起きると顔に雪が降り積もっていた〜マット、シュラフ、シュラフカバーの試験のために、真面目にベランダで寝る
最終更新日 2023-12-05皆さんはベランダや自宅の庭で寝たことありますか?
私はたまに寝ています。
今朝もベランダで朝を迎えました。
起きると顔だけが濡れていました。夜半から降り続いた雪が、シュラフから出た顔に降り積もっていたようです。
目次【お好きなところから】
山道具を試すため、ベランダで真面目に寝る
名古屋は昨日から雪が降り、気温も氷点下4度ほどまで下がったようです。まさに絶好の山道具の耐寒試験日和です。
加藤文太郎さんもやられていた
かの加藤文太郎さんも、よく自宅の庭で寝たそうです。寒さに慣れるためとか。よくわかります。山と街の環境は違えど、外で寝る練習はしていて損はありません。道具の性能を身をもって理解しておくことができますし、身体の慣れは安心感を生みます。ベランダは最も近場のアウトドアフィールドです。
ベランダ寝開始
昨夜0時頃準備を始めました。装備は以下
マット
エクスペドのシンマット ウィンターライトM
シュラフ
ナンガ UDDBAG 810DX
シュラフカバー
イスカ ゴアテックスシュラフカバー ウルトラライトワイド
一番にはマットの試験です。そしてシュラフカバーの結露状況確認も合わせて行いたいと思っていました。
シュラフについては先日もベランダで寝ていたので今回はわき役です。
コンクリートのベランダの床に、直にマットを敷き、シュラフカバーに入れたシュラフの中に潜り込みました。衣類はスウェットと上下のみ。裸足です。
シュラフカバーのドローコードをひいて、肩口から入る冷気を遮断。スタート直後、マットはしっかりと床と身体の間の断熱材としての役割を果たしてくれています。いつの間にか寝てしまいました。
夜半、一度目を覚ましました。エクスペドシンマットは足先に向かって細くなる形状。どうやら足先がマットから落ちてしまっていたようです。若干背中にも地面の冷気を感じます。それでもすぐに寝てしまいました。
翌朝 試験結果
6時50分、アラームの音がするまでグッスリ眠りに落ちていました。
顔が濡れています。横を見るとマットやシュラフカバーに雪が積もっています。顔に積もった雪は体温が溶かしたのでしょう。
ベランダから見える街並みは真っ白になっていました。
さすがの実力「イスカ ゴアテックスシュラフカバー」
シュラフの濡れはどうでしょう?ゴアのシュラフカバーは雪も水も通していませんでした。体からの蒸気によって内側が結露することもありませんでした。サラサラです。放出された汗はしっかりと蒸散していました。シュラフの濡れも感じませんでした。
雪山では、テント内の結露は避けられず、テント内側に張り付いた蒸気は凍って雪となり、テント内に降り注ぎます。濡れに弱いダウンシュラフを濡らさないためにシュラフカバーは必需品です。
さらに外からの濡れを防ぐだけでなく、シュラフカバーの透湿性が高くないと、カバーの内側が蒸れて凍りつき、それがシュラフを濡らします。
さすが、イスカのゴアテックスシュラフカバーです。
マットは再試験の必要性を感じる
マットには少し不安が残りました。
限界使用温度は氷点下17度となっていますが、夜中一度冷えを感じて起きました。それだけ身体の熱が床に奪われているということです。もちろん衣類がスウェットだけということもあります。ベランダはテントの中と違い、常に外気が対流し続け、マットの中の空気層を冷やし続けるという違いもあります。
また通常はマットの下には銀マットなどを敷いて利用しています。普段とはかなり条件が違います。そのため、評価をするにはまだ早く、この道具を生かすために、設定を変えて再試験が必要だと感じました。
マットこそが外寝の鍵だということを改めて実感しました。
シュラフに課題なし
問題なし。文句なく暖かいです。素足でも問題ありませんでした。
出勤するとインフルエンザ包囲網
ゆっくり寝すぎてしまい、雪の対応のために早めに出勤すると、次々にインフルエンザで倒れる職員達。
ベランダで寝たと言うと、以前からの職員はいつものねーという受け止めでしたが(笑)、職場体験実習に来ていた中学生には驚かれました。
雪のベランダで寝たのは3度目でしたが、いい一日のスタートが切れた朝となりました。
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