【マキノ高原キャンプ場】広々とした高原が爽快なマキノ高原はまるで西のふもとっぱら

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最終更新日 2023-12-05先日、職場の20代の女子から「〇〇さん(私の名前)、GWにキャンプ行こうと思うんですけど、どこかいいとこありますか?」と突然聞かれました。聞けばテントは持っていないらしいですが、彼氏と行ってみたいそうです。

その少し前には「〇〇さんキャンプよくやってるみたいですね~冬キャンやってみたいんですよね」と保育園で顔見知りのお母さんから突然声をかけられました。

周囲のキャンプ熱の高まりに驚愕し、今年のGW期間の行先として早々にとあるキャンプ場を「予約」しました。こんなことは初めてです。ちなみに今回書きます「マキノ高原キャンプ場」、GW後半はまだまだ200張り以上空いているようです。とても広大な敷地で爽快なキャンプ場です。

では本編いってみたいと思います。

秋の空気を楽しんだマキノ高原キャンプ場

時は2018年9月22日~24日、秋分の日の3連休に遡ります。もう随分と時間が経ってしまいましたが、写真を見ていると様々な記憶がよみがえってきます。

どことなく「ふもとっぱらに」似ているよね

この日、名古屋の自宅から1時間半、琵琶湖畔にほど近い「マキノ高原キャンプ場」へ家族4人で出かけました。

ユックリと出発したこともあり、到着は昼を大きく超えてしまっていました。9月の3連休でとにかく多くのテントが立ち並ぶ中、それでもとても広々とした高原サイトの中央付近にポッカリと空いているスペースを発見出来ました。

ちなみにマキノ高原キャンプ場、冬場は雪遊びが楽しめるスノーフィールドとして営業されているため、サイト全体が微妙に斜めっているのが特徴です。

この日はテントマークデザインの焚き火タープレクタ、ヒルバーグのナロ3GT、MSRのエリクサー2を張りました。

富士山はないけれど、どことなく「ふもとっぱら」の雰囲気を感じます。

キャンプ場に点々と設置されている水場もシンクがドンと設置されているだけで「ふもとっぱら」にソックリ。トイレが若干遠いところも似ているかも(笑)

秋、2人は早速虫捕りに夢中。

みぃ君はみーに捕ってもらったバッタを持たせてもらって満面の笑み。名古屋市内だと虫捕りもなかなか大変。キャンプ場ならではです。

この日はとても風が強く、日がまだ落ちる前から体感的にはかなり涼しく、少し肌寒くなってきました。

日が落ちると高原の空気は一層ヒンヤリとしてきましたが、焚き火タープの下で焚き火をすれば暖かい空気でタープ下がほんわか包まれます。この雰囲気が秋キャンプ独特の心地よさでしょうか。

この日はAmazonプライムビデオでダウンロードしておいた「ドラえもん」の映画をみんなで鑑賞し、秋の夜長をノンビリ過ごしました。

妻とみぃ君が寝た後はテスト勉強をするみー、私は読書の時間。写真に写るランタンはルーメナ―。1つだけで十分明るくサイト全体を照らしてくれています。焚き火タープレクタの大きさはファミリーで使うにはピッタリ。遮光性もバッチリです。

ルーメナー ルーメナー7 LUMENA ランタン ライト LEDランタン <2019 春夏>

秋の夜長キャンプを彩ってくれる焚き火。

この日、みーはエリクサーで、妻とみぃ君はナロ3GTで。私はタープ下のコットで星を眺めながら寝ていきました。

翌朝、赤坂山へモーニングハイクへ

翌朝はキャンプ場から登山道が整備される山、花の百名山「赤坂山」へモーニングハイクへ。

まだ暗い内からシュラフから抜け出し、準備しておいた荷物を背負って出発です。

赤坂山
野坂山地に位置する山で、標高は823.8mである。高島トレイルの一角を担い、景観の良さから多くの登山客が訪れる。山頂は県境となっており、尾根沿いに縦走する高島トレイルと共に近畿の登山家にはよく知られている。尾根沿いを越える峠としては黒河峠や粟柄越などがある。花の山として有名で、ツツジやスミレ、カタクリなども自生しているなど植物が自然の姿を保つ緑豊かな山である。

寝静まるテントの森を抜け、キャンプ場の奥手から伸びる登山道へ。非常によく手入れされており、登る毎にチラチラと眼下に広がる街の光も見えます。ゆるやかに標高を上げていきます。登り始めこの時期の低山はまだまだムシっとした空気が体を包みます。

空が薄いオレンジ色に染まっていきます。わずかに雲海も発生し、綺麗な朝の景色を楽しみながら静かに標高を上げていきます。

山頂付近にはススキの原と高圧電力の鉄塔。

登り始めから1時間(コースタイム1時間45分)ほどで赤坂山山頂に到着。日の出には若干間に合いませんでした。

大きな琵琶湖が朝陽を浴びて輝いていくのはとても美しい時間でした。

山頂はススキの原が風で揺られ、低山ながら360度の展望が気持ちよい山でした。ただ、5分もいると汗が冷えてきたので、朝ごはんに間に合うように下ります。

登りでは真っ暗で気が付きませんでしたが、登山道脇には綺麗な沢が流れていました。

下りはあっという間。30分超で下りてきました。

マキノ高原キャンプ場の奥から登山道が伸びる赤坂山。今回は時間がなくて歩けませんでしたが、さらに歩を伸ばせれば周回出来るようなルートも整備されています。キャンプと一緒にちょっとハイキングというのも出来るキャンプも楽しいですよ。

登る前に注意いくら整備されているとは言え標高差は700m、往復8kmになります。沢沿いで足元が滑る箇所もありますので子どもだけで行かせないこと、水分やおやつなどをしっかり準備すること、スマホなど連絡手段を持っていくことなどが必ず必要です。

 

戻ってくると、3人は既に起きだしていました。みぃ君は早起きなのでわかりますが、あと2人は珍しい。

コーヒー豆を挽いてもらって登山後の一杯。美味しかったです!

