夏用NANGA(ナンガ)ダウンシュラフ UDD BAG380DXレビュー
最終更新日 2023-12-05
我が家の「ナンガ」に新しい仲間が加わりました
「UDD BAG 380DX」
夏に向けて、これからの時期のダウンシュラフです^^夏といっても、夏山高山用ですが^_^;
目次【お好きなところから】
夏の縦走・キャンプ用に4本目のナンガダウンシュラフ
「ナンガってナンだ?」ということで、昨日はおかしな記事を上げましたが^^;
滋賀県米原市にある国内製造にこだわるアウトドア用寝具・ウェアメーカー「ナンガ」。
このナンガ社が作るシュラフ・寝袋が「ナンガ」と呼ばれて愛されています。が、「知る人ぞ知る」というメーカーでしょうね。
シュラフには様々なメーカー、商品が無数に存在していますが、我が家のシュラフはほぼナンガ一本
初めは噂となっていたので一つ購入したナンガ「オーロラ」
その使い良さに魅了されました
そして、「ナンガ」という小さな会社のヒストリーとこだわりに惹かれる一人です^^伊吹山の麓にあるので、登山後に本社に潜入したこともあります(笑)
より詳しくナンガを知るにはこちらが一番
こちらもどうぞ
いつか家族分をと思っていましたが、1本1本買い足して、ようやく4本目のナンガを迎え入れることが出来ました
左から
オーロラ600DX
オーロラ450DX
スウェルバッグ280DX
今回のUDD BAG380DX
カラーはバラバラなんですが、今回のオレンジは、先日デビューさせたこちらも国内アウトドアメーカーファイントラックの国産テント「カミナドーム」のオレンジカラーに合わせてみました^^
「永久保証」「国内生産」にこだわるナンガ
ナンガの代名詞と言ってもいいこの二つのキーワード
特に「永久保証」を聞いた時はびっくりしましたね~アウトドア用品というのはどうしても消耗品というイメージがありましたから
でも、ナンガはそれをやり抜いています。私はまだ修理等はお願いしたことがないのですが、本社で少し話を聞いた時にはかなりスピーディーに対応してくそうだなと感じました。
この二つのキーワードからして、そのこだわりを持つ会社の作るシュラフはどんなものなんだろう?
夏に向けホームセンターには数千円台のシュラフが並ぶ時期。
ナンガは正直高いです、でも安心です
そう思っています^^
装備の軽量・コンパクト化を目指して
ではUDD BAG380DXを少しご紹介
なぜ今回シュラフを買い足そうと思ったかというと、シュラフの軽量化とコンパクト化が目的でした。
収納袋は左から二つ目のオーロラ450DX以外は全てコンプレッション機能のあるものに交換してあります
ちなみに、写真は全てコンプレッション前のものですので、何となくのサイズ感の目安として見てくださいね^^
右が380DXですが、少し大きめの収納袋に入れてあり、右から二つ目のスウェルバッグ280と同じ収納袋に十分入ります。
こちらです。
SEA TO SUMMIT ウルトラ シル eVent コンプレッション ドライサック XS
初めに購入したナンガオーロラ600は、我が家の中では最も冬期使用にも耐えられるモデルで、エクストリーム-30度とされています。
オートキャンプでなら寒さを感じることはほぼありませんし、電源のないキャンプの選択肢を広げてくれたものです。
ただし、重さは1250g、大きさもそれなりにあります。
今回の380DXは680gとほぼ半分の重さです。
もちろん、600DXの方が220gダウン量も多いのですが、軽量化のポイントとしては生地の薄さということになるのでしょう。
赤がオーロラ生地、オレンジがUDD BAG380の生地
オーロラはとってもシッカリしています。一方UDDは薄いですね~実際、中のダウン・フェザーまで見えてしまいます(笑)
見えるので、偏りを直すのには便利ですけどね。
オーロラシリーズの特徴は「表生地にオーロラテックス®(多孔質ポリウレタン防水コーティング素材)を使用いたしておりますのでシュラフカバーなしでそのままご使用いただけます。」とされているように、ダウンの宿敵「水濡れ」に強いのが特徴です。
