自信を取り戻すために〜山登りリハビリメニュー 交通事故と介護と回復の記録

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9月27日(火)事故から70日目。



夕方、学校の宿題も終わらせ、リハビリでも頑張り、晩御飯前の一時。
2人で病院のクロスワードに取り組む^ ^
1ヶ月前、転院してきたときには全く頭に入らなかったクロスワード。今は少しずつ取り組める^ ^
こういうのが大好きな人。
今日も学校が楽しかったというみー。
リハビリもよく頑張っただけに、笑顔もどこか清々しい^ ^
今日も色々なことがあった。



「僕はやっぱり山に登れないのかな…足が自由に動かない…」
午前中の学校を終えて病院に戻った途端、布団を被って泣き出したみー。
ベッドに座らせ、「そんなに登りたいの?」と聞くと、「登りたい」。
もちろん嫌いではないとは思ってはいたけれど、こんなにも登りたい気持ちが強かったんだと驚き、そしてとても嬉しかった。
いま改めて思う。登山はみーの「自信」の一つになっていたんだろうと思う。
それを失ってしまうことが怖い…のだよね。
午前中の学校では楽しそうに英語やパソコンの授業を友達と受けていたみー。「何かあったの?」と聞くと、本人が痛感する身体の違和感を訴えてきた。
マッサージしていないと足が硬くなる、疲れてくると手も足も突っ張った棒のようなぎこちない動きになる。加えて、転倒などにより頭をまた打つのではないかという恐怖感があるのだと話してくれた。
夜寝ていると涙が出てきて眠れないことがあるとも。
夜寝れない時は、ナースステーションに行っておしゃべりをするという。仲良しの職員さんもこの1ヶ月で随分と増えた。それでも不安なんだね。
でもパパも同じ。
深夜、泣きながら目を覚ますことが増えた。
いつも同じ夢を見る。
みーが事故にあった日、病院にかけつけた瞬間の場面が何度も繰り返される。
全身が腫れ上がってベッドに横たわるみーが見える。かけつけてみーの身体に触ったところで、息が出来なくなって目が醒める。
夢であって欲しいと未だに思う。
大好きなみーと、もう一度一緒に山の空気を吸いに歩きたいよ。事故が夢であってほしいよ出来ることならば。
多分、絶対ママも同じ思いだと思うよ。ママの方がパパより何倍も辛いと思うよ。
間違いなく良くなってきているのだけれど、先に不安を感じるみー。
よし!山に登るための特訓を始めよう。
ということで、すぐにベッドの上に立たせ、少し離れた所に立った私とサッカーボールを手でパスしあうという運動を始めた。



ボールを受ける時は膝を曲げてクッションの練習とスクワットも行う。
ボールは両手で頭の上に持ち上げ、手を伸ばして相手にパスする。
ベッドの上はフワフワする。ボールを受ける時、バランスを取るために足の細かい筋肉を動かすことになると思う。
登山道は平坦ではないので、細かい起伏に機敏に対応出来る足の筋力と、グラグラすることへ「慣れ」させるため。
この運動を休憩しながら300回ほど。ジワっと汗が沁みてくる。
みーは一生懸命膝を使い、ボールを優しく受けられように意識していた。
理学のリハビリではみーの不安を打ち消すための取り組みをしてもらった。
床面に杖やお手玉を置いて、その上を前後左右に歩く。



ズルッと滑ることもある。
怖がって下ばかり向くみーに、背中を真っ直ぐにして前を向くように声をかける。
大丈夫、療法士さんが支えてくれる!
病院にいる今のうちに「怖い思い」をしても大丈夫と思えるような経験をしておいたほうがいい。
少し慣れてきたら次は不安定な場所を歩きながらサッカーボールを手でパスする。自然と前を向く。足元だけに注意は出来ない。
案の定お手玉の上に足が乗りズルーっと滑る。でも、グッと踏ん張れることができたよみー!やったね!ほら、自信を持って^ ^
登山道はもっと不安定な場所ばかりだけれど大丈夫!大丈夫!とこえをかける。少しずつ笑顔のみー。
登山のためのリハビリだ(笑)
作業では重点的に左腕、左手、左手指先の筋力アップトレーニングに取り組む。





頑張ったね^^;
汗ビッショリになりながら1時間取り組む。右手を使わないように、右手はあえて固定。
これからのみーの登山にはストックが必需品になる。バランスを崩したときに支えになる。そのストックを数時間持ち続けられる左手の力がないといけない。今は左手だけで傘を持つことも難しい。
今日のリハビリは明確な目標を掲げて取り組めただけに、これまで以上に一生懸命取り組めたように感じる!^ ^
とても頑張ったね〜^ ^
明日は一日授業参観の日。色々な保護者の方が来るだろう。
今のところ授業中に注意散漫になるような姿は見られないけれど、いつもと違う状況になるとどうだろう。
授業時間以外では少し落ち着きがない姿も見せているみー。よく見ていこうと思う。
そして、また一日登山の体力を作るためにリハビリを頑張ろう!
みーと山に行けたとき、また次の新しい前進が始まるように感じる。きっと。

 

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