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我が家がお気に入りなのはイルガチェフェ・コンガという豆。爽やかなスッキリした香と味です。近所の豆屋さんで購入して持って行っていますが、ドリップパックに入ったのもおススメ。キャンプでのコーヒータイムが楽しみになること請け合いです。

タップリ遊んだ頭の上に美しい秋空広がる

マキノ高原、前回伺ったのは2013年の4月でした。広々としたキャンプ場も春を迎え、枯れた芝草が広がる美しいキャンプ場という印象でしたが、今回は秋空がとっても印象的でした。

世界史の勉強をしていました。このところ何故か英語にハマっていて、中学入学当初は最も苦手だったのに今では得意科目になっています。世界史の大きな流れを大づかみにストーリーとして掴むことも大事なことなんだよなんていう話をしながら、ノンビリと朝ごはん。

まずは昨日行かなかった温泉へ行こうという話になり、向かったのは車で数分の「マキノ白谷温泉八王子荘」。キャンプ場に併設する「温泉さらさ」でも良かったのですが、白谷温泉の方が料金が安かったので。

写真は撮れませんでしたが、綺麗な館内に宿泊客らしい入浴の方がいましたが、空いていてノンビリ楽しめました。冬期は休業中?なのか、現在休館中らしいです。

MSRのエリクサー2はフライのカラーが変わったんですね。どうなんでしょう・・・個人的には変更しない方が良かったような(笑)

虫捕りしたり

キャンプ場脇に流れる川で遊んだり

焼き芋したり

そうこうしながら遊んでいると

綺麗な空が印象的な夕暮れでした

晩御飯は簡単肉うどん。

月が雲間から覗く夜、今晩も「映画ドラえもん」の鑑賞タイム。

みーは塾の端末を持ち込んで勉強していましたが、この後のテストはあまり芳しくなかったですね~今年は受験の都市。GWは家族4人で一緒に行きたいなと思うのですが、塾からは「自由時間はない!」みたいなことが盛んに言われています。

赤とんぼが飛び交う撤収日の朝

撤収日の朝、目を覚ますと朝陽がタープ下のシュラフにも差し込んできました。

青々とした芝草に差す日差しが美しく、思わずカメラを持ってシュラフから出ました。

サイトには車が横付けに出来るマキノ高原キャンプ場。撤収はラクラク簡単です。テントが小さいと、テント自体の撤収はわずか数分です。撤収が楽だと沢山遊べるのでいいんですよね。

この日はトンボが物凄い数で飛び回っていて、みぃ君は何匹も手で捕まえて「とんぼとりめいじん!」と自慢していました。

箱館山コキアパーク

早い時間に撤収し、「箱館山コキアパーク」へ行ってみることにしました。

駐車場からゴンドラに乗って入園します。ゴンドラからは琵琶湖が一望出来ていい眺めです。

遊び場が少しだけありましたが、混むこともなく自由に遊べます。コキアは植物の名前で秋になると赤く紅葉するのですが、この時はまだ少し早かったようです。

一しきり遊び、帰りの車の中では3人ともグッスリ寝ていましたね。

マキノ高原キャンプ場まとめ

昨年秋に行ったマキノ高原キャンプ場。随分前に行った時にはほとんど貸し切りのようなガラガラのキャンプ場でしたが、このところのブームもあってかとても大勢の人がキャンプで訪れていました。

広々としたサイトは林間サイトや高原サイトなどいくつかに分かれていますが、開放感があっていいキャンプ場だと思います。また、購入出来る薪の質も良かったです。ただし、一束800円とかなり高めですね。

マキノ高原キャンプ場は冬場はスキーリゾートとして営業しており、雪中キャンプも「経験者」限定で開放されています。しかし今年は雪が全く降らなかったそうです。

広々とした爽快なキャンプ場。高原と言っても標高はそれほど高くなく、夏場などは日陰もなくかなり暑くなるだろうとは思いますが、とにかく開放的な気持ちのいいキャンプ場だと思います。

マキノ高原キャンプ場基本情報

時間
チェックイン 13:00~17:00
チェックアウト  12:00
追加料金でアーリーチェックイン・レイトアウトもできます。
(繁忙期は不可の場合があります)
※繁忙時は、チェックインタイム変更あり(お問い合わせください)

※チェックイン時間はこれだけ混んでいると時間通り入るという様子ではなく、早めに入れていたようです。

料金
林間サイト 持ち込みテント     5,000円
常設テント       6,000円
高原サイト 持ち込みテント     4,500円
広場・展望・川サイト 持ち込みテント5,000円
森の隠れ家サイト 持ち込みテント  5,500円

利用料
3歳~小学生 200円
中学生以上   300円

 

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