では薄い生地を使ったUDD BAGはというと、「DXの羽毛に超撥水加工を施した高品質で高機能ダウン(770FP)を使用し、最大の弱点であった水濡れを克服しております。・生地/15dnナイロンシレ撥水加工」とされています。
こちらは羽毛自体に超撥水加工という特殊な加工がされているということです。
決してシュラフカバーがいらないとは言いませんが、ビショビショに浸水させなければ、まずオートキャンプでならいらないと言っていいように思います。
季節と使用環境に合わせて使い分け
先に購入していたスウェルバッグ280DXとUDD BAG380DXは、春から秋の私と長男みーの山用シュラフ。
さらにオールシーズンのオートキャンプ、夏場の標高の高い地点の避暑キャンプ用の私と次男みぃ君用として使う予定です。
オーロラ2つは-10℃を下回る様な冬の私とみーの山用。
冬場のオートキャンプでのみーママとみー用と考えています。
特に女性は冷えを感じやすいと言われていますのでね^^
2歳のみぃ君が比較的薄手のシュラフということになっているのは、幼児の体温の高さや、シュラフそのものになかなか慣れがないということから、実際には肌触りのいいブランケットなどをかけ、その上からシュラフをかけるという対応が多いという我が家なりの状況によるものです。
みーと二人での山行で考えると
先の600DXが1250g、450DXが1000gで合計2250g
380DXが680g、280DXが585gで1265g
約1kgほどの軽量化となっています^^これはかなりありがたい。
コンプレッションするとこんな感じです
ビフォー
アフター
ザックにも入れやすくなりますね^^
当たり前ですが、普段の保管では出来るだけ羽毛・フェザーを楽にさせてあげたほうがいいようで、できれば布団収納袋ぐらいに入れておくのがいいようですね^^4つとなると・・・我が家のスペース的にはなかなか困難ですが^^;(笑)
380DXの使い勝手
さて、UDD BAG380DX。すでに何度も使用しています。
写真は肩口の絞りです。肩口からの空気の抜けを防ぐと温かさは随分違いますから、この紐をグッと引っ張って、顔の一部だけ出すようにするわけですね。
先日の蝶ヶ岳でも使用しました。
設営面は雪。翌朝にはテント内の水が凍っていましたから、それなりに冷えたのだろうと思いますが、全く寒さは感じませんでした。が、このあたりは個人差がとても大きいので、一つの参考ぐらいにしかならないと思います。
チャックは噛まない用に工夫されています^^滑りもいいです。
私の使っているオーロラ(今のオーロラはわかりません)はこの加工がされていないのですが、ちょこちょこ噛みます^^;
交換してもらおうかなと思う唯一の点ですね~
片付けが楽なのはダウンシュラフの大きな利点
ダウンシュラフの特徴は膨らみ、そしてコンパクトになるという点ですが。仕舞うのもととても楽。
収納袋にギュウギュウと押し込んでいくと誰でも簡単に仕舞うことができます。
オートキャンプなどでも撤収って時間との闘いで大変ですよね?そのストレスを多少は緩和してくれるかもしれませんよ。
最新情報をお届けします
Twitter でみーパパをフォローしよう!
Follow @msn614コメント ( 3 )
トラックバックは利用できません。
こんにちは。
シュラフ選びで迷っていたので、このブログがとても参考になりました。使用感など、とても詳しく書いてあり助かります。ありがとうございました!
こんにちは。
お役に立てたようで幸いです。
380DXはサイズと対応温度帯のバランスが良く、厳冬期以外では年中使っています。オススメです。
お返事ありがとうございます。
まだテント泊をしたことがないのですが、今年デビューしようと思いシュラフを探しておりました。
結局あの後、UDD BAG 380DXを購入しました。使うのが楽しみです。
他の記事も参考にさせていただきます。