「グリーンパーク山東」名古屋から車で1時間、気軽にファミキャンを楽しむのに丁度いいキャンプ場

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最終更新日 2023-12-05新しい年度が始まり、別れと出会いが交錯する4月。個人的には一年の中でも最も苦手で、出来れば巡って来てほしくないとまで思えてしまう4月。

何だか苦手なんですよね・・・この季節が。

年度初めの忙しさの中でいつの間にかその寂しさとも同居して、気が付くといつの間にか5月になり、そしてすぐに夏・・・いつの間にかそのもの悲しさからも脱却できるのだろうと思うのですが。毎年繰り返しているのに苦手さが軽減する気配は全くありません。

そんな心の内をこうやってブログに吐き出すというだけでも少し気持ちが紛れたりするから不思議な、そしてこのブログがあってくれて良かったと思ったりするのです。

そんな4月という季節が巡って来る直前、3月の23日~24日に滋賀県のキャンプ場「グリーンパーク山東」へ、在園児代表として保育園の卒園式を午前中に終えたみぃ君と私の2人で行ってきました。

来訪は2年以上ぶりかな?定かではありません(笑)。こちらは恐らく我が家が最も回数多く通っているキャンプ場です。

毎回「グリーンパーク山東」に思うのは、名古屋や関西からファミキャンに来るには「ちょうどいいキャンプ場」だなということ。今回、少し変わっている場所もありましたので、そのあたりも触れながら記録を残しておこうと思います。

では本編です。

2019年度「グリーンパーク山東」シーズンオープン日に行ってきた

滋賀県と言えば琵琶湖と伊吹山?グリーンパーク山東は琵琶湖からは少し距離がありますが、伊吹山はすぐ目の前というロケーションに広がる公園の中のキャンプ場。

近くにはスーパーもコンビニも、そして民家もあるという環境ですが、それでもキャンプの楽しさを感じることの出来る場所です。

数年前までは年中オープンしていましたが、ここ数年は12月初めから3月末頃までクローズ。そして、2019年度は訪れた3月23日がキャンプ場のオープン日でありました。

チェックイン時間に到着すると既に結構入っていました

グリーンパーク山東には区画とフリーの主に2種類のキャンプスペースがありますが、最近では広大なフリーサイトでさえも人気で一杯になることも。流石にまだ3月のこの時期なら大丈夫だろうと思い、予約せずに当日現地に到着したのは1時過ぎでした。

ちなみチェックインは13時からとなっていますが、着いたころには既に結構な数のテントがフリーサイトにも張られていました。アーリーチェックインは空きがあれば9時から可能(別途1500円)。受付のお兄さんに聞くと区画は早くも満杯とのこと。人気のほどが伺えます。指定の料金(2200円税別)を支払っていざ入場です。

芝、林間、色々な表情を持つ広大なフリーサイト

フリーサイトは車を入れることが出来ないので、いつものように手持ちの台車とキャンプ場の台車で何往復かします。

代り映えしませんがヒルバーグアトラスです。まあ設営が簡単なんで。

今回というか、いつもフリーサイトの入り口に一番近いあたりに張るのですが、今回も同じです。トイレが近いのでね(笑)

フリーサイトはかなり広く、入り口から奥側を見ると、端までは見えません。奥にいくと木々が生い茂る地帯に入り、その中もフリーサイトになります。実際200張り程度は余裕で入るでしょうね。でもそんな込むのは勘弁したいところですが。

このキャンプ場、標高が高いというような場所ではないため、夏場には物凄い暑さになります。以前熱中症気味になったことがあり、それ以降夏場は避けているのですが、林間のフリーサイトならばそんな時期でも若干違うのかもしれません。

場内には人工的な川が流れています。人口的と言っても、6月頃にはこの川沿いにもホタルが現れ、テントにいながらホタルが飛び交う様子が見られます。以前よりも草が刈られて綺麗になっている印象でした。

