バーグハウスの涼しそうな帽子「COOL DOTS WORK CAP」~被る、拭く、冷やす、夏山登山必需品の帽子について

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最終更新日 2023-12-05好日山荘で夏山セール(7月16日まで)開催中ということで、あまり目的はなかったのですが名古屋栄店をウロウロしてきました。

気になっている靴などをいくつか試し履きしていたのですが、一緒に行っていたみぃ君がすぐに飽きてきたので、何も買わずに帰ろうとしていたところ、ふと帽子のコーナーに足が向かいました。

帽子を被ると暑く蒸れる!脱ぐと汗が目に入る・・・地味に夏山登山の悩み

登山は日差しとのたたかいです。標高が上がると紫外線も強くなるそうで、気象庁のHPによると標高1000m上がると紫外線は10%高まるとか。夏山はもちろんのこと、冬山でも紫外線対策、太陽光を浴びることによる暑さ対策は不可欠です。

私はというと、夏でも冬でも登っていると顔や頭から猛烈に汗が噴き出します。体質もあるかもしれませんが、目の中に汗が入って痛くなったりして、悩みの種になっていました。極端な日焼け止めのためにも、汗が流れ落ちるのを防ぐためにも帽子は効果的なのですが、被ると蒸れて暑いし、脱ぐと焼けるし・・・。結構地味に悩みの種であります。

登山者の中にはハードタイプ?後頭部部分がメッシュになっているキャップを被っている人もいて、通気性は良さそうだなと羨ましく思ったりします。ただ後から書きますが、私が帽子に求める機能からするとちょっと合わないように思い持っていません。個人的には、女性の登山者がまとめた髪の毛をこの帽子の後ろから出しているのは可愛いなと思ったりします。

バーグハウス「COOL DOTS WORK CAP」

今現在も出来るだけ蒸れず、布でペラペラの帽子を被っています。今はアウトドアリサーチの「Radar Pocket Cap Pewter」という帽子を愛用しています。つばが半分に折れ、コンパクトになりペラペラなのでとても使いやすいのですが、いかんせん蒸れについては解決しません。

そんな中、好日山荘でふと目が留まったのが赤いセール品タグのついたキャップ、バーグハウスの「COOL DOTS WORK CAP」。

一見普通の帽子に見えますが、手に取ってみるとその軽さに驚きます。加えて生地の薄さ。裏返すと裏地なのもついておらず通気性が良さそうです。

さらに良く見ると、生地に無数の穴が空いていることがわかります。これが「DOTS」という名前の由来。

この穴が身体から出る熱を放出し、風なども取り込みやすいとか。夏物のオーダースーツなどにも使われる生地だそうですよ。ちなみにバーグハウスの商品は初めて購入したかもしれませんが、このロゴちょっと好きです。

グレイ、濃い紺色、カーキーなど3色あったのですが、みぃ君が「これがいい」ということで、グレイにしました。

偶然にも涼しそうな帽子をゲットでき、夏山セールに行ったかいがありました。早速使ってみたいと思いますが、トレーニング的に歩くぐらいしかしばらく時間が取れないかもしれないのが・・・。

「被る」だけでない、登山で帽子が役に立つ様々な場面

さて、折角なので登山で帽子に期待する、帽子が必要な理由をいくつか書いてみたいと思います。

日焼けを防ぐ、ヘルメット下の汗止めのためにも被る

まずは日焼けを防ぐというのが一番ですね。強烈な日差しを場合によっては10時間近く浴び続けながら歩くことになります。日焼けはとても体力の消耗につながるという気がします。出来るだけ省エネで長時間遠くへ歩くために、日焼けによる消耗を抑えるには帽子は大事。

さらに、北アルプスの岩場などでヘルメット着用が推奨される地域が広がっていますが、ヘルメットを頭にじかに被ると、汗がボタボタと視界を遮るのは私だけでしょうか?不快なので、持参した手ぬぐいなどを頭に巻いてヘルメットを被るようにしているのですが、このぐらい薄手の帽子ならばヘルメットと干渉することなく帽子の上からヘルメットを着用できます。

汗まみれの顔を拭く

私は帽子で汗拭いちゃいます。手で拭える程度の汗ならいいのですが、樹林帯の急登などでは猛烈な汗が出ます。タオルを出すのは面倒なので、帽子でとにかく汗を拭く。後で洗ってしまえば済むことなので、気にせず目の前の不快を取り除くためにタオル代わりに帽子を使います。

沢水を見つけては浸して頭を冷やす

そして、ルート上の沢などを見かけると、必ずと言っていいほど帽子を濡らします。濡らした帽子を被るとヒヤッとして気持ちがいい。頑張って歩いている時のご褒美ですね。ハードタイプのメッシュ帽子だと水が溜まらないので、この用途のためには布地タイプがいいかなと個人的には思っています。

冷たい沢水を頭から浴びるのは山歩きの一つの楽しみだなと思ったりします。

よく頭をぶつけるので、帽子のおかげで何度出血を回避したかわからない

登山道を歩いていて、頭ぶつけることってありませんか?足元を見ていて、突然「ゴン!」と激しく頭をぶつけて顔がゆがむことがあります。よくあるのは登山道に伸びだした木の枝にぶつけることなのですが、岩にぶつけることも稀に。

結構危ないので、帽子のおかげで少しでも軽減出来ているのだろうなといつも被っていて良かったと思います。

登山においては万能と思われる帽子。忘れてしまうとその日の山行のテンションが落ちてしまうほど、個人的にはとても大事な山道具です。

これからも、自分に合う登山帽子を探すことになるかもしれません。またその時は紹介します。

 

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