選会」の参加資格がもらえます。子どもは「集める」というのが好きですよね~我が家もみぃ君に渡してせっせと集めて回ります。
写真の奥に写っていますが、今回はこの小さくてかわいいフォルムをした「アラジンガスストーブ」が人気の的でした。
この椅子が何気に良かったです。積載もしやすいこういうちょっとした昔ながらの椅子って案外重宝するんですよね。買えばよかったと後悔しています。
スタンプを集めながら二人でブラブラ。みぃ君はお菓子をもらったり、ポップコーンを食べたり。
怖がってましたが、去年綱引きで勝ったのでちょっと強気(笑)
ノンビリノンビリ、ブラブラしながら結局キャンプ用品ではオピネルのナイフを一本だけ購入!それと地元産の野菜も買いました。
お昼に一度アトラスに戻りながら、行ったり来たり。この日は名物の風はほとんど吹かず。富士山を眺めながら外でユックリ日向ぼっこ。
「そとあそび」すると疲れます、子どもは昼寝の時間、大人は焚き火の時間です
11月のふもとっぱら、暖かいとは言えども外の風と太陽を浴びてあちこちウロウロしていると、毎日保育園で遊びまわっているみぃ君でも強烈な睡魔が襲ってくるようです。
さっきまで焚き火をしようと薪を取り出したくて動き回っていたのに、気が付いたら「テントであそぶー」と言いながら、シュラフでウトウト。
あっという間に寝てしまいました。お疲れ様。
この日はみぃ君がナンガオーロラ450DX、私がナンガUDDBAG380DX。この日の気候ならこれで十分と選択しました。
そうそう、この日ナンガブースを出していた社員の方から、2018年度の本社セールやオーロラライトのリニューアルについて伺ったんでしたね。
恐らく3時間ぐらいは起きてこないだろうということで、大人は一人ノンビリ読書をしたり、先ほど買ってきた地元の野菜をいただいたり。
ふもとっぱらは背後の毛無山に日が早くに落ちるので、薄暗くなるのが早いです。日が落ちると急に寒くなってきました。それでもほぼ無風。荒れる気配もなく平穏な空気が流れています。
ステンレスのA4君も熱で変形してヘニャヘニャ。それでも変わらず一軍で頑張り続けてくれています。この小さなA4君で焚き火を熾し、暖まるというところに面白みがあるんです。火は大きければいいというわけではないという。こだわりですね。
寝始めて3時間ほど経った6時になっても起きてこないみぃ君。フジカにも火を入れ、入り口は全開にしつつもテントの中はポカポカに。これからの季節、テント内でのストーブの使用には細心の注意が必要です。一酸化炭素警報器のテント内の設置なども大切ですが、何と言っても意識的な換気だろうと思います。
アトラスはフロアレスシェルターなので、地面との間に隙間があります。これが安心感にはなっています。
なかなか起きてこないので、先に食事(この日は餃子と豚汁)を食べ、今年の年越しが5泊6日キャンプになりそうなこともあり、装備の点検やらテストやらをして過ごしました。長期キャンプの装備についてはまたどこかで書きます。
この照明は「ルーメナ―」一灯。LEDランタンの進歩は目覚ましいですね。
結局5時間昼寝をし、起きたのは午後8時。良く寝ましたね。寝る子は育つ、いいことです。キャンプや登山などのアウトドアの最大の効果ですね。しかし、私にはまだまだソロキャンプは無理なようです。用事があれば一人でしますが、子ども達や誰かと一緒の方が楽しいですね。
「ふもとっぱら」の静かな夜、美しい朝
遅くなった食事をいただき、みぃ君は寝る前焚き火。どんなに眠くても焚き火は別腹のようで。
気が付くと空には雲が広がり、月明かりに照らされると思っていた富士山は雲の中です。
しばらく焚き火をし、寝る前トイレに行って2人で早めに寝ました。
毎回話題になるふもとっぱらのトイレ事情ですが、今回メインのトイレは男性でも行列なっていました。富士山よりの簡易移動式トイレは比較的空いていましたが、数は少なかったので、子どもなどは我慢できない時があるかもしれませんね。こんな時期にトイレが渋滞することになろうとは思ってもいませんでした。
結局夜の間も暴風どころかほぼ無風だったふもとっぱら。
アラームで起こされたのは5時30分。まだ薄暗い中、アトラスから外を覗くと、雲がなくなり綺麗な富士山が見えていました。
前日、「朝起きてパパがいなかったら、写真を撮りに行っているから、どこも行かずに待ってるんだよ」とみぃ君に言っておいたので、早速有名な「ふもとっぱら」のビュースポットへ。
すでに数名の方が撮影中でした。あーここか~と思いながら、初めは3脚で撮っていましたが、上の写真は手持ちです。OLYMPUSの手振れ補正の強味発揮です。
薄青紫色に染まる富士山と小さな池に映り込んだ逆さ富士、とても綺麗な瞬間に立ち会えました。
あまり冷えなかったんでしょうね。朝霧がもうもうと立ち込めるという瞬間は見れませんでしたが、それでも十分です。
アトラスに戻るとみぃ君がすっかり起きていて、焚き火焚き火と待ち構えていました。ちゃんと待っていてくれて、撮影に行くと言っておいて良かった!