レイアウトは・・・いつもと同じ、2人なのでコット寝です。クーラーボックスもギリギリいいだろうと思い、シアトルスポーツのそれにしました。一泊して帰っても氷が残っていましたから正解ですね。

「コマ回し」がメインイベント

さて、キャンプへ行こうかとなると「行く行くー」と大喜びするみぃ君ですが、今回はキャンプで「コマ回し」をするということが最大のイベントでした。

しかし、まずは腹ごしらえです。

今回は生まれて初めてのカレーヌードルに挑戦です(笑)。

もう一つは岐阜の郷土料理「鶏ちゃん」。

どちらも美味しくいただけました。

食べていると少し風が強くなってきました。日差しは暖かいのですが、まだまだ3月ですね。上着を一枚着れば対応できましたが、防寒対策も必要です。ちなみに、そろそろGWも近づいてきますが、場所によってはまだまだ夜は冷えます。上着、防寒着は必須ですよ。去年の戸隠ではGWに雪降りましたから(笑)

食後はお待ちかねのコマ回しスタートです。最近保育園で流行っており、一番上の年齢が上手に回すのを見ていて興味がわいたようです。毎日毎日家でも練習し、今では保育園でも一番上手に回せたり、手の上に乗せられるようになりました。

巻いて巻いて~

手製のコマ板。家ではこの上で毎日いくつも回して兄のみーと勝負したりしています。

この日も何度も何度も練習していました。この人の強みは粘り強さですね。

キャンプの遊びが1つ増えました。

広々自由に使える芝のグランドでブーメラン

コマがひと段落すると、ブーメランを持って目の前のグラウンドへ。こちら、自由に使うことが出来る広い芝のグランド。区画サイトに面して広がっています。

残念ながら風が強くてブーメランには適さない天候でしたが、伊吹山を眺めながら、気持ちよく2人で走り回りました。

使いやすくリニューアルされた鴨池荘のお風呂へ

ご飯も食べ、遊び回ったので暗くなる前に歩いて数分の「鴨池荘」の銭湯へ。テントサイトからは歩いてほんの数分です。以前はこちらでキャンプの受付をやられていたこともありましたね。

こちら、いわゆる「温泉」ではありませんが、キャンプ場から歩いてお風呂に入りに行けるというのはなかなかです。

久しぶりに訪れてみると、オフシーズンの間に大きく改装されていたようです。

受付で料金を支払い(精算機)、奥へ進むと~

随分違っています。これまでは殺風景な廊下に男女それぞれ入り口があり、脱衣所はとっても狭くて不便でした。

今回中は撮れませんでしたが、結構な人数が同時に入っても着替えられるだけの大きくて清潔な脱衣所に生まれ変わっていました。また洗い場の数も増え、順番で待つというようなことも解消されていました。大歓迎ですね。

ただし、料金は結構高いです。大人(中学生以上)で土日祝の場合700円、2歳以上は400円です。

3月末、まだまだ冷え込む夜のグリーンパーク山東

お風呂を上がり、テントまで戻ってくるとすでに太陽が沈みかけています。昼間強かった風がだいぶ収まってきていたので、2人でブーメランを飛ばそうとしばらく遊んでいました。

区画サイトもフリーサイトもランタンの灯りが付き始め、雰囲気のいい時間帯ですね。

この日は結構冷えました。

焚き火が気持ちのいい季節です。寒すぎず、暑いこともない。ただ、風が強かったので少しだけ楽しみました。

この日のメインは肉うどん。フジカではおでんを煮込んでいただきます。

この頃、読んでいたのはノーベル文学賞を受賞されたカズオイシグロの「わたしを離さないで」。今まで読んだことのないきめ細やかな描写が印象に残る一冊でした。読了してしばらく経ちましたが、本から想像した映像が今でも脳裏をよぎります。