焚き火の火でお湯を沸かしながら、みぃ君がコーヒー豆を挽いてくれました。今回のコーヒーは「イルガフェチェ・コンガ」。今一番美味しいスペシャリティーコーヒーです。とてもサッパリした味わい。
みぃ君の挽いてくれたコーヒー豆を薪で沸かしたお湯でドリップしていただきます。新鮮な豆独特の気泡がムクムクと。
2人で太陽を待ちながら、昨日の豚汁をおじやにし、地元野菜をこれまた地元野菜を使ったドレッシングで朝ごはんをいただきます。とっても贅沢。
美しい日の出となりました。「ふもとっぱら」が富士山の麓になかったら、やっぱり「聖地」とまでは言われなかったでしょうね。日本一の山、富士山の麓にあってこその「聖地ふもとっぱら」なのでしょう。
焚き火の火起こし、もう少しで任せられそうです。
一家に一本ファイヤーブラスター!焚き火の必需品ですね。
なんやらかんやらしていると、昨年ふもとっぱらでお会いしたご夫婦が訪問してくださいました。その時ヒルバーグのナロ3GTを見てもらい、その後ヒルバーグを買われたとか。おめでとうございます^^今回はアトラスの中を紹介、ナンガのダウンをプレゼンしておきました。
年季の入ってきたものばかりで、あまり小ぎれいにはしていませんが我が家のテント内。
「ふもとっぱら」で綱引きと玉入れをするのは「そとあそび」ぐらい?
「ふもとっぱらでそとあそび」、二日目の前半はまさに「そとあそび」企画。就学前のみぃ君でも楽しめる綱引きや玉入れ大会。
でもちょっとその前にマシュマロに挑戦。いつもはみーに焼いてもらっているので上手に出来るかな?
出来た~フワフワで美味しそう。みーがとても上手なのですが、みぃ君も巻けてません。1つ焼いてもらいましたが美味しかった。
対戦相手は昨年と同様「らいおん」!「ふもとっぱらで綱引き」
さあ時間、会場へ向かうと、まずは皆でラジオ体操をし、身体をほぐします。その後お待ちかねの綱引き。みぃ君は一番小さな「就学前」組に参加。今年も対戦相手はライオンと知り、やる気満々??
引っ張れー!思わず親も力がこもる(笑)去年よりも一生懸命引っ張ってます。
地面を叩いて悔しがるライオン!?本気だったのかな?(笑)勝った子ども達はお菓子のお土産をもらっていました。
今年も勝った勝ったと大喜びのみぃ君。また来年もチャレンジかな?
もう一つの子ども「そとあそび」は紅白対抗玉入れ。子ども達が2チームに分かれて争います。富士山と玉入れ!去年も思いましたがなかなかシュール。
最後のお楽しみは大抽選会!スタンプラリー頑張って集めたからね
そとあそび最後は各出展社の商品が次々と抽選景品に。約1000人ほどいたのでしょうね~なかなか当たるものではありませんが、中には家族で2回当選するラッキーな人も。我が家は過去一度も当たったことがありませんでしたが・・・今回も駄目でした(笑)
「ふもとっぱらでそとあそび2018」まとめ
2日間天気にも恵まれ、昨年の寒かったそとあそびから一転、暖かくて過ごしやすい2日間でした。我が家としては物販でとても欲しいものがある!というような事はないのですが、ふもとっぱらという会場で、キャンプやアウトドア好きな人達がゆるーく集まって楽しんでいるという空気は毎回とても気持ちがいい。
来年もまた楽しく参加出来たらいいなと思える「ふもとっぱらでそとあそび2018」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
年内の登山・キャンプレポについては年内の内に何とか書き切りたい!
追伸 「AOZORA PIZZA」美味しかった!
横浜?だったか、つい最近朝霧界隈へ引っ越して来て、地元の食材を使ってPIZZA屋さんを始めたという「Aozora Pizza」さん。
抽選結果を聞きながら食べましたが、美味しかった!週末はふもとっぱらに移動販売車を出すこともあるということなので、見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
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ふもとっぱらでそとあそびを思い出しながら楽しく読ませて頂きましたしかもちょこっとブログの中で触れて頂いて昨晩は夫婦で大喜びでした。しかもしかも写真の中には妻と子供もさり気なく写りこんでまして本当にゆるーい楽しいイベントですよねあとは最後の抽選会で何か当たれば言うことないのですが…