焚き火は早々に終了し、アトラス内で「ドラえもん」鑑賞会(笑)そうこうしながら夜は更けていくのでした。

この時期のキャンプ場は流石に静かです。風の音を感じながら、気持ちよく眠っていくことが出来ました。まさにリフレッシュキャンプです。

前日のポカポカ陽気はどこへ?朝、伊吹山は雪化粧

明け方、テントを何かが叩く音でかすかに目を開けることが出来ました。「雨?」と思いながら、眠さに勝てずにそのまま眠ってしまったのですが、

どうも降っていたのは雪だったようで。

伊吹山も一晩で雪化粧となりました。

明け方こそどんよりした雲の立ち込める天気でしたが、朝陽が昇る頃には青空に。明け方に降った雪もすぐに溶けてしまいました。

良く寝たみぃ君。朝ごはんはお米を炊いて、お味噌汁と卵焼きとウインナー。簡単定番キャンプ朝ごはんです。それでもニコニコ食べてくれるから、子どもとこんな時間を過ごせて嬉しいです。

食後は前日残した薪で朝焚き火。この人本当に焚き火好き。ファイヤーブラスターも上手に使えるようになりました。

そんなこんなで撤収は完全にアトラスが渇いてからゆっくりと。特別なことがあったわけではない、本当にノンビリ時間を過ごせた「ゆるキャンinグリーンパーク山東」でした。

名古屋圏・関西圏から「ちょうどいい」

さて、本編は簡単にまとめてみましたが最後に少し「グリーンパーク山東」で毎回思うことを少し書き残しておきます。

というのも毎回ここに来て思うのは、関西や名古屋から「ちょうどいい距離」「ちょうどいい環境」「ちょうどいい価格」など、ファミキャンやるには丁度いいキャンプ場だな~と思うということです。

名古屋からは約1時間、「遠すぎず近すぎず」ちょうどいい距離感

名古屋も広いので一概には言えませんが、我が家からグリーンパーク山東までは1時間弱。空いていれば約50分で到着します。過去にはキャンプ場から出勤し、仕事を終えて再度戻ったこともあります。

そんな近さと同時に、1時間ぐらいの距離というのは向かうのにもドキドキ感を持て、「近すぎず遠すぎず」非日常が体感出来るちょうどいい感じなのかなと思います。このくらいの距離感だからこそ、何度も訪れてみようと思えます。

ちょうどいい環境

キャンプ場の周りには民家もあり、確かに大自然の真っただ中!という環境ではありませんが、その分スーパーやコンビニ、いざという時の病院などもあり、ファミキャン始めには親切な環境だと思います。

それに、日本百名山の1つ「伊吹山」が目の前にそびえ、独立峰ならではで特に雪を被るととても美しいのです。そんな所は大きな魅力だと思います。

父子だとありがたい価格

今回のキャンプでかかった費用はテント1張り2000円、入場料200円(小学生以上)税別の金額。総額2000円ちょっと超えるぐらいです。

山東の料金体系(フリーサイト)は、テントやタープを一張り当たり2000円で計算するので、出来るだけテントを多く張らずに過ごすことが鍵になりますが、それが出来れば安くすみます。秋口ぐらいならタープだけ張って、森林香でも焚いていれば、その下で家族全員寝ちゃうことも出来ると思います。経験が必要ですが。

残念だったこと

つらつらとグリーンパーク山東の魅力も書いてみましたが、二つほど残念な点も書かないといけません。

1つは、フリーサイトに荷物を運びこむためのキャンプ場備え付けのカートがボロボロということ。

これは一例ですが、台数も本当に少ないうえに、あるものがボロボロで半分使い物にならないカートも放置されています。このあたりの管理とか補修はしっかりやってもらいたいなと切実に感じます。写真のは底抜けてますからね。

もう一つは薪。山東の薪は一束700円。あっという間に燃える杉の薪?でしょうか。本当にあっという間に燃えてしまいます。よく乾燥していると言えばそうですし、今や薪も各地で高騰しているなということも感じますが、結構高いなと思います。

最後に少し残念だったことなんかも書きながらも、それでもグリーンパーク山東のオープン日のキャンプは楽しく父子キャンプが出来ました。とにかく近いですから、またちょくちょく足を運ぼうと思っています